Hatena::ブログ(Diary)

Connecting-Stockholm

2010-09-10 A new plan for Stockholm?

Stockholmへの新しい提案が建築博物館にて形を成してきました。Connecting-Stockholm、あるいはネットワークシティへいかに計画するか。

この計画は、the city building officeが3月に行われた都市研究会にプレゼンテーションした新しい計画と反対のものではありません。この都市研究会は1999年の「Build the City Inwards(都市の内側へ)邦訳筆者」に代わって2007年から進められているものです。この新しい提案は「The City where you Walk(あなたが歩ける都市)邦訳筆者」あるいは 「The Pedestrian City」と呼ばれ、スウェーデン語では「Promenadstaden」と呼ばれています。

私たちが提案しようとしているネットワークシティとの重要な関係を示す問題提起を誘発しています。

歩ける都市へを達成するために、どうやって事を起こすか。徒歩は昔からただの交通手段でしかありませんでした。しかし、今日徒歩は、エクササイズでもあり、散歩でゆったり時間を過ごすことでもある、というような概念に変化してきました。一方で私たちは歩くことを楽しもうとした時、過大な圧力を受けています、もしそれが喧騒からの休息や新鮮な空気を提供しないとしても、です。これは果たして、「The City where you Walk(あなたが歩ける都市)」という名前に適したものでしょうか。この見出しは都市計画と同じくらい複雑なものへ明確な方向性を与えてくれるでしょうか。

私たち、Urban Nouveau*はこの(歩く都市に関する)主題と共に “Local Act, Global Change” (Sara Göransson 2005) という建築論文を棚から取り出して深く掘り下げようとしています。

徒歩は物理的な小道を作っただけでは達成出来ません。接続されるべき地点は徒歩と小道との良好な関係のための準備がまだ出来ていません。今すぐにつなげたとしても、不安や疑いを招く結果になるでしょう。

ゲーテッド・コミュニティの増加は「念のため」の証拠です。ネットワークは人間の思うがままにつくられています。単なる物理的なつながりではないネットワークを構築するために、私たちは共通言語を見つけなければなりません。

あるいは、メンバーの一人がこう表現しています「Stockholmへのメッカを見つけよう」と。少なくとも部分毎のメッカを見つけようと。地域の自然の美しさを少しも壊さずに、密度を上げ、コミュニティの結束力を高めることが必要なのではないでしょうか?

ここまで来てやっと、一旦私たちがメッカを位置づけたら、次の段階は歩道ルートを計画することになるでしょう。そのルートは安全と保護と同時にわかりやすさ、リラックス、悦びを与えるものでなければなりません。分かりやすさを超えて、安全は、心地良い場所へ導くための情報なのです。

結論としては、ネットワークシティとは、放射状の糸が円形の糸によってつながった蜘蛛の巣を作るか、もしくはすべてのルートが中心へ導かれるようにつながれた現代の星屑を揃えることなのです。

蜘蛛にとっても見過ごせない重要な条件は、あまりに不規則ではなく、力の差が大きすぎない、接続点を用意することです。この場合、つながりを作る前にこれらのポイントを確保しておくことが重要です。これらのつながりはつながることによってさらにそれぞれの地点を真に強くするでしょう。

ネットワークシティはすべての部分において強さを発揮します。「結局は、人でもアイデアでも物でも…あらゆるものにはつながりがある。どのように結びついているかによって、その価値が決まる」(Charles Eames)

By the computer: Kristina B: translated by Takuma Tsuji

2010-09-09

Preliminary action!

これが私たちの事務所スペース(仮)f:id:setsuzokustockholm:20100909231736j:image:w450


幸せですね

f:id:setsuzokustockholm:20100909231735j:image:w450


MDFボードを完璧なコントロールで運び入れてくれました

f:id:setsuzokustockholm:20100909231734j:image:w450


Refurnという使われなくなった中古家具を再生している会社から家具が届きました。みんなそれぞれ違います、Urban Nouveau*にいるみんなと同じです。

f:id:setsuzokustockholm:20100909231733j:image:w450


MDFにStockholmの航空写真(1:40000)を貼りつけ中

f:id:setsuzokustockholm:20100909231732j:image:w450


そしてまだまだ働く私たち

f:id:setsuzokustockholm:20100909231731j:image:w450


まだまだ働きます

f:id:setsuzokustockholm:20100909231730j:image:w450


Connecting-Stockholmの模型が準備完了!

