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2011-04-29

Bloggerの進化


 Bloggerの進化に驚く。テンプレートデザイナーが素晴らしい。はてな村からgoogle国へ引っ越そうかな。はてなの企業姿勢には違和感というよりも嫌悪感を覚えているので。

2011-04-28

ソニーはハッカーを怒らせて報復を受けた


 ソニーはネットワークに穴を抱えていた。それを指摘したハッカーと穴埋め作業を協同するのが普通。しかしソニーはそのハッカーを訴えた。怒ったハッカーはPS3のルートキー公開。そして世界中からクラッキングが始まった。(@take23asn

斧チャン


 今後、動画コンテンツはこちらのブログで紹介することに。Youtubeの再生リストを貼り付けることが可能なため。

Gmailのバックアップ

バックアップ−ファイル同期、フォルダ同期」と併用すれば完璧だろう。私の場合、データの殆どがテキストファイルなので、Gmailの別アカウントへ送信することにした。試行錯誤の末、これにて一件落着。

「ラッキーとアンラッキーは、どこに違いがあるのか?」に関する研究結果

「アンラッキーな人々は、写真を数えることに集中しすぎて見逃してしまう」というのが重要な指摘。特定の価値観や思想、信条、宗教が“集中バイアス”を生じさせるのだろう。人は特定の領域にしか興味、関心を持たない。目よりも耳、集中よりも注意に鍵がある。この記事が象徴しているのは、アンラッキーな人が目の前の幸運を見逃していることだ。

震災で嫁に死なれちゃった既男スレ


 携帯の電波復活したら、嫁からメールきてた。

「大丈夫 ○○ちゃんの家にいます」

「なんか逃げろって言ってるから避難します」

「道路に水 逃げられない 助けて」

「2階にいるけど、水すごい パパ早く来て」

 迎えにいけなくてごめんな。


ゴールデンタイムズ

群衆は一時にどっとあふれ出す異常な力のほうを好む


 もののうわべばかりを見ている人からは、いかにも気力がないと非難されるくらい、その社会では心臓の鼓動が規則正しいのだ。群衆というものはたいてい、いつまでもひとしい度合でつづいていく力よりも、一時にどっとあふれ出す異常な力のほうを好むものである。群衆は、変化にとぼしい形の下に隠された無限の力、というようなものを確認するだけの時間も忍耐も持ち合わせていない。


【『「絶対」の探求』バルザック/水野亮訳(岩波文庫、1939年)】

「絶対」の探求 (岩波文庫)

パレスチナ人は普通の暮らしも望めない


 ヨゼフ(※突然声を掛けてきた宝石屋のおじさん)は言いました。

「この旧市街は、四つの区域に分かれているんだよ。キリスト教地区、アルメニア人地区、イスラム教地区、ユダヤ人地区、そして『お隣さん』と呼びあって暮らしてきたんだ。

 今起きていることは、宗教戦争だと思うかい? でも俺たちはもうずっと昔から、お互いの宗教を尊重してきた。大戦中、ユダヤ人の迫害が世界で起きた時だってそうだ。迫害から逃れてきたたくさんのユダヤ人を、俺たちパレスチナ人は受け入れてきたじゃないか。

 アメリカは受け入れたがらなかった。ホロコーストを非難しながら、アメリカに住むユダヤ人の手で、ユダヤ難民の受け入れを拒否したじゃないか。ロシアだって、イギリスだってそうさ。

 俺たちは、もともと人が好きなんだ。愛があるんだよ。アラブには。

 土地だって少しくらい狭くなったっていいじゃないか。そう思ってユダヤ難民を受け入れて、一緒に暮らしていた時代があったんだ。お互い鍵だってかけなかったよ。出かける時は一声かければよかったんだ。

 俺たちはもともと肌の色や宗教が違うことなんて慣れっこなんだ。人ってのは、違うんだよ、もともと。同じ人なんてこの世に一人もいやしない。

 いいかい、君の指は5本に分かれているだろう。

 でもな、その指をたどっていくと手の平んとこでちゃんと一つにつながっているじゃないか。宗教や民族が違いを争ったって意味がないんだ。パレスチナ人は人が好きな民族なんだよ。

 納得いかないのは、ただ一つ。イスラエルの建国のしかたなんだ。なぜ、あんなやり方でしか国を作れなかったのか。国を作りたいんなら作ればいいんだ。ちょっと相談してくれりゃいいんだよ。

 なぜ、そこに住んでいた人たちを殺して、村を焼き討ちして、もともとあった村はなかったことにしてまで、むりやり作る必要があったんだ? いったい何を恐れてあんな方法を選んだんだ? ただの臆病者のやり方じゃないか。

 パレスチナ人は和平を望まないって世界の人は思っているらしい。

 でもそうじゃない。ただ、俺たちは平和な暮らしがしたいだけだ。1967年に戻してくれればいいんだよ。その前に戻せって言ってるんじゃない。イスラエルの国に出てってくれって言ってるわけじゃないんだ。普通の暮らしがしたいだけだ。それで十分なんだ。

 なぜ、俺たちには、普通の暮らしも望めないんだ? そこがわからないんだよ」


【『「パレスチナが見たい」』森沢典子〈もりさわ・のりこ〉(TBSブリタニカ、2002年)】

パレスチナが見たい

2011-04-27

東日本大震災:苦渋の90人放置 患者440人、避難死45人――福島・双葉病院

 惨劇としか言いようがない。「県警から避難は完了したと聞いている」と言い張った行政職員を特定し、背景を調べるべきだ。

アフリカは最も低い優先順位で数のうちにも入っていない


ダレール●わたしたちは人道を最優先していて、そのように振る舞ってはいます。しかし、実際にはサハラ以南のアフリカを援助するためにわたしたちが犠牲を払うことは、まったく優先されていないのです。アフリカは最も低い優先順位で、数のうちにも入っていないのです。


【『NHK未来への提言 ロメオ・ダレール 戦禍なき時代を築く』ロメオ・ダレール、伊勢崎賢治(NHK出版、2007年)】

NHK未来への提言 ロメオ・ダレール―戦禍なき時代を築く

目的地が特定されていない移動は、それだけで既によろこびなのだ


 で、ここのところ毎日、どこに行くということもなく、西に東に、ただただ闇雲(やみくも)に自転車を走らせている。

 なぜ走るのかって?

 単純に言って、楽しいからだ。

 目的地が特定されていない場合、移動は、それだけで既によろこびなのだ。このことは、結婚を前提としていない恋愛が明白で、目的のない人生が洒脱であることとどこか通じている……だなんて、無責任な法螺(ほら)を吹くのはやめましょう。私の人生には、目的なんてありゃしないが、それは、あんまり自慢できたことじゃないのだから。


【『「ふへ」の国から ことばの解体新書』小田嶋隆徳間書店、1994年)】

「ふへ」の国から ことばの解体新書

2011-04-26

放射能拡散情報公表が遅れた背景に「政府の初動ミス隠し」


「原子力安全委が公表するかどうか判断するので、県が勝手に公表してはならないと釘を刺されました」


 福島県は、玄葉光一郎・国家戦略相や渡部恒三民主党最高顧問という菅政権幹部の地元だ。玄葉氏は原子力行政を推進する立場の科学技術政策担当相を兼務しており、渡部氏は自民党時代に福島への原発誘致に関わった政治家である。


NEWSポストセブン 2011-04-26

父への挨拶

 髪をなびかせて軽やかに駆け出す姿に涙を禁じ得ない。

教義


 教義は上書きすることができない。ここに教義の限界がある。

『ボディ・サイレント』 ロバート・F・マーフィー/辻信一訳(平凡社ライブラリー、2006年)


ボディ・サイレント (平凡社ライブラリー)


 脊椎に出来た「良性」の腫瘍によって神経系が徐々に破壊されるという死に至る病に冒された人類学者が自分自身や家族、周囲の社会をフィールドワークした感動のドキュメント。オリバー・サックスレヴィ=ストロースも激賞。

マイア・ヒラサワ−It Doesn't Stop


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maia hirasawa


 明るくていいね。表情が溌剌(はつらつ)としている。PVで世界中の男性を抱きしめている。

原発と地域振興


 えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50後に生まれた子供が全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こういうふうに思っております。


高木孝一敦賀市長(当時) 1983年1月26日石川県羽咋郡志賀町


原発への警鐘

幼児は親の愛情を期待せずにはいられない

 それでもなお、ひょっとしたら今日こそ父が抱きしめてくれるのではないかと、ぼくは毎日期待した。絶望的な期待だったけれど、それだけが生きる支えになっていたから、あきらめることはできなかった。


【『3歳で、ぼくは路上に捨てられた』ティム・ゲナール/橘明美訳(ソフトバンク クリエイティブ、2005年)】


 こうして虐待する親から子供は逃げられなくなる。

3歳で、ぼくは路上に捨てられた

世の中の儲かる情報は「持てる者」に集中するようにできている


「持たざる者」が「持てる者」と同じ戦略をとっていては、その資産格差は拡大する一方です。なぜなら、「持てる者」には、より良質な投資機会が提供されるのが世の常だからです。世の中の儲かる情報は、すべからく持てる者に集中するようにできています。


【『1年で10億つくる! 不動産投資の破壊的成功法』金森重樹〈かなもり・しげき〉(ダイヤモンド社、2005年)】

改訂版 不動産投資の破壊的成功法

2011-04-25

『マルコス ここは世界の片隅なのか グローバリゼーションをめぐる対話』イグナシオ・ラモネ/湯川順夫訳(現代企画室、2002年)


マルコス・ここは世界の片隅なのか―グローバリゼーションをめぐる対話


 サパティスタの活動理念や「グローバリズム」を巡る世界情勢の分析などを、副司令官マルコスと外国のジャーナリストが平易な口調で語る。新たなオルタナティブを求める運動を知ろうとする人のための入門書。

東日本大震災:「顔が水より冷たく…」 被災児童が日記


「お父さんが軽トラでもどっていった姿を見ました。津波にのみ込まれませんように。そう祈っていました」。巨大地震と大津波が東日本を襲ったあの日、子供たちは何を見、その後をどう生きたのか。岩手県山田町の町立大沢小学校を3月に卒業した箱石佑太君(12)が毎日小学生新聞に寄せた体験日記には震災と向き合う姿が率直につづられていた。


3月11日

 卒業式の歌の練習をしていました。とてもゆれの大きい地震が来ました。最初は単なる地震だと思っていました。大津波警報が出ても、どうせこないと思っていました。来たとしても10センチメートル程度の津波だと思っていました。全然違いました。ぼくが見たのは、国道45号線を水とがれきが流れているところです。お母さんとお父さんが津波が来る前に大沢小に来ているところは見ました。だけどその後、お父さんが軽トラでもどっていった姿を見ました。お父さんのことが不安でした。車を運転しながら津波にのみ込まれませんように。そう祈っていました。


3月18日

 津波から1週間。お母さんは、もうこんなに日がたっているのに、まだお父さんが見えないとあきらめていました。じいやんは泣いて「家も頑張って建てるし、おまえたちだってしっかり学校にいかせられるように頑張るから、お父さんがもしだめだとしても頑張るからな」と言っていました。


3月23日

 卒業式でした。「ありがとう」の歌を歌っている時、お父さんに「お父さん、お父さんのおかげで卒業できたよ。ありがとう」と頭の中で言いました。そしたらなぜか、声がふるえて涙が少し出てきました。その夜、こんな夢を見ました。お母さんとお父さんが宮古のスーパーマーケットから帰ってきた夢でした。


3月25日

 親せきの人の携帯に電話がかかってきました。内容は、お父さんらしき人が消防署の方で見つかったということでした。急いで行ってみると、口を開けて横たわっていたお父さんの姿でした。ねえちゃんは泣き叫び、お母さんは声も出ず、弟は親せきの人にくっついていました。顔をさわってみると、水より冷たくなっていました。


 ぼくは「何でもどったんだよ」と何度も何度も頭の中で言いました。「おれがくよくよしてどうすんだ」と自分に言いました。でも、言えば言うほど目がうるんでくるばかりです。お父さんの身に付けていたチタン、東京で買った足のお守りや結婚指輪、携帯。そして驚いたのが時計が動いていたことです。お父さんの息が絶えた時も、津波に飲み込まれている時も、ずっと。お父さんの時計は今はぼくのものになっている。ぼくがその時計をなくしたりすることは一生ないだろう。


3月26〜27日

 見つかった時のお父さんの顔。まだ頭のどこかで見なきゃよかったと。でも見つかったおかげで火葬もできるし、お父さんをさわることができた。お父さんの体は水を飲んだのか胸がふくらんでいるだけだ。やっぱり見つかってよかった。


3月28日

 きょうは火葬の日。ぼくとねえちゃんとお母さんとけいじろうは、手紙を書いて、お父さんと一緒に入れてやりました。拝んでいる時ぼくは「箱石家は頑張って継ぐからまかせて」と言いました。お墓に骨を埋めるまで、ぼくに骨を持たせてくれました。骨をうめてホッとしました。


