「Loser's Parade」

for さえない日々

ワールド放送局にサケロック星人がやってきた

SAKEROCK星の人たち
ツアー中のサケロック星人が放送局へ迷いこんでしまった姿です。


というわけで、「ニャンちゅうワールド放送局」にサケロックが出演したのを見ました。「演奏だけでなく、演技もする」という情報、収録風景でうっすらと確認できるニャンちゅうの耳らしきものを被る4人の姿など、いろんな想像を掻き立てる情報が流れてきましたが、実際に見たときの脱力感たるや。ニャンちゅうの耳をつけ、メガネをかける4人は「ゲンちゅう」「ケイちゅう」「ダイちゅう」、そして「ハマケン」という名前。“みんな「チュウ」って名前に付いているのに浜野さんだけが「ハマケン」”というくだりなど、浜野さんがオチになる流れや、浜野さんが“なんだかムカつくキャラ”設定なのは、さすがふじきみつ彦さんの構成。わかってらっしゃいます。芝居の調整ができる星野リーダー、できない浜野さんはともかく、演技経験がないに等しいリズム隊二人の若干棒読みっぽい演技は、それでも教育テレビという環境のためなのかそこまで違和感はなかった。もともとお姉さんの演技も過剰なものですし。
なんだかむず痒い演技シーンはさておき、見せ所である演奏シーンでは、「せつないのうた」を星野リーダーボーカルバージョンで披露。更に新曲として「めがねのうた」を今度はニャンちゅう+ミルお姉さんボーカルで初披露。「せつないのうた」星野バージョンは言わずもがな。新曲の「めがねのうた」はこれぞサケ節と言わんばかりの譜割やメロディ。作曲者が違うけど、『餞』みたい。


今回の放送で流れたモンゴル民族音楽の映像もすごくかっこよかったし、今のお子様ってば、こんな素敵な教育テレビを見て育つんですね。エンディングはトクマルシューゴ作曲だし。あとやっぱり、NHKに出演するってスゴいことですよね。何にしろ、親族に自慢できるあたりが。あと今のお姉さん(前述のブログの筆者)って、「千と千尋の神隠し」で主人公の千尋の声を当てた人なんですってね。どおりでなんか名前を見たことがある気がした…。