Hatena::ブログ(Diary)

潜む狸の日記

2014-11-20 ターボモデルは燃費優等生でした

N-ONEの鈴鹿スペシャル(SSパッケージ)発売!

| 23:44

 ホンダからのメルマガN-ONESS(鈴鹿スペシャル)モデルが追加されたとNシリーズのメルマガで通知があった。

 N-BOXに遅れる事1年7か月のモデル追加だった。まあ、N-BOXの方が先発モデルじゃないかと言われそうだけど、N-BOXが2011年12月発売なのに対し、N-ONEは2012年11月だから、本来ならば2013年の10月にモデルが追加されていてもおかしくなかった。まあ、2013年の秋というと11月にN-WGNが控えていたから先延ばしになったのだろうけれど、N-ONEファンとしてはやはり心配な物だった。

 何しろ、N-ONEは登場時から他社の同クラスに比べて背が低いのに燃費も飛びぬけていいわけではなかったので、当初の物珍しさが冷めると、売り上げは下がっていった。背の高さが同じライフも併売され続けたのも、少し不思議な話だった。

 不思議、というか不自然だったのは理由があった。N-ONE発売のほぼ1年後の2013年11月23日、軽ハイトワゴンの領域にN-WGNが投入されたのだ。N-ONEより少し背が高く、他社のライバル車種を上回り、しかも燃費もN-ONE以上、他社との比較でナンバーワンではないが、ビリでもないという燃費設定は相当な力の入れようだった。割を食ったのがN-ONEで、N-BOXは毎年発売された12月には年次改良を受けているのに対し、一周年を迎えたはずのN-ONEは2013年で改良はされず、年を越していった。

 ここでN-ONEの販売台数の変遷をみてみよう。

 2013年の7月までは約8〜9000台をベースに、好調な月は約1万台、ピークは約16000台だったのに、2013年の8月くらいからじわじわと落ちている。

 今年に入ってからは増税前の駆け込みでも約4000台、以降は約2-3000台の数値で推移している。

 今年の5月にはやっと燃費の向上や自動ブレーキなどアップデートがかけられたが、今までの数字に比べれば相当苦しい事には変わらない。

 テコ入れされるか、切られるか。

 心配していただけに、一応の前者にあたるSSモデルの追加には胸を撫で下ろしている。

 一応、年次改良が5月にずれ込んだと考えれば、年次改良から半年後のSSパッケージの投入というのは、N-BOXと同等のペースだ。

 まあ、今後はN-ONEの年次改良は5月と考えればいいのだろう。

 先延ばしにされるのは少し悲しいが、しかしSSパッケージの売りであるシートヒーターなどは、11月のこの寒い季節の方が魅力的に映るだろうから、売上的には少しプラスになるかもしれない。

 ここでもう一つの明るい材料を見てみよう。N-ONEが苦手にしているように見える燃費の世界だ。

 2014年11月現在、5月に改良されたN-ONEのN/Aモデルのリッター28.4キロは、他社の主力ハイトワゴンと比べると、ワゴンRの最廉価グレードであるFAのリッター26キロに勝っているだけだ。

 だが、ターボモデルに目を転じると、意外なほどの燃費の優等生だと明らかになる。

 改良後のTourerAパッケージは、リッター25.4キロ。同じくターボ仕様のデイズハイウェイスターGの23.4キロはもとより(ちなみにこの数字はスーパーハイトであるN-BOXのターボモデルと全く同じ数値だ)、ムーヴのリッター25.2キロをも越える。

 さすがにS-エネチャージを積んだワゴンRスティングレーのTが誇るリッター27キロには及ばないが、S-エネチャージが効くのは時速は85キロまで。それ以上の速度域でのロングドライブになると、この差は縮まるかもしれない。

 個人的には、やはりTourerこそがN-ONEの真の姿であり、N/Aモデルで他の軽自動車と比較するのはいささか間違っているように思える。

 もちろん、軽自動車のターボというのは少数派だし、取得価格はコンパクトカーを上回るから敬遠する向きもあるのは分かる。

 だが、保険も高速の料金も、値上げされるとはいえ税金も軽の方が安くつく。装備だって、N-ONEのTuourerAパッケージならばサイドカーテンエアバッグなどの安全装備、そしてロングドライブを快適にしてくれるクルーズコントロールも付いている。

 世の中には普通車派の人もいるだろうから、強引に勧めるつもりはないが、性格の違った意外と充実したカーライフが送れるのがN-ONEのTouererだとオーナーの一人としては宣言しておこう。

 N-ONE世間評価されているよりはずっと魅力的ですよ、と!