f:id:setsuzokustockholm:20100909231729j:image:w450


カオステーブル!

f:id:setsuzokustockholm:20100909231728j:image:w450


Saraによるチーム内レクチャーが行われました。Connecting-Stockholmの元でもある彼女の卒論“Local Act, Global Change” (2005)の内容について。

f:id:setsuzokustockholm:20100909231727j:image:w450


もはや村です

f:id:setsuzokustockholm:20100909232021j:image:w450

Team: Sara Göransson, Filipe Balestra, Justin Ware, Takuma Tsuji, Kathrine Rasmussen, Kristina Börjesson, Martinho Pita, Sophie Mønster, João “Buni” Albuquerque, Rebecka Gordan, João Esteves, Stephanie Edwards, David Relan

2010年 9月8日 水曜日

f:id:setsuzokustockholm:20100909231025j:image:w450

とても活動的な一日でした。

プロセスデザイナーKatrineによって導かれ、チームは正式に「チェックイン」しました。(チェックイン、チェックアウトとは朝礼、終礼のようなものです)

チームの全員がSaraによる前日のプレゼンテーション「Local Act, Global Change」に賛同し、非常に有意義且つ、自分たちの意識が共有されました。

初日の火曜日が、慣れるための期間で少々カオティックな状況であったとしても、二日目の今日は方向性が明確になってきました。Stockholmの巨大な衛星写真はコンスタントに更新され、可能性のあるつながりがオープンエリアにつくられ始めています。地図は徐々に、2次元、3次元を獲得しつつあります。グレート!

デンマーク人のSophieは、彼女のつながり(パーマカルチャー)から新たにインタビューを設え、Magnus Hunhammar(the Institute for Sustainable Transportation)に対してインタビューを行い、Pod carと呼ばれる個人用の集合的な使われ方を想定した路線式電気自動車について議論を交わしました。

この種の交通は、公共交通の料金が高い場所や、その他の理由によって機能していない場所に対して設えられます。それらは再利用可能な電気によって稼働します。カリフォルニアで行われた最近のプロジェクトでは。ソーラーパネルが利用されました。

Magnusとの議論から、ほんの少しのひらめきから公共交通(徒歩や自転車を含めた)を考えることへつながるかがおわかりになるでしょう。

前掲した徒歩、自転車という交通体系は、 「pedycle」ルートとして統合することが可能です。というのも、レンタルサイクル拠点を計画的に配置することで、歩行者のルートが保護や安全によらない、開放的なもの(論理だけで語られない実践的なもの)と変革可能だからです。

加えて、Pod Carsとレンタサイクル拠点はすべての駅に設置可能なのです。

「Kompass」(The inter communal cooperation)はPod Carsの試乗会について、Via Academia(KTH、Karolinska Institute と University of Stockholm)と協働して議論しています。Magnusからは私たちの模型上でVia Academiaを含めた議論を展開するよう依頼されました。この話については今後チームで議論されるでしょう。

17時15分、すべてを出し尽くした疲労感と満足感とともにチームはチェックアウトしました。体調を崩して帰宅したSaraを除いて。早く良くなってね、Sara!!

at the computer: Kristina translated by Takuma Tsuji

Welcome to Connecting-Stockholm!

f:id:setsuzokustockholm:20100907064347j:image:w450

林檎の木とコーヒーメーカーが届きました。

大きな円卓の上で、私たちはStockholm全域をカバーした地図を設え、都市模型を作り始めたところです。初日の状態から、この模型はすぐに貴重なつながりを見せ始めるでしょう。

このプロジェクトは長期的な展望の元、2005年にSara Göranssonの論文をきっかけにして彼女とFilipe Balestraが今日まで発展させたものです。

二人は共同して多分野を横断するプラットフォームUrban Nouveau*を立ち上げ、現在はその事務所機能をStockholm建築博物館内のメイン展示室へ移して活動しています。

ここで、「Connecting-Stockholm」プロジェクトチームが9月まるごと活動することになっています。

「Connecting-Stockholm」は隔離されたコミュニティの間の多様なつながりがいかに機能するかを見せるでしょう。お互いが離れた都市はネットワークシティへと変革され、コミュニケーションを増やし、人々の距離を縮めます。