4月7日

 きょうは、ありがたいと心から言える日でした。お父さんとぼくたちの記事を見て、お父さんが東京マラソンを走った時の写真とお手紙を新聞の人が持ってきてくれました。ぼくたち家族に贈る言葉や、さらにはぼくに贈る言葉の手紙もありました。やっぱりお父さんはすごい。今日は本当にありがたい日だ。


毎日jp 2011-04-25

東日本大震災:2日前のプロポーズ 「はい」と言えず…


 東日本大震災で被災し、宮城県南三陸町の県立志津川自然の家に避難している成沢公子さん(34)は、行方不明の自動車販売店勤務の男性(52)と再会する日を待ち続けている。離婚歴がある二人。震災の2日前にプロポーズされ、新たな人生を歩もうと誓ったばかりだった。成沢さんは3人の子供を抱えるが、病院事務の仕事も失った。「自分の半分がなくなってしまった感じ」。心の空洞が広がるのを止められない。


 成沢さんは3月9日、自宅で男性と会っていた。以前からの知り合いで、離婚後に付き合い始めて2年。お互い口に出さなくても次のステップを意識していた。この日、男性はいつもと変わらなかったが、帰ろうとした時、玄関で体を引き寄せられた。耳元で「老後は一緒にいようね。おれが守るから」と告げられた。成沢さんの答えは「またそんな期待させるようなこと言って」。照れ隠しで真剣に答えなかった。顔を見て話した最後の会話だった。


 震災から約1カ月たっても成沢さんの自問自答は続く。「あの日『はい』と言えなかった。言っていたら何か変わっていたかな」


 つらくなると携帯電話のメール画面に目がいく。地震直後の11日午後2時50分の受信メールは「地震大丈夫?」と成沢さんを心配する内容だった。「大丈夫じゃない。怖い」と返信すると、自宅にいる両親の様子を見てくると伝えてきた。その後も「大津波警報が出たから、海に近づかないで」と送信してきた。午後3時57分に「両親は大丈夫?」と尋ねて以来、返信はない。


 助かった男性の両親によると、男性は自宅に立ち寄った後、会社に戻ったという。今月中旬、男性の乗用車が会社から約100メートル離れた川の縁でつぶれた状態で見つかった。行方不明者届を出したが手掛かりはない。


 成沢さんは「うそ。絶対(私を)置いていくはずがない」と自分に言い聞かせる。両親に男性の存在を打ち明け、互いの子供たちと一緒に暮らそうと決断した。その直後だけに「自分の中の半分がなくなってしまった感覚」が膨らんでいく。


 病院も被災し、失業した。「子供がいるからしっかりしなきゃ」と奮い立たせても落ち込むことを繰り返す。気持ちが沈むと、男性が「おれが守る」と言った声がよみがえる。そして少しだけ顔を上げられる。「ある日『連絡取れなくてごめんね』と会いに来るって信じられるの」


毎日jp 2011-04-25

リビアで少女らへの性的暴行横行か、国際NGOが調査結果公表


 子どもたちに国際援助を行う非政府組織(NGO)セーブ・ザ・チルドレンは23日、カダフィ政権軍と反体制派の戦闘が続くリビアで、10歳未満の少女を含む子どもたちが性的暴行を受けている実態を明らかにした。


 同団体は、反体制派の拠点都市ベンガジにある6カ所の避難民キャンプで、約300人の子どもらを対象に聞き取り調査を実施。過去4週間の間に、ラスラヌフやアジュダビヤ、ミスラタの各地で、性的暴行を受けたり、殺害の現場を目にしたとの報告を受けた。


 調査を行ったマイケル・マールト氏によると、子どもたちやその家族らは「兵士」が暴行を行ったと話しているものの、同団体は政権軍と反体制派のどちらの兵士かは明らかにできないとしている。


 アジュダビヤの戦闘から逃れてきた母親らは、4〜5人の10代の少女が誘拐され、4日間監禁された状態で性的暴行を受けたと証言。さらに同じアジュダビヤで、8歳の少女が10歳の姉やほかのきょうだいの目の前で性的暴行を受けたという報告もあった。


 マールト氏は、性的暴行の事実は確認できていないとしながらも、事件には一貫性があると指摘。「キャンプで聞く話は非常によく似ている。そのため、(性的暴行は)事実だと確信している」と述べた。


 また同団体によると、暴力の対象は子どもだけでなく大人にも及んでおり、複数の子どもが自分たちが暴行される前に、父親が殺害され、母親が性的暴行を受けるのを目撃したと話しているという。


ロイター 2011-04-23

Tete−La Pudeur


 最近知ったフランスのシンガー・ソング・ライター。セネガル生まれ。乾いた風のように軽やかな歌声が印象的。既に大器の風格がある。フランス語表記なので正確には「Tété」だが、ブログ内検索の都合上、英語表記としておく。


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ア・ラ・ファヴール・ドゥ・ロートン

投資家による売買が価格変動を引き起こす


 短期的な価格変動の多くはランダムでもないし、経済ファンダメンタルズによって引き起こされるわけでもない。投資家による売買がそれを引き起こすのだ。


【『ギャンブルトレーダー ポーカーで分かる相場と金融の心理学』アーロン・ブラウン/櫻井祐子訳(パンローリング、2008年)】

ギャンブルトレーダー――ポーカーで分かる相場と金融の心理学 (ウィザードブックシリーズ)

休暇をとるには殺した相手の耳を持ち帰らなければならないことになっていた


 中にはそういうことが好きな奴もいた。たとえば、ミッチェルという男がそうだ。彼は大男で、6フィート以上もあった。彼は第一師団で優秀な兵士として知られていた。決して口答えしなかったし、言われたことは何でもやった。彼の主たる任務は、広域パトロールだった。それは特別な訓練を受けた兵隊で構成される特別な仕事だった。彼らはヘリコプターで運ばれてある地域に降下させられるが、ひとりひとりがある種の任務を持っていた。彼らは捕虜をつかまえ、それを連行することになっていた。すると彼らは無線でヘリコプターを呼ぶのだ。そしてヘリが、連中をひろい上げる。ところでこのミッチェルという男は完全にその仕事に打ち込んでいた。彼はつねに斧を携帯していたが、刃をまるで剃刀のように研いでいた。そして彼は薮の中にひそんでいる相手にそっとしのび寄ると、生きたまま連行するかわりに、その首を切り落とす。そして、その首を袋につめて持ち帰るのだった。第一師団では、一定数の敵を殺した者には3日の休暇が与えられたが、それには殺した相手の耳を持ち帰らなければならないことになっていた。ミッチェルは首を持ってくるのだった。とにかくそうやって休暇が与えられると、あまり戦闘の行なわれない場所に送られる。たまたま臼砲の攻撃ぐらいしかない海岸のようなところだが、そこには娯楽施設があった。ミッチェルはしょっちゅう勲章を与えられていた。(ジミー・ロバーソン)


【『人間の崩壊 ベトナム米兵の証言』マーク・レーン/鈴木主税〈すずき・ちから〉訳(合同出版、1971年)】

人間の崩壊 ベトナム米兵の証言

2011-04-24

Battlefield 3 Fault Line 12 minutes gameplay


 しかし今時のゲームってえのあ、凄いもんだね。映画かドラマだと思ったほど。尚、3はまだ発売されない模様。これほどの技術があれば映画製作だってわけもないことだろう。


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バトルフィールド

津波に強かった「1階吹き通し」再使用できるケース多く 建築学会報告

 東北工業大学の田中礼治教授は「1階部分に外壁がなく、津波の力を受ける面積が小さくなるためではないか」と分析している。

日豪の絆 紡いだ少年の手紙


「ギラード首相様。首相はほかの国の首相と話すことができると母から聞きました。日本の首相にこの手紙を送ることができますか?」。手紙の主はオーストラリア西部パースに住むアシュウィン・クレスウェル君(9)。彼の訴えがジュリア・ギラード首相(49)を動かした。


両親捜す少年に感動


「僕は新聞でトシヒト・アイサワという男の子の写真を見ました。母はその記事を読んでくれました」


 記事にはこう書かれていた…。震災の被災者約2000人がひしめく宮城県石巻市の避難所で、家族の名前を書いた段ボールを掲げる男の子がいる。市立釜小学校3年の相沢寿仁君(9)。


 寿仁君はあの日、父の運転する車で母、祖母、いとこ2人と一緒に高台を目指していた。津波から逃げてハンドルを切っているうちに駐車場で行き止まりになり、車は海水にのまれた。


 寿仁君は必死に窓を割って壊し、外に出た。気がついたら廃材の上に寝ていたが、両親らはいなかった。避難所の掲示板にメモを貼った。「明日もくるからね 寿仁」


「家に来ていいよ」


「ギラード首相は彼のことを知っていますか? 彼は好物を食べたり飲んだりできていますか? 彼は好きなTシャツを持っていますか?」と尋ねたアシュウィン君は、こう申し出た。


「彼の両親が見つからなかったら、僕の家に一緒に住んでもいいです。僕のおもちゃで遊べるし、一緒に学校に行くこともできます」


 手紙を受け取ったギラード氏は3月29日、アシュウィン君の自宅を訪ねた。「あなたは優しいわ。とてもすてきな手紙よ」。日本の首相に必ず渡すと約束した。


 4月20日夜、ギラード氏は羽田空港に降り立った。翌日、菅直人首相(64)に手紙を渡し、「オーストラリアと日本の国民は一体です」と語った後、アシュウィン君に電話をかけた。「約束通り渡したわ」


南三陸町を訪問


 22日に開かれた「友好夕食会」では、被災した学生らを留学生としてオーストラリアに無償で受け入れると表明した。


 23日、震災直後にオーストラリアの救援隊が捜索活動に当たった宮城県南三陸町を訪れた。外国首脳の被災地視察は初めてだ。津波で3階建ての鉄骨だけが残った町の防災対策庁舎前で、佐藤仁(じん)町長(59)から津波から危うく逃れた当時の生々しい状況について説明を受け、「まるで爆撃の後のようね」と顔を曇らせた。


 避難所になっている総合体育館では、子供たちにコアラのぬいぐるみをプレゼントし、励ました。視察後、記者団にこう語って日本を後にした。


「被災者が元気を取り戻しているのは、日本人が不屈で勇敢な証拠です」


産経ニュース 2011-04-24

なぜみんな少女に世界を託したがるんだろう

 竜女と一緒。最も弱い立場を逆転させることで、悪しき伝統世界を引っくり返す試みなのだろう。

Bunyu Looseleaf For Windows

 Bunyu Looseleaf(ぶんゆう ルースリーフ)は文書、サウンド、図、動画をひとつにまとめたノートブックが作成できます。そのノートブックをほかのソフトウェア製品に貼り付けたり電子メールやメッセンジャーで簡単にお友達や同僚に送信することができます。Looseleafを活用すれば大学の講義や会社の会議のたびにたくさんの紙とペン、ノートブックや資料を持ち歩く必要はなく、ラップトップひとつですみます。さらに検索は高速になりました。また、関連検索機能により、今開いているページに関連するページが候補として出るようになりました。

増刷『東京に原発を!』広瀬隆(集英社文庫、1986年)


東京に原発を! (集英社文庫)


 そんなに安全で便利だというのなら東京に作ればいいじゃないか。新宿西口に建ててみたらどうだ! 過疎の浜の人は死んでも仕方ないというのか。チェルノブイリ事故で一層はっきりした原発の危険を最新データを駆使して説く衝撃のテキスト。人類の安全と代替エネルギーの根本問題を、豊富なイラスト、写真を元に鋭く抉るノンフィクションの話題作!

