図書館及び酒の日

仕事。日差しが強い。暑かった。
日向はまだ真夏に及ばないが、日陰にいると夏休みを思い出す空気。

夜。仕事場が北千住だったので、そのまま足立区の中央図書館へ。
戯曲を何冊か借りる。井上ひさしがてんぷくトリオに書いた全コント(130本以上)が載っている本も借りたかったのだが、辞書並みの厚さだったため、今日はよす。持ち帰るのに覚悟がいる重さ。その場で少し読んだが、古いしベタなのだけれど、いま読んでも尖っている。攻めてる。そして笑える。今度は荷物を軽くして借りに行こう。
帰り、金曜日で賑やかだったこともあり、つられてふらりと入って一杯だけ飲む。シチュー400円が魅力的だったが、がっつり食べると長っ尻になってしまうので止して、もつ焼きとビール。チューハイ。
混んでいたのでさっと出る。安くてうまかった。ちょうど良い。

帰って、またビールとチューハイ。

戯曲。
岡田利規「地面と床」。
生者と死者。記憶。生活。ひとりひとりにあえて明確なキャラクターもつけつつ、かなりストレートな言葉で語られる。この作品が初演された2014年現在の空気。とても面白かった。字幕に追いつかないスピードでひとり語りをしながらだんだんといらつく女の人のくだりは、笑っていたらいつの間にか、なんというか頭につんとくる話になっていて、とてもどきどきした。
しかし、やはり戯曲は声に出して読みたいな。