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リテラシーと理解について考える

8月19日

 多くの場合冷静で合理的な認識や判断を行う人が特定の事柄については不合理な思い込みや感情論をさらけ出し、自分自身ではそれも合理的な考えだと認識し、批判を受け付けず、追従者のおもねりに身を任せてしまう事は珍しくない。
  
 何となく感じていた事を「良い人」がはっきり形にして述べているのを目にした場合容易に「腑に落ちてしまう」事もありますがそれが正しいかどうかとは関係がありません。
   
 「正しい人」の間違いは「その程度の間違いをするのは仕方が無い」で「悪い人」の間違いは「その程度の間違いをするのが駄目な(悪い)証拠だ」と感じる。
  
 自分の今在る「状態」を認識・理解する方法としても「世界」は存在し、それは多くの場合「意味」を持ち、それは何らかの形で「物語」の構造を持ち、そこでは「意味」のある「原因」があり意思を持つ「敵」がいる方が都合が良い。