2014-11-15

N-BOX/(スラッシュ)の事前情報が!

| 02:22

 以前年末に発売されるNシリーズ第5弾はN-BOXを高さを切り詰めたN/(N-BOX スラッシュ)だと書いていたけれど、11月12日発売のベストカ―で予想図つきで寸法も発表されていた。

 私が以前ニューモデルマガジンXで読んだ情報だとN/でN-BOX スラッシュと読ませるようだったのだけど、実際はN-BOX/と記載するようだ。

 肝心の車高は元のN-BOXから12センチほど低くした1660mmだとか。12センチというとなかなかなサイズだけど、1610mmのN-ONE、1655mmのN-WGN*1よりも背を高くしてN-BOXとしてのアイデンティティを保っているのが心憎い。

 予想図を見る限りだと、かなり意匠は変わっているけれど、ボンネットやAピラーの角度は大きく印象は変わっておらず、左のサイドミラー前面に付けられた補助ミラーも変わらず、本当にチョップドルーフ(天井の高さを切り詰めた)仕様にしただけの模様。アイポイントの高さや、地上への見通しが変わらないからこそ、左の補助ミラーが残ったのだろう。Cピラーもリアウィンドウまでは地面からほぼ垂直で、荷室の底面積も変わらないように推察される。ただし、リアウィンドウはやや寝かせたデザインが特徴的だ。後部座席が少し頭上に圧迫感を感じなければいいけれど、Cピラー全体が傾斜しているN-ONEと同じ程度のクリアランスは確保できているのかもしれない。或いは、N-WGNと同様前後にスライドできるリアシートを採用しているのか。蛇足ならが、このウィンドウだとN-BOXの特徴であるリアウィンドウの直上にある車庫入れ用の補助ミラーは設置できないと思うが、これは不要と判断されたのか。まあリアカメラがあればさして重要ではない装備とは思える*2

 リアには他にも特色が集中している。ドアのハンドルがCピラーに隠されたヴェゼルのようなデザインになっているのも面白い。3ドア車に見えるという仕掛け、そしてN-WGNで採用されなかったツートンカラーハスラー対策のおしゃれな遊べるクルマとしてのキャラクターに不足はなさそうだ。

 ま、N-ONEユーザーとしてはお株を奪われたようで少し悲しいところではある。

 ただ、気になるのはJC08モードの燃費がリッター19キロという記載がある点だ。これは、N-BOX GターボLパッケージの23.4キロより劣る。N-BOXのN/Aではリッター25.2キロが謳われており、リッター28.4キロのN-ONE、リッター29.2キロのN-WGNとも大きく水をあけられている。

 車高を切り詰め、スライドドアから軽量のヒンジドアに変えてあるから、もっと低燃費になりそうなものだけど、誤植かはたまた何か秘密があるのだろうか。

 続報が気になるところである。

*1:いずれも4WDではなく、FF車の数値。

*2:ただし、雨の日に雨粒がリアカメラについている時は補助的に助かるだろう。

2014-11-13

極黒のブリュンヒルデ11/13(木)掲載分

| 21:28

【今後の展開】

 少々ネタバレになる。

 初菜の過酷な運命が突き付けられた今週だけど、今後の展開では愛の告白がドラシルの孵卵に対する唯一の手段! とかになってカズミはより頑張り、その時寧子は? でもハーレムになってエニシンオッケーとかそんなお気楽な展開になるかなあ……などと妄想させられた。

 めでたしめでたしもハードな展開もありうるから予想もつかないのだけど、ドラシルの孵卵の条件も謎だし、寧子の魔法の副作用として記憶の喪失や、怜那の脳を食べたグラーネが入っていた小鳥に怜那の記憶があったりと、記憶が何らかのドラシルと取引する条件だから、感情的なエネルギーがキーになるとかも考えられるんじゃないかなあ。


【地方と雑誌】

 この事をLINEで東京の友人に話してイロイロ意見を言い合ったのだけど、最終的に宮崎でも木曜日にちゃんとヤングジャンプが読める事に驚かれた。

 まあ、都内の中学生だった時、みんなこぞってジャンプを早読みできる場所の披露を自慢しあっていた事を思い出した。日曜日に読める場所から始まり、俺は土曜日! いや金曜日だってあるぜ、とクラスで盛り上がったものだった。

