フェアリー詰将棋没作供養・再録(8)

Twitterで深夜にときどきアップしているフェアリー詰将棋の試作・没作の再録その8。
今回は背面ばか詰・安北ばか詰・背面マドラシばか詰の3作。
背面ばか詰・安北ばか詰は易しいので解答は書きませんが(分からない方は聞いてください)、背面マドラシばか詰の解答は反転して掲載します。
【背面】 ある駒Aの直後に相手の駒Bがある時、AはBの動きになる。1段目の桂香歩、2段目の桂も行き所のない駒にはならない。
【ばか詰】 双方協力して最短手数で受方玉を詰める。
【安北】 味方の駒ABが縦に並んだ時、下の駒Bは上の駒Aの利き(性能)に変化する。
【マドラシ】 同種の敵駒の利きに入ると、利きがなくなる。
【背面マドラシ】 背面とマドラシ、両方のルールを適用する。ルールの優先順位は、背面→マドラシの順。

背面ばか詰。
最近作ってなかったのでリハビリを兼ねて。投稿用のネタ(と言っても客寄せレベル)の余詰が消せなくてこの形に。
(2014/7/9)







安北ばか詰。
K氏の普通詰将棋(『○さ○絵』第2番)が元ネタ。ごめんなさい。
(2014/7/17)








背面マドラシばか詰。
第64回WFP作品展で出題中の自作より易しいかも。
(そんなに変わらない? WFP作品展の解答、よろしくお願いします)
(2014/7/22)





背面マドラシばか詰(7手)解答(反転しています)
 45桂、24玉、23桂不成、11桂、同王、16玉、15桂まで7手。
 3手目がポイントで、成ってしまうと駒の補充ができません。4手目は王手を消すと同時に攻方へ駒を渡すアシスト。最終手の局面で桂は玉、玉は桂の性能に変化しており28玉と跳ねることができるように見えますが、28に跳ねると歩は玉、玉は歩の性能に変化するため15桂で詰んでいます。