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2010-07-01

オシム・日本代表2010W杯を戦い終えて


 オシムの言葉は高い次元から降り注いでくる。まるで光か雨のように。サッカーと日本チームを愛するレベルが人々と異なっているのだろう。人をして傾聴せざるを得ない響きに満ち、雄弁でありながらも通訳のピッチに配慮を怠らない。彼は生まれながらにして哲学者であり教育者なのだろう。最後の方で思わず通訳が涙ぐんでしまっている


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Flash を捨て HTML5 に移行するポルノ業界

「エロを制する者は世界を制する。ベータがVHSに敗れたのも、エロビデオの種類が少なかったというのが本当の理由だ」と卓見を示した友人がいる。もう15年以上前の話だ。

『トマス・ピンチョン全小説 メイスン&ディクスン』トマス・ピンチョン/柴田元幸訳(新潮社、2010年)


 遂に刊行成る。6月から3ヶ月ごとに順次刊行される予定。


トマス・ピンチョン全小説 メイスン&ディクスン(上) (Thomas Pynchon Complete Collection) トマス・ピンチョン全小説 メイスン&ディクスン(下) (Thomas Pynchon Complete Collection)


 新大陸に線を引け! ときは独立戦争直前、二人の天文学者によるアメリカ測量珍道中が始まる――。世界文学を牽引する天才作家の代表作を渾身の訳業で。

「おかあさん」森昌子


 私の母は太っているが、それでも感動してしまう(笑)。この曲が発売されたのは森昌子が15歳の時だった。「スター誕生!」の初代グランドチャンピオンで、桜田淳子や山口百恵と同い年だがデビューは一年早かった。


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森昌子 ベスト・コレクション

視覚が進化した理由


 この問いに答えるためには、進化生物学に眼を向け、次のように問う必要がある。「視覚はなんのためにあるのか?」生物学的観点から得られる答えはきわめて明快だ。視覚が進化したのは、それが動物の適応度をとにかく高める――生存し繁殖する能力を高める――からである。自然淘汰(すなわち、集団内でそれぞれの個体がどの程度生き延びられるか)は、究極的には、動物が視覚を用いてなにをするかにかかっており、なにを体験するかにはよらない。したがって視覚は、進化という遠い時間の彼方で、生物の行動を誘導する方法として出現したのに違いない。


【『もうひとつの視覚 〈見えない視覚〉はどのように発見されたか』メルヴィン・グッデイル、デイヴィッド・ミルナー/鈴木光太郎、工藤信雄訳(新曜社、2008年)】

もうひとつの視覚―〈見えない視覚〉はどのように発見されたか

日本人のメンタリティー


 老指揮官はいつになく厳しい口調でこんなことを言った。

「日本人は平均的な地位、中間に甘んじるきらいがある。野心に欠ける。これは危険なメンタリティーだ。受身過ぎる。(精神的に)周囲に左右されることが多い。フットボールの世界ではもっと批判に強くならなければ」


【『オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える』木村元彦〈きむら・ゆきひこ〉(集英社インターナショナル、2005年/集英社文庫、2008年)】

オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える オシムの言葉 (集英社文庫)

(※左が単行本、右が文庫本)