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2008-06-15

英語落ちこぼれ→取りあえずTOEIC935点のsergejOが贈る 大人から始める英語講座 第八回 具体論3 文法

2016年末注:

いろいろ注意・訂正点が重なって読みにくくなりましたので、手直しして幾分すっきりさせました。

ちょっと間が空きましたが、まずは前回 第七回 http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080610/1213076240 の復習。

まず発音!次に単語と熟語をみっちりと!

単語と熟語を最初に詰め込むと後が楽!

覚え方は、教科書通り&自分の工夫!

最後に、これらの復習と紹介教材だけまとめたページを作って、各記事にリンクを貼ってindexページとしたいなと。「せるげーいつも長いよ、、、」という方は、しばらく待ってから、そちらでどうぞ。

後日注:

まとめとして以下の二つの頁が便利です。全体把握にもどうぞ。

・index&まとめ:各回の概要紹介の上、リンクをつけてあります。

http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080624/1214234591

・第十四回:各回で紹介した基本参考書を一通り終えるためのスケジュールを試算。中学生・高校生の方も、どのくらいの期間が掛かるか初めに知っておくと余裕のある計画が立てられますよ。

http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080623/1214149038

*****

本日は文法です。いわゆる机に向かっての勉強はここまで − 発音、単語・熟語、文法 − で終わり!

文法の必要性は、いまさら言うべくもないでしょう。これを知らないと、“読む・聴く”も単語からの当て推量になります。当て推量がかなり助けになるとは単語・熟語で語ったことですが、それだけでは対応し切れません。

では、どのくらいの文法知識がないといけないか?「中学文法で十分」なんて言い方もされますが、私は6年一貫校で中高の区分が曖昧だったので、「中学文法」というものがはっきりしませんが、「大学受験くらいの文法」で良いのでしょう。これもどのくらいって難しい話ですが・・・簡単に言えば、評判の良い大学受験参考書一冊分。

*****

さて常々思うのですが、文法を理解し、覚えるのが厄介なのは、要するにこれがルールブック、解説書の類いだからではないでしょうか?文法書だけ繰り返して丸暗記しようとするから難しいのではないか・・・。

文法書だけで文法を学ぶという考えを捨てましょう。一回、二回文法書を繰り返したら、“読む・聴く”をどんどん進めて、その中で焦らず文法を復習しましょう。

大量の“読む・聴く”がないから文法もわからない、と考えましょう。普通は、文法書を終えたら、もう読めると思っているものですが、そんな考えでは絶対にいけません。

電気製品で例えます。

「取扱い説明書なんて読まなくても勘でわかるよ」なんて仰る人は、自分の知ってる使い方だけになりがちです。やはりトリセツはきちんと読んだ方がよろしい。

では、説明書ばっかり読んでいる人はどうか。実際に機械を触らずに、完璧に使えるようになるまでなんども説明読む!・・・そんなのいかにも無理なことであります。

説明書と言うのは、なんだかんだ今ひとつわからんもの。いじっている内に「なーんだ」となる。いじっていれば疑問が出てくるから、該当部分の説明書を読めば良い。

でも一回二回はきちんと説明書を通して読んでおかないと、どこを探していいかわからない。面倒だけれど、長期的にはその方が効率が良い。

上の説明書にあたるものが文法書であり、いじるに値するのが“読む・聴く”です。

*****

“読む・聴く”をどのくらいやれば良いのか。これは後の段の話ですが、少し触れて置きましょう。

先日、本屋でさまざまな読解やリスニングの参考書・問題集を眺めていましたが、そんなもんじゃ“読む・聴く”がまったく足りないです。“読む・聴く”をざっくり一日一時間くらい日々こなして、その中で「よーわからん」ところを文法書を見返して・・・そんな調子で、一年か一年半くらいそこらたった頃から段々上達が実感されるものです。

スピードで言うと文章の難しさによりますが、少なくとも150語以上/分、かんたんなものなら200語以上/分で読めるレベル。

感覚的に言うと、「うわっ英語文読むのやだな」とか、「なんか英語って記号みたいで」といったイヤ〜な感じが抜けて、知らず文章楽しんでいる・・・そんな感覚が出て来た頃。これがやっと基礎・初歩の終了。

簡単な小説読んじゃったですとか、日本語字幕見ながらも英語でなにを言っているかは注意している。簡単なドラマなら気付いたら字幕なしで見たり、ネットで楽しんだ記事や映像が英語だったか日本語だったか忘れちゃったとか、そんな感じです。

この段になったら、難しい大学受験英語でもかなり楽です。控えめに言っても、割りと余裕です。英語の試験なんて、現代国語に比べれば引っかけもすくなくて実はやさしい。単に英語に慣れてないから、難しく感じるだけです。

そんなの手が届かないところの話なんかじゃないですよ!“読む・聴く”を地味に毎日、たかが一日一時間程度でも一年二年もやればそうなるものです。最初は、一日2ページ程度ではじめた分量も、その内、5ページ、10ページと増えていきます。力がついた証拠です。

難関大学の受験生もこのレベルまでやってないから、英語問題が難しいと思っています。でもできないことではない。時間の余裕がある内から、日々こなせばいいだけです。

*****

では文法の参考書について!

