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2008-11-03

ガイ・カワサキ、田上太秀


 1冊挫折、1冊読了。


徹底的に敵をヘコます法 ビジネスを優位に導く“狂騒”戦略』ガイ・カワサキ/小田嶋隆訳。著者はマッキントッシュを市場に出回らせた立役者らしい。数ページでやめた。どうも、ハイテンションについてゆけない。ビジネス書である。


人間ブッダ』田上太秀(たがみ・たいしゅう)/『在家仏教』という雑誌の連載記事。原始仏教入門。なめてかかっていたのだが、正確な内容に驚く。初心者向けではあるが侮れない。

小田嶋隆による『広告批評』批判 その二/『罵詈罵詈 11人の説教強盗へ』小田嶋隆

 彼は『広告批評』という雑誌を創刊した。

 そして、テレビの画面や、雑誌の誌面や、講演の舞台の上でも、繰り返し繰り返し、広告の効用を説いてきた。

 言って見(ママ)れば、広告界のペテロである。

「別にかまうことはないじゃない。誰だって自分のやってる稼業を良く言おうとするもんじゃないか」

 だからあんたは甘いというのだ。

 アマノ君がやったことは、単に広告業界のイメージをちょっとばかり良くしたという程度のことではない。

 彼は、広告を「文化」だかみたいなものに格上げしてしまったのである。

「偉いじゃないか」

 うん、確かにちょっと偉い。だけど、オレはそういういかさま使いは大嫌いなのだ。

 彼は、広告を「批評」した。

「ひひょう?」

 オレは、思ったね。だって、商業用の宣伝手段に過ぎないものをつかまえて、「批評」もないだろうが。

 が、アマノは「批評」した。

 あたかもそれが批評に耐えうる「作品」であるかのように。

 畜生。


【『罵詈罵詈 11人の説教強盗へ』小田嶋隆(洋泉社)】


 大衆消費社会において広告戦略は不可欠である。どんなに素晴らしい商品であっても宣伝をしなければ売れない。確かに芸術的な広告もある。だが、小田嶋隆の刀は、「広告全体の地位向上を狙った胡散臭い意図」に対して振り下ろされたものだ。これは鋭い。私は全く気づかなかったよ。


 ただし、天野祐吉が行ったことはアメリカ広告界の二番煎じだと思われる。かの国における「広告の威力」=「消費に及ぼす影響力」を知ればこそ、広告界の宣教師となるに至ったのであろう。


 オダジマンはこの後、振り下ろした刀を水平に薙(な)ぎつける。

罵詈罵詈 11人の説教強盗へ

米軍女性帰還兵の15%「従軍中に性的外傷受けた」


 イラクとアフガニスタンから帰還した米軍の女性兵士の15%近くが、従軍中に性的外傷を受けていることが、28日に発表された米退役軍人省の調査で明らかになった。

 この調査は、過去6年間にアフガニスタンでの「不朽の自由作戦(Operation Enduring Freedom)」およびイラクでの「イラクの自由作戦(Operation Iraqi Freedom)」に従事し、同省の医療制度を利用した兵士10万人のデータに基づいたもの。女性の7人に1人が「軍隊性的外傷」を経験したと報告しているという。

 また、男性帰還兵の0.7%が性的外傷を報告している。

 従軍中に性的外傷を受けた兵士は男女とも、受けていないと答えた兵士に比べて、帰還後に精神疾患と診断される率が高い。

 内容は性的な発言から暴行の脅迫までさまざまだが、性的外傷はうつや不安、心的外傷後ストレス障害、薬物乱用などを引き起こす可能性があるという。


AFP 2008-10-30