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2010-07-25

リュトリ演説の日


 今日はリュトリ演説の日(1940年)。スイス軍最高司令官のアンリ・ギザンが建国の地リュトリの丘に全将校を集め、先人が守り抜いた独立と中立を維持することを演説し、全軍の結束を呼びかけた。違反者には死刑を含む厳罰をもって臨み、中立を堅持した。

吉本隆明と柄谷行人


 日本の思想界ってえのあ、所詮こんなレベルなのかね? 批判に耳を傾ける度量はこれっぽっちも持ち合わせていないようだ。神経症的とも思える対応が、人間としての本性を浮かび上がらせている。狭い世界でおだてられているから、こんなことになるのだろう。幸か不幸か私は吉本も柄谷も読んだことがない。ま、今後もないだろう。しっかし、ケツの穴の小せえ野郎だね。


 吉本隆明は、1980年代〜90年代、自分を批判した浅田彰柄谷行人蓮實重彦に対して、他者や外部としての「大衆」をもたず、知の頂を登りっぱなしで降りてこられない(親鸞でいうところの「還相」の過程がない)「知の密教主義者」として、「知的スノッブの三バカ」「知的スターリニスト」と激烈に応答した(『「情況への発言」全集成 3(洋泉社、2008年)』p200p278p338)柄谷行人に関しては、1989年時点で、「せっかくブント体験をもってるのに」「最低のブント崩れ」とも評している(『「情況への発言」全集成 3(洋泉社、2008年)』p226参照)。


Wikipedia


 東浩紀鎌田哲哉大杉重男千葉一幹らが私を批判しているから、それに対して応答したらどうかといわれた。しかし、こんな連中の低レベルな批判にまともに応答する理由はない。

 この連中は、批評空間や群像新人賞から出てきた。世の中では、私が評価したと思っているかもしれない。もちろん、相対的に評価したのは事実である。しかし、その後の仕事については、また別である。私の評価はそのつど変わる。ただし、それをいちいち言うべきではないと思い、長い目で見ようとしてきた。しかし、彼らが錯覚し思い上がって騒々しく噛みついてくるとなったら、一言いっておかねばならない。

 こういう連中は、全面的に私の言説の中で育ってきて、一人前になるために、そこから出ようとして、まず私にからみ攻撃する。しかし、それでは私に対する従属をますます認めることにしかならない。(何にしろ私はこんなストーカーどもにつきまとわれたくない。)そもそも、このような心理はあまりに単純であって、それを自覚できないということだけからみても、この連中には見込みがない。彼らには『トランスクリティーク』を論評することなどできない。端的にいって、理論的能力が欠けている。それでも、勉強しようとする知的な関心や倫理的な衝迫があればいいが、それもない。たんに、何か派手に有名になりたいという根性があるだけだ。


【「子犬たちへの応答」柄谷行人】

「死んじゃう」空腹耐えかね男児万引き 父らに傷害容疑


 小学5年生の男児(11)に殴るけるの暴行を加えたとして、神奈川県警戸塚署は23日夜、横浜市戸塚区原宿1丁目の佐々木加奈江(36)と、男児の父親の大塚明(34)の両容疑者を傷害の疑いで逮捕し、発表した。2人は「しつけのつもり。警察が騒ぐことじゃない」と容疑を否認しているという。

 発表によると、2人は2年前から同居しており、男児は大塚容疑者の長男。

 両容疑者は、22日午後9時ごろから23日午前6時ごろにかけ、自宅で男児を台所に正座させ、全身を木刀で殴ったり、首を絞めたりした疑いが持たれている。

 同署は主に佐々木容疑者が暴力を振るっていたとみている。

 男児は「このままでは死んでしまう」と23日朝に家を抜け出し、コンビニエンスストアでおにぎり2個とパンを万引き。通報で駆けつけた警察官が男児の体のあざを見て不審に思い、事情を聴いたところ暴行が明らかになった。男児は18日から何も食べ物を与えられていなかったと話しているという。

 両容疑者はそれぞれに子どもがおり、子ども5人と計7人で生活していた。


asahi.com 2010-07-24


 同署によると、男児は冷蔵庫内の空揚げを勝手に食べたという理由で、罰として5日前から食事を与えられていなかった。23日朝、自宅から逃げ出し、近くのコンビニでおにぎりとパンを万引き。同店トイレで男児が食べているのを発見した店長が不審に思い警察に通報した。


時事ドットコム 2010-07-24

ビールに適量はない


 ビールの問題は、「きりがない」ことだ。ビールは確かにウイスキーや日本酒に比べればアルコール度数の低い酒だが、逆にいえば、この酒は浴びるほど飲むことによってはじめて酒たり得る酒だ。頭が痛くならないと飲んだような気がしないのだ。ビールに適量はない。飲み足りないか、飲み過ぎるかのどちらかなのだ。


【『安全太郎の夜』小田嶋隆河出書房新社、1991年)】

安全太郎の夜

マンダラとは


 マンダラは、インド大乗仏教の最終ランナーだった密教が、絶対の真理と信じるところを、言葉ではなく、視覚をとおして、象徴的に表現しようと開発した図像である。心身の相関や極微と極大の相関を説く密教の立場からすれば、心の構造図とも、宇宙の構造図ともいえる。


【『マンダラとは何か』正木晃(NHKブックス、2007年)】

マンダラとは何か (NHKブックス 1090)