 当時は金曜なんて眉唾だと思っていたのだけど、月刊誌が発売日から3日遅れて読める宮崎でも、週刊誌の発売曜日が守られる事を考えると、ありえない話ではない。

 そういえば、こんなまとめサイト記事も見つけた。

【朗報】来週のこち亀にまどマギ

 木曜の夜にはジャンプが印刷されている! 週によっては前後があると思うけれど、土日は運送業者もあまり敗走したがらないから、やっぱりそれくらいにはできていないといけないのだろう。

 しかし、ジャンプに限らず、刷り上がった雑誌をいちいち東京から輸送してくるんだからすごい話しだ。

 データ通信が発達した現代ならば、各地方の印刷所にデータを送って各地で印刷すれば月刊誌の遅れもないし、輸送コストも低減できるのではないかと愚考するのだけど。

 地方ごとに印刷できるならば、最低賃金が低い地域ではそれなりの値段にしたりとか、掲載広告もその地方の者がアクセスできる企業に絞り込んで広告効果もより高める事も出来るのではないかとおもうのだけど。

2014-11-12

マッサン11/12(水)放送分

| 00:48

 いやあ、何だかすごいバカ展開だ。

 鴨居の大将がマッサンの夢である日本で初めてのウヰスキーの製造に着手しようとしている事をエリーから知らされたマッサン。今からでも鴨居商店に再就職すべきというエリーのアドバイスを脇に、逆立ちして歌をうたいだして聞く耳を持たない。

 おまけに借家なのにパン焼きを始めるとかで、狭い庭に煉瓦で窯を作り始めましたよ。

 近所迷惑やら、大家さんからの苦言とか大丈夫なのかしら。


 前々から人妻のエリーにちょっかいを出したり、先週アリバイ工作で書かれたマッサンの小説『吾輩はウヰスキーである』で成功者として登場したり、ライバルとして示唆されていた鴨居の大将がついに具体的な壁としてマッサンの前に立ちはだかりだした回なのに、素敵なヘタレっぷりに今後がしんぱ……いやいや、ワクワクさせられますな(汗)。


 しかし、鴨居の大将、すべてを持ってるよ。

 史実はどうあれ、ドラマ的には、ウヰスキーは日本人にとって初めての酒であり、そのせいでマッサン株主総会で敗退して退職になったわけだ。

 真面目に考えれば、鴨居商店並みの資本力を持って、まず外国産でもウヰスキーを日本人の食生活に定着させ、ウヰスキー販売の実績と知名度を上げながら5年後の国産ウヰスキーの熟成を待ち、それで打って出れば手堅く成功できそうなものだけど。

 尤も、そうするとそもそも住吉酒造の社長とマッサンがそもそもスコットランドウヰスキー製造のノウハウを学ぼうとしたきっかけのウヰスキーとの出会いって何? という疑問も出るのだけど、これはわたくしの連想から派生した疑問だからドラマ的には大事でもないし、たぶん描写される事は多分ないでしょう。


 話しはそれたけど、パン焼きは逆転の手札なのか?

 OPで麦が歌われていたけれど、パン作りがヒントになったり、欧米の食文化をパッケージ化して提供する地ならしになっていくのか。でも相当気が長い話しだ。

 ドラマ的にはまったく優秀な経営者としての片鱗が見えないマッサンだけど、今は本田宗一郎でいうと終戦直後ニート状態だったり、スティーブ・ジョブズだとアップルから追い出された状態だから、とりあえず見守るしかないのよね。


 本田宗一郎はあの後バタバタを作り、ジョブズアップルを去った後ピクサーアニメを作り、それぞれあるべき所に辿り着いた。マッサンもきっと……!

 ただし、ホンダついでで考えるとマッサンは技術が突出し、経済のセンスがない本田宗一郎のポジションである。

 経営に関する藤沢武夫のポジションをエリーが補完していくと考えればいいのかな。エリーの方が考えが現実的だし、欧米人らしいドライさ(住吉酒造を辞めて鴨居商店へ転職するようにアドバイス)はとても経営者向きだ。


 以前私は本作をバイキングのような贅沢な物語と評した。ドラマ的には今選択肢はあまりなさそうだが(それでも仕事が簡単に見つかってホイホイ辞められたり、支払いの期限を延ばせるのはずいぶん恵まれている)、安心感があるのはエリーのおかげである。

 チートとまでは言わないけど、俺TUEEEE系のラノベ主人公並みに様々な試練をなんとかこなしていヒロインて良いです。

2014-11-03

N-BOX(’13年次改良モデル)乗ってみた!

