ヒマを創るタイムマネジメント

乱読のススメ

実は、私の読書そのものの幅が広がったのは、この浪人時代なのだ。なにしろヒマだったので(流石に1日15時間も勉強なんてしていられない)、手当たり次第に本(お金はないので文庫本中心)を読んだ。・・・ヒマでなければ、浪人していなかったら、あれらの本を読んでいただろうか。それだけをとっても、浪人した意味はあった。冗談ではなく、そう思う。マンガの最終節でも書いたが、「ヒマ」は大切な人間の本質。
意識的にヒマを創ろう、そして、気の向くままにそれを過ごそう(三谷 2006:144)。

忙しい中にも、あえてヒマな時間を作り出すのが、うまいタイムマネジメントかもしれない。わざとヒマな日を作り、ただ、なんとなく大きな書店にいって、面白そうなものを手当たり次第に立ち読みし、それで一日過ごしてしまう、なんていう日が何日もあってもいいかもしれない。