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「Loser’s Parade」 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009/05/09

seppaku2009-05-09

宇多丸生放送中の清志郎訃報

忌野清志郎の訃報について、数えきれない方々の悲しみの声を挙がっている。その様々の中でも、ラジオの生放送中にその訃報を知ってしまった人がいた。ライムスターの宇多丸である。清志郎とライムスターと言えば、「雨あがりの夜空に35」という共作曲があるほど。そのライムスターのメンバーである宇多丸が担当しているラジオは土曜の21:30〜24:30の生放送。まさに第一報が入ってきた時間帯に放送していたのである。その日はちょうど宇多丸氏がギャラクシー賞を受賞したという話題でもちきりだった回。そんな浮かれ気分から、一気に失意のどん底に落ちてしまう宇多丸師匠の声がとてもリアルに流れてくるのです。臨時ニュースの原稿を目にして「ハッ!」としてしまう瞬間、その後に思わずつぶやいてしまう言葉、そして今まであれほど雄弁だった口調が急に言葉が出なくなり動揺している様などなど。その模様を書き起こしてみました。

ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル(2009/5/2)


「ここで臨時ニュースが入るみたいなんですが、これ、あれですか、あ、僕が読むんだ。ハイ、じゃ、臨時ニュース読ませていただきます。

(息を飲む。)

(小声で)まいったなー、これ、俺が読むのかよ、くっそー

えー、ここでニュース速報です。ロックバンドRCサクセションのボーカルとして活躍した歌手の忌野清志郎さんが今日未明、癌性リンパ菅症の為、死亡しました。58歳でした。忌野さんはおととし7月喉頭癌治療の為活動を休止し、休業宣言をしていました。去年7月には転移が見つかり通院治療をしていました。

ということで…あ、ちょっとねー、あのー、これをちょっと、俺が読むのはすごく、こんなことになるとは、えー、思いませんでしたね。あー、ちょっと参ったな…。リスナーの方からメールもいただいててですね。『偉大なミュージシャンのひとりがお亡くなりになりました。もしよろしければ番組内で追悼の意味をこめて忌野さんの名曲をかけていただけませんでしょうか?宇多丸さんも忌野さんの音楽についてひとこと語っていただけると故人を偲ぶ意味でもうれしいです。』『世代的には全然かすっていないのですが、凄い人だということはわかります。僕にどれだけ凄い人だったかということを教えて下さい。』はい、えー、あの、清志郎さんとはライムスターでいっしょに曲を作らしていただいたというのもありまして…じゃあ、ちょっとその曲でもかけますか。」

♪雨あがりの夜空に35

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「あのー、さっきニュース速報ということで急に読むまでは、ずっと企画を進行していたので僕はニュース速報がでているのを全然知らずにやって、まさか、ちょっと、僕がね、自分でこんなニュースを読む羽目になるとはちょっと思ってなかったんですけど。清志郎さんはもちろん僕が10代、それこそティーンの頃から、スーパーヒーローだし、ずっと一線で活躍されてきてですね、ぼくの印象としては、僕が好きになるような気の利いた女はですね、みんなだいたい『一番理想の男は清志郎』って言い放つ様な存在で、まさか清志郎さんといっしょにこうして曲を作るなんていうことになるなんてことはずっと思ってなかったんだけど、なんか向こうから声をかけていただいて、『雨あがりの夜空に』の現代バージョンを作ろうってことになって、すごい苦労しつつも楽しく作らせていただいて、で、清志郎さんて言う人は、あんなビックな存在なんだけど、例えばスタジオとか曲作りの過程でも、なんていうのかな、本当にこれは良い意味でまったく周囲を緊張させない人、あっという間に打ち解けて下さったし、逆に僕らが、『清志郎さんだ!』って堅くなってるのを、『もっとライムスターらしくぶっ壊して欲しいんだよ!』ていうのを、それも上から目線で言うんじゃなくて、サジェスチョンしてくれるような…それでいいのかとだんだんなってのびのびとできたりして、うーんと、本当に楽しい思い出を、貴重な思い出をいただいたし。あと個人的には病気で入院される直前に大阪の新幹線の駅で新幹線に乗ろうとしていたら、向こうで「宇多丸君!」って「ああ、清志郎さんだ」って。そしたらその直後に入院されることになって。ところが、心配していたんですが、しばらくしてから、あるとき僕が家の近くでタクシーを待っていたら車が通りかかって、車の中から「宇多丸君!」って呼ぶ人がいて、誰かと思ったら清志郎さんで、それは要するに世間的にはまだ入院していて回復途中だと言われている時だったんですけれど、「あー!清志郎さん!」っつって、んで「もう退院したんだよ。」て、あの、もう車で通り過ぎる一瞬のことだったんで、ちょっと止めてお話しして。んで去っていったんですけれど、その時はお元気そうで声も好調だったし、その後復活ライブをされたりした話も聞いていたので、もう大丈夫なんだろうってずっと持ってたんだけれど…。もう一回、『雨あがりの夜空に35』を一緒にやれなかったのが残念です。いずれ清志郎さんのその偉大な足跡等については、この番組で特集なども組めればなあと、思います。ということで、これ以上何を言っていいのかもわからないので、あのー、清志郎さんの代表曲と言えば、この歌詞の凄さを聞けばよく知らない方もわかるのではないでしょうか?」

♪スローバラード

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この模様は、Podcastでも配信されています。ミューズのぼんやり情報部の12分11秒からです。

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NONOKOWNONOKOW 2015/05/03 02:38 素晴らしい書き起こし、大感謝です。(音源はもう見つからなかった…)

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