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2010-08-27

だまし絵の不思議


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  • 騙される快感/『錯視芸術の巨匠たち 世界のだまし絵作家20人の傑作集』アル・セッケル

赤ちゃんからの働きかけによって芽生える母性本能


(メスチンパンジーの)アイもクロエもパンも、出産しただけでは「母」にはなれなかったのである。赤ん坊の側から「しがみつく」「吸いつく」というはたらきかけと人間の介助があって、初めて「母性」が芽生えたのだ。

 松沢(哲郎)は、「子育ては種族繁栄の基本的な行為なのに、本能に組み込まれていない。それは、子育ては子どもの個性に対応してやる必要があるから、あらかじめ決められた一つの方法ではかえって不都合が生じるからかもしれない」と考えている。


【『子供の「脳」は肌にある』山口創〈やまぐち・はじめ〉(光文社新書、2004年)】

子供の「脳」は肌にある (光文社新書)

聖書の解釈権はローマ法王にしか存在しなかった


 かつてキリスト教における聖書の解釈権は、ローマ法王にしか存在しなかった。プロテスタンティズムは、この解釈権を個人が自由に持つための運動だった。アメリカでは、かつての聖書の解釈権を独占した法王のように、アメリカ民主主義の解釈権をアメリカ大統領が独占しているという構図になっている。聖書の解釈権さえ、大統領が持っているのではないかと感じさせたのがイラク戦争だった。本来、イスラム教やキリスト教は平和な宗教である。それがテロを起こしたり、戦争を起こしたりするのは、十字軍の時代からプリンシプルを具象へ適用する解釈権が、政治権力に集中してきたからである。少なくとも民主主義のもとでは、特定の権力にプリンシプルの解釈権が集中するのは、国民の大半が支持するからである。怖いのは、国民の大半の支持が何らかの洗脳的手法により、その解釈が正しいと思わされている場合である。


【『洗脳護身術 日常からの覚醒、二十一世紀のサトリ修行と自己解放』苫米地英人〈とまべち・ひでと〉(三才ブックス、2003年)】

洗脳護身術―日常からの覚醒、二十一世紀のサトリ修行と自己解放

ヘーゲルが生まれた日


 今日はヘーゲルが生まれた日(1770年)。彼の講座は絶大な人気を誇るようになり、同じ時間にショーペンハウアーが講座を開いたが、一人の出席者もないほどであった。ナポレオンがイェーナに入城し、それをヘーゲルは見た。ヘーゲルはこの時のことを「世界精神が馬に乗って通る」と表現している。

精神現象学 (上) (平凡社ライブラリー (200)) 精神現象学〈下〉 (平凡社ライブラリー) 歴史哲学講義 (上) (岩波文庫) 歴史哲学講義〈下〉 (岩波文庫)

宮沢賢治が生まれた日


 今日は宮沢賢治が生まれた日(1896年)。尋常小学校時代、罰として水を満杯にした湯呑を持って立たされていた生徒を見かねた賢治は、辛かろうと言ってその場で水を飲み干してしまった。賢治の作品はいったん完成した後でも徹底して手を加えて他の作品に改作することが珍しくなかった。

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新編 風の又三郎 (新潮文庫) 新編銀河鉄道の夜 (新潮文庫)