古本屋の覚え書き このページをアンテナに追加 RSSフィード


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2005-07-24

ID Manager

 パスワード管理ツール。少し前から使っている。クリック一つでペーストできるのが便利。IDとパスワードが増えて、管理できない人も多いことだろう。金融機関や、認証を必要とするサイトは、これ一発でログインできる。


 尚、画面を開きっ放しにしていると危険なんで、ログイン後、直ちに閉じる癖をつけた方が宜しい。画面の×ボタンではなく、ファイル→終了で閉じる。

2005-07-23

D-FAX

 ファクシミリをメール(画像ファイル)で受信する無料サービス。着信通知サービスは、端末購入代として5000円の初期費用がかかる。送信側に課金されるため、無料サービスが実現している。紙の無駄がなくなるので、CO2削減に貢献できる。自宅のファクシミリが壊れたので使ってみたが、極めて便利。ファクシミリを持ってる人も使用すべきだ。

2005-07-11

『ドク・ソルジャー 白い戦場』

 1992年アメリカ作品。日本では未公開。


 大ヒットした『24 TWENTY FOUR』のキーファー・サザーランドの顔があったので借りてきた。


 舞台は退役軍人病院。戦地で負傷した兵士や、後遺症に苦しむ人々が集まっている。予算が削られ苦しい経営を強いられている病院は、患者を人間扱いすることなく入院患者を追い出す方針に貫かれていた。病院内で政治を行う院長と若き医師達が戦う。インチキ臭いタイトルに騙(だま)されることなかれ。こいつあ傑作だ。


 荒唐無稽な展開に思わず笑いを禁じ得ない。この作品は“コメディー”として見るのが正しい。だがハチャメチャなストーリーを骨太なテーマがしっかりと支えている。


 個性的な医師や看護婦、果ては患者達に囲まれ、ピーターは成長を遂げてゆく。


 スピーディなストーリー展開に加え、印象深いシーンがたくさんある。


 若き医師達は官僚主義と戦う。最初は戸惑いながら、「自分の経歴に傷をつけたくない」という理由で彼等と行動を共にしなかったピーターだったが、院長の汚いやり方を知り、遂に立ち上がった。


 患者の治療のためとはいえ次々と思いつく悪知恵がお見事。彼等は平然と病院の規則を踏みつけ、犯罪行為を正当化する。全く臆するところがないのは医師の使命に生ききっているからだった。しかし権力者はもっと狡猾だった。


 スタージェスが病院を追い出された。ピーターがスタージェスの下(もと)へ走り、連れ戻す。そしてここから青年医師達と看護婦・患者を巻き込んで革命が起こる。退役軍人達は重火器まで用意した。


 アメリカの自由の気風が横溢していて実に小気味がいい。


 ラストシーンで理想を手放さなかった青年達は遂に勝利を手中にした。「規則を犯すか、規則に犯されるかだ」と語ったスタージェスは人間を隷属させる一切と戦った。彼等の勝利は人間主義の勝利だった。


ドク・ソルジャー 白い戦場


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2005-07-10

『ミリオンダラー・ベイビー』

 嫌な映画である。私はこの作品の噂を聞いてラストシーンを完全に予想できた。ボクシングのサクセス・ストーリーと思わせておいて、かような展開にするたあ、あこぎが過ぎるんじゃあねえか?


 だがその私ですらマギーにつけられたリングネーム「モ・クシュラ」の意味を知った時、涙を禁じ得なかった。


 全く面白味に欠け、観客に対するサービス精神はゼロ。これは映画版“アメリカ自然主義文学”である。


 フランキー(クリント・イーストウッド)は毎日教会のミサへ足を運び、牧師を挑発するような質問を投げ続ける。


 この作品のテーマは、神に抗い続ける男と、トレーナーに父の愛を求めた女のドラマであろう。二人は神が与えた運命を拒絶した。どこにいるのかわからない神にすがるよりも、彼等は目の前にいる互いを信じた。それはまるで、イエスとマリアの立場を逆転させたような関係と化している。


 しかし見終えた瞬間、全てが大いなる運命だったかのように感じてしまうのだ。


 ああ、嫌な映画だ(笑)。


ミリオンダラー・ベイビー


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