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2008-06-15

英語落ちこぼれ→取りあえずTOEIC935点のsergejOが贈る 大人から始める英語講座 第八回 具体論3 文法

ちょっと間が空きましたが、まずは前回の復習。

まず発音!次に単語と熟語をみっちりと!

単語と熟語を最初に詰め込むと後が楽!

覚え方は、教科書通り&自分の工夫!

最後に、これらの復習と紹介教材だけまとめたページを作って、各記事にリンクを貼ってindexページとしたいなと。

「せるげーいつも長いよ、、、」という方は、しばらく待ってから、そちらでどうぞ。←これhttp://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080624/1214234591 か、こちらhttp://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080623/1214149038がまとめになります 

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本日は文法です。いわゆる机に向かっての勉強はここまで − 発音、単語・熟語、文法 − で終わり!

文法の必要性は、いまさら言うべくもないでしょう。これを知らないと、“読む・聴く”も単語からの当て推量になります。当て推量がかなり助けになるとは単語・熟語で語ったことですが、それだけでは対応し切れません。

では、どのくらいの文法知識がないといけないか?「中学文法で十分」なんて言い方もされますが、私は6年一貫校で中高の区分が曖昧だったので、「中学文法」というものがはっきりしませんが、「大学受験くらいの文法」がいいのかなと思います。多分、「中学文法」+αくらいが大学受験レベルなのでしょう。

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それで常々思うのですが、文法を理解し、覚えるのが厄介なのは、要するにこれがルールブック、解説書の類いだからではないでしょうか?これだけ繰り返して丸暗記しようとするから難しいのではないかと。一回、二回文法書を繰り返したら、どんどん“読む・聴く”に移った方がいいと思います。

電気製品で例えましょう。

説明書なんて読まなくても使い方判るよ」なんて仰る人は、自分の知ってる使い方だけになってしまいがち。やはり説明書はきちんと読んだ方がいい。

でも、説明書ばっかり読んでいてもさっぱりです。一回目を通したら、実地にいじってみて、わかんなくなったらまた説明書探す。

実際に機械を触らずに、完璧に使えるようになるまでなんども説明書読むだけでいじらない・・・なんて人があるでしょうか!ちょっと想像してみても難しそうですよね。

一回説明書に目を通しておくと、不確かな操作方法を確かめるのも楽です。

説明書と言うのは、なんだかんだ今ひとつ判らんもの。いじっている内に「なーんだ」となる。この説明書が文法書であり、いじるに値するのが“読む・聴く”です。*1 *2

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“読む・聴く”をどのくらいやれば良いのか。これは後の段の話ですが、少し触れて置きましょう。

先日、本屋で様々な参考書を見て居りましたが、各種の問題集・読解用参考書などさまざまありますが、そんなもんじゃ“読む・聴く”がまったく足りないです。

“読む・聴く”を日々こなして、その中で「よーわからん」ところを文法書を見返して、そんな調子で、一年かそこらたった頃から段々上達が実感されはじめるかな・・・

スピードで言うと文章の難しさによりますが、150語以上/分(かんたんなものなら200語以上/分)で読めるレベル。

感覚的に言うと、「うわっ英語文読むのやだな」とか、「なんか英語って記号みたいで」といったイヤ〜な感じが抜けて、知らず文章楽しんでいる・・・そんな感覚が出て来た頃がやっと基礎・初歩の終了。

簡単な小説読んじゃったとか、ドラマを字幕なしで楽しんでいたとか、さっきネットで読んで面白かった記事が英語だったか日本語だったか忘れちゃったとか、そんな感じです。

この段になったら、難しい大学受験英語でもかなり楽です。控えめに言っても、割りと余裕です。英語の試験なんて、現代国語に比べれば引っかけも無いし、実はやさしい。単に英語に慣れてないから、難しく感じるだけです。

そんなの手が届かないところの話なんかじゃないですよ!“読む・聴く”を地味に毎日、二年もやればそうなるのでは?最初は、一日2ページ程度ではじめた分量も、その内、5ページ、10ページと増えていきます。

難関大学の受験生もこのレベルまでやってないから、英語問題が難しいと思っています。時間の余裕がある内から、日々こなせばいいだけです。

*****

では文法の参考書について!

