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2012-01-20

地球上で一番仲間はずれな生き物

Zoologger: The most bizarre life story on Earth? - life - 28 April 2010 - New Scientistより。

その名はSymbion pandora
大西洋に住むヨーロッパアカザエビの口器に寄生している無脊椎動物である。有輪動物門なのだけれど、これは一門一属である。他に誰もいない。門というと例えば我々なら脊索動物門なので、これはずいぶん根っこの所で一人ぼっちと言えよう。見た目はこんな感じ。どうですかね。

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SEM of two feeding stages of Symbion pandora on a Nephrops norvegicus seta; individual on left is in feeding position | EOLspecies Photographer: P. Funch and R.M. KristensenRights holder: P. Funch and R.M. Kristensen CC BY-NC-SA
仲間はずれとか書いておいて二人並んですまし顔だったな。まあいいか。かわいい感じがしないでもないこともないかも。袋状で丸い胴体。固着するための柄がある。前端には繊毛冠がある。論文はNatureです。http://www.nature.com/nature/journal/v378/n6558/abs/378711a0.html(1995年)。



調べていたら、あーこっちのが仲間はずれ度が高いかなというのがあった。

サリネラ

Salinella salve。一胚葉動物門サリネラ属でこいつもオンリーワンである。1892年アルゼンチンで偶然に発見された無脊椎動物だという。一層の細胞で構成された筒状の体に口と肛門がある感じ。発生で言う「胞胚」っぽいのに消化管があるという変な生き物(普通は胞胚から原腸胚に発生が進んで原腸が消化管になる)。だがしかし最初の発見以降は二度とその姿が観察されたことがなく、存在が疑問視されている。

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wikipedia:サリネラよりパブリックドメイン
仲間がいない上にその存在すら否定されつつある、何とも哀れな生物ではないだろうか。

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