2011-04-23

小中学生の生存率99.8%は奇跡じゃない 「想定外」を生き抜く力

 凄い記事だ。ただし「くれた」という言葉づかいがおかしい。微妙ではあるが嫌な臭いを放っている文章だ。

「Zamba de Loro Mario/マリオの歌」佐野まり


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 FBで友人に教えてもらったチャランゴ奏者。ジャンルはフォルクローレ系。出だしのギターの音だけで泣きそうになってしまった。それにしても何と優しい声だろう。いっぺんでファンになってしまった。

住民ら「ここで寝起きして」=東電社長が避難所訪問−謝罪も、怒り収まらず・福島


 東京電力の清水正孝社長は22日、福島第1原発事故で周辺住民が避難している福島県内の避難所を訪問した。事故から約1カ月半。ようやく謝罪に現れた社長に、住民は怒りをあらわにした。


 清水社長は午後1時半ごろ、約1500人が避難する郡山市ビッグパレットふくしまに、青の防災服姿で現れた。2時間近くにわたり、時には土下座しながら住民にわびて回った。


 富岡町の主婦遠藤恵子さん(55)は「きれいな富岡の町を返してください。もう帰りたいんです」と涙を流しながら清水社長に詰め寄った。夫(55)と2人の避難所暮らしは1カ月以上。持病も悪化し、先行きの見えない生活に死を考えたこともあるという。


 避難先で前日、母親(95)が亡くなったという横田一也さん(63)は「避難先で知人8人を亡くした。東電は殺人者だ。もう流す涙もない」と怒りをぶちまけた。


「どんな思いで生活しているか、ここで寝起きしてみて」。富岡町の農業佐藤ふじ子さん(58)も声を荒らげた。一時帰宅した際、飼っていた牛8頭のうち4頭は死に、子牛を身ごもっていた母牛の姿はなかった。「謝罪はうわべだけ。生活をどうしてくれるのか」と吐き捨てるように言った。


 一方、避難者の中には「頑張ってください」「体に気をつけて」と励ます人もいた。


 清水社長は謝罪を終え、「心身ともにご苦労されている様子が身にしみた。今まで築き上げた地域との信頼関係が崩れたと痛感した」と語った。その後、夜には同原発がある双葉町の住民約1400人が集団避難生活を送る埼玉県立旧騎西高校(同県加須市)を訪問。井戸川克隆町長に「一日も早く皆さまが故郷で生活できるよう全力を尽くしたい」と謝罪したが、同校での滞在時間は7分程度で、町民には会わなかった。


時事ドットコム 2011-04-22

ストレス耐性がある人ほどゆっくり動いて見える不思議な画像

 凄いゆっくりに見える。超高速で見たい。どなたかストレスを溜める方法を教えて(笑)。

『買ってはいけない』(「週刊金曜日」編)のトリック


 典型的なのは、動物に食品添加物を大量に食べさせて死なせる急性毒性試験の結果をもとにして、「○○を食べさせたら、ラットやマウスに深刻な健康被害が出て死ぬ。だから危険な物質だ」というもの。

 1999年に発行され、大ベストセラーになった『買ってはいけない』(「週刊金曜日」編)でも、このトリックが使われました。この種の実験は、有毒性がいつ出るか、つまりどの量で死ぬかを確かめるために行われます。人に換算すれば、一日に食品添加物を何百グラムも強制的に食べさせるような実験です。


【『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学松永和紀〈まつなが・わき〉(光文社新書、2007年)】

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書)

氷河期から非氷河期までは、3000年でも300年でもなく、たった3年だった


 1989年、アメリカはグリーンランドの氷床の3200メートル下、つまり11万年前までの気候履歴を集めるためのアイスコア採掘プロジェクトに乗り出した。ちなみにそこから30キロ離れた地点では、ヨーロッパのチームが同様の調査をしていた。4年後、両チームとも目標深度にたどりつき、急激なという形容詞の定義はふたたび変わろうとしていた。

 調査の結果わかったのは、最後の小氷河期ヤンガー・ドリアスはたった3年で終わっていたということだった。氷河期から非氷河期までは、3000年でも300年でもなく、たった3年だったのだ。おまけに、ヤンガー・ドリアスの到来には10年しかかからなかったことも明らかになった。急激な気候変動は実際に起こるという証拠はこれで確実となった。これ以来、科学者は「急激な」という形容詞を使うのをやめ、「突然の」という形容詞を使うようになった。ワート博士は2003年の著書の中でこうまとめている。


 1950年代の科学者が数万年と信じていた気温の変動期間は、1970年代に数千年、1980年代に数百年になったが、いまやたった数十年であることわかった。


【『迷惑な進化 病気の遺伝子はどこから来たのか』シャロン・モアレム、ジョナサン・プリンス/矢野真千子訳(NHK出版、2007年)】

迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか

2011-04-22

俳優・西田敏行さん 若い世代が引き継いで


 中学卒業まで福島県郡山市で育ちました。地震と津波でノックアウトをくらった上に、原発事故まで…。故郷が三重苦にあえいでる状況に、強い憤りを感じています。

 原発を建設するとき、為政者たちは「絶対に事故はありえない」と豪語していた。あの言葉はなんだったのか。「今は批判している場合じゃない」という声も聞くけど、青果市場や畑で働いている友人を思うと、怒りの気持ちは持ち続けたい。


産経ニュース 2011-04-22

東日本大震災:「津波てんでんこ」か集団避難か 陸前高田

「一人で逃げられない人を取り残すわけにはいかない。集団行動が間違っていたとは思えない」――これは助かったからこそ吐ける言葉だ。幾多の犠牲から生まれた先人の智慧を軽んじてはなるまい。

福島人


 GWは東京に行って、私は福島人ですっていう名札つけて目から光線出して歩く。(@ilovefukushima


 痺れた。

【HD画質】On Your Mark (スタジオジブリ版PV)

 スタジオジブリには何の興味もないがこの動画は凄い。たまげた。

キルギス議会でヒツジが生贄に 「紛争の悪霊払った」


 キルギス議会で21日、ヒツジ7頭が殺されて生贄としてささげられたことが分かった。昨年の民族間紛争による「悪霊」を、議場から払うための儀式だったという。

 同議会の報道官はAFPに対し「議員は、議場から悪霊を追い払うことを求めている」と話した。

 キルギスでは、昨年4月に多数の死者を出した反政府勢力による騒乱で、当時のクルマンベク・バキエフ(Kurmanbek Bakiyev)大統領が失脚。同年6月には事態は大規模な民族間抗争に発展した。

 ある議員は、生贄の儀式は議員の主導の下に行われ、イスラム教の聖職者が昨年の紛争の犠牲者に祈りを捧げたと説明。「ヒツジの肉は、高齢者や孤児の保護施設、モスクに送られる事になっている」と話した。


AFP 2011-04-22


 同じ価値観を共有していれば、こうした儀式も成り立つ。所詮、思考回路の問題であり、脳機能に支配された状態といえよう。

漢字テスト

 そこそこ自信はあったのだがレベル2で敗退。なかなか難しい。

赤ちゃんの酸っぱい顔


 初めての衝撃(笑)。何度観ても面白い。


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福島ナンバー拒否、教室で陰口…風評被害に苦悩


 東日本大震災福島第一原子力発電所の事故で、福島県から県外へ避難してきた住民らが、心ない仕打ちを受けるケースが相次いでいる。


 長期にわたる避難生活を強いられている被災者が「人への風評被害」にも苦しめられる事態に、識者は「科学的に全く根拠のない風評被害だ」と冷静な対応を求めている。


「福島県から来たことを隠しますか」。福島県南相馬市の男子児童は千葉県内の小学校への転入手続きで、教師からこう聞かれた。母親は意味がよく分からずに「隠さなくていい」と答えた。男児の席は教卓の前で左右は空席になっていた。


 日本弁護士連合会によると、母親は弁護士に相談し、「原発事故による一時転入なので学校に改善を求めると子供が居づらくなる」と話したという。


 南相馬市から群馬県へ避難した小学生の女子児童は、「福島県から来た」とクラスの子供から避けられたり、陰口を言われたりして不登校になった。


 千葉県船橋市教委は、南相馬市から来た小学生の兄弟が嫌がらせを受けたとする連絡があり、「子供たちに避難者の気持ちを考えるよう指導するように」と小中学校に通知を出した。


 福島県いわき市の運送会社は、「放射能の問題があるので、いわきナンバーで来ないでほしい」という取引先の依頼を断れず、東京都や埼玉県でトラックを借り、荷物を積み替えている。社長(61)は「取引先から『いわき』ナンバーで来るなと言われたら従わざるを得ない。何とも理不尽だ」とため息をつく。


 福島県田村市に工場を持つ埼玉県の会社は、福島ナンバーの車に乗った社員が首都圏のガソリンスタンドなどで利用を拒否され、埼玉県内ナンバーを使うよう指示した。


YOMIURI ONLINE 2011-04-21


 この国で連綿と受け継がれる村八分の文化。レイシスト東京都知事になるのも不思議ではない。差別する者は例外なく臆病者である。

「必要な幻想」による「過度の単純化」が政治学の主流

 理性をもった人間は「必要な幻想」をつくりだし、人の感情に訴える「過度の単純化」を提供して、純真な愚か者たちを逸脱させないようにしなければならない。これが現代政治学の主流となった。


【『メディア・コントロール 正義なき民主主義と国際社会』ノーム・チョムスキー/鈴木主税〈すずき・ちから〉訳(集英社新書、2003年)】

メディア・コントロール―正義なき民主主義と国際社会 (集英社新書)

進化は目的を持って進むわけではない


 進化は目的を持って進むのではなく、遺伝子に起きる偶然の変異、それがもたらす体や行動の変化がそもそもの始まりだ。生物は目標を持って、何かをする「ために」進化するわけではない。「ある遺伝子の変異で獲得した性質が、そうでない個体よりも優位だった(つまり繁殖に成功した)かどうか」が問題だ。


【『人類進化の700万年 書き換えられる「ヒトの起源」』三井誠(講談社現代新書、2005年)】

人類進化の700万年―書き換えられる「ヒトの起源」 (講談社現代新書)

2011-04-21

東京電力が暴力団に資金提供


 これらの人夫を集め暴力と小銭で操るのが地回りのヤクザです。じっさい東電からA暴力団組長に毎年数十億の金が渡っています。さらに小うるさい瓦版屋にも抜かりなく金がばら撒かれています。じっさい東電のCM発注量は多く、役員の旅行に同行する記者団は上げ膳据え膳の上、お土産まで貰っています。


「東電=越後屋、お主も悪よのう」平成癒着構造時代劇/岩下俊三のブログ】

『聖なる鏡 アレックス・グレイの幻視的芸術』アレックス・グレイ、ケン・ウィルバー、カルロ・マコーミック/秋津一夫訳(ナチュラルスピリット、2010年)


聖なる鏡―アレックス・グレイの幻視的芸術―


 自己の形而下、形而上両面を扱った解剖図を展開することによって、見る者を生々しい幻想へと導く画家、アレックス・グレイの連作絵画集。世界中で展示されてきた絵画と、トランスパーソナル心理学者であるケン・ウィルバーとニューヨークの著名な芸術批評家のカロル・マコーミックによる芸術における霊的要素を探り出すエッセイで構成されている。また、グレイ本人による作画の構成や象徴性などの絵画解説などからも、彼の世界観を垣間見ることができる。


「グレイ氏の絵画は医学的解説図のように細かく、解剖学的に正確なものであり、人間を宇宙的合一を目指す元型存在として描いている。……人類は傷ついているが回復できるというそのヴィジョンは、現代芸術にひろく浸透している皮肉や精神的倦怠への処方箋となっているのだ」(ニューヨーク・タイムズ

福島県いわき市で出会った人たちの写真です。

 喪失という背景の中で人間が際立っている。実に不思議な写真だ。

『パリでメシを食う。』川内有緒(幻冬舎文庫、2010年)


パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)


 三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員……パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの暮らしぶりに、思わず肩の力がふっと抜ける好著。

戦後、CIAは正力松太郎氏と協力して日本で原子力の平和利用キャンペーンを推進


「ポダム」とは当時、読売新聞社社主で日本テレビ社長だった正力松太郎氏(1885〜1969年)の暗号名。原子力委員会の初代委員長を務め、のちに「日本の原子力の父」と呼ばれる人物だ。


「戦後、CIAは正力氏と協力して日本で原子力の平和利用キャンペーンを進めていきました。彼が政財界の有力者とのコネを持っていただけでなく、新聞やテレビを使って宣伝できたからです」。有馬教授はそう解説する。


特集ワイド:「国策民営」 日本の原子力、戦後史のツケ/毎日jp 2011-04-20】

テレビの見過ぎで子どもの心疾患リスクが増加、豪研究


 テレビを見る時間が長すぎる子どもは、大人になってから心疾患や高血圧、糖尿病になるリスクが高くなるという研究結果を20日、豪シドニー大学(University of Sydney)の研究チームが発表した。


 同大がシドニーの小学校34校で、6〜7歳の子ども1500人を対象に調査したところ、テレビを見て過ごす時間が長い子どもは、目の裏側にある網膜動脈が細い傾向があり、年齢が上がると心疾患や高血圧、糖尿病などにつながる可能性があると言う。


 論文の主著者であるウェストミード・ミレニアム研究所(Westmead Millennium Institute)視力研究センターのバミニ・ゴピナス(Bamini Gopinath)氏は「親は子どもをソファから立たせて、動くように促す必要がある」と警告している。


 対象となった子どもがテレビを見ている時間は1日平均1.9時間だった一方、予定に従って体を動かす活動をする時間は1日平均でわずか36分だった。

 身体を動かす時間が1日1時間以上と最も多いグループの子どもたちは、それ以下の時間しか体を動かさない子どもたちよりも、網膜動脈がかなり太かった。


「身体活動の多い子どものほうが、微小血管の状態が良かった。子どものころの不健康なライフスタイルが、微小循環に影響を与え、後に心疾患や高血圧などのリスクを増加させる可能性がある。長時間スクリーンを見て過ごすことは、それだけ体を動かさず、食生活も不健康になって体重が増える原因になる」とゴピナス氏は指摘している。


 また「1日1時間、テレビを見る代わりに体を動かせば、座ってばかりのライフスタイルが網膜動脈に与える影響を和らげる効果があるだろう」と述べた。さらに「自由な遊び方を奨励する一方で、学校では週に2時間、子どもたちが体を動かす時間を設けるべきだ」とアドバイスした。


 論文はアメリカ心臓協会(American Heart Association、AHA)の学会誌「Arteriosclerosis, Thrombosis and Vascular Biology」(動脈硬化、血栓症と血管生物学)の今週号に掲載されている。


