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2013-02-26

考える生き方

| 考える生き方を含むブックマーク 考える生き方のブックマークコメント

 ここで書くのはもうやめようかとも思っていたが、なんか他に書く場所もないんで、ここに書いちゃうことにした。

ぶっちゃけた感想

 第1章は著者には失礼かもしれないが、かなり笑いながら読めた。

 もう少し低次元だが、自分も迷いながら失敗を繰り返して今があるし、そのいくつかはこの日記にも記述してきた。

 振り返って何やってんだ、俺。といった感じの、まるで他者の人生の感想めいた心理になんだかとても親近感が沸いた。

 第2章も別の意味で笑えた。自らの子供の存在自体を不思議がってて、それが消えていかない感じが面白い。

 finalvent氏には子供が複数居ると想像していたので特に驚かなかったが、配偶者についてはよくわからなかった。

 わからなかった理由は「妻ができることは夫もできるようにしておく」というので得心したと同時に感心した。

 第3章は最初は笑え、次に興味深く、そして悩まされる。

 北海道から見ても内地はあまり地方のことを考慮してないと常々思っていたが、いわゆる道民が沖縄についてそう考慮できているわけでもない。

 以前から氏の話を見ていてそう思っていたが、改めて調べて考えていくしかない。

 第4章は面白がることは難しい。幸い難病どころかほとんど病気で寝込むことも無い自分にとっては、病気って大変だなあという感想になる。

 寝不足や疲労で脳が変だと思うときはあるが、明確に支障をきたすことは今のところそうない。

 なまじそれまで健康だったからこそ、深刻な病気になったら弱さを露呈する。そんなものなのだろう。

 第5章はまあまあ笑えた。大学については実際卒業してみた身としては納得がいく。

 できればもっと早く知りたかったなあとは思うが、過去の自分が知ってて素直に聞くわけなかったし、今に活かすしかないな。

 しっかし、勉強マニアというか、結構好きに書いてるだろ、この章。それにしてもこのおっさんノリノリである。

 第6章は結構笑った。ハゲについては最近父がハゲてきて丸坊主にしてたので、割と身近な話でもある。

 前の3章がちょっと難しいかと思って親に勧めるのに迷うところだったが、この章だけでも楽しんでもらえそうだ。

 年を取ってから読み返したい章でもある。

 全体的に第4章を除き、笑いながら読んでた気がする。

 知力が段違いで恐れ多いけど立ち位置というか世論に対する態度とかが似てるんだよなあとか思いつつ、著書を出したことを知り、なんとなく書店に探しに行って見つけてしまったのでついカッとなって買ったが楽しい時間を過ごせた。

冷めた感想

 正直な話、考える生き方というのは過酷な提示ではないかと思う。

 そう深刻でもないが貧困により考えざるを得ない状況に追い込まれた身としては、考えるというのは、結局のところ、自分で自分のことを引き受ける、ということになる。

 それが厳しいことなのは、第4章でかなりはっきりしている。

 元々自分で考えて選べと言われながら育ったこともあって、考えること自体は慣れているし、幸運にもいわゆるロスジェネで卒業後1年間空白ありの割には仕事は見つかるが、貧困に抗うために考えるのは単なる労苦に過ぎないし、楽しいとも意味があるとも思わない。

 それに、学ぶというのは結構金のかかる行為だ。

 学術書や専門書は安くないし、無料の講義ばかりあるわけでもない。図書館に行くにしても、交通費が無料だとは限らないし、インターネットは比較的安価ではあるが、別に無料で利用できるわけではない。

 そして学べなければ考えるのはさらに大変になる。

 そういった意味で、貧困にあえいでいる可能性のある人には、あまり薦めたい書とはいえない。

 ただ、一つ気づいたのは、書籍をやたらと紹介しまくる人たちと違い、finalvent氏がある程度的を絞って書籍を紹介しているのは、そういった貧困の中でも考える良いきっかけをつかめるようにしているのだろう。

 実際、ここ数年はあまり本に金を使えないので結構助かっていたりする。

 また、日記とかを見始めていた当初は、社会問題の解決の指針というか、ほぼ回答を出している割に奇妙なほど当事者感が無いことに憤っていたが、むしろ積極的に市民として発言していたのだと最近になって気づき、書籍を見て改めて納得した。

 身を削ってでも考えなきゃ駄目とか具体的な行動に移さなきゃ駄目とか、そんなことはなく、普段から無理なく国民として人間として考える。考えたことを書いてみる。そういう市民活動もあるのだ。

 とりあえず、大きな影響を与える本ではなく、何かの解決策を伝授してくれる本でもなく、失敗談で笑いあいながら、ただ一緒に考えたことを話し合っているような、気の会う人と酒席でほろ酔いになって盛り上がりつつ合間に深刻な話してるような、奇妙な本だった。

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2012-09-23

拡張スプライトについてと、NScrLuaプラグイン

| 拡張スプライトについてと、NScrLuaプラグインを含むブックマーク 拡張スプライトについてと、NScrLuaプラグインのブックマークコメント

 某所で話があったが、以前「NScripter Ver.2.80 リリースされる」で記述した拡張スプライトに関しての話は問題があって、拡張スプライトはテキストウィンドウに追随するため、windowbackを指定すると通常スプライトが手前に出てくることになるのが真相らしい。

