九州新幹線の開業から10年

九州新幹線新八代鹿児島中央間が開業してから10年経ちました。今から10年前の2004(H16)年3月13日に、新八代新水俣〜出水〜川内〜鹿児島中央(旧、西鹿児島)間が開業し、全て800系の6両編成によるつばめ号が使われていて、博多〜新八代間で、九州新幹線に接続するリレーつばめ号が787系によって運転されていました。

この開業によって、八代〜川内間が肥薩おれんじ鉄道に移管されていたし。

今から3年前の2011(H23)年3月12日には、博多まで延長され、N700系による新大阪〜鹿児島中央間の直通運転も行われるようになっていました。

山陽新幹線との直通列車は、N700系の8両編成(グリーン車付き)に限定され、通常バージョンがさくら号、速達バージョンがみずほ号と、どちらもかつて東京と九州を結んでいたブルートレインから愛称名が受け継がれています。

みずほ号は、途中、新神戸、岡山、広島、小倉、博多、熊本に停車し、新大阪〜熊本間2時間58分、新大阪〜鹿児島中央間3時間42分で結ばれています。

みずほ号は、3月15日からさくら号の1往復がみずほ号に格上げされ、みずほ601,607,604,610号(うち、みずほ607号と604号はさくら号からの格上げ列車)の2往復が姫路駅にも止まるようになります。

つばめ号は、九州新幹線での各駅停車の運用で、日中は全て博多〜熊本間となっています。

開業当時から使われている800系(モノクラスの6両編成)は、九州新幹線での限定運用で、つばめ号のほか、九州新幹線内でのさくら号にも使われています。

逆にN700系がつばめ号にも使われる運用があるし。

N700系さくら、みずほ号の車内の案内

普通車自由席(座席配列3+2) 1〜3号車

普通車指定席(座席配列2+2) 4,5,7,8号車と6号車の一部

グリーン車 6号車の一部(新大阪寄り,座席配列2+2の24席)

トイレ・化粧室 1,3,5,7号車(うち、5号車に女性専用トイレ・パウダールーム、7号車に車椅子対応トイレあり)

喫煙ルーム 3,7号車

内装は、800系と同様に和のテイストが生かされています。

JR九州所有の列車の車両基地(800系及びN700系8000番台)は、熊本にある熊本総合車両所で、全線開業前は、川内新幹線車両センター(川内駅付近、薩摩川内市)が使われていました。現在は留置線に格下げされ、鹿児島中央発着列車の夜間停泊に使われているし。

鹿児島には、桜島があるので、さくら号の愛称名に相応しいと思います。

編成記号は、JR西日本所有編成(博多総合車両所所属)がS編成、JR九州所有編成(熊本総合車両所所属)がR編成で、一昨年3月までの間に、前者が19編成、後者が11編成導入されていました。

こちらは東海道・山陽新幹線で使われているN700系N700Aとは異なり、8両のオールM編成で、博多〜新鳥栖間や新八代駅以南の急勾配区間に対応しているのが特徴であるし。

これらの編成により、新大阪〜博多間のひかり号(ひかりレールスター)の大部分が九州新幹線直通列車にシフトされ、レールスターの700系7000番台(E編成)がこだま号に転用されて、玉突きで100系が置き換えられたのであります。

外観や内装は、西日本車と九州車共通であり、KYUSHU/WEST JAPANのロゴマークもあります。

九州新幹線新八代鹿児島中央間の部分開業から10年経ったということで早いもんだなと思いました。この日は上越新幹線本庄早稲田駅が開業した時でもあるし。

九州新幹線の博多〜新八代間の全線開業から3月12日で3年経ったけど、前日に発生した東日本大震災の影響により開業セレモニーが中止されていました。

九州新幹線のほうは未だ乗ったことがないけど、新大阪駅で、九州新幹線直通バージョンのN700系を撮影することが出来て良かったと思っています。

九州新幹線直通運用では、JR東海の鳥飼車両基地(大阪府摂津市)に入庫することもあるので、東海道新幹線も走れるようになっているけど、東海道新幹線では、JR東海との乗り入れ協定により、グリーン車3両付きの16両編成に限定されているので、東京〜鹿児島中央間の直通運用が実現していない状態となっています。