AFP 2011-04-20

東日本大震災:「お父さん、ありがとう」妻の声津波に消え


「真っ黒い波が数十メートルの高さに立ち上がり、一気に倒れてきた」。海岸から数百メートル先に住む無職、熊川勝さん(73)は目前に迫る大波に度肝を抜かれた。妻洋子さん(73)の手を引いて2階に駆け上がったが水位はみるみる上がり、洋子さんを抱えて顔を出すのがやっとになった。死を覚悟し「これまで、ありがとな」と呼び掛けると、洋子さんはうなずいて唇を動かした。「お父さん、ありがとう」


 もう一度、熊川さんが「2人で孫3人の名前を呼んで終わりにしよう」と声を掛けた直後に強い衝撃があり、洋子さんが沈んだ。必死で手をたぐったが、渦巻く波に引き込まれていった。熊川さんは着ていたジャンパーが偶然浮袋代わりになり、天井と屋根の隙間(すきま)で息ができた。引き波で家ごと沖に向かって流されかかったが、橋桁に飛び移って助かった。その間、ずっと洋子さんの名を叫び続けた。


毎日jp 2011-04-20

東日本大震災:被災者の温かさ忘れない、女性巡査が福島での活動振り返る/川崎


 東日本大震災の被災地に初めて派遣された県警の女性警察官10人が18日、10日間の活動を終えて帰県した。若手の一人として活動した中原署地域課の斉藤未佳巡査(22)は「温かく迎えてくれた被災者のことは忘れられない。いつかまた、現地を訪れたい」と振り返った。


 10人が向かったのは福島県。同県警福島署の署員と数人で班を組み、相馬市やいわき市など県内各地にある避難所で被災者の相談や悩みを聞いて回った。さら地にぽつんと立つ小学校の体育館やアリーナ。大きい避難所では、いまも2000人近い人が生活を共にしていた。


 制服姿で中に入ると、見ず知らずの自分に次々と声を掛けてくれた。「遠いところから来てくれてありがとう」「板の上は足痛くなるから畳の上に上がんな」…。口から出てくる言葉はみんな温かかった。


 家族を亡くしたこと、家を失ったこと。それぞれが自身に起きた震災を話してくれた。「悲しむわけでもなく文句を言うわけでもなく、日常のことを話すように話してくれた」。何も返せなかった。「ただ聞くことしかできなかった」。そんな自分に被災者は言ってくれた。「聞いてくれてありがとう」。胸の中で思った。「こちらこそ、ありがとうございます」


 県警2年目の22歳。被災地で活動した自分ができることを、あらためて考えている。「交番勤務なので毎日たくさんの人に会う。その人たちの話をちゃんと聞いて、寄り添っていきたい」。いまはそれが、被災者へのせめてもの恩返しだと思っている。


神奈川新聞 2011-04-20


 行間から「人間への信頼」が感じられる記事だ。

2011-04-20

経済産業省と東京電力の癒着構造


 原子力行政をとりまく課題は根が深い。(中略)経産省は外局に資源エネルギー庁も抱え、原発推進の旗振り役になっている。いわば右手で原発を応援しながら、左手で規制監督していた格好だ。しかも、官僚OBの天下りを何人も電力業界に送り込んできた。


社説/東京新聞 2011-04-19

不幸と戯れる


 不幸と戯れることによってしか、不幸を克服することはできない。


【『蝿の苦しみ 断想』エリアス・カネッティ/青木隆嘉〈あおき・たかよし〉訳(法政大学出版局、1993年)】

蝿の苦しみ 断想

人間はあるがままの世界を認識できない−カント


 カントはあまりにも偉大な存在であった。彼以前の哲学はすべてのそのなかに流れこみ、彼以後の哲学はすべてそこから流れだす、カントはまさにそのような湖にもたとえられる近代哲学の祖なのである。

 彼は人間の認識を根底から変えた哲人だった。カントは自分の哲学を「コペルニクス的転換」と自負した。太陽が動いているのではない、地球がまわっているのだ、というコペルニクスの発見と同じように、カントは人間の認識というものは世界をありのまま写しとっているのではない、人間の感受性や悟性や理性がみずからの形式に従って対象を構成しているのだ、と断じたからである。したがって、人間はけっして世界をあるがままに認識できず、あるがままの世界は「物自体」として、人間の認識能力の彼方におかれる。カントが生涯をかけて探究しつづけたのは、そのような人間の理性の能力についての分析だった。人間の認識能力の限界を見きわめることだった。


【『生き方の研究』森本哲郎〈もりもと・てつろう〉(新潮選書、1987年)】

生き方の研究

東日本大震災:遺族支える「悲嘆ケア」


 東日本大震災で肉親らを亡くした遺族に遺体を引き渡す警察関係者が、遺族への心理的支援「グリーフケア」を取り入れる動きが出ている。過去の大惨事の中で、肉親を失ったストレスが長期にわたって遺族を苦しめた反省に立った取り組みだ。


安易に声かけせず、そっと寄り添う…遺体引き渡す警察官


 宮城県石巻市の遺体安置所。京都府警警務課の巽(たつみ)英人警部補(43)は、ひつぎのそばに立ちつくす男性を静かに見守っていた。もう15分になるだろうか。


 巽さんより5歳ほど年上の男性は、津波で母と妻を失った。ひつぎの中には数珠などが置かれた遺体袋が一つ。巽さんが袋を少し開けると捜し続けた顔がそこにあった。「ありがとうございます」。男性は短く言って頭を下げた。


 妻の着ていた冷たい服を手に、顔を見つめる男性のかけた眼鏡があふれる涙でくもり始めていく。そばに立つ巽さんは、のどまで出かかる慰めの言葉をのみ込んだ。訓練で学んだ言葉が頭に浮かぶ。「安易な声かけに傷つく人もいる。遺族のペースを最優先に。あくまで寄り添うことが大切だ」。発見された場所や状況、死因。遺族の疑問に正確に、分かりやすく答える。犠牲者の最期を知り、尊厳を持って見送ることは、遺族のケアの第一歩になるからだ。


「グリーフ」とは英語で「悲嘆」を意味する。配偶者、親、友人など大切な人を亡くすと、喪失感や自責の念、怒りやうつ状態などさまざまな精神的、身体的な症状が表れる。そうした大きな悲嘆に襲われている人に対する第三者によるサポートがグリーフケアだ。


 京都府警では今年1月17日、全国初のグリーフケアを取り入れた検視・引き渡し訓練を実施した。動揺する遺族役に警察官が対応するシミュレーション。前年までは引き渡し時の書類手続きなどに重点が置かれていた。担当者が医療関係者と話し合い「遺族の存在を考えた内容にしたい」と発案した。


 講師を務めたのは阪神大震災などの遺族ケアに当たってきた医療関係者の団体「日本DMORT研究会」(神戸市)の村上典子医師(神戸赤十字病院)。村上さんによると、これまでの災害では、行政や警察の説明が不十分だったり事務的だったりしたために、遺族の心に長期的な負担が残るケースがあったという。村上さんは「最初に接する警察が意識を持つことは長期のケアに役立つ」と話す。


見守り数年必要


 国立精神・神経医療研究センターの金吉晴・成人精神保健研究部長は、遺族の心が安定するためには住宅や仕事など日常生活を取り戻すことが欠かせず、数年にわたる見守りが必要だと指摘する。


 もう一つ村上さんがアドバイスしたのは、支援する警察官自身にかかるストレスへの配慮だ。震災直後の3月14日、初めて入った被災地で、巽さんは停電の中、日没まで無数の遺体と向き合い続けた。「自分の中にショックをため込まない」と決め、宿舎に戻ると意識的に同僚とその日に経験したことを話すようにしたという。


 東日本大震災で、これまでに遺体が遺族などに引き渡されたのは、岩手・宮城・福島の3県で1万2348人(15日現在)。石巻市の安置所で父親(73)の遺体を見つけた佐藤政晴さん(48)は「付き添いの警察官が本当に悔しそうな表情をしてくれていたのがありがたかった」と目を潤ませた。


 国立精神・神経医療研究センターのホームページでは、遺族と接する担当者に向けたマニュアルなどを公開している。


毎日jp 2011-04-16

2011-04-19

目に見えぬ戦争の犠牲


 目に見えぬ戦争の犠牲:18日星条旗新聞:毎年退役した兵士中、6000名自殺。米国全自殺者3万名のの20%。精神障害治療費は年7億ドルから13億ドル。15日同新聞:現役兵士昨年301名自殺、本年これまで約60名。(@magosaki_ukeru

城南信用金庫


 3代目理事長・会長となった小原鐵五郎は、1918年(大正7年)富山県で生じた米騒動を見て、貧富の差をなくして安定した社会を作りたいと考え、1919年(大正8年)7月に大崎信用組合に入職。全国信用金庫協会長や全国信用金庫連合会(現:信金中央金庫)会長を長年勤めるなど、信用金庫業界に貢献。

  • 「裾野金融」
  • 「貸すも親切、貸さぬも親切」
  • 「カードは麻薬」

 などの「小原哲学(名前の一字を取って、鉄学・鐵学とも言われる)」は、現在も城南信用金庫の経営理念として残る(内容については小原鐵五郎の項を参照)。


 小原没後も、自由化に対応して、独自のプライムレートの導入、不良債権ディスクロージャーの実施、懸賞金付定期預金、民間版定額貯金である「スーパートップ」、「ハイパートップ」、「超(ハイパー)優貯(ゆうちょ)」、「民間版住宅金融公庫ローン(超固定)」など、独自商品を開発する。


「貸すも親切、貸さぬも親切」という原則に徹し、バブル期において、株式やゴルフ場地の購入などの投機的な資金を貸さなかった事から、バブル崩壊後の金融危機でも健全経営を維持。


 また「カードは麻薬」という小原哲学に基づき、消費者向けのカードローンは、現状では一切扱っていない。クレジット・信販会社とのATM提携も一切行っていない。


 投資信託や保険、デリバティブなど、顧客にリスクのある商品(国債や地方債等の公共債を含む)も、一切扱っていない。サブプライム関連の投資も一切取り扱っていない(バブル期頃に20代向けへ普通預金とカードローンの一体型カードを(当時の名称は、城南シティカード)発行していた時期があったが、現在は既存契約を含め廃止している)。


 ATMなどの機械化は、振り込め詐欺などの事故やリスクの観点を考えて最小限にとどめている(ATMの項目を参照のこと)。


 格付機関であるフィッチ・レーティングスによる格付けは、格付開始以来2010年現在まで8年連続して☆☆☆(最高位)。


 日本経済新聞の実施する「日経金融機関ランキング」の「顧客満足度調査」において、「健全性・信頼感」の分野で、第一回、第二回、第三回の3年連続で、全国金融機関の中で第一位。


Wikipedia

『財界の正体』川北隆雄(講談社現代新書、2011年)


財界の正体 (講談社現代新書)


 経済エリートたちはどうやって日本を動かしてきたのか? 献金システムの変遷、政策への関与の方法、日本経団連はじめ財界団体内部の仕組み、今後のゆくえなど、揺れる実態をつぶさに解剖! 財界の素顔を知る最適の一冊。

『別冊宝島1752 誰も書けなかった日本のタブー』(宝島社、2011年)


誰も書けなかった日本のタブー (別冊宝島) (別冊宝島 1752 ノンフィクション)


 八百長化するマスコミ報道。真実が知りたい……多くの読者のご要望にお応えし、15万部のベストセラーとなった宝島SUGOI文庫『誰も書けなかった日本のタブー』が、ムックリシーズとして始動します。東京電力電気事業連合会のマスコミ支配の実態と御用メディア&文化人の大罪、追跡6年の爆弾スクープ! 天下の警視庁が「変死体ビジネス」(検案)で裏ガネ作り、六代目山口組弘道会壊滅作戦の知られざる内幕、両陛下と皇太子夫妻の断絶で天皇家「家庭崩壊」の危機、海老蔵事件の未解明=関東連合と芸能界&ベンチャー企業人脈の闇、大相撲スキャンダルの仕掛け人たち、前原・野田・蓮舫〜黒い政治資金の正体! JR革マル派に侵食される民主党、新パチンコ利権人脈、知的障害者をカモにする風俗&AV業界の残酷な現実……スクープ爆裂! ガチンコ“タブー系”ムックの金字塔が登場!