勉強法ですが、上に書いたように機械の説明書なのだから、頭からきちんとやるのはせいぜい二回くらいでよし。

その後は、“読む・聴く”で判らない文法事項がでてきた際に、きちんと文法書を開いて確かめましょう。

参考書は大きく三つに分かれると思います。

  • 英語ネイティブが書いた英語文法参考書:実はすごく判りやすいです
  • TOEFL/TOEIC向けの日本人が書いた英語文法参考書:日本人が弱い文法事項について重点的に学ぶ
  • 所謂、大学受験の参考書

この順番で、やるのがいいかなと。

大人の場合は、上二つで十分。大人は一応日本人の先生による日本人向けに英文法を解説した教科書や参考書をやっているので、忘れていても基礎はないわけではない。そういう目には、英語ネイティブが書いた文法書が分かりやすくて「目からうろこ」なことも多いでしょう。

中学生の方は、大学受験する場合など、3.の受験参考書で補う必要があります。でも、上の2冊を終えて、“読む・聴く”をやった後なら随分楽ですよ。日本人の先生による日本人向けに英文法解説は、学校の教科書がありますからね。自主勉強は違うものでもいいでしょう。

では早速参考書実物の紹介です。

●英語ネイティブが書いた英語文法参考書

判りやすいし、翻訳版もあるので下がお薦め。抄訳なので不十分ですが、それほど削られていないし、贅沢も言ってられないし、勉強には問題ないでしょう。多分、今の段階では、翻訳版を使った方がいいのでしょう。

英語の原書と翻訳見比べながらだと、お金は掛かりますが、安心ではあります。*3

中学生時代は日本語版をやって、高校に入ったらすぐ英語版でやり直したり、いろいろ自分にあわせてどうぞ。類書は他にあると思うので、各々探してくだされ。

この上に上級がありますが、まー必要ないでしょう。

マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編) の商品写真  マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編) の商品写真  マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

下はオリジナルの英語版

Basic Grammar in Use Student’s Book with Answers and CD-ROM の商品写真  Basic Grammar in Use Student's Book with Answers and CD-ROM
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

と中級

Grammar in Use Intermediate Student’s Book with Answers and CD-ROM の商品写真  Grammar in Use Intermediate Student's Book with Answers and CD-ROM
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

*4

TOEFL/TOEIC向けの日本人が間違いやすい英文法解説書

これは私が大変良いと思う良い本が2冊あります。日本人が間違えやすかったり、理解しがたかったりする文法事項だけ集めてきたものです。超判りやすいです。類書に、この簡潔さ、この質は中々求め難いと思うので、ぜひどうぞ!

はじめてのTOEFL―必ず出題される基礎文法集中攻略 の商品写真  はじめてのTOEFL―必ず出題される基礎文法集中攻略
著者: 長本 吉斉
出版社: 明日香出版社

TOEFL test620点 の商品写真  TOEFL test620点
著者: 長本 吉斉
出版社: 明日香出版社

TOEFL/TOEIC試験対策にも効果テキメン。難関校留学の場合、これだけではちょっと足りなくなってしまったようですが、普通に仕事で使う&日本の大学受験ならこれで十分。しかも、あっけないほどすぐ終わるかも。

「日本の大学受験なんだから、TOEFL教材なんて関係ないよ〜」と思わず、ぜひやってくださいませ。日本人が弱い文法の常識に付いて学びますから、 “読む・聴く”にも、“書く・話す”にも必要なことばかりでかなり目から鱗となりましょう。

所謂、大学受験の参考書

大人&大学生には必要なし。もうやっていますし。もちろん、余裕があればやり直してもよし。

中学生の方は、学校の教科書と上の参考書をしっかり終え、“読む・聴く”をある程度こなしてからはじめて受験参考書考えてください。その時には予備校に行っているでしょうから、どんな受験参考書がいいかチューターや周りの人に聞けば良いです。

