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2010-01-15

個性は「角」である


 私たちはみんな、ほかの人とは違う「角」(つの)を持って生まれてきました。「角」とは、自分が自分であることのシンボルであり、自分がうまれ持った生来の資質のことです。

 この「角」は、何しろひときわ目立ちますから、他人は真っ先にその「角」のことを話題にいてきます。動物としての習性からでしょうか、集団の中で「角」のためにつつかれたり冷やかされたりして、周囲から格好の餌食(えじき)にされてしまうこともあります。そんなことが繰り返されますと、いつの間にか「この『角』があるから生きづらいんだ」と思うようになる人も出てきます。

 自分が自分らしくあること、その大切な中心である『角』、それを自分自身で憎み、邪魔にして隠しながら生きるようになってしまうと、生きること自体が色あせ始め、無意味なものに感じられるようになってきます。生きるエネルギーは枯渇し、すべてが立ち行かなくなってしまいます。


【『「普通がいい」という病』泉谷閑示〈いずみや・かんじ〉(講談社現代新書、2006年)】

「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書)

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