歴史とは死者と生者が連続しているという物語


 歴史とは死者と生者が連続しているという物語で、この物語を維持する仕組みを失ってしまえば、国家も歴史も崩壊する。戦没者の顕彰はナショナリズムを維持する上での不可欠の機能で、私の理解では、靖国神社は戦没者を慰霊するというよりも顕彰する場所なんですね。


【『国家の自縛』佐藤優〈さとう・まさる〉(産経新聞出版、2005年/扶桑社文庫、2010年)】

国家の自縛 (扶桑社文庫)

実無限と可能無限


「ここで、寄せ集め解釈と切り口解釈の二つの解釈が出てきました。これは実は無限論の系譜を辿るときにたえず現われる対立しあう二つの立場なのです。寄せ集め解釈は、線分には無限個の点がすでに存在していると考えます。それに対して切り口解釈の方は、あくまでも可能性としての無限しか考えません。線分を切断すれば点が取り出せる。そしてそれはいつまでも続けていける。その可能性こそが無限であり、その可能性だけが無限だと言うのです。無限のものがそこにあるのだと考える立場から捉えられた無限は『実無限』と呼ばれ、可能性としてのみ考えられるとされる無限は『可能無限』と呼ばれます。実無限派にしてみれば、可能無限などは本物の無限ではありませんし、可能無限派にしてみれば、実無限など妄想の産物にすぎません。無限が完結した実体として存在するなど、可能無限派にしてみれば混乱し矛盾した概念でしかないのです」


【『無限論の教室』野矢茂樹講談社現代新書、1998年)】

無限論の教室 (講談社現代新書)

2011-04-18

サマータイム制は論外=東京大教授・坂村健


 まず理解しないといけないのは、電力網というシステムが、不断の努力でバランスを取っている「動的平衡系」だということだ。電力の需要と供給は常にある幅の中でバランスをとっていなければならない。多すぎても少なすぎても破綻する。本格的な理解をするには電気工学の高度な知識が必要となるが、近いアナロジーとしては「手すりのないシーソー」がいいだろう。


毎日jp 2011-04-17

『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』ジーナ・フォード/高木千津子訳(朝日新聞社、2007年)


カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座


 赤ちゃんが朝までぐっすり眠ってくれたら、と切に願う親は少なくないだろう。王室はじめ多くの著名人家庭で乳母として働いた経験をもとに著者の確立したメソッドに従えば、夜泣きのひどい赤ちゃんもすぐに夜通し眠るようになる。その魔法のような手法を紹介した本書は、旧来の常識を破ったことで激しい論議を巻き起こしながらも、英国で75万部を売り尽くし、新生児の母親たちの「バイブル」となっている。

『ナニー911 お父さんお母さんのための子育て110番! コミュニケーション・ルール編』『ナニー911 お父さんお母さんのための子育て110番! ハウス・ルール編』デボラ・キャロル、ステラ・リード/島田陽子訳(メディア総合研究所、2008年)


ナニー911:お父さんお母さんのための子育て110番! コミュニケーション・ルール 編 ナニー911:お父さんお母さんのための子育て110番! ハウス・ルール 編


 ベテラン・ナニーが、しつけの極意、伝授します! 日本でも紹介されたアメリカの超人気テレビ番組が、便利なガイドブックになりました。どうすれば厳しさと愛情のバランスがとれるのか……、効果的なコミュニケーションをとるにはどうすればいいか……、幸せな家庭を築くためのルールがぎっしり詰まった、育児にお悩みのお父さんお母さん、必携の一冊です!(※「ナニー」とは育児や教育の知識を持ったプロのベビーシッターで、イギリスでは国家資格のひとつとして認められています。そのナニーが子育ての問題を抱える家庭に出向き、一週間で鮮やかに問題を解決する、アメリカの超人気テレビ番組『ナニー911』。本書は、『ナニー911』に登場するとりわけ優秀なふたりのナニー、デボラとステラによって生まれました)

感じるものにとってはこの世界は悲劇であるが、考えるものにとっては喜劇である


 感じるものにとってはこの世界は悲劇であるが、考えるものにとっては喜劇である


 この、しばしば引用される言葉を残したのは、18世紀のイギリスの首相ロバート・ウォルポールの息子、ホラス・ウォルポールである。


【『脳と仮想』茂木健一郎(新潮社、2004年/新潮文庫、2007年)】

脳と仮想 (新潮文庫)

バロック音楽とコーヒーとたばこ


 バロック音楽というのはルネサンス音楽にくらべてはるかに刺激的な響きがするものだが、ちょうどその時代にコーヒーやたばこのような刺激的な嗜好品が流行したというのは、おもしろい符合だと思う。


【『J・S・バッハ』礒山雅〈いそやま・ただし〉(講談社現代新書、1990年)】

J・S・バッハ (講談社現代新書)

2011-04-17

東日本大震災:いま、あなたの宝物は何ですか?

 佐々木繁男さん・84歳・岩手県釜石市/自宅も流され、何も見つかっていない。妻も行方不明のままで、連日地域住民と捜索を続けている。「宝物は胸の中のたくさんの思い出だ」。


 笑うチカラに涙が止まらぬ。

『あのころはフリードリヒがいた』ハンス・ペーター・リヒター/上田真而子訳(岩波少年文庫、2000年)


あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))


 ヒトラー政権下のドイツ。人々はしだいに反ユダヤの嵐にまきこまれてゆく……。その時代に生き、そして命をおとしたひとりのユダヤ人少年フリードリヒの悲劇の日々を、ドイツ少年の目から描く。77年刊の新版。

【画像】震災から一ヶ月経った日本

 涙が溢れて止まらぬ。父が死んだ時にも泣かなかったこの私がだ。

陸前高田女子高生の叫び


 どうか残った命を助けてください。 これからを担う子供たちを見守ってください。 お願いします。(@naoming830

脳細胞の数は銀河系の星の数よりも多い


 新生児の脳には1000億個のニューロンがつまっている。脳細胞の数は銀河系の星の数よりも多い。これらの細胞は子供の時代に誕生と死を定期的に繰り返すが、細胞の数そのものはほとんど変わらない。これらの細胞が心を形成する材料となる。けれども細胞そのものは心ではない。子供の心はこられの細胞と細胞のあいだに息づいているのだ。つまり細胞同士のつながりのなかにある。シナプスのなかに存在している。

 誕生してから15年のあいだにこれらのシナプスの結合が完成して、ドラマが始まるのだ。


【『まず、ルールを破れ すぐれたマネジャーはここが違う』マーカス・バッキンガム&カート・コフマン/宮本喜一訳(日本経済新聞社、2000年)】

まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う

地震と原発による結婚の破談


 その理由は花嫁が新郎のお母様から言われたある言葉でした。

「放射能の影響で元気な子供が生まれなかったらどうするの?」


ウエディングカメラマンの裏話


 人間のクズって本当にいるんだな。新郎の母親は放射能よりも危険だ。

心からの叫び!元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴えた


 僕は原発に反対していると何されるかわからんから、家族が。子供たちとも離れて(原発反対)運動してきた。一昨日、娘がメールを送ってきた。「ついに福島の原発に事故が起こってしまって、娘として福島原発で働いたお金で育ててもらって、私は死ぬまで個人的に償いをする」と娘が言っているんですよ。僕は本当に辛かった。


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2011-04-16

「優しい」とは「人が憂える」と書くことを忘れないで下さい


 故郷を離れざるを得なかった方が放射能がうつるなど差別されていると聞くと本当に悲しくなります。「優しい」とは「人が憂える」と書くことを忘れないで下さい。アメリカ生まれの金髪先生より。(デーブ・スペクター

気づき(アウェアネス)に関する考察

    • 気づき(アウェアネス)に関する考察

 東日本大震災の危機的状況を通して「気づき」(アウェアネス)について考察する。


【3月11日の地震後の津波】


 津波が来ることを知りながら「やばい」を連発している。パソコンやゲームの心配をしているうちに道路が浸水。この時点で避難することを決めたが、家の窓を閉めたことで時間が奪われてゆく。声が引っくり返って半べそ状態。撮影者はその後、流れてきた船に飛び乗り、民宿の屋上へ避難できたとのこと。我々は危機的状況を自覚するのに信じられないほどの時間を要する。


【茨城市磯原】


 この方は辛うじて避難できたが、津波の規模に助けられたと見るべきだ。気仙沼で同じ判断をした人々は間違いなく波に飲まれてしまったことだろう。被災者の中には動画撮影をしたために逃げ遅れた人々も大勢いたに違いない。


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【岩手県陸前高田市


 消防団員が「早く早く!」と叫ぶも、避難する人々はまだ日常の延長線上から意識が脱しきれていない。


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【宮城県多賀城市


 日常の思考だと「自動車が水に流されること」はあり得ない。高い場所にいる人は、低い位地の危機的状況が見える。この時点では「談笑しながら、自分の車の心配をする」レベルであったことがわかる。彼らは被害の全容が明らかになるにつれ、我が身の幸運に感謝したことだろう。


【M8.8の地震でもゲームはやめないぜ!】


 日常の思考回路(この場合はゲーム)から脱することは難しい。また、家族が声もかけずに屋外へ避難していることもわかる。


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【宮城県南三陸町志津川高校から見た津波の様子】


 津波はあっという間に猛威を振るった。画面奥では建物がなぎ倒され粉塵が舞い上がっている。数台の車が走っている。そしてわずか5分足らずで撮影者の目の前にまで波が押し寄せる。画面左では避難していた人が懸命に車椅子を引っ張っている。我々は危険を予測することができない。


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【岩手県釜石市の根浜海岸にある宝来館】


 これほどの津波は誰も想像できなかった。家どころか町そのものが流されたのだ。


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【巨大津波の脅威 街が消えた…】


【大津波にのみ込まれる瞬間の気仙沼市街】


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【東日本大震災からこうして避難/岩手県大船渡市】


 銘菓「かもめの玉子」で知られるさいとう製菓の社長が撮影したもの。地震直後に迷うことなく避難している。社員に対する責任から生じた果断であろう。だが、その社長も店舗が津波に飲まれ愕然とする。


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【東日本大震災からこうして避難・そして大津波/岩手県大船渡市】


 埠頭の浸水から3分で奔流となり、家屋が流されている。「ホラ早く逃げろ、馬鹿だなあ」と周囲の人が言う。先に避難した人には避難していない人の愚かさが見える。


【東北放送(TBC)の記者】


 津波の知識がある人物が迅速に避難してギリギリ助かっている。


 我々は漫然と昨日〜今日の延長線上に明日があるものと思い込んでいる。一寸先は闇であることを知りながらも、日常の思考回路から抜け出すことができない。避難するためには、非日常のスイッチを入れる必要がある。


 スイッチを切り替えるとは、例えば蛇を見た瞬間のようなものである。全身これ注意の塊(かたまり)と化す。そして、見る=注意=変容が即座の行動を促す。


 しかし津波は見ることができない。とすれば情報と知識が頼みの綱となる。まず地震の揺れという体感情報があり、次に災害情報がある。避難できた人々の多くは地震直後に行動を起こしている。ただし場所によっては、それでも亡くなった方々もいたことだろう。

 津波に関しては、小田嶋隆が紹介した「津波てんでんこ」(「津波の時は親子であっても構うな。一人ひとりがてんでばらばらになっても早く高台へ行け」という意味)こそが古来から伝わる知恵なのだ。


 高台の人が逃げ遅れた人を「馬鹿だなあ」と言っている。視点は高いほど全体を見渡せる。全知全能の神とは、宇宙の一切を見通す視点を示したものだろう。ヘリコプターの視点であれば津波は一望できる


 気づき(アウェアネス)とは「悟り」のことである。蛇を見た瞬間に「危険を悟る」のだ。日常においても注意を払っていれば察知できることは意外と多い。漁師であれば波や風からも変化を読み解くことができる。


 あるがままを理解するには、即座の気づき(アウェアネス)が必要である──なぜならば、あるがままの実相は、決して静止していないからである。


【『生と覚醒のコメンタリー 1 クリシュナムルティの手帖より』J・クリシュナムルティ/大野純一訳(春秋社、1984年)】


「あるがまま」とは刻々と変化する「現在」のことだ。変わらぬ日常ではない。とどまることを知らない諸行無常の姿に世界の本質がある。


 災害や事故による死は痛ましい。「握っていた家族の手が離れてしまった」という証言もあった。目の前で家族や友人の命を奪われた気持ちは筆舌に尽くせるものではない。


 花を摘むのに夢中になっている人を死がさらって行くように、眠っている村を洪水が押し流していくように、花を摘むのに夢中になっている人が未だ望みを果たさないうちに、死神がかれを征服する。(ダンマパダ)


【『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村元訳(岩波文庫、1978年)】


 過ぎ去ってみれば光陰は矢の如く、人生は露のようなものであろう。災害を免れることができたとしても、我々は死から逃れることはできない。


 死は、いかなる死であっても痛ましい。その意味でどの死も例外的である。想定された死は極めて少ない。たとえ余命が宣告されたとしても死には意外性がある。我々は他者の死を見つめることはできても、自分の死を見つめることができない。そして見つめようともしないのだ。


 東日本大震災は惰眠を貪る私の目を覚ました。亡くなった方々を心から悼みつつ、私は生き方を変える。自分の死を見つめながら生きてゆく。

生と覚醒のコメンタリー―クリシュナムルティの手帖より〈1〉 ブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)

福島白河市−「見捨てられない」 フィリピンの4人、老人ホームにとどまる


 福島第1原発事故で在日外国人の「日本脱出」が続く中、福島県白河市の「小峰苑」では、4人のフィリピン人介護士候補が「お年寄りを見捨てて去れない」と働き続けている。

 4人はルソン島中部ヌエバビスカヤ州出身の看護師メルセデス・アキノさん(27)、同島バギオ市出身の元NGOスタッフ、ジュリエット・トバイさん(27)ら。日本との経済連携協定EPA)に基づいて2009〜10年、相次いで来日した。

