ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント

ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント

ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント

p60 ピーターのマネジメント思想の原点は、社会、組織、そして人間の幸福にある
p109 企業の目的は顧客の創造である。したがって、企業は2つの、そして2つだけの基本的な機能をもつ。それがマーケティングイノベーションである。
p123 イノベーションとは、起業家に特有の道具であり、変化を機会として利用するための手段である
p143 イノベーションの戦略の一歩は、古いも、死につつあるもの
、陳腐化したものを計画的かつ体系的に棄てることである。イノベーションを行う組織は、昨日を守るために時間と資源を使わない。昨日を棄ててこそ、資源、とくに人材という貴重なしげんを新しいものに解放できる。
p146 個々の人間においても、何か新しいことを始めるには「一定の空白スペース」が必要だと言われます。TO DO リストやスケジュールがびっしりと埋まっている状態では、クリエイティブな発想も、そのための意欲も出てきません。
p192 BSCも、ABC同様、前述のハーバード大学キャプラン教授が体系化したものですが、ドラッカー教授のマネジメント思想が色濃く反映されています。
p220 人の「強み」こそが、独創的な発想や、他社のまねしにくい魅力的な商品・サービスにつながります。どのようなイノベーションも、個々のメンバーがもつ感性や専門知識、経験といった「強み」から始まるものです。
p223 必ずしもメンバー全員とプライベートですごく仲良くする必要はない。(中略)少なくとも同僚や仲間に「Respect」をもつことは絶対に忘れてはいけない。
p231 個々人の働き方や発想はルールで縛るのではなく、できる限り「自己規律」に任される方が生産的です。「Management by Objectives and Self Control
p234 組織を変革・革新するというのは、「分散され、見えにくくなった『事業の目的』を改めて統合していくプロセス」
p239 組織風土とはDominant Logic
P273 CEOは、道具としてのコンピューターの使い方を決めるのは自分だということを知らなければならない。与えられた情報責任を果たさなければならない。『CEOとしてどのような情報をもたなければならないか。誰から手に入れなければならないか。どのような形で手に入れなければならないか。それはいつか』さらには、『どのようなじょうほうを与えなければならないか。誰に与えなければならないか。どのような形でか。そしてそれはいつか』を問い続けなければならない」