大人から始める英語講座、お読み頂きましてありがとう御座いました!

「後で読む」ので、まだ読んでない!というつっこみはさておき、、、昨日は、沢山のブックマーク頂きありがとうございました。トラックバックを寄せてくだすった方、はてなスターはてなポイントくだすった方、この場を借りて、皆様に心より御礼申し上げます。

しろーとが書いたものが、こういう事態になりまして、ブックマークコメントにお返事したり、ブックマークにスターが付けられると知って、幾つか付けている内に悪い気がして、みんな付けちゃったり、、、と、バカなことをしておりました・・・途中で取りやめにしたので、なにも付いてない方にはご容赦を!

いずれにせよ、こういったことは横のつながりに巧みなはてなという場だから起こったことと感心するものであります。

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前々から、余裕ができたら、私塾でもやりたいな〜と漠然と思って居りました。最近も梅田望夫さんと斎藤孝さんの『私塾のすすめ』という本がちょっとブームだそうで、書名しか存じ上げない乍、同じことを考える方は在るんだな〜と。しかし、こうやってブログを書くだけでも同じことができてしまう・・・とすれば妙なものです。自分に余裕がないのに、他人向けになにやってるんだーという気も少々致します。

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あの英語講座は、まったく内輪の知人向けに書いたものでした。まとめもそんな知人向けのもの。そもそも、ここは初めて一ヶ月のブログで、一昨日まで日に10人見えるか見えないかのネット上の閑散地。それで、なんでも自分で思いついたよーな書き方をしておりましたが、こうなるとさすがに宜しくないと、アイディアの出所や明らかな矛盾点など注意書きとして補足済ませたところです。

注釈した以外にも、さまざまなwebsite、友人・知人との議論等々、多いに他人のお世話になっております。とは言え、効果がなければ筆者の責にしてくださいませ。

あの程度が、最低限やるべきことで、ミラクル*1はないだろうと思っております。些事大事いろいろかんがえれば、あんなやり方こんなやり方は他にもたくさんありましょう。どのくらいの費用で、何をやればどうなるか、という全体像の単なる一例でありますが、後は「そうかな〜、どうかな〜」と皆様で工夫してくださいませ!

私なんかよりもっと出来る人は幾らでもいらっしゃいますので、「こんなこと書いてあるけど、どう?」と話のネタにして頂ければ幸いです。ネタがあれば、アイディアも引き出し安いもの。私自身にはもうアイディアが無いので、ここから先は各自で工夫されたしでございます。

私が自習好きで、専門の講習を受けるほど資力もないし、ケチなので、自習に重きを置いております。同じ境遇の方々が、英語の勉強について悩むことを早く通り越して、英語を使ってなにするかを考えることにシフトできたら幸いです。

大してできないけれど、日常では特別苦手にも感じない・・・そうなれば大きな飛躍かなと。*2

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なんだかんだと書きながら、世界を股に<del>はさむ</del>かける海外営業部時代を思い出して居りました。様々な体験談について、異文化コミュニケーションのカテゴリーで今後少しずつ、かつ、不定期に書く予定です。異人さんに通じる最低限のメールの書き方・・・とか!

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以下、我ながら少々意味不明ながら・・・

ところどころ微妙に熱い文化論になっていますが、地方活性化、日本がんばろ〜、個々人が自らもっと討って出ましょ〜が、自分の根本のテーマなような気が致しまして、そんなこんなで、妙な気合いが入ったようです。

最近もTVでドキュメントが放送されましたが、山形出身のデザイナー 奥山 清行(ken okuyama http://www.kenokuyama.jp/profile/index.html )さん、素晴らしいと思います。

伝統の逆襲―日本の技が世界ブランドになる日 の商品写真  伝統の逆襲―日本の技が世界ブランドになる日
著者: 奥山 清行
出版社: 祥伝社

奥山氏の話はTVでもネットでもなるべく追っかけておりますが、自分が捉えたメッセージは、

  • 日本のというより、日本の地方・各地域にはすごいものが山ほどある。自信を持とう。
  • 東京の下請けやっている限りダメ!自ら討って出て、世界に問えば、チャンスはある!
  • 技術者・職人・アーチスト等「つくるひと」の懐が正当に潤うシステムをつくりましょう

ということでした。

日頃のニュースも都会と鄙って構図が見え隠れしますし、そもそも、そんな意識が人の中にもないかなと。

奥山氏は、東京なんて一足飛びに超えて、地元の職人さんをヨーロッパに連れて行き、製品も持って行き、東京を挿まずに地元にお金を落とすことを考えていらっしゃる。あれは実にいいことだな〜と。世界が視野にあれば、東京も特別な都会ではなくなるでしょうし。東京からのおこぼれや東京の顔色を見るのでなく、世界を見据えながら自分・地域・国を考えるような元気な地方が増えれば、日本全体も変わっていくような・・・戦中以来焼け太りの中央官庁システムジャパンでは難しいことでしょうが、、、*3

100年の価値をデザインする: 「本物のクリエイティブ力」をどう磨くか (PHPビジネス新書) の商品写真  100年の価値をデザインする: 「本物のクリエイティブ力」をどう磨くか (PHPビジネス新書)
著者: 奥山 清行
出版社: PHP研究所

フェラーリと鉄瓶 (PHP文庫) の商品写真  フェラーリと鉄瓶 (PHP文庫)
著者: 奥山 清行
出版社: PHP研究所

わたくしの駄文なんぞでどーにもなるもんではないのですが、ブックマークをあれだけ頂いたならば、読者の中には英語も身近でない地域にお過ごしの方も多いと存じます。そういった方々の情報収集の武器となり、また「大人から始める」とありますが、そんなことを気にしない中学生の方々にもお役に立って、少しでも将来の助けになれば、書き手冥利に尽きるものです。

奥山氏がよく仰ることで、毎日デッサンを100枚書くという話があります。英語もまずもって質より量かも知れません。「毎日一時間で一年半」は、毎日デッサン100枚には到底およびませんが、英語が本業でない方には大変なことでしょう。それでもいつか量が質に転嫁すると思います。

最後に、拙文ご笑覧頂きましたこと、今一度深謝申し上げます。

いつものだらだら長文になりましたこと、ご赦しをば!



sergejO拝



p.s.:友人・知人の皆様、次回よりつーじょーのせるげー・アホ毛モードにもどります〜。他人様向けと思うと、行儀が良すぎて、いけません!なぜならば!

*1:こんなに伸びる魔法の方法!!みたいなもの

*2:やればやるほど必要なことが新たに見えてくるので切りがないですが・・・

*3:じゃあ民間ならOK!とならないのも難しいところ。いま民間民間って言ってる連中は、公共財産・公共事業の安価払い下げが主ですし、市場が市場が言ってるくせに自分になにかあると税金で損失補填して too big to failだとかたわごと言ってます。代わりなんて幾らでもいるのが市場主義の大前提。それじゃ市場でなくて私情ですね。

君たちの生きる社会 (ちくま文庫) の商品写真  君たちの生きる社会 (ちくま文庫)
著者: 伊東光晴
出版社: 筑摩書房