雛見沢大災害

原因
 自然災害とも考えられるが、それだと「鬼隠し編」・「綿流し編」ではなぜ発生しなかったのか? という事になる。やはりこれは起こるべくして起こった、人為的なものであるように思える。(まさか圭一が沼にバイクを捨てたから・・・なんて事はないだろうな)
 となると誰による仕業なのか? 考えられるのは、園崎家・鷹野・沙都子・入江、それとももっと大きく国によるなんらかの計画だろうか。
 この際理由や発生原理は置いておいて(てかさっぱり分からん)、園崎家の場合は、唯一被害を逃れた詩音が怪しい。鷹野と沙都子に関しては、生存の可能性があるため考えられなくはない。入江だとすると、ガスを発生させてその後自分も自殺、といったところか。

国の計画?
 雛見沢大災害が、国のなんらかの計画によるものだとしたら?
 そうなると、村を全壊させるほどの理由とはなんだろうか。もしかしてダム建設だろうか。一丸となって反対する村人を一掃し、雛見沢にダムを建設するため。国の仕業となれば、ガスの発生原理もどうにかなるだろう。

圭一の生存
 吊り橋から落下して1日半気を失い、ガスを逃れた圭一。しかしシミュレートでは沢にもガスが流れ、圭一が生存できるはずがない事が分かる。では、どうして圭一はガスを逃れる事ができたのか?
 偶然圭一の周りだけガスが来なかったという事はありえないので、考えられるとすればこの2つ。

  1. 気を失っている間、安全な場所に移されていた。
  2. 落下したのはガスが来ない(川原ではない)場所だったが、その後川原に移された。

 どちらにせよ、その後ガスが流れ込んだ川原に放置された事から、圭一を助けるために移動させたのではない事が窺える。むしろ、圭一を殺害するために移動させたのではないだろうか。そう考えると2の説が有力になってくる。そしてこれはあらかじめガスの発生を知っていなければできない事であり、ガスを発生させた人物と同一である可能性が高い。
 この事を踏まえて考えると、ガスを発生させた人物が入江であるとは考えにくい。(実は自殺していなかった、という事がない限り)
 詩音と沙都子に関しては、圭一を殺害する理由が分からないが、かと言ってやらないとも言い切れない。どちらも女の子1人で圭一を運ぶ事は難しいため、協力者がいたものと思われる。詩音の場合は園崎の人間、沙都子の場合は行方不明の悟史だろうか。
 しかしこれが鷹野の仕業となると、理由もあるため考えやすい。綿流しの日(富竹殺害後)に出会ってしまったためだ。しかしなぜ今頃、という疑問もあるが。