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EPUB版『InDesign者のための正規表現入門』

InDesignのTips一覧

2011-04-19

[][][][]Mini BridgeパネルのTips

InDesign CS5を使うようになって、画像などの配置にMini Bridgeパネルをメインに使うようになりました。「Mini Bridgeって何? たべられるの?」という向きには、この動画で復習してください。

Learn InDesign CS5 - Mini Bridgeを利用した画像の配置 | Adobe TV

リファレンス:Creative Suite 5 * Mini Bridge

要するに、Bridgeの小さいの*1InDesign上のパネルとして展開しているわけ。わざわざBridgeやFinderをアクティブにしなくてもドラッグ&ドロップで画像を配置できるんだな。

今日は、Mini Bridgeのさらに便利なTipsをいくつか紹介します。


スペースバーでクイックルック

Mini Bridgeで画像をプレビューするために、プレビューPodやコンテンツPod内でプレビューなどがありますが、どちらもプレビューが小さいし操作が煩雑です。こんな時、Finderライクなクイックルックが使えると便利ですよね。使えるんです。

1)Mini Bridgeパネル内で確認したい画像を選択する

f:id:seuzo:20110419182808p:image


2)スペースバーを押す。それだけ。選択した画像をフルスクリーンモードで表示します。

f:id:seuzo:20110419182809p:image


3)次の画像(または前の画像)を見たければ、矢印キーで前後できます。最初に選択した画像が複数であれば、選択画像だけを順番に表示します。

4)表示を終了するときもスペースバーを押すだけです。Escキーでも終了できます。


Mini Bridgeで表示できる画像形式は、あくまでBridgeでプレビューが見られるものだけです。Finderのクイックルックで動作しているわけじゃありません。

ここでひとつ注意したいのは、画像を選択してスペースバーを押す時に、入力モードが「英語」でなければなりません。Bridge本体では日本語入力モードでも強制的に英語モードになりますが、InDesignのMini Bridgeでは入力モードの切り替えは行われません。


InDesignのページアイテムをMini Bridgeにドラッグ&ドロップするとスