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名もないテクノ手 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

EPUB版『InDesign者のための正規表現入門』

InDesignのTips一覧

2009-11-27

[]アドビプレリリースプログラム(ベータテスタの公募)が始まりました。

Adobeは「プレリリースプログラム」(開発途中段階の製品テスト)すなわち、ベータ版テスタの公募をはじめました。

Adobe - アドビプレリリースプログラム

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プレリリースプログラムとは、新しいバージョンの製品が出荷(リリース)される前に、ユーザーの方々に開発途中段階の製品を事前(プレリリース)に試用していただき、そのフィードバックをもとに、製品の品質や機能の向上を実現するためのプログラムです。ご参加いただく皆様も、早い段階での新機能の試用や参加者間での情報交換など、様々なメリットがございます。

以前からAdobe製品の中では、PhotoshopやDreamweaverなどがパブリックベータを行っていました。今回、その製品範囲を大きく広げIllustratorInDesignなども一般ユーザーからテスタを募るようです。ベータ版のテストはAdobeだけでなく、製品を使う本人であるユーザーの利益にもなり歓迎します。

ベータテスタに参加すれば、Adobeの次期新製品のベータ版に触れられます。ユーザーは自分の持つ案件との整合性や互換性をいち早く確かめられます。また、製品出荷後のバグの発見・報告では、次バージョンでの修正になりがちであったサイクルに対して、開発バージョンへの報告・修正が可能になります。*1


Eric S. Raymondは「伽藍とバザール」の中で“目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない”といいました。

8. ベータテスタと共同開発者の基盤さえ十分大きければ、ほとんどすべての問題はすぐに見つけだされて、その直し方もだれかにはすぐわかるはず。

 あるいはもっとくだけた表現だと、「目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない」。これをぼくはリーヌスの法則と呼んでる。

 はじめにこの法則を書いたときは、どんな問題も「だれかには明白だ」という書き方をしていた。リーヌスはこれに異議を唱えて、問題を理解してそれをなお す人物は、必ずしもどころかふつうは、その問題を最初に記述する人間ではないと言った。「だれかが問題を見つける。そしてそれを理解するのはだれか別の人だよ。そして問題を見つけることのほうがむずかしいとぼくが述べたことは記録しておいてね」。でも肝心なのは、見つけるのもなおすのも、だいたいすごく短期間で起きるってことだ。

伽藍とバザール

業務アプリケーションの「品質」とは、新機能のきらびやかさではなくバグがいかに少ないかです。製品出荷後に見つかる重大なバグは、業務の進行や会社の信頼を揺るがしねません。品質向上(バグ修正)のプロセスで、最も重要なことはバグを「見つける」ことです。さまざまな環境や条件で、さまざまな使い方をして初めてバグは出現します。バグは見つからなければ修正されません。見つかったバグは必ず修正できます。製品出荷前にいかの多くの目玉に触れるかが、製品の品質を左右します。品質の向上はユーザーの利益になります。「お焚き上げ供養」では、品質は向上しません。絶対に。*2

我こそは、と思っていらっしゃる方は、是非この機会にベータテスタに参加していただいて、アプリケーションを叩いてやって欲しいと思います。過酷な条件下でボコボコに鍛えて欲しいと思います。

*1:もちろん、重大なバグに対してはドットリリースでパッチが出ますが、レポートの少ない不具合に関しては次期バージョンで修正させるのが通例です

*2:こういう「おちゃらけ体質」はAdobeの企業風土なので、いちいち目くじらを立てるほどじゃないんだけれど、実際にアプリケーションクラッシュでデータを失ったり、重大なバグで信頼を損なったりしている人が多数いらっしゃるんである。声を上げないだけで、苦しんでいる人がいっぱいいるんだよ。

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