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2010-08-12

『歴史の不測 付論 自由と命令・超越と高さ』エマニュエル・レヴィナス/合田正人、谷口博史訳(法政大学出版局、1997年)

歴史の不測―付論 自由と命令・超越と高さ (叢書・ウニベルシタス)


 タルムード研究に取り組む一方、ハイデガー哲学との対決を通して独自の哲学を展開してきたレヴィナス。彼の1929〜92年にかけての論文をまとめ、その思考の多様な展開を証示する。

野口健は日本航空を利用しない


御巣鷹の日航機事故から今日で25年。数年前の出来事。当時の日航経営陣の一人が私に「野口さん我々も山の清掃していますよ」と。そして「ええ、御巣鷹でね。あっ、あれはゴミじゃなかった。アハハ」と確かに彼は笑いながそう言った。私はそれ以来、可能な限り日航機には乗らないようにしているless than a minute ago via モバツイ / www.movatwi.jp Favorite Retweet Reply

文字を読む脳


(スタニスラス・)デハーネ(※フランスの神経科学者)の見解をあえて膨らませてみると、文字を読む脳はどうも、本来、視覚専用としてではなく、視覚を概念形成機能および言語機能と結びつけるために設計された、古いニューロン経路を活用しているように思われる。ここで言う、視覚と概念形成機能や言語機能との接続は、たとえば、地面に残された足跡の形状を素早く認識して、これは危険を知らせるものだと即座に推論したり、認識した道具や捕食動物、敵を、それを表す単語の検索と結びつけたりすることである。したがって、読み書きや計算などの機能の発明という作業に取り組むことになった時、私たちの脳は、独創的な三つの設計原理、つまり、古くからある構造物間に新たな接続を形成する能力、情報のパターン認識を行うために精巧に特殊化された脳領域を形成する能力、そして、それらの脳領域から得られた情報を自動的に採用して関連づける能力を、意のままに使いこなした。読字の進化、発達および障害のいずれの根本にも、この三つの脳構造の原理が何らかの形で働いている。


【『プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?』メアリアン・ウルフ/小松淳子訳(インターシフト、2008年)】

プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか?

時間と空間に関する覚え書き


◎では、宇宙図を見て閃いた悟りを開陳しよう(笑)。視覚が捉えている世界は「光の反射」である。光には速度がある(秒速30万km)。つまり我々に見えているのは「過去の世界」であって「現在という瞬間」を見ることはできない。


◎更に人間の知覚は0.5秒遅れる。つまり「光の速度+0.5秒」前の世界を我々は認識しているわけだ。

◎例えば北極星。地球上から見える北極星の光は431光年を経たものである。仮に北極星でサッカーの試合をしたとしよう。コイントスが終わっていよいよゲームが始まる。この場合、431年前のゲームを我々が見ていることになる。


諸行無常とは存在の本質を示した言葉であろう。「とどまることを知らない変化」こそが存在の存在たる所以であり、それが生命現象である。しかしながら我々の視覚に映じているのは過去の世界であるがゆえに、「存在の影(あるいは迹〈かげ〉)」しか認識できない。


◎「神」という視点は光に支えられた座標なのだろう。それは「見える世界」に限定される。そうでありながら光の源である太陽を人間は直視することができない。「見えるもの」には名が付与される。言葉は名詞から発生したと考えられている。神は光であるがゆえに「初めに言葉ありき」という構図ができる。


相対性理論は空間と時間が絶対ではないことを明かした。例えば光のスピードで走る車をあなたが道路で眺めたとしよう。車内の人達は全く動いておらず、彼らの周囲にある物は全て縮んで見える。車の中では普通に時間が進行しているにもかかわらずだ。


◎車を運転していたのは浦島太郎だった。首都「光速」道路で竜宮城へ行き、3年後に自宅へ帰ったところ、何と300年が経過していた。これを「ウラシマ効果」という。


◎実は我々の生活にもウラシマ効果は存在する。

◎神が光であると仮定すれば、神的世界は光の届く範囲に限定される。そして光は必ず影をつくり出す。なぜなら物体が光をさえぎるからだ。こうして光は「表と裏」という世界を形成する。地球が太陽に照らされる時、光と同じ速度で地球の影は宇宙に伸びる。その先にも闇は広がっている。


◎宇宙全体に光が及ぶことはない。なぜなら宇宙は光速度を上回るスピードで膨張しているからだ。

◎光に支配されたキリスト教的時間観は直線的とならざるを得ない。生→死→復活→永遠、というのがそれだ。これでは系(システム)として閉じていないので必ず矛盾が生じる。

◎仏教は現在性を追求している。仏典においては「将来」ではなく「未来」という言葉が使われる。「将(まさ)に来たらん」とする時間ではなく、「未(いま)だ来たらざる」時間として捉える。厳密にいえば仏教は未来を認めていないのだ。


◎ブッダが説いた原始の教えはプラグマティズムと受け止められがちだが、むしろ現在性を重んじた智慧であったと考えるべきだろう。カースト制度を支える輪廻という物語を解体するには、前世・来世を一掃する必要があった。悟りとは修行の果てに得られるものではなく、ありのままの現在性を捉えることだ。


◎光の速度を超えると虚数の世界が現れる。2乗してマイナスとなるのが虚数だ。量子力学電磁気学では実際に使われている。膨張する宇宙の果てが虚数の世界であれば、そこはネガとポジが反転する世界だ。生老病死も反転し、光速度を超えた時点で過去へと向かい、久遠元初に辿り着くかもしれない。


◎実際は光速度に近づくほど質量は無限に重量を増す。これがE=mc²。質量が無限大の世界といえばブラックホールだ。地球を2cmに圧縮すればブラックホールが出来上がる。そしてブラックホールを取り巻く空間は激しく歪む


◎物理世界における光速度を超えるのは、無意識の直観であり、これこそが悟りなのだろう。

日中平和友好条約調印の日


 今日は日中平和友好条約調印の日(1978年)。浅沼稲次郎は国交回復を唱えて刺殺された。佐藤栄作首相は対米追随、社会党は立場を明らかにせず、共産党は毛沢東と大喧嘩をした。69年にニクソンが誕生し、72年キッシンジャーが中国を電撃訪問。対中関係を巡る権謀術数は熾烈の極みに達していた。

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浅沼稲次郎暗殺事件 1960年】