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占魚亭残日録

2010-01-21 『刑事 野呂盆六2 殺意のマリア』

『刑事 野呂盆六2 殺意のマリア』

| 21:12

赤坂インテグラルホテルの一室。開進党幹事長・銭谷貫一は、新明党代表・朝友政時と極秘会談をしていた。大新党構想から離脱するという朝友を、銭谷は女優との不倫スキャンダルの暴露をたてに引き止めようとするが拒まれる。食い下がる銭谷に対し、朝友は銭谷を侮辱する言葉を発する。頭に血が上った銭谷は、ネクタイで朝友を絞殺してしまう。我に返った銭谷は、かつての情婦でマルチ評論家の景高水音に助けを求める。彼女が最も得意としているのが、アメリカで学んだ犯罪学なのだ。協力を拒む水音に対し、銭谷は彼女の後ろ暗い過去の数々の暴露を仄めかす。政界進出を狙う彼女にとって、それだけは避けなければならない。協力することにした彼女は銭谷と共にホテルに向かい、朝友の自殺を偽装する。翌朝、銭谷はホテルの支配人と共に第一発見者として警察に通報。所轄署が初動捜査をしていると、冴えない中年男が現れる。彼の名は野呂盆六、警視庁捜査一課の警部補だ。盆六は事情聴取で、朝友が首吊りに使ったネクタイと銭谷のネクタイが似ていることに気付き、ゆさぶりをかける。朝友の部屋の通話記録を調べ最後の通話相手が水音であったため彼女にも事情聴取をした盆六は、水音と銭谷の関係に気付く。

※後半の展開をばらしています。

長坂秀佳原作・脚本の野呂盆六シリーズ第2作。銭貫と水音の関係がスリリングで作品に緊張感をもたらしており、画面に引き込まれてしまう。銭貫殺しの密室トリックはいただけないが、詰め手が素晴らしい。観るのはこれで3回目(本放送、地元局での再放送、BS-TBSでの放送)になるが、シリーズ最高傑作との記憶に間違いはなかった。機会があれば、是非ご覧になってみて下さい。

2010-01-06 『刑事 野呂盆六 完全犯罪の女』

『刑事 野呂盆六 完全犯罪の女』

| 00:45

東都大学バイオ医療センターの助教授・由岐貴津は、テレビ番組に多数出演するタレント科学者。ある日、彼女は上司で義父の国場教授から呼び出される。国場は貴津が禁じられたバイオ実験で猛毒を作り出したことを突き止め叱責、彼女のマスコミへの露出についても非難をする。怒りが治まらない国場は、彼女の人格を否定する発言をし、進退伺を出すよう命じる。国場に“決して許せない言葉”を言われた彼女は、殺害を決意。そして決行の日を迎えた。国場は論文を徹夜で仕上げるため、研究室に篭っている。貴津は研究で作った猛毒ウイルスを使い、国場を麻痺させゴルフクラブで撲殺。完璧なアリバイを用意し、嫌疑を夫で同大学の助教授・威一郎に向けさせる工作を行う。遺体の第一発見者は威一郎だった。意気消沈する彼の前に、全国各地の方言が入り混じった口調のうだつの上がらない中年刑事が現れる。刑事の名は野呂盆六、警視庁捜査一課の警部補。盆六は、知らせを聞いて駆けつけてきた貴津が落ち着き過ぎているのを不審に思い、彼女に疑惑の目を向ける。

長坂秀佳原作・脚本の野呂盆六シリーズ第1作。本放送以来だから、17年ぶりの視聴になるか。いま見ても十分面白い。

2009-07-18 ドラマ2本

土曜ワイド劇場『天才刑事・野呂盆六4』

| 23:33

聖カトリーヌ病院に交通事故に遭った危篤状態の少年の受け入れ要請が入るが、当直医の火ノ宮炎香は院長・尾田中玄以との情事に夢中で受け入れを拒否。少年は他の病院へ搬送中に死亡した。この件を知った勤務医の氷見川霙は2人に怒りをぶつける。霙はブログを通じて少年のことを知り、密かに我が子の様に思っていたのだ。2人への制裁を決意した霙は、尾田中を殺害しその容疑が炎香にかかるように仕向けるため計画を練る。そんな折、野呂盆六が病院に現れる。

長坂秀佳原作・脚本の野呂盆六シリーズ第6作(第2シリーズの4作目)。前作が酷かったのでシリーズ打ち切りかと心配していたが、新作が放映されて安心。木の実ナナとの対決は見応えがあって良かったが、決め手が弱いような気がする。第2シリーズの中では一番出来のいいエピソードだと思うが、TBS時代のような完成度の高いエピソードをもう一度見たいなぁ。シリーズがこの先も続くのであれば、ヒロシをレギュラーに昇格させて欲しい(笑)。