 つまり、以下のようなレイヤー配置はできない。*1

画面-拡張スプライト-通常スプライト-テキストウィンドウ-立ち絵-通常スプライト-背景


 しかしながら、加工したスプライトを最前面に表示したいというケースはあると思う。

 その場合、2通りの方法が考えられる。

1.テクスチャを利用して、うまいことやる。

2.通常スプライト自体を加工する。


 1に関しては置いておいて、ここでは2について書くと、以前つぶやいたスプライト加工プラグインを使う方法がある。

 通常スプライトのままで、回転、拡大・縮小、反転、合成が可能だ。*2

 お詫びというわけではないが、使えたら使ってみてほしい。


NScrLua向けに作成したプラグイン一覧

 今回のと、ほかに公開したか覚えてないプラグインについても、以下に書いておく。*3

スプライト加工http://senzogawa.s90.xrea.com/dl/plugin/spfab.zip
SJIS-UTF8変換http://senzogawa.s90.xrea.com/dl/plugin/encoding.zip
スプライトからテクスチャへの変換http://senzogawa.s90.xrea.com/dl/plugin/sp2tex.zip
柔軟なアーカイブアクセスhttp://senzogawa.s90.xrea.com/dl/plugin/arc.zip
ファイル操作http://senzogawa.s90.xrea.com/dl/plugin/fileutil.zip
Mecab連携(mecab_sparse_tostr)http://senzogawa.s90.xrea.com/dl/plugin/nsmecab.zip

*1:試してないので、まだ間違ってるかもしれない。

*2:つぶやいた時に公開していたのは0.1.0だったが、今は合成を追加した0.3.0に更新した。名称はnsspfabに改定。また、このプラグインはNScrLua用なので、2.8系だと使えない。そっち向けにも作れたかどうか忘れたし、需要がわからないので、作る予定は無い。

*3:表記が揺らぎまくってて申し訳ないが、最初nscrにしてて、小文字なら混同は無いだろうということで、nsに統一しようとしてたとか、色々あった。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/senzogawa/20120923

2012-08-11

それはアジャイルではありません

| それはアジャイルではありませんを含むブックマーク それはアジャイルではありませんのブックマークコメント

 なんか盛り上がってたけど、内容についてはともかく、ちょっとアジャイルについての認識違ってたので自分の認識を書いておく。

http://d.hatena.ne.jp/simplearchitect/20120810/1344615415

変化への対応はソースコードの話に限定されない

 アジャイル開発ってのは4つの価値*1が基盤にあって、「変化への対応」はその一つ。なんだけど、これは絶対的な価値じゃなくて、相対的な価値なので、比較対象がある。

 ちゃんと書けば「計画に従うよりも」変化への対応を重視するということ。


 原則*2の方にも、別にソースコードが変化にどうとか書かれてない。

 変化に関係するのは「要求の変更はたとえ開発の後期であっても歓迎します。変化を味方につけることによって、お客様の競争力を引き上げます。」だけ。

 もちろん、ソースコードの変更を伴うケースは多くあるだろうけど、設定変更だけならカスタマイズツールを作っておく手もある。

 アジャイル開発で大事なのは主として要求の変更に対応できることであって、ソースコードを変更できることじゃない。*3


 というわけで、変化への適応は従来型の開発における計画に対して語られていることであって、別にソースコードだけの話じゃない。

 プログラミングにおける設計・実装だけが計画のすべてではないのは自明だと思うので詳細な解説はしないけど。

 従来からの差異としてはマネジメントへの影響も大きくなるのではないかな。


要するにTDDは別に必須じゃない

 上記の通り、別にソースコードに限った話じゃないので、TDD必須!というのは誤りだし、そもそもメンバーの既存スキルだけを前提にしたやり方はアジャイルじゃない。メンバーの成長を取り込まないなら、それは変化に対応してると言えないでしょ。

 TDDが有効という判断でメンバーにスキルが無いなら、向上を図りつつ、身についた時点で計画を変更すればいい。

 原則に従うなら、意欲に満ちてればそれだけでアジャイル開発のメンバーたる資格があるわけだし。


 最近TDDペアプログラミングが暴れてる感じがしてとても気になってたんだけど、プラクティスはプラクティス。

 チームや顧客の状況に応じて採用するかしないかプロジェクトの進行前後もしくは最中に決めればいい話で、そこに重点を置くと見誤る。


 特定のプラクティスを絶対視した時点でそれはアジャイルじゃない。


それでも誰でもアジャイル語っていいと思う

 思いっきり否定しておいてなんだけど、別に閉鎖的にする必要はない。誰でも語っていいと思う。

 プロセスやツールよりも個人と対話ってことで。


 ただ、教条的にやってしまうと、ちょっとマシなウォーターフォール程度の成果しか出ないだろうけど。

 で、結局、優秀な技術者に逃げられて→人海戦術デスマーチといういつものパターンになる。


余談:紹介されている本について

 オブジェクト脳ってどっかで見たなと思ったら、

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20101124/p1

 で糞本扱いされてる本も入っているな。読んでないから何とも言えないけど。

 そのうちアジャイル脳のつくり方も出版されるに違いない。

*1Page not found · GitHub Pages

*2アジャイル宣言の背後にある原則

*3:結果としてそうなることは、ほぼ間違いないんだけど、それが絶対的な目的ではないということ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/senzogawa/20120811
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