| 00:01

【1.はじめに】

 実はN-ONEを買う前の選択肢で、N-BOXが第一の候補だったわたくし。

 当時実家の車がフィット1からフィット2ハイブリッドになり、増えた車幅と、バックミラーやAピラーの配置による視界の悪化から運転し辛さを覚えていた身としては、N-BOXはすべてをクリアした魔法のコンパクトカーだった。また、車庫入れが不安な私には嬉しい装備がデフォルトでついていた。リアウィンドウ直上にミラーがあり、左のサイドミラー正面に付いた補助ミラーから、車体の左斜め前が確認できるのだ。車体で死角になり、心配な部分をカバーできるこの気配りは、タントにも、この時期には発売されていなかったスペーシアにも存在はしていない。

 ただ、N-ONEと乗り比べをして軽自動車規格自体が極めて運転しやすい事に気付かされ、N-BOXに固執する理由が一つなくなった。

 お値段や、最上級のプレミアムツアラーでなくてもターボエンジンとスーパーUVカットガラスもサイドカーテンエアバッグもあり、比較的燃費もいいとなると自然と選択肢はN-ONEに傾いていった。

 今でもN-ONEが最適解だったと思うし、常々買ってよかったと思いながら毎日その姿を眺めているわけだけど、1年点検の日が訪れたので、1日だけ離れて、代車に乗る事になった。

 5ナンバーの代車というと、FIT3か、軽自動車規格で言うと最新のN-WGNか。

 ワクワクしながら宮崎市にある馴染みのディーラーさんへ行ってみると、そこには真っ黒なN-BOXが待っているではないか。

 担当営業氏によると、まだ下ろして1か月くらいしか経っていない新車だという。

 この日は都城島津邸が主催する都城文化ホールでのシンポジウムもあるので、早速代車のお手並み拝見とばかりに高速へ乗り出した。


【2.N-BOX最新モデル!】

 スケジュールがカツカツだったこともあり、ディーラーさんから預かるとともにさっさと走り出したのだけど、少しして気付いた。

 これ、ノンターボだ。

 N-ONEツアラーは、ゆっくりアクセルを踏んでいくと時速18キロまではメーターパネルのエコランプが白だけど、それからはグリーンに変わり、時速40キロや60キロまでスッと加速できる。しかし、N/AのN-BOXは時速20キロまで5秒かけてそれからアクセルを踏み込んでいってもメーターパネルは白いまま。

 ただ、町乗りに不足は感じない。エンジンの回転数は2000を越えていたが、ラジオを流しているせいか音は気にならない。

 そういえば、2013年の夏に試乗した時はパワー不足で、エンジン音が大きかった。実家のフィットハイブリッドと同じ感覚で減速しながら角を曲がったら、途中で立ち往生しそうになって、アクセルの踏み込みを増やしたんだった。

 今のN-BOXにそれはない。あの時はディーラーの担当さんと母とで3人で乗っていたからか、それとも'13年の12月に行われたモデルチェンジでこうした問題も解決したのかもしれない。

 愛車のN-ONEツアラーと違ってクリープの時のスピードは少し早い。このN-BOXはおそらくN-WGNのエンジンテクノロジーと軽量化された車台が使われているのだろう。少し悔しいが、N-ONEにその改正がされたのは、'14年の5月になる。

 これは面白いかもしれない。ウィンカーを左へ点滅させると、私は国道10号線から宮崎自動車道へハンドルを切った。


【3.贅沢な風景】

 インターチェンジはカーブした緩い上り坂だ。ハンドルはカーブでのフィーリングで特に違和感もなく、スムーズなコーナリングをこなしていく。シートも身体を適度にホールドしてくれた。内装が黒いブラックパッケージだと、色だけじゃなくてシートも特別なのかと思ったが、後で比較したら、色が違うだけでノーマルN-ONEと同じベンチシートだった。おそらく、N/Aエンジンだからあまりスピードを出していないせいだろう。

 ETCのないいつもとは違う料金所を通過したら、素晴らしく景色が開けた。この車でのドライブ、楽しい。

 何しろ背の高さが売りの車である。普通に着座しているだけで視点は高く遠くまで見通せるし、サイドのウィンドウはフロントガラスよりも上端が高い。177センチの私が着座して、目線よりも上にドアバイザーがあるのだ。バックミラーも、左斜め前の視界を遮らないし、位置次第では背後の遠くまで見通せるではないか。

