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2010-07-22

斎藤美奈子


 1冊読了。


 97冊目『たまには、時事ネタ斎藤美奈子中央公論新社、2007年)/昨日読了。ツイッターで「ハサミの値札の法則」が紹介されていたのが、読むきっけかになった。これは「ハサミに付いている値札の糸を切るには別のハサミがいる」という矛盾を衝いたもの。報道機関は自社の報道はできない。相変わらず説明能力が高い。一読すると行間から斎藤の社会主義的体臭が漂ってくる。この人の短所は、軽やかさが卑近に傾くところだ。結果的に揶揄が軽薄な調子になっている。文章は巧みなんだが、どうしても好きになれない。

日蓮宗不受不施派


 寺請制度はキリスト教禁制を目的にしたものと一般的には理解されているが、日蓮不受不施派も対象であった。


身池〈しんち〉対論を経た後の)寛文9年(1669)には不受不施派の寺請が禁止された。こうして不受不施派は寺院から追い出され、地下に潜ることを余儀なくされることになった。


【『日本仏教史 思想史としてのアプローチ』末木文美士〈すえき・ふみひこ〉(新潮文庫、1996年)以下同】


 ふたたび不受不施派が公認され、再興するのは明治9年(1876)のことであった。

日本仏教史―思想史としてのアプローチ (新潮文庫)

創造主の出番のない宇宙


 これはまた、神についての書物でもある――ひょっとすると、神の不在についての本かもしれないが。いたるところに神ということばが現われる。宇宙を創造するとき、神にはどんな選択の幅があったのか、というアインシュタインの有名な問いに答えるべく、ホーキングは探究の旅に出た。彼自身、明確に述べているように、彼は神の心を理解しようとくわだてたのである。この努力から導かれた結論は少なくともこれまでのところ、まったく予想外のものだった――空間的に果てがなく、時間的にはじまりも終わりもなく、創造主の出番のない宇宙。(「序」カール・セーガン


【『ホーキング、宇宙を語る ビッグバンからブラックホールまで』スティーヴン・W・ホーキング/林一〈はやし・はじめ〉訳(早川書房、1989年/ハヤカワ文庫、1995年)】

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)

(※左が単行本、右が文庫本)