古本屋の覚え書き

古い書評&今週の一曲

振替手数料

 通信販売にとって最大の問題は、送料と振替手数料である。店が払うか、客が払うか、いずれにせよ、どちらかに負担がかかる。


 ここで注意しないといけないのは、店が負担すると見せかけておきながら、その実、品代に乗っかっているケースがあることだ。


 内の場合は、どちらもお客さんに負担してもらっている。トップページに謳ってある通り、これは電車賃と考えてもらいたい。ハードカバー1冊で大体300円前後の送料で、これに振替手数料が70円と、着払い手数料の20円が加わる。片道200円の交通費と考えてもらえば、さほどべら棒な額でもあるまい。これが高いと感じるようなら、通販で買い物をするべきではない。


 時折、10円とか50円の本1冊の注文があり、送料がかかることを知った途端、キャンセルしてくる客もいる。全くもって世間知らずにもほどがある。基本的に、安い品というのは、追加で買ってもらうために置いてある。だが、注文が入ってしまえば、いたずらに断るわけにもゆかないから売っているだけの話。


 そこで本題になるが、送料はどうしようもないが、振替手数料は多少、工夫の余地がある。


 1.1ヶ月に5件以内の買い物(ネット通販)しかしないのであれば、新生銀行に口座を開く。手数料は5回まで無料。


 2.5件以上の買い物をする方は、郵便振替口座を開く。専用の振替用紙を使って口座間で入金すれば、手数料は15円で済む。電信扱いの場合は140円。


 3.機械で入金すれば10円安くなる。


 4.eBank口座を開設する。eBankの口座間は手数料が無料。


 と、まあ、私が知っているのは、こんなところ。他にも何かいい知恵があれば、是非とも教えて頂きたい。