 アキノさんによると、フィリピンの家族からは毎日のように「帰って来て」と電話がかかってくるというが、4人は「お年寄りがここにいる限り残る」と決めている。

「おばあちゃんたちからチョコレートをもらったり、日本語の勉強用のノートをもらったりと、すごく親切にしてもらっている。地震も原発も怖いけど、私たちだけ帰国はできない」とアキノさんは話す。

 4人の活躍は、フィリピンのテレビニュースでも「介護のヒロイン」と取り上げられ、大きな反響を呼んだ。ただ、本人たちは「自分に与えられた仕事を果たそうとしているだけ」と話し、ヒロイン扱いに困惑しているという。

 彼女たちの目下の悩みは日本語の勉強。日本で働き続けるには介護福祉士国家試験に合格しなければならないが「漢字が難しいし、今は勉強する余裕もない」と言う。

 小峰苑では「本人たちが帰国を希望すれば、すぐに手続きを進めるのだが、大変まじめに研修し、献身的に仕事を続けてくれている。入所者に家族のように接する姿は、われわれ日本人職員にも刺激になっている」と話している。


河北新報 2011-04-15

意外と奥深い。アメリカでかつて栄えたソーラーが廃れた理由

「道理に反するインセンティブで動く」――これが本質的原因であろう。アメリカは自動車産業が鉄道を阻止した国でもある。新幹線が走ることも多分ないだろう。市場経済が自由競争に基づくと思ったら大間違いだ。政治が支配し完全にコントロールしている。

電力のシャブ漬けとテレビの洗脳CM


 そもそも原発は、電力よりも世論操作のために生まれた。戦後、順調だったGHQの日本懐柔策は、1954年の水爆実験の日本漁船乗組員被曝で迷走。世論は反米へ傾き、左翼の扇動もあって収拾がつかなくなる。前53年に正力松太郎に日本テレビを作らせた柴田秀利は、「毒をもって毒を制す」といって日米両政府に働きかけ、「原子力の平和利用」として原子力発電所の建設をめざし、平和運動を原子力推進派と反対派に分断。


 つまり、原発は、米ソ冷戦下において、その最前線に位置する日本の産業と生活のエネルギーが、米国から独占的に供給されるウランに依存し、米国側ブロックから離脱できないようにする踏み絵だった。実際、我々はその恩恵を享受し、隣接する東側の国々に、豊かなエネルギーに基づく贅沢三昧を見せつけてきた。繁栄する日本は、米国側ブロックに属することのメリットを世界に示す宣伝ショールームだった。そのために、CMはもちろん、ホームドラマから、アニメやクイズショーまで、テレビは次々と最新の電器製品を出してきて、それらを買い揃えることこそが幸せだ、と我々に信じ込ませた。


純丘曜彰

あいまいさこそ自然の本質である


 何だかいい加減なこと、あいまいなことだらけで、私たちが信じてきた「整然とした自然」とは正反対ですが、それが自然の本当の姿なのだと、量子論を築いた物理学者たちは考えました。量子論は、物質や自然がただ一つの状態に決まらずに非常にあいまいであることを、そしてあいまいさこそ自然の本質であることを私たちに示したのです。


【『「量子論」を楽しむ本 ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる!』佐藤勝彦監修(PHP文庫、2000年)】


「あいまいさ」とは不規則性・ランダム性のこと。

「量子論」を楽しむ本―ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる! (PHP文庫)

喧嘩


 閉ぢようとする心をどうしても明けようとする

 さういふ喧嘩の出来る奴だ。(「ミシエル・オオクレエルを読む」)


【『高村光太郎詩集』高村光太郎(岩波文庫、1981年)】

高村光太郎詩集 (岩波文庫)

2011-04-15

無知の知


「自分はわかっていない」ことを知るのは何と難しいことか。無知の知。己の無知に気づくことは至難だ。


 他人の無知を指摘することは簡単であるが言うまでもなく人間は世界の全てを知る事は出来ない。ギリシアの哲学者ソクラテスは当時、知恵者と評判の人物との対話を通して、自分の知識が完全ではない事に気がついている、言い換えれば無知である事を知っている点において、知恵者と自認する相手より僅かに優れていると考えた。また知らない事を知っていると考えるよりも、知らない事は知らないと考える方が優れている、とも考えた。


 なお、論語にも「知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり」という類似した言及がある。


Wikipedia

犬、猫、ネズミ


 仲のよい動物たちが行き交う人々を平和な気持ちにさせている。


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原発推進方針を強調=事故「謝罪するつもりない」−与謝野経財相


 与謝野馨経済財政担当相は15日の閣議後会見で、福島第1原発事故の評価が最悪のレベル7になったことについて「原子力発電は電力供給のため大事なものだと今でも思っている。推進してきたことは決して間違いではない」と述べ、事故の評価にかかわらず今後も原子力発電を推進する考えを強調した。

 また、自民党政権時代に通産相(現経済産業相)などとして原発推進の立場を取ってきたことを踏まえ、今回の事故発生で謝罪するつもりはあるかとの質問には、「ない」と明確に否定した。


時事ドットコム 2011-04-15

2011-04-14

『世界制作の方法』ネルソン・グッドマン/菅野盾樹訳(ちくま学芸文庫、2008年)


世界制作の方法 (ちくま学芸文庫)


 本書が刊行されるや、アメリカ哲学会に大きな反響を惹き起こし、度重なるシンポジウムが開催されたアメリカ現代哲学の最重要著作。世界制作論とは、グッドマン独自の唯名論的論理を基礎とした、もろもろの哲学に関する哲学、メタ哲学、哲学とはいえない哲学、という逆説である。そこでは、藝術、科学、知覚、生活世界など、幅広い分野を考察し、思索の徹底性を示す。「われわれはヴァージョンを作ることによって世界を作る」。この洞察によって、言語中心主義に陥っている現代哲学の超克を目指し、人間の記号機能の発露としてのさまざまな世界を、平易な文体によって等しく考察する創造的試み。

『意識する心 脳と精神の根本理論を求めて』デイヴィッド・J・チャーマーズ/林一訳(白揚社、2001年)


意識する心―脳と精神の根本理論を求めて


 意識とは何か。理論らしい理論と呼べるようなもののない分野に挑み、一種の二元論である意識の理論を大胆に主張する。彗星のように現れた心脳問題の旗手が、世界中の脳科学・哲学・認知科学者を震撼させた渾身の論考。

川崎市に抗議2000件 ネットで誤情報広まる


 川崎市の阿部孝夫市長が、東日本大震災で大量に発生した倒壊家屋の木くずなど廃棄物の処分への協力を表明したことについて、「放射能で汚染されたごみが首都圏に持ち込まれる」などとする誤解がインターネット上で広まり、同市に計約2000件の抗議の電話やメールが殺到する事態に発展している。


毎日.jp 2011-04-14


 関東大震災の折に、「朝鮮人が暴徒化した」「井戸に毒を投げ入れ放火して回っている」と新聞が報じた。これを鵜呑みにした多くの日本人が朝鮮人に襲いかかった。吉野作造の調査では2613人が殺害されたとしている。根も葉もないデマを新聞記者に流したのは、時の警視庁官房主事・正力松太郎であった(後に読売新聞社主)。東電原発災害で同じ類いの流言蜚語(りゅうげんひご)が広まっている。正力はまた「原子力の父」でもあった。

東日本大震災:「放射能怖い」福島からの避難児童に偏見


 南相馬市の小学生の兄弟のケースは、避難者の受け入れ活動に熱心な船橋市議の一人が把握し、市教委に指摘した。市議によると兄弟は小5と小1で、両親と祖父母の6人で震災直後船橋市内の親類宅に身を寄せ、4月に市内の小学校に転校、入学する予定だった。

 兄弟は3月中旬、市内の公園で遊んでいると、方言を耳にした地元の子供たちから「どこから来たの?」と聞かれた。兄弟が「福島から」と答えると、みな「放射線がうつる」「わー」と叫び、逃げていった。兄弟は泣きながら親類宅に戻り、両親らは相談。「嫌がる子供を我慢させてまで千葉にいる必要はない」と考え、福島市へ再び避難した。

 福島県から県内に避難し、この家族をよく知る男性は「タクシーの乗車や病院での診察を拒否された知人もいるようだ。大人たちでもこうなのだから、子供たちの反応も仕方がない。でも、当事者の子供はつらいだろう」と話す。


毎日.jp 2011-04-13

弟のためバイト、定時制 「夢あきらめない」


 一生忘れられない光景がある。3月12日早朝、高台から見下ろすと、何もかも無くなった水浸しの町は、オレンジ色の朝日を反射してきらきらと輝いていた。「残酷なくらいきれいだった」


TOKYO Web 2011-04-12

中国・江西省の女性、占星術信じて孫殺害


 中国江西(Jiangxi)省南昌(Nanchang)に住む女性が、生後3か月の孫を井戸に放り込んで殺害した。占星術で、この孫が家族に破滅をもたらすと予言されたことが殺害の動機だという。江西省の国営メディアが11日に伝えた。

 同メディアによると、女性は、息子の妻がこの男の子を身ごもった際、流産させようとして別の孫に腹部をたたくよう仕向けたりもしたという。

 女性は警察に対し、孫が1月に生まれた時に殺害を決め、今月6日、母親がトイレに行ったすきに井戸に放り込んだと供述した。

 女性は殺害後、2日間行方をくらましていたが、警察に発見され、逮捕に至った。

 中国はここ30年で急速な近代化を遂げた。だが、年配者や、江西省のように貧しい農村部の住人など、多くの人々がいまだに古説や迷信を信じている。


AFP 2011-04-13


 我々は政府・メディア・法律という名の迷信を信じている。

生と死の光景


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教習所の自動車内を確認


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娘の遺体が確認される


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震災は生まれ来る命をも奪った


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鎮魂の祈りを捧げる若き僧侶


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我々は生と死の道をただ独り歩む


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その歩みの先に未来がある

ビンヤミン・ヴィルコミルスキーはユダヤ人ですらなかった

断片 幼少期の記憶から 1939-1948』(ビンヤミン・ヴィルコミルスキー著)はまったくのでっち上げではあるが、それでもホロコースト回想録の原型を踏まえている。最初の舞台は強制収容所で、そこではすべての看守が狂ったサディスティックな怪物で、ユダヤ人の新生児の頭蓋骨を楽しげに砕いていく。しかし、ナチの強制収容所を描いた古典的な回想録の記述は、どれを見ても、「サディストはほとんどいなかった。いてもせいぜい5〜10パーセントだった」というアウシュヴィッツの生還者エラ・リンゲンス=ライナー博士の言葉と一致している。ところがホロコースト文学では、ドイツ人サディストがまさに至る所に登場する。ホロコースト文学は、ザ・ホロコーストの唯一無二の非合理性とともに、ホロコースト実行者の狂熱的な反ユダヤ主義をも「証明する」という二重の役割を負っているのである。(中略)

 半ば狂人、半ばペテン師のヴィルコミルスキーは、戦争の間中スイスにいたことが分かっている。彼はユダヤ人ですらなかった。


【『ホロコースト産業 同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち』ノーマン・G・フィンケルスタイン/立木勝訳(三交社、2004年)】


『断片』は1996年度全米最優秀自叙伝賞、1997年度ブック・オブ・ザ・イヤー賞(ワシントン・ホロコースト博物館)を受賞している作品。

ホロコースト産業―同胞の苦しみを「売り物」にするユダヤ人エリートたち

「ケアの消費」という時代


 一方、経済あるいは消費の側からみると、(中略)今後もっとも拡大していくのは、医療・福祉を含む「対人社会サービス」すなわち「ケア産業」なのである。だとすれば、「生命」と「ケア」ということが、これからの経済社会の基本的な概念となるのであり、それはおそらく近代以降の経済発展の最終ステージと考えてよいと思われる。そして、消費あるいは経済という観点からみれば、いま私たちは「ケアの消費」という時代に入ろうとしている。つまり、


 モノの消費(食物など)

   ↓

 エネルギーの消費(電力・ガスなど)

   ↓

 情報の消費(デザイン、本、ブランド、各種メディアなど)

   ↓

 ケアの消費


 ということが、いわば重層的に積み重なった社会として、現代という時代をとらえることができるのではないだろうか。


【『ケアを問いなおす 〈深層の時間〉と高齢化社会』広井良典(ちくま新書、1997年)】

ケアを問いなおす―「深層の時間」と高齢化社会 (ちくま新書)

2011-04-13

桜と桃(八王子市元横山公園)


 携帯電話のカメラにて撮影。2枚は桃で一本の木に白とピンクの花が咲いている。

ヨーロッパの伝統においては、権力の正当性こそ中心的な問題


 ニッコロ・マキャヴェリが、同時代人からだけでなくその後も軽侮され続けたのは、権力の同義的な正当性に無関心だったからにすぎない。まさにそのゆえに、この良心的な人物は、ルネサンス期の腐敗した権謀の世界においてさえ精神的に堕落した者と見なされた。