JR九州所有のR編成は、JR西日本所有のS編成と共通だけど、車内チャイムは、JR西日本車が他の編成と同様の「いい日旅立ち・西へ」、JR九州車が800系と同様の向谷実氏プロデュースによるオリジナル曲となっています。

因みにJR東海所有編成(九州新幹線とは無関係)では、「AMBITIOUS JAPAN!」が使われており、2003(H15)年10月1日から、所有会社別に分けられていることが分かります。

これまでの自動放送のチャイム曲は、のぞみ用、ひかり・こだま用に分けられていて、始終着用ののぞみ用チャイムで使われていた曲が、東海道新幹線の東京駅での発車メロディーに使われています。

帯の色は、濃藍と金色で、九州新幹線や和のイメージにピッタリであります。

九州新幹線の開業と共に新設された駅

新鳥栖駅 佐賀県鳥栖市に新設されていた、JR長崎本線への乗り換え駅で、将来的に長崎ルートへの分岐駅となる予定となっています。

筑後船小屋駅 福岡県筑後市にある鹿児島本線への乗り換え駅で、これまでの船小屋駅が移転されて開業していたし。

新大牟田駅 福岡県大牟田市に新設された駅で、JR鹿児島本線西鉄天神大牟田線大牟田駅とバスで結ばれています。

新玉名駅 熊本県玉名市に新設された駅で、JR鹿児島本線玉名駅とバスで結ばれています。

新八代駅 熊本県八代市にあるJR鹿児島本線への乗り換え駅で、部分開業当初は、11番線(九州新幹線上り線)部分にリレーつばめ号が乗り入れ、九州新幹線との対面接続が行われていました。

新水俣駅 熊本県水俣市にある新設駅で、肥薩おれんじ鉄道線(旧、鹿児島本線の八代〜川内間)にも新設されていました。

既存駅が改良された駅

博多駅 福岡県福岡市博多区にあるJR山陽新幹線博多南線鹿児島本線篠栗線(福北ゆたか線)、福岡市営地下鉄空港線への乗り換え駅で、九州新幹線の発着番線は11番線(博多始発のみ)、14,15,16番線

九州新幹線の博多延長前の3月3日には、JR博多シティという駅ビルが開業していました。

久留米駅 福岡県久留米市にあるJR鹿児島本線久大本線(ゆふ高原線)への乗り換え駅。

熊本駅 熊本県熊本市西区にある熊本市で最大の駅で、JR鹿児島本線(三角線直通を含む)、豊肥本線(阿蘇高原線)、熊本市電田崎線・幹線(A系統、田崎橋〜健軍町間)の熊本駅前電停への乗り換え駅であります。

出水駅 鹿児島県出水市にある肥薩おれんじ鉄道線への乗り換え駅で、肥薩おれんじ鉄道線車両基地もあります。

川内駅 鹿児島県薩摩川内市にある、JR鹿児島本線肥薩おれんじ鉄道線への乗り換え駅。

九州新幹線開業当時は、川内市となっていたけど、同年10月12日に樋脇町入来町東郷町祁答院町、里村、上甑村下甑村鹿島村との合併により薩摩川内市となっています。

やはり宮城県にある仙台市(読み方は同じ)と紛らわしいという問題もあったし。

川内駅も、読み方が仙台駅と同じだけど、区別する為に薩摩川内と呼んでいます。

国鉄分割民営化の直前である1987(S62)年1月9日までは、川内から薩摩大口まで、宮之城線が出ていたことがあったけど、その1年後の1988(S63)年1月31日に山野線(水俣〜薩摩大口〜栗野間)も廃止されたことによって、薩摩大口駅のあった鹿児島県大口市(現、伊佐市)が鉄道の通らない市に成り下がってしまいました。