勉強法を繰り返しますが、上に書いたように機械の説明書なのだから、頭からきちんとやるのはせいぜい二回くらい。その後は、“読む・聴く”をこなす中で、わからない文法事項がでてきた際に、文法書を開いて確かめましょう。いままでも散々書いたとおり、それは文法に限らず、発音でも単語でも同じことですね。

このような日々の復習とは別に、発音・単語・熟語・文法の参考書は、半年にいっぺんくらいは定期的に一通りやり直す。試験の前などのおさらいはなおさらのことです。

文法書は大きく五つに分かれます。

  1. 学校の教科書:基本。ものによっては内容がやや足りない。
  2. 英語ネイティブが書いた英語文法参考書:実はすごく判りやすいです。
  3. TOEFL/TOEIC向けの日本人が書いた英語文法参考書:日本人が弱い文法事項について重点的に学ぶ
  4. ちょっと厚手の日本人の書いた中級参考書:通してやるより、必要に応じて辞書的に引く
  5. 所謂、大学受験の参考書の類い

一番上の学校の教科書は、大人なら一度やってますし忘れましょう。いまここからやり直しても、ものによって内容が足りない恐れがありますし。心機一転違うものでやり直し!

中学生・高校生の方は・・・英語に限らず教科書なんてものは貰ったらすぐの一二ヶ月、遅くとも三ヶ月くらいでざっと終えるものです!!来年分も手に入ったら、先にやっちゃいましょう。そんなの当たり前です。その後で、以下に書くことを参考に自分の勉強をしてくださいませ。*1

5の大学受験参考書は、大人はもう必要ないでしょうし、中学・高校生のかたがたは必要が来たときに、巷の情報を参考に定評のあるものをやればよろし。

私がお奨めするのは、上述の2・3・4です。早速参考書実物の紹介といたしましょう!

●英語ネイティブが書いた英語文法参考書

これが日本人向けの説明と違って、ところどころすっとわかりやすい。ぜひにとお薦めいたします。早くやっておけば良かったと、私もつくづく後悔しました。

「こういうものは英語と根本が似ている言葉を使う欧米人向けで、日本人には不向き」との声もありますが、日本人向けの文法説明は、1の学校の教科書、4のちょっと厚手の日本人の書いた中級参考書、5の受験参考書がありますので、心配せずにトライしましょー!!

翻訳もありますし定評もあるので下のマーフィーの英文法をお薦めします。私は原書しかやってないですが、面白うございました。原書でできるならそれに越したことはないですが、これをお読みの方は「英語が苦手」だと思いますので、今の段階は翻訳版が良いでしょう。

のちのちの復習では、ぜひ原書をやることをおすすめします。

初級、中級の二冊がありまして・・・

マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編) の商品写真  マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編) の商品写真  マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

英語版原書は、こちらの二冊。

Basic Grammar in Use Student’s Book with Answers and CD-ROM の商品写真  Basic Grammar in Use Student's Book with Answers and CD-ROM
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

と中級

Grammar in Use Intermediate Student’s Book with Answers and CD-ROM の商品写真  Grammar in Use Intermediate Student's Book with Answers and CD-ROM
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

上は、アメリカ英語版で、日本語翻訳版もこのアメリカ英語版を元にしています。

しかしながらこのマーフィーのケンブリッジ英文法は、なんたってケンブリッジですからイギリス英語版があります。こっちの方がオリジナルなんでしょう。

Essential Grammar in Use with Answers and Interactive eBook の商品写真  Essential Grammar in Use with Answers and Interactive eBook
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

 

English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook の商品写真  English Grammar in Use Book with Answers and Interactive eBook
著者: Raymond Murphy
出版社: Cambridge University Press

アメリカ英語版のBasic Grammar in Useは、イギリス版のEssential Grammar in Useに、同様にGrammar in Use Intermediateは、English Grammar in Useに対応します。タイトルが微妙でわかりにくいですが、ケンブリッジ出版局にメールで確かめました。英語でメール書いたら、日本支部から日本語で回答いただきました。

ざっと確かめたところアメリカ英語版とイギリス英語版の違いもよくわからないくらいですし、ページ数もほぼ変わりなし。ですから、気にせずどちらでも良いでしょう。私は、ケンブリッジだからやっぱりイギリス版だろうとイギリス英語版でやりました。

TOEFL/TOEIC向けの日本人が間違いやすい英文法解説書

これは私が大変良いと思う良い本が2冊あります。日本人が間違えやすかったり、理解しがたかったりする文法事項だけ集めてきたものです。超判りやすいです。類書に、この簡潔さ、この質は中々求め難いと思うので、ぜひどうぞ!