 ヨーロッパの伝統においては、権力の正当性こそ中心的な問題である。なぜならば、この正当性の概念によってのみ、自由と平等あるいはかつて正義といわれていたものを、社会的、政治的な現実に結びつけることができるからである。そして自由と平等こそ、キリスト教伝来以来のヨーロッパにおいて、基本的な理念であり続けてきたものである。しかしファシズム全体主義においては、それも「ユダヤ的自由主義」の嘲笑すべき遺物にすぎない。


【『ドラッカー名著集 9 「経済人」の終わり』P・F・ドラッカー/上田惇生〈うえだ・あつお〉訳(ダイヤモンド社、2007年/岩根忠訳、東洋経済新報社、1958年)】

ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

文字禍


 文字を覚える以前に比べて、職人は腕が鈍り、戦士は臆病になり、猟師は獅子を射損なふことが多くなった。(中島敦『文字禍』)


【『物語の哲学 柳田國男と歴史の発見』野家啓一〈のえ・けいいち〉(岩波書店、1996年/岩波現代文庫、2005年)】

物語の哲学 (岩波現代文庫) 中島敦 (ちくま日本文学 12)

2011-04-12

『レアメタル・パニック Rare Metal Panic』中村繁夫(光文社ペーパーバックス、2007年)


レアメタル・パニック  Rare Metal Panic (光文社ペーパーバックス)


「産業の米」と呼ばれるレアメタル(希少金属)は、日本が産業立国として生きていくために必須の物質だ。なぜなら、レアメタルがなければ、パソコンもテレビも携帯電話もハイブリッドカーも作れないからだ。そのレアメタル市場が、現在、大混乱となっている。それは、日本がほぼ全面的に供給を依存している中国が、レアメタルの輸出を制限し、さらに買い占めに走っているからだ。おかげで全てのレアメタルが高騰している。レアメタルはいざというときのために国家備蓄されているが、それはわずかな量でしかない。繰り返すが、その備蓄がなくなれば、日本の産業は「開店休業」状態となる。では、日本はどうすればいいのか? 本書は、生き馬の目を抜くレアメタルの世界で長年生きてきた著者が、その現状を赤裸々に書いたものである。

「トリウム原発」とは


 現在、世界で常用しているウラン原子炉は燃焼効率の悪い“石炭ストーブ”のようなものだ。わずかな最上質の燃料を燃やしただけで大量の‘石炭の燃え滓’(核廃棄物)を残す。


中国が独占意欲「トリウム原発」とは 米国はしたたかに“潜行” 日本の出遅れ感は大きい/谷口正次】


 トリウムは連続的にウラン233を作ることによってトリウム自身の燃料を生み出し(=増殖させ)、同じ量の燃料からウランの約90倍のエネルギーを生み出すことができる。ウラン233の核分裂反応によってプルトニウムその他核兵器製造原料を発生することがない。トリウム溶融塩炉方式では、燃料が最初から溶融しているのだから、燃料棒のメルト・ダウンということはあり得ない。そして、核反応は冷却に従って減速される。(ウォール・ストリート・ジャーナル)


さよならウラン、こんにちはトリウム 米中印が続々参入…福島原発事故で浮上した未来の原発/谷口正次】

ニュルンベルク法=ドイツ純血保存法、国家市民権法


 この法律(※ニュルンベルク法=ドイツ純血保存法、国家市民権法)をきっかけとして、ホロコーストは加速していく。まず、商店、映画館、レストラン、ホテル、薬局などの公共の場所で、「ユダヤ人お断り」の看板が目につくようになる。公園のベンチでさえ、アーリア系とユダヤ系で席が分けられるようになっていくのである。


【『権威主義の正体』岡本浩一〈おかもと・こういち〉(PHP新書、2005年)】

権威主義の正体 PHP新書 330

錬金術は不老不死も目指していた


 西洋の錬金術は、古代エジプトからアラビアを経てヨーロッパに伝えられた化学的技法として近代科学の基礎となったものだが、卑金属を金に変えたりするだけでなく、不老不死の万能薬を作ることも旺盛に試みたのだ。


【『霊はあるか 科学の視点から』安斎育郎〈あんざい・いくろう〉(講談社ブルーバックス、2002年)】

霊はあるか―科学の視点から (ブルーバックス)

2011-04-11

2011-04-10

多剤耐性菌アウトブレイクに見る感染症対策の課題と未来


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多剤耐性菌死者、欧米で年8万人 WHOが統計発表


 世界保健機関(WHO)は世界保健デーの7日、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性菌の感染による死者が、欧米諸国だけで少なくとも年間8万8000人に上るとの統計を発表した。統計が得られない途上国の死者はこれをはるかに上回るとみられ、WHOは多剤耐性の病原体への対策強化を目指す。

 抗生物質の開発に多額の費用が掛かることから、世界的な製薬会社でも開発に力を入れていない問題点も指摘。WHOは官民挙げての対策の必要性を訴えている。

 感染拡大の一因は抗生物質の乱用とされ、WHOは加盟国に管理の徹底を呼び掛けている。


47NEWS 2010-04-07

『遠い朝の本たち』須賀敦子(ちくま文庫、2001年)


遠い朝の本たち (ちくま文庫)


 人生が深いよろこびと数々の翳りに満ちたものだということを、まだ知らなかった遠い朝、「私」を魅了した数々の本たち。それは私の肉体の一部となり、精神の羅針盤となった──。一人の少女が大人になっていく過程で出会い、愛しんだ文学作品の数々を、記憶の中のひとをめぐるエピソードや、失われた日本の風景を織り交ぜて描く。病床の著者が最期まで推敲を加えた一冊。

福島第一原発設置許可 無効求め提訴


 放射性物質の流出が続く東京電力福島第一原子力発電所について、国の安全審査がずさんだったとして、東京の男性が設置許可の無効を求める訴えを裁判所に起こしました。

 福島第一原子力発電所は先月11日の大震災によって水素爆発が起きて施設が損傷し、放射性物質の流出が続いています。この事故を巡って、東京・台東区に住む30歳の男性が「国は、発電所の設置にあたって大地震や大津波を想定せず、安全審査がずさんだった」として、設置許可の無効を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。男性は、将来を担う子どもが安心して暮らすために国の責任を明らかにしたいと話していて、今後、福島県の住民にも裁判への参加を呼びかけたいとしています。今回の原発事故を巡って訴えが起こされたのは初めてで、裁判は原発の設置を巡る国の責任を問うものとして注目されます。


NHKニュース 2011-04-09

リベラル派と保守派、脳構造に違いがあった 英研究


 世界観が真っ向から対立することの多いリベラル派と保守派だが、実際、脳の構造が異なっていたとする研究成果が、7日の米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。


 英ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(University College London、UCL)の研究チームは、健康で若い成人90人を対象に実験を行った。自分の政治的志向を1の「非常にリベラル」から5の「非常に保守的」まで5段階で評価してもらったあと、脳をスキャンした。


 その結果、リベラル派であるほど前帯状皮質の灰白質の容積が大きく、保守派であるほど右へんとう体の容積が大きい傾向があることがわかった。


 前帯状皮質は複雑性の理解に関連しており、不確実性や対立をチェックする機能を持つ。そのため、前帯状皮質が大きい人ほど不確実性や対立への認容性が高く、リベラルな物の見方を許容しやすくなると考えられるという。


 一方、へんとう体は恐怖心の処理に関連しており、これが大きい人ほど、反感や脅すような表情に敏感で、危機的状況に際してはリベラル派以上に攻撃的に反応する傾向があるという。


 これまで、一定の心理的特性でその人の政治的志向を予測できることは知られていた。政治的志向を脳活動と関連付けた研究はあったが、脳の構造と結びつけた研究は今回が初めて。


AFP 2011-04-09

2011-04-09

心臓の鼓動が体中にメッセージを伝えている可能性もある/『心臓は語る』南淵明宏


 著者は『ブラックジャックによろしく』という漫画作品に登場する北三郎のモデルとなった人物。テレビ東京の「主治医が見つかる診療所」で見たことがある人も多いだろう。(※画像検索


 わかりやすい文章で心臓を解説。日本の医療に対する苦言も綴られていて、信頼の度合いが深まる。患者を一人の人間として見つめる眼差しに好感がもてる。


 心臓の左心室から送り出された血液が、再び左心室に戻ってくるまでの時間は、13〜15秒。心臓から送り出された血液は、体の中をグルグルと回り、13〜15秒で1周しているのです。


【『心臓は語る』南淵明宏〈なぶち・あきひろ〉(PHP新書、2003年)以下同】


 実はこれを確認する目的で読んだ。1分間で1周すると計算しても、時速200km程度になるらしい。

 空間の直線距離を走るのとは違うのだろうが、それにしても循環器系のダイナミズムが伝わってくる。微細な川が体内を駆け巡っているのだ。血液の奔流は生のイメージに相応しい。


 心臓は動力源であり、熱源であると述べましたが、さらに音源にもなっています。収縮、拡張を繰り返しながら、ドクン、ドクンという音を出しています。また、拍動のリズムのほかにも、細かい振動や雑音なども出しています。


 酔っ払って枕に耳を当てて寝ると心臓の音が実によく聴こえる。不整脈まではっきりとわかる。心臓はひとときも休むことがない。一生の間に心臓は20億回打つ。

心臓は“浪”を通じて体中にメッセージを伝えている可能性もある


 私たち医師は、心臓から発せられる音を、心臓の異常を発見するための要素として利用しています。

 しかし、本当は心臓がつくり出している音、つまり波動は、もっと重要な役割をもっているのかもしれません。

 本来、波動というのはものすごい表現力を持っています。私たちが発している声も波動ですし、携帯電話などでやりとりする音声がデータも電波という波動で伝わっていきます。光ファイバー通信も光という波動で情報をやりとりします。ちなみに、SF映画『レッドプラネット』の火星人からのメッセージや、『コンタクト』の“ベガ”空の電波も波動が表現の手法でした。つまり、波動は、とてつもなく大きな情報量のやりとりをできるわけです。

 だとすると、心臓が波動(脈波)を通じて、体中に何か情報やメッセージを送り届けている可能性がないとは言えません。オン、オフ、オン、オフという大きな波によって解を刻んでいて、体に時間を伝えているのかもしれませんし、大きな波の中に隠れた小さな波によって、体をコントロールするための情報を伝えているのかもしれません。


 卓越した直観力であると思う。当否はともかくとして。波動が変化を告げることに異論はないが、情報の意味を読み解くことは不可能だろう。川のせせらぎや潮騒から感じ取れるのは、増水の危険だけだ。


 しかし体内の細胞は何かを感知するのかもしれない。津波は陸上において惨禍を及ぼすが、海中ではそれほどでもあるまい。つまり体内を海中と見立てることが可能だ。当然、固体や液体を介しているから音は伝わりやすい。


 生とはオン、オフの連続が奏でるリズムなのだ。世界はまばたきというオン、オフによって出現する。睡眠と覚醒もまたオン、オフであろう。生と死が波のように寄せては返す。


 存在とは震動なのだろう。生きるとは魂を振るわせることだ。心の弦(いと)を掻き鳴らせ。

心臓は語る (PHP新書)

バックアップ−ファイル同期、フォルダ同期


 突然パソコンが壊れた。何の前触れもなく。後になって思えば、二つ三つの兆候が出ていたような気もする。青い背景の英語表示が現れると危機的状況とのこと。何度行ってもウィンドウズは立ち上がることなく、セーフモードにすらならなかった。


 私の主要なデータは殆どがテキストファイルのため、バックアップは完璧だった。「SugarSync」を神仏のように崇(あが)める今日この頃である。ファイル同期、フォルダ同期ができるサイトとソフトをまとめておく。

2011-04-08

東日本大震災:お星になったママ 残った4歳と2歳「波になって会いたいな」 岩手


 及川律ちゃん(4)は、東日本大震災で母久美子さん(32)を亡くした。「ぼくも流されて、ママに会いたいなあ。波になりたい」。小さな手で描いた母の似顔絵。いっしょに暮らし始めたおばあちゃんは、孫の無邪気な言葉を絵の裏に書き留めた。


毎日.jp 2011-04-07

辻信一「すべての原発の即時停止を」


 民主主義はすっかり空洞化した。今それにあらためて気づきました。私たちに力はない。これは民主主義ではない。私たちはずっと操られてきた。政府と東京電力という民間企業によって。


辻信一・明治学院大学教授

2011-04-07

原子力安全委員 最短週10分の会議出席で年収1650万円


 同委員会は委員長以下、委員5人はいずれも常勤の特別職公務員。ただし、常勤といっても定例会議は週1回だけ。議事録を確認する限り、会合は最短で10分弱、長いもので1時間半だった。これで約1650万円の年収(月給93万6000円とボーナス)を貪っている。


週刊ポスト2011年4月15日号

雲隠れした原発官僚・石田徹


 東電は「個人情報だから」との理由で報酬を明らかにしていないが、「天下りの不文律として、退官直前と同額程度(年収約1860万円)が払われている」(経産省幹部)とされる。しかも、「ほとぼりが冷めた頃に副社長に昇格する予定」(東電関係者)という。


