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2010-07-29

東浩紀「『レッテル張り』で政治を語るのは簡単ですけど、僕はやりません」


東●この人は保守だけど、この人は革新だ、なんていうレッテル貼りをすると、すごく論壇時評って書きやすいんですよ。


佐々木●なるほど。


東●その書きやすさは、結局、古いイデオロギー対立で作られていた文法に、新しい現実を強引に押し込めているんだと僕は思っている。


佐々木俊尚ブレイクスルーな人たち」以下同】


東●一般的にナマナマしいリアルの話だと思われているものの多くは、単純なレッテル貼りで作られている。政治について語っているって人は本当はレッテルについて語っているんですよね(笑)。


東●「政治的」ということを、具体的な現実とどう関係するかっていうことではなく、敵か味方か鮮明にすることだって思っている人は多いですよね。

ユダヤ人追放


 ユダヤ人は、1000年にわたって、ヨーロッパで生活し、ロシア、ポーランド、ギリシャ、イタリア、フランス、イギリスなどに分散していた。彼らが唯一保存していたのはその宗教であり、「選ばれた民」という考えだった。……(中略)

 特にローマ教会がキリストはユダヤ人に殺されたと宣言して以来……

 このために

 1290年にイギリスから、1306年にフランスから、1492年にスペインから、1550年にドイツから追放されることになった。


【『リウスのパレスチナ問題入門 さまよえるユダヤ人から血まよえるユダヤ人へ』エドワルド・デル・リウス/山崎カヲル訳(第三書館、2001年/旧版、1983年)】

新版 リウスのパレスチナ問題入門

介護職の低賃金構造


 介護の仕事は、社会的に価値がある「魂の労働」なので、低給与でも名誉が得られるというイメージを先行させて、低賃金労働を末端のヘルパーの人たちに押しつけているという構造的問題があります。この構造を個人の力で変えることはできません。


【『インテリジェンス人生相談 社会編』佐藤優〈さとう・まさる〉(扶桑社、2009年)】

インテリジェンス人生相談 [個人編] インテリジェンス人生相談 [社会編]

ジャン・ボードリヤールが生まれた日


 今日はジャン・ボードリヤールが生まれた日(1929年)。ポストモダンを牽引したフランスの思想家。大量消費時代は「モノの価値」が労働価値・使用価値を失い、記号として立ち現れることを説いた。記号の差異を消費することで人間もまた記号化してゆく。消費マンダラ。映画『マトリックス』に影響を与えた。

消費社会の神話と構造 普及版