【改革者はやがて追われる】・・・というフレーズが頭にこびりついていて、読み返したくて後から何度か探したことがあるのですが見つからなかった記事。削除されたものと思っていましたが、先日、ふと思い出して検索したら出てきました!!!!!
変わる勇気、変わらぬ勇気 吉野家HD・安部修仁社長退任
『改革者はやがて追われる、とよく言われます。』・・・そう文末にありますけれど、「改革者+追われる」で検索しても他にそのような文章は出て来ません・・・この記者の思い込みなのかもしれませんが、少なくとも自分の心には強く響きました。
ゴールがあるプロジェクト形式の業務に参加した方が自分のパフォーマンスが高まる(逆に、エンドレスな定常業務にはモチベーションが湧かない)ので、意識的にそれを選んでやって来ました。どんな形にせよ、いずれゴールはやって来て、プロジェクトから去る日もやってきます。
成果を出して円満に契約終了することもあれば、結果を出せなかった責任を取る形で身を引くこともあります。謂れのない不祥事を捏ち上げられて追い出されたりもします・・・。
いちいち落ち込んでいても不毛なので、そんな自分のベースキャンプが必要だと感じて、零細ながら法人を立ち上げてプロジェクト支援を行う形を取ってきたのですが、ビジネスマンとして、人として、成長させて頂き、進化させて頂いている実感があります。
G.M.ワインバーグも「去り行くガンマンのファンタジー」と記していますが、
依頼主が感謝の気持ちを示さないときには、相手はこちらの仕事のあまりの素晴らしさに口も利けなくなっているのだ、と思うことにしよう。但しそれは自分のファンタジーであって、彼らのファンタジーではない、ということを忘れないように。
改革は成果を出しても感謝されるとは限らず、その場に永く留まることも叶わないと始めから気持ちの準備をしておくくらいが丁度良いようです。それを恐れていては、改革(と言うとオドロオドロしいですが、英語でリフォーム)はできません。
リフォーム業者は、リフォームの仕事が完了したら家主に引き渡して次のリフォーム現場に職場を移します。そういった宿命なのです。