3年

奇しくも、3年前の同じ日に、最後のエントリを書いていたらしい。この間、はてブの入力画面も色々変わっている。

3年。
色々なことがあった。
彼女に別れを告げられたり、twitter/FB始めたり、現場が変わったり、新規事業の責任者になったり、新しい女性と出会ったり、引越したり。

最近は精神的に不安定だ。そのせいで仕事を休む日もあるくらい。辛い。何もヤル気がしない日もある。心が弱いんだろう。認めたくないけど、多分そうだ。ガキの頃、今はもうなくなってしまったばあちゃんが、あの子は教会に通わせた方が良い、と母に言っていたそうだが、それは、そう言うことだったのだろう。
精神的に落ちてしまう悩みのネタは、仕事と新しい女性のことだ。

新規事業は、最近面白くなってきたけど、こいつとはずっと付き合いたいと思う奴が出来るほど、修羅場はくぐってなくて、前の現場で作ったような戦友が居ない。誰からともなく、一杯行きますかって言うシーンも今のところない。そう云うのって、前の現場で10年掛けて作ったような関係だから、仕方がないけど。

恋愛というのは、本来悩みの宝庫だから、それはそれで当然なんだろう。付き合い始める前の微妙な時期は、悩みなんかなくて、毎日楽しかったんだけれど。恋愛は何度やっても慣れない。慣れてる奴が居るとしたら、それは多分恋愛ではないと思える自分が居るんだけど、久しぶりに女性と付き合うから、やっぱり悩む。でも、これって悩みなんだろうか。寂しいってだけなのか。寂しさに耐えられないだけなのか。
お互い若者と言う歳でもないから、結婚って言うのも頭を過る。作るかどうかは別にして、この人に自分の子供の母親になって欲しいとも思う。これは幸か不幸か初めてのことだ。
沈んでると変なこと考え始める。愛を手にしたと思うと、途端に失いたくないと思い始めるからだろう。久しぶりに、ここに書こうと思い立ったのは、その変なことを考え始めたからだけど、書いてたら落ち着いてきた。
慣れたらお終いなのかも知れないけど、寂しいなー。

ご冥福を祈ります

大切な仲間をなくしました。私にないものを沢山持っている人でした。志半ばでの若すぎる死です。凄まじい闘病生活だったはずなのに、そんな素振りは一切見せず、最後まで笑顔でした。残念です。こんなに悲しい思いをするのは久しぶりです。安らかにお眠り下さい。

久しぶりに小説を読む

だいぶ前に買って積んどいた小説を読みました。頭を真っ白にするには小説も良いですね。意外に面白かった。アイルランドの薔薇ってタイトルです。私は評論家ではないので、気を散らされずに読めれば良いのですが、二つ気になりました。一つは、誰の視点で書いているのか、分からなくなることがあります。視点を示すには色んなやり方がありますが、はっきり言うと下手な部類ではないかなぁ。もう一つは、アイルランド人がそんなことするか、っていう表現があって、ディテールの無謬性と言うか、そう言うのにこだわってないなぁ、ってことです。処女作らしいので、もう一作くらいその内読んでみます。

アイルランドの薔薇 (光文社文庫)