拍子抜け?それでいいんです。

よく現在完了や過去完了などがしっくりこないなんて言います。けれど、あーゆーものは文法書を読んで、テストでは正解を出せてもしっくり来ないものなのです。“読む・聴く”をやっているうちに、なんかわかったな・・・というレベルになります。ならないなら、量が足りないか、きちんとやってないのです。

*****

その他・・・えーーー

本屋さんの棚には腐るほど英文法本があって、「これなら絶対に判る!なになに」と言ったものから何からやたらと並んでいますが、どうでしょうか。簡単なことしか書いてなかったら、そりゃ簡単だろうなと。

受験の本も早稲田の英語、慶応の英語、どこそこどこそこと細かく分けていますが、そんなもの過去問やるだけで十分じゃないの、、、という気が致しました。

上のマーフィー二冊、長本二冊で、計四冊で済む・・・と思うと、ちょろくないでしょうか?*5

*****

では本日のポイント。

文法はルールブックです。丸暗記は辛いです。最初にさらっとやったら、実践の“読む・聴く”を通じて、自然に体得しましょう!

そして、“読む・聴く”の最中に判らない文法事項が出てきたら、その都度、文法書を振り返りましょう。

では、次回!

p.s.:気づきましたが、上述のネイティブの書いた参考書は、すっごい基本のところ、例えば「疑問の時に動詞と主語の位置がひっくりかえる」ってことは説明を省いていました。多分、フランス人だのドイツ人だの向けだから、そんな簡単なことまでは要らないでしょう。そういうことは、中学・高校の教科書・参考書にしっかり書いてあるので、判らないことがあったら、そちらを見返してください。

中級文法のちょっとややこしいものまで扱った日本人による日本人向けの英文法書を探すなら・・・

英文法解説 の商品写真  英文法解説
著者: 江川泰一郎
出版社: 金子書房

表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き) の商品写真  表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き)
著者: 綿貫 陽・マーク・ピーターセン
出版社: 旺文社

などをどちらか一冊ないしは双方もっておいて、ネイティブの参考書ではわかりにくい事項を確かめる。前者は辞書的、後者は英作文の基本構文丸暗記という使い方になるかな・・・

教科書はややこしい文法事項は端折っていたりするので、やはり、持っておけば安心でしょう。

*1:学校や塾で追われるように”お勉強〜”していると、「この三ヶ月に習ったことは次の定期試験で成果を出さないといけないっ」と尻に火をつけられてばかりです。しかし、もとから、「発音・単語・熟語・をひとさらいふたさらいしたら、“読む・聴く”で実地訓練にうつり一年二年と経たないと、文法の理解もしっくりこない」と思えばどうでしょう。最初から余裕をもって全体像を考えて計画すれば、落ち着いて対処できます。受験生も最初から、一日一時間でも楽になるまで2-3年掛かると判れば、直前一年でなんとかしようなどと思う訳がない。

*2:別所で書いたと思いますが、例えば、古文や漢文だってそうで、はい文法記憶しろ、さぁ問題解け・・・のペースに巻き込まれず、自分の興味で古典文学作品を読み進めていれば、うんと楽になるものです。

*3:これに限らず、翻訳ものには、ひょんな誤訳や誤植がありがちです。原書はなんども版を重ねていれば、そこは手直しされているものです。

*4:同じ著者マーフィーさんの別の初級・中級文法書もあるのですが、書店で確かめてお好みの方をどうぞ〜 わたしはこちらを持ってます。 

Essential Grammar in Use with Answers and Interactive eBook の商品写真  Essential Grammar in Use with Answers and Interactive eBook
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

 

English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook の商品写真  English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

*5:繰り返しますが、一般的な学校の教科書は日本人による日本人向け説明として、大事な基礎になります。それは学校でやりましょう。授業中に予習・復習。・・・自分の授業に集中しないと気に入らず、内職認めない教師ってほんと最低だと思いますね。いまどきいるんですかね?