週刊ポスト2011年4月15日号

母をぶった

 交換という経済関係からの脱却。彼女は「ただ与える生き方」に至った。諦観とは「明らかに見つめる」こと。これを「悟り」と名づける。

頑張れとか復興とかって、多分、今言うことじゃない

 今はただ静かに耳を傾けよう。そして我々が必要になる時をじっと待とう。私の頬をとめどなく涙が伝った。

2011-04-06

瞑想に高い鎮痛効果、米研究


【発信地:ワシントンD.C./米国】瞑想(めいそう)で高い鎮痛効果が得られるとの研究結果が、5日、米医療科学誌Journal of Neuroscience4月6日号で発表された。


 研究を主導した米ノースカロライナ(North Carolina)州にあるウェイク・フォレスト大学バプティスト・メディカルセンター(Wake Forest University Baptist Medical Center)のフェイデル・ゼイダン(Fadel Zeidan)博士研究員によると、瞑想の鎮痛効果を示した研究は初めて。


 研究では、瞑想経験のない健康な15人のボランティアを募り、呼吸法のほか、感情や雑念の除去を習う20分の瞑想のトレーニングを4回受けてもらった。


 ボランティアの右脚に、狭い範囲を約50度で5分間熱する装置を付けて苦痛を与え、動脈ラベル標識(arterial spin labeling 、ASL)という方法を使う特殊なMRI(磁気共鳴画像装置)でトレーニング前後の脳の活動を調べた。


 その結果、瞑想後には15人全員の痛みの程度が、11%から93%軽減されたという。また、瞑想によって、痛みの場所や強さの知覚に関わる脳の「一次体性感覚皮質」という部分の活動が低下することが分かった。


 瞑想によって高い鎮痛効果が得られることについて、ゼイダン氏は「瞑想は、脳のひとつの部分だけでなく、痛みの感覚に関わるさまざまな部分に影響をおよぼすからではないか」と話した。


AFP 2011-04-06

モノオトシ

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東日本大震災と日本の転機


 そもそも議論・対話とはそうしたもののはずで、あらゆる「特定の立場」と無関係で、普遍的に無謬な「実証」「真実」などというのは、ごくかぎられた科学的実験の場などに限定されるべきものである。


 にも関わらずその実在がナイーブに信じられるというのは、一種の「信仰」の問題でしかない。それぞれの専門は異なる「信仰」をもつだろうが、それが前提におかれるかぎり、結局のところ、異なる手法で「真実」を語るもの同士が、いつまで経っても合意できない神学論争を繰り広げることとなる。


高原基彰

2011-04-05

原発利権


 GEの裏にはエクセロンやベクテルがいてそこに日立が絡む。アルヴァの裏にはシティの大立者がいてそこに三菱が絡む。アルヴァに政府が擦り寄るとクリントン会見で日本を批判する。東電が深夜に会見する度にNYではGEの株の値が上がる。日本国民の命を「商材」にして利益争奪戦が始まっていく。(@gaitifujiyama

花見山、イベント中止 福島の「桃源郷」


 ただ、以前と同じように花見山を歩いて、花々を楽しむことはできる。山は間もなく最も華やかな季節。園主の阿部一郎さん(91)は「人が来る来ないにかかわらず、花はきれいに咲く。今は気持ちが沈滞しているだろうが、そのうち前を向く日が来る。そのときは花が心の栄養剤になる」と話し、訪れる人を待っている。


TOKYO Web 2011-04-04

南三陸町の子供たち


 南三陸町の子供たちが、瓦礫の中から教材を拾ってきて勉強してると言ってた。とても生き生きとしていた。子供ってすごいね。(@ilovefukushima


 そこに宮城の未来がある。否、彼らは宮城を救うために未来から訪れたのかもしれない。ターミネーター2のように。(@fuitsuono

東京都知事選は石原候補が有利


 末期の都市には破廉恥な老人がよく似合う。破滅文学者には放射能がよく似合う。(@Takao_Awata

誰にも愛されない人間にしかできない社会貢献


1 名前:以下、はてなにかわりまして元増田がお送りします。 投稿日:2011/04/02 23:57:36


福島の原発処理作業に当たりたいと思った。


30手前の独身女。恋人も家族もいない。

友人はいるけど責任の生じる関わり方をしてくれる人はひとりもいない。


誰にも愛されていない。

自分は何のために誰のためにいきているのかと苦しむ日々が続いて、

最近やっとふっきれて楽になってきたところだった。


今回の震災の件で、改めて人は他人のために生きているということを実感した。

他人のために仕事をするのはもちろんだし、

生命の危機に遭遇した時に誰もが案ずるのが愛する人のこと。

もしくは自分の心身を削ってまで救いたいと願うのが愛する人の生命。

「この人のために生きたい」と思える相手なんていないし、いても相手も同じように思っていなければ、

その人の存在を生きる理由にするのは自己満足というものだし。

私が死んだところで泣いてくれる人なんて誰もいない。

私は自分の命を惜しむ必要性が全くない。


ある意味これは他の人にない強みなんじゃないかと思うようになった。

今の私なら、「他の人を救うために誰か犠牲になって死んでくれ」と言われたら我先にと手を挙げるだろう。


生きながらえたところで、守るものはなく、

保身せずとも、失うものは無い。


放射能たくさん浴びたところでどうせ結婚できないし子供も産めないんだから、

旦那や子供に迷惑かけることもない。

国のために原発の処理に当たってこようか。


失うもののない人間にしかできない幸せな生き方ってきっとあると思うんだ。


増田にゃんねるβ

札幌市へ避難された方300人への布施


「私達いわきの人間は恐れてるんです。東京ではいわきの住所を書いたらホテルの宿泊も断れました。電車に乗ってたら福島の人間は放射能まき散らすから福島ってゼッケンつけてほしいよねっと隣の若者が会話してました。私達はここに来るまでいわきの人間だってのを隠してきました」


札幌市の便利屋 源さん(青森&横浜&タイ)

2011-04-04

2011-04-02

不正に対する怒り


“世界の不正がきみを怒らせるなら、きみは独りではない” - Active Minds(@AcmCollective


 パンクバンドの歌詞か?

ひなの世話で更正、刑務所の「鳥男」たち 南アフリカ


 殺風景な刑務所の中、魅惑的な鳥のさえずりが聞こえる。全身に入れ墨をしたバーナード・ミッチェル(Bernard Mitchell)受刑者(41)が、オウムの赤ちゃんに愛情たっぷりのキスをしているところだ。


 殺人を犯して収監されたミッチェル受刑者は、ひなの保育器とケージが置かれた独居房で、慈しみのまなざしで温かいかゆを与える。「この子は僕を母親だと思ってる。僕の子どもみたいだよ」


 ここは南アフリカ・ケープタウン(Cape Town)にあるポールズモア(Pollsmoor)刑務所。彼は受刑者更正プロジェクトの一環として、鳥のひなを育てている。「ひなが僕に触れるんだ。こんなぬくもりはこれまで経験したことがなかったよ」とミッチェル受刑者。「僕は以前はとても攻撃的な人間だった。ナイフで人を刺すなんて朝飯前だった。ところが鳥たちは、僕に忍耐を教えてくれたんだ。まず彼らを愛さなければならない。そして何から何まで世話をしなければならないんだ」


 14歳の時から刑務所を出たり入ったりの札付きのワルだった彼は、今やプロジェクトの責任者だ。プロジェクトに参加する受刑者たちは毎日、自分が受け持つひなたちの体重を計り、日誌に記録し、2時間ごとに餌を与える。このような日課は羽が生えそろうまで続けられ、その後は鳥を愛する人々にペットとして販売される。


目的意識の芽生え


 このプロジェクトは、「動物は最も凶悪な犯罪者でさえも更正させる力を持っている」と信じる刑務所幹部のヴィカス・グレッセ(Wikus Gresse)氏の発案によるもので、1997年からスタートした。


 実話を基にした1962年のバート・ランカスター(Burt Lancaster)主演映画『アルカトラズの鳥男(Birdman of Alcatraz)』をほうふつとさせるが、受刑者はまさに刑務所内で鳥を介抱したこの主人公のように、目的意識と生の尊厳を見いだしつつある。


 今では、プロジェクトに参加したいと言ってくる刑務所が後を絶たない。鳥を売ったお金は親代わりとなった受刑者に還元されるほか、新たにひなを購入するのに使われる。ひなを育てる受刑者は、ミーティングを行うといったスキルを学び、独居房という特典が得られる。


「彼らのことは忘れない」


 鳥たちはストレスの多い刑務所暮らしにぬくもりを与え、受刑者に劇的な変化をもたらしている。レント・キンド(Lento Kindo)受刑者(31)は、オウムの腹をなでながら「(鳥を)手放すのは断腸の思い。自分の赤ちゃんを誰かにあげるようなものだよ」と話した。


 レスリー・ジェイコブス(Lesley Jacobs)受刑者(37)は、腕に載せたボタンインコ2羽を見つめながら、「鳥たちがいてくれるから刑期の長さなんて気にならない。鳥はすてきだ。僕はこの2羽と恋に落ちたんだ。彼らがいなくなっても毎日想い続けるよ」とつぶやいた。


 攻撃性や激しい怒りは影をひそめ、看守への暴力も減っている。


 ある看守は、「(ひなを育てた)受刑者は人生を前向きにとらえるようになる。出所後も良い影響を与え続けている」と話す。出所後、動物病院や鳥の繁殖施設で働き始めた受刑者もいるという。


「人間にも同じように接することができる」


 受刑者は、新たな飼い主から手紙をもらうことも多い。先のミッチェル受刑者が、小さなひなを無事育て上げたことへの達成感とプライドを感じる瞬間だ。鳥から学んだことを外の世界でも実践できると自信を持っている。「人間1人1人、しゃばの人間に対しても、(鳥たちに接したように)接することができると思っているよ」


AFP 2011-04-01


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浦安市、期日前投票行わず 選挙事務拒否で違法状態に


 東日本大震災による被災を理由に、千葉県議選の投開票事務を拒否した同県浦安市は、告示から一夜明けた2日、市選挙管理委員会が期日前投票を実施せず、公職選挙法上の違法状態となった。

 市選管によると、期日前投票は市内3カ所で実施予定だったが、安全上の理由などで市長が施設使用を許可せず、代替場所も確保できていない。

 市選管は2日、浦安市選挙区(定数2)に立候補した3人の候補者名の一覧表などを作成。「できる準備はするが、場所も職員も確保できず、期日前投票実施の見通しは立たない」としている。


47NEWS 2011-04-02


 市民の安全確保が「違法」になるという法律の矛盾。こうなると法を重んじる者は国家に隷属していると考えられる。法律は常に改正される。改正されるものが「絶対」の基準であるわけがない。その意味で法律とはテセウスの船と似ている。教義もまた然り。映画や小説などでルールに従わないヒーローが体現しているのは「法への不信感」であろう。

石原慎太郎


 よく観察すると、慎太郎は、勇ましいことを言う一方、勇ましいことを実行したことはない。アメリカにNoといったこともないし、なによりも自分が政策には通じていないことをよく自覚している。元々作家である。(@gandalfMikio


 都条例のマンガ表現規制は、石原慎太郎自身、マンガに問題があるなど全く考えていないが、一般高齢選挙民にはウケルという計算。原発や停電など、本当に大事な事は何かという発想で働いていたと思えないし、その能力もない。(@gandalfMikio


 あと、かつて石原慎太郎は当時70歳の美濃部都知事に「美濃部さんのように前頭葉の退化した60、70の老人に政治を任せる時代は終わったんじゃないですか」といった。のしをつけて今の彼に送りたい名言だと思う。(@tsumiyama

諦め


「諦めざるを得ないところは諦め前に進むべき」という論理で、わたしたちは何を「諦め」てきたか。「諦め」させられてきたか。(@hokusyu82

2011-04-01

携帯電話による位置情報


携帯と管理:30日付共同:携帯電話について、携帯会社は交信記録を捕捉。携帯会社は待ち受け状態で携帯がある場所の位置情報捕捉。独人が携帯会社に蓄積の自分に関する情報の開示要請。開示されたデータは6か月で実に3万5831件。位置情報は単純計算で7分半に1回、どこにいたかが解る状況。(@magosaki_ukeru


携帯と管理:行きつけのレストランが分かり、映画館が分かり、移動・行動パターンが分かる。監視カメラは防犯カメラと名を変えて東京の盛り場に設置。だれも不思議に思わず、馴れてしまって意識することもほとんどない)携帯電話の位置情報はこれを入手する手段を確保すれば貴方の動き全て筒抜け。(@magosaki_ukeru


 以前からその危惧を友人と話してました。待ち受けどころか主電源切ってもバックアップ電源が位置情報を探知させてしまうという話も…(@hummingbird0033

ODA(政府開発援助)はビジネスだ


 ODA(政府開発援助)は途上国を債務の鎖に繋ぐ。IMF、世界銀行、先進国が一緒になって作ったシステム。無償の援助は4割。6割は円借款の金貸し。ODA原資は日本国民の貯金、年金、簡易保険。(@take23asn


 日本の戦後賠償として始まったODA。吉田茂首相が「これは賠償ではない。ビジネスだ」と発言した通り、国内公共事業の延長線上で行われている。初期に行われた多くはダム建設。日本企業が受注。(@take23asn