 宮崎市の本格的な紅葉はまだだが、山の風景をいつもより楽しめ、宮崎自動車道をすごく新鮮に感じられた。

 肝心の動力性能は、ノンターボだけあって少し物足りない。定速の時速80キロを出すのに、エンジンは3000回転以上を絞り出している。N-ONEツアラーならおよそ1500〜2000回転くらいで達成できる速度だ。空いているからいいけれど、混んでいる時や周りがそれ以上のペースだと少し心配になる。それに、N-ONEツアラーだと3000回転を越えた速度だったら燃費は伸びないのだ。

 これは少し困るのではないか。

 道路が上り坂だとすぐに回転数は上りスピードが落ちる。下り坂だと回転数は下がり、スピードが出る。実に地形に素直な車だ。

 N-BOXは鰐塚山地を抜け、右前方に赤いトンガリ頭の高千穂峰がそびえる都城盆地に突入した。

 ICで再び国道10号線に合流して、都城文化ホールに向かった。お蔭でシンポジウムには開演前の余裕を持った到着ができた。

 シンポジウムの内容については、別の機会に譲ろうと思う。


【4.内装もなかなか】

 シンポジウムも終えたので、スケジュールに余裕を得た私は、駐車場で改めてN-BOXを観察する事が出来た。

 後部座席を倒せば自転車が入るという売り文句は本当のようで、N-ONEより荷台の床は低く、前席までのスペースは余裕があった。

 N-ONEと車台は一緒なのだけど、真横から見たCピラーは直角に近いので、底面積がそのまま収納スペースになった強みだろう。

 ただ、後部座席の後ろのトランクスペースは本当に狭い。前席とのスペースが広いのはゆったりしていていいけれど、4人乗せた時の収納を考えると、床に荷物を置くことになりそうではある。また、追突事故に不安を覚える方もいるだろうから、後部座席を前にスライドできるようにした方が良いのではないか。

 この辺りは後発のN-WGNで実現しているけれど、N-BOXの年次改良で実現できるといいと思う。

 ただ、このゆとりは後席に座ってとても気持ちいい。長距離ドライブしている時、コンビニほっともっとで弁当を買って車内で食べる時がある。私はそんな時、気分を変えるために後部座席で食べる事にしている。目の前にハンドルがないので、運転と意識を切り離せるからだ。N-BOXならより快適な食事休憩をとれそうだ。

 あと、ルームランプ。N-ONEは前後のルームランプがシングルだけど、N-BOXは前後共に左右に並んだルームランプを採用して多少豪華な印象がある。ファミリーカーとしてより車格の大きな車からダウンサイズした層向けとしての配慮なのだろう。

 ひとしきり触って満足した私は、宮崎市へとハンドルを向けた。


【5.再会、N-ONE

 N-ONEより大きなサイドミラーとバックミラーに映る夕焼けを楽しみながら鰐塚山地を越えて再びディーラーさんにたどり着いた。

 車庫入れのしやすさを再び感じながら、一日限りのN-BOXとはお別れし、点検の結果を伺う。

 特に異常はないようで、ワッシャーとドレンプラグ、オイルとオイルエレメントの交換、そしてタイヤローテーションを行っていただいたのみ。これでまた半年間安心して走れそうだ。

 担当営業さんのリップサービスかもしれないけれど、綺麗に乗っていると言われた時は嬉しい物である。

 新型車『グレイス』のチラシも貰って、N-ONEと再会する。

 何故か久しぶりに感じられるシートに身を沈めてドアを閉めると、音がN-BOXよりも格段にいい事に気付かされた。

 シフトレバー脇のくぼみにスマホを入れられるのも何だか落ち着く。

 視界は少し狭くなったが、前方に張り出したボンネットに浮かび上がるライトのふくらみが、N-ONEに乗っている事を意識させられる。このボンネットが運転席から見えるところがN-BOXにない特徴で、お蔭で車間距離や路側帯との距離感が掴みやすいのは大きな長所だと再認識させられた。タヌキともカエルとも例えられるN-ONEのマスクを形作るこのふくらみを見ながら運転すると、一体化したような意識が強くなるのだ。

 7時間ぶりに乗る相棒は相変わらずの動力性能で、三連休最後の夜なのにどこか遠くにまた行きたくなるのを我慢するのが少し大変だった。

 まあ、鹿児島でも都城でも企画展で取れていないメモは沢山ある。

 また来週、頼む。そう思いながら私はいつもの駐車場を後にしたのだった。