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2010-03-31

梶井厚志、一条真也、クリエイティブ・スイート、池上彰


 1冊挫折、2冊読了。


 挫折22『戦略的思考の技術 ゲーム理論を実践する』梶井厚志(中公新書、2002年)/どうも、文章が鼻について仕方がない。時折挿入されるユーモアもひねりが効いていない。人生の営みをも「戦略」で捉えているところに原因があるのかもしれない。3分の2で挫ける。


 46冊目『世界の「聖人」「魔人」がよくわかる本』一条真也監修、クリエイティブ・スイート編(PHP文庫、2008年)/クリシュナムルティの記事があったので読んでみた。該当箇所はわずか2ページのため問題外。軽い内容で暇つぶしには最適。この手の本は必ずと言っていいほど、ところどころに危うい記述がある。知らない人物の方が多かった。


 47冊目『そうだったのか! 現代史池上彰(ホーム社、2000年/集英社文庫、2007年)/4月の課題図書。知っているようで知らないのが現代史である。学校で習わないからね。よく目が届いていて勉強になった。イスラエルの件(くだり)は少々物足りないが、それ以外は面白かった。エピソードもふんだんに盛り込まれていて、まるで現代史の織物だ。池上彰は非常にバランス感覚の優れた人物であることが窺える。オイルショックからアフガン紛争〜イラク戦争に至る経緯を初めて知った。また、世界が暴力とマネーで動いていることもよく理解できる。

ドラッカー、ナチスへの入党を断る


 このフランクフルト時代、ドラッカーは、のちにナチスの幹部となった同僚記者にナチス入党を勧められて断っている。すでにドラッカーは、パスポートをもつ外国人の身でありながら、ドイツ保守党の教宣活動にかなり身を入れていた。当然、ナチスが政権掌握直後に提供してきた新聞社における編集長兼党細胞の仕事も断っていた。


【『ドラッカー入門 万人のための帝王学を求めて』上田惇生〈うえだ・あつお〉(ダイヤモンド社、2006年)】

ドラッカー入門―万人のための帝王学を求めて