この戦略は地域に根ざしたフレームワークから生まれる組織から成り立ってて、大切な森林を未来のスプロール化から守り、同時に都市化を許すものでもあるのです。都市エリアに囲まれた余白空間にパーマカルチャーの概念を挿入することで、地産地消が達成され、且つ、輸送コストも最小限に抑えられます。環境問題が、原油価格の高騰や移民問題によって深刻化する中、Stockholmは自己充足可能な都市への変革を示し、移民に関しても地域への当然の貢献あるいは資源として捉えることが可能となります。

すべての訪問者からの夢、アイデア、提案は過程の経過に直接届き、既に最初の好奇心旺盛な訪問者は既に席を温め、Sara GöranssonとStockholmの未来について熱い議論が行われています。

ここで活動する私たちは、世界中、ブラジル、日本、デンマーク、ポルトガル、イングランドからこの場所へ集まった、建築家、ライター、デザイナーによるチームです。

すべての過程が結果として提出される10月1日、私たちは盛大なパーティを開催する予定です。その後、展示は10月10日まで開催されます。

いずれにせよ、私たちはStockholm市民と世界中からの訪問者を心待ちにし、この未来へのビジョンの提示への参加を心から期待しています。

ようこそ、Urban Nouveauからあなたへ。

2010-09-07

About Connecting-Stockholm

f:id:setsuzokustockholm:20100907064347j:image:w450


Sara Göransson と Filipe Balestra(Urban Nouveau*)は長期的な展望を据えた都市ビジョンをデザインしました。この戦略は、隔離されたスウェーデン首都ネットワーク状の都市へと変革するためのものとなります。

Urban Nouveau* は9月7日から10月10日までの期間中、事務所機能を建築博物館(no title)内の展示スペースへと移し、展示をより公共的なものとします。都市の接続を示す巨大な模型は完成への過程を示したまま、一方では地域コミュニティの代表者や政治家、市民へのインタビューが行われます。本展示において我々は、Stockholm市民と世界からの訪問者の双方を、模型製作や議論を行うデザインチームの一員として迎え入れることを意図しています。

都市の架け橋によるStockholmの成長のための枠組みは、現在それぞれが関係なく存在している郊外をつなぐ、connecting-stokcholmの立脚点です。参加型のデザイン戦略は、世界の中でも最も隔離されている都市の一つをネットワークシティへと変革するものです。この方法論は、ヨナ・フリードマンスーパースタジオ、コンスタントに加えて、無名の英雄たちの思想を共有し、編集されます。

常識と人々の参加は議論のためのエッセンスなのです。

初期段階での戦略は、軽快で明快な方向性によって位置づけられます。人間は誰ひとりとして孤立していないのだから、都市スケールにおいても、つながっていない郊外など存在すべきではないのです。巨大なStockholmの都市模型は都市のありのままを表し、同時にこの戦略の有り得べき姿も示すことになります。

次なる段階は、その場で、その地から、熟成されるものになるでしょう。

社会的なワークショップの中で建築家デザイナー都市計画家、ファシリテーターが地域住民と共に挑戦と機会を理解するべく協働し、適切で前向きな変化のためのシステムを進めます。

また、衛星写真を背景にした巨大な模型は、都市戦略が老若男女すべての人々が簡単に理解できる、されるべきということを証明します。

お互いが離れてしまったコミュニティに対する都市への縫合は、岩盤や湖、森林を避けて調整されるべきです。これは、すべての接続が有機的でフラクタル且つオリジナルなものになることを意味しています。そしてこの接続軸は地域文化の活性と人間の相互影響可能性を最大限引き出すため都市の密度を上げるものでもあります。対して、接続軸に囲まれた緑地は、パーマカルチャーのための中庭や食べ物の森になります。これは一方で、万が一世界恐慌が起こった場合の緊急時の混乱を防ぐ都市防災の新しい形としても捉えることが出来るのです。

Connecting-Stockholmは、虚構の、紙面上だけの社会から、自己充足な超都市への変革のための道しるべです。そしてこの変革は、私たちが自然と調和した伝統と生活を呼び戻す中でのゆっくりとした動きから生まれます。つまり、グローバルな都市におけるダンスのための有り得べき次なるステージなのです。そして私たちは、不必要なものを掃き出し、私たちをつなぎとめる尊敬の念を強固なものにしていくのです。