はじめてのTOEFL―必ず出題される基礎文法集中攻略 の商品写真  はじめてのTOEFL―必ず出題される基礎文法集中攻略
著者: 長本 吉斉
出版社: 明日香出版社

TOEFL test620点 の商品写真  TOEFL test620点
著者: 長本 吉斉
出版社: 明日香出版社

TOEFL/TOEIC試験対策にも効果テキメン。難関校留学の場合、これだけではちょっと足りなくなってしまったようですが、普通に仕事で使う&日本の大学受験ならこれで十分。しかも、あっけないほどすぐ終わるかも。

中高生の方など、「日本の大学受験なんだから、TOEFL教材なんて関係ないよ〜」と思わずぜひやってくださいませ。日本人が弱い文法の常識に付いて学びますから、 “読む・聴く”にも、“書く・話す”にも必要なことばかりでかなり目から鱗となりましょう。

中古しかないけれど、類書の良さそうなものが私は寡聞にして知らず・・・

ちょっと厚手の日本人の書いた中級参考書

いろいろあるけれど、この二冊でしょうか・・・。上はずっと前からあるもので、下は近年のスタンダードかな?

英文法解説 の商品写真  英文法解説
著者: 江川泰一郎
出版社: 金子書房

表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き) の商品写真  表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き)
著者: 綿貫 陽・マーク・ピーターセン
出版社: 旺文社

これらのどちらか一冊ないしは双方持っておいて、学校の教科書では説明が足りない項目や、マーフィー英文法の英語の説明でニュアンスがわかりにくい項目などを学びます。辞書的な使い方ですね。私もしょっちゅうは開きませんが、これらがないと実に困ります。

どちらか一冊・・・というと強いて言えば、後者の実践ロイヤル英文法でしょうか?でも、ぱっと辞書的に開くには前者の英文法解説の方が便利と思わなくもなく・・・どちらか一方を古書で手に入れれば、懐もあまり痛めずに済みますよ。

どちらも500〜600頁と分厚いもので、これを通してやるのは、なかなか大変です。

もちろん一度や二度は通してやるべきですが、細かい事象・ニュアンスも扱うので、初学者にはピンと来ない説明が多いと思います。ですので、通してやるのは後にして、しばらくは辞書的に使いましょう。必要な項目を調べた時に、周りの頁もついでに読んでおくなどして、自然に読んだ頁を増やしましょう。読んだ頁にはなにか印でもつけておきましょう。

では通してやるならいつか?"読む"&"聞く"の勉強をある程度こなした頃がおすすめです。童話なら楽に読めて、簡単な小説にもトライし始めた段階、映画やドラマを英語字幕を出して結構英語のニュアンスが楽しいと思うことが増えたとか、早くてもそんな段階なってからが良いでしょう。

細かい話が多くて、端から通してやっていくと疲れます。気になる章から一日せいぜい4-6頁程度のんびり進めるなど、ご自分の好み・必要に合わせて無理なくのんびりどうぞ。

文法の参考書のご紹介とその勉強法は以上になります。

*****

繰り返しますが、文法書をしっかりやれば"読む"&"聴く"もできる、などとはくれぐれも思われませぬように。"読む"&"聴く"という実践の勉強を進める中で、復習している内に段々と確かなものになります。大量かつ質の良い"読む"&"聴く"の経験を通さねば身に付かない、そう思ってくださいませ。

よく現在完了や過去完了などがしっくりこないなんて言います。あーゆーものは文法書を読んで、テストでは正解を出せてもしっくり来ないものなのです。“読む・聴く”の経験が増せば増すほどに、自分の気持ちと英語の表現が段々しっくりしてきます。量をこなすのが、それも大量にこなすのが必須なのです。

中高生の方々も、大量の“読む・聴く”をこなすことをそもそもの学習計画に入れておけば、急がば回れでかなり楽になりますよ。これはどの教科でも、国語でも古文漢文でも歴史でも数学でもそういうものでしょう。

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その他・・・えーーー

本屋さんの棚には腐るほど英文法本があって、「これなら絶対に判る!なになに」と言ったものから何からやたらと並んでいますが、どうでしょうか。簡単なことしか書いてなかったら、そりゃ簡単です。

受験参考書も東大の英語、京大の英語、早稲田の英語、慶応の英語、どこそこどこそこと細かいものもありますが、そんなもの過去問をやるだけで十分じゃないの、、、という気が致します。

通してやるのは、マーフィー二冊、長本二冊で、計四冊。傍らに中級英文法を置いて、ときおり辞書のように開く。これで済む・・・と思えば、ちょろくないでしょうか?

*****

では本日のポイント。

文法はルールブックです。丸暗記してもまだまだものにはなりません。最初にさらっとやったら、実践の“読む・聴く”を通じて、自然にかつ深く体得していきましょう!

そして、“読む・聴く”の最中に判らない文法事項が出てきたら、その都度、文法書を振り返りましょう。

では、次回!

次回 sergejOの大人にも中高生にも早熟な小学生にも役立つ英語講座は、ちょっと一息いれまして、第九回 閑話休題 会話ってそんなに大事?になります。読まないと損するぞ!

http://d.hatena.ne.jp/sergejO/20080616/1213597189

*1:厚くても200頁くらいでしょう?他の教科もあるから一日5頁としてもたったの40日で終わります。授業中は聞いているフリをしながら復習や内職をしましょう。成績が上がれば文句言えないですし、そもそも、いい学校に受かり実際に英語を使えるようになるのが目標ですから。

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