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2008-06-12

振り込め詐欺が過去最多の被害


振り込め詐欺 最悪ペース 04年上回る勢い 警察庁が対策室


 振り込め詐欺の被害が過去最多のペースになっていることから、警察庁は11日、同庁に「振り込め詐欺対策室」(室長・安藤隆春次長)を設置した。同日、第一回の会合を開き、安藤室長が「抜本的な取り組みをしなければ撲滅はできない」と訓示した。

 被害の拡大防止を最優先に、詐欺グループの一網打尽を狙って内偵に時間をかける従来の捜査手法を見直し、摘発のスピードアップを図るほか、高齢者を対象とした広報、啓発活動を推進。金融機関などにも、現金自動預払機(ATM)周辺を妨害電波などで通話できなくしたり、ATMでの一日当たりの利用限度額を引き下げたりするよう求める。

 警察庁によると、今年1月から4月までの被害額は、前年同期比約1.7倍の約112億円。過去最悪だった2004年の年間284億円を上回るペースとなっている。

 特に年金などの還付があるなどと、うそを言って、携帯電話で高齢者に指示してATMを操作させ、口座間送金させる「還付金詐欺」が急増。

 被害額は今年1月から4月までに約24億3000万円と前年同期の4倍以上に増加している。


東京新聞夕刊 2008-06-11】


 国家の基本的な役割は「国民の生命と財産を守る」ことである。つまり、日本は国家の態をなしてないということだ。多分、政治家や官僚の連中は「騙される方が悪い」と思っているのだろう。盗聴法があるのだから、暴力団の通話は全部盗聴すればいい。また、詐欺は再犯率が高いので、詐欺犯のデータベースを銀行が共有すべきである。そして、ベルの代わりに「振り込め詐欺にご注意下さい」という音声が鳴る電話をメーカーにつくってもらいたい。更に、ATMはすべて指紋認証にすればよし。

『闇の子供たち』梁石日


 100ページまで辿りつくことなく挫折。それなりに取材した上で書いている小説だと思うが、いくら何でもこりゃ酷すぎる。タイで横行している児童売買の様子が描かれており、7〜8歳の少年・少女が性の奴隷として、もてあそばれている。詳細かつ生々しい描写に吐き気を催す。親は生活のために子供を売り、子供は生きるためなら何でもせざるを得ない。それが「日常」と化せば、それが「普通」になってしまうのだろう。グローバルスタンダードなどという言葉の空々しさを痛感する。


 劣悪な環境に置かれた庶民は、劣悪な欲望に応えることでしか生きてゆけない。アジアの大半の国は大なり小なり同様の状況にあるのだろう。昨今の日本と同じく、憎悪と暴力は反発し合うことなく、下へ下へとスパイラルを描く。


 何らかの連帯や組織を構築しない限り、彼等が救われることはない。一人の力は無力だ。まして、子供であれば尚のこと。抵抗する選択肢を持てないのは、教育の機会が奪われているためだろう。


 映画化されるようだが、生ぬるい映像にならざるを得ないことと思う。


闇の子供たち (幻冬舎文庫)


世界の子供が置かれている現実を知るための本


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