鹿児島中央駅 その名の通り鹿児島市の中央部分にある駅(旧西鹿児島駅)で、JR鹿児島本線(日豊本線直通を含む)、指宿枕崎線鹿児島市電2系統(鹿児島中央駅前)への乗り換え駅となっています。

鹿児島中央駅の駅舎は、西鹿児島駅の時代の1996(H8)年6月に建てられていたもので、当初から九州新幹線の乗り入れを見据えた構造となっているのが特徴であります。

九州新幹線沿線の路面電車は、熊本市電鹿児島市電であり、どちらもLRT(ライトレール)が走っています。そのうちの熊本市電9700形は、1997(H9)年に導入された日本初の超低床路面電車で、後継車である0800形にも受け継がれています。

鹿児島市電では、軌道緑化も行われており、512号車による芝刈り電車も運転されています。

九州新幹線の長崎ルートのうち、武雄温泉〜諫早〜長崎間は着工されているけど、新鳥栖〜武雄温泉間は在来線の設備が活用されることになり、山形・秋田新幹線のようなミニ新幹線方式ではなく、フリーゲージトレインが使われることが予想されています。

九州新幹線で限定運用されている800系(つばめ号の大部分に使われている)は、U001〜U009編成の9編成(モノクラスの6両編成)で、座席配列は2+2、885系(白いかもめ、白いソニック)にも使われている木の内装が生かされています。こちらもやはりJR九州の車両らしく、水戸岡鋭治氏によってデザインされていたし。

2004(H16)年3月13日の開業当時は、U001〜005編成の5編成が導入されていたけど、翌年の2005(H17)年に検査時の予備編成確保によりU006編成が導入され、2009(H21)年には、内装が改良された新800系(1000番台)が3編成(U007〜009編成)導入されて現在に至っています。

この800系は、2005(H17)年度に、同じ九州を走る長崎電気軌道(長崎の路面電車)の3000形と共にローレル賞を受賞した車両でもあり、新幹線車両としては、2000(H12)年度の700系以来の受賞となっていました。

九州新幹線直通車両のベースとなったN700系は、2008(H20)年度のブルーリボン賞を受賞しているので、過去の車両(300系以前)を含めて東海道・山陽・九州新幹線を走る全ての車両がブルーリボン賞またはローレル賞受賞車となっています。

因みに、0系と500系ブルーリボン賞100系300系ローレル賞を受賞していたし。

800系では、九州新幹線開業10周年記念として、3月1日から31日までの間に、U009編成にさくらラッピングが施されていました。

昨年2月24日にモーニング娘。の選民イベントに落選敗北した代わりに銀座ベノアでのステーション♪のワンマンライブに乗車(参戦)した時に前日の池袋サンシャインシティ新星堂でのステーション♪のイベントをサボって同じサンシャインシティの噴水広場でのポッシボーのイベントに行っていたことで当時ステーション♪の乗務員(メンバー)だったいっちーこと加藤一華氏に怒られてしまったことがあったので、同年9月7日までさゆと握手出来ない状態となってしまったよ!

早く白湯と握手したいよ!

遂にポッシボーのファンから撤退することが決まりました。

秋田新幹線こまちの新型車両であるE6系は、あいりんの色でもあります。

ステーション♪のメンバーを都電荒川線の8500形以降の王子家インバータ車に例えたなら、ねねちこと南寧々氏=9000形(新レトロ電車、まろ電)、まみたんこと小池真実氏=8500形のうちの8502〜8505号車(めろ電)、あいりんこと神野愛莉氏、きなりんこと石川きなり氏=8800形(4色の新型車両、あや電、前者は8801〜8809号車、後者は8810号車)

都電の8800形はツインテール姿の女性に似ているので、あいりんもその一人であります。

次にさゆ、あやちょ、はるなん、りなりな、佐保ちゃん、あいりん、まみたん、きなりん、しょこりん、ゆかっぴと握手出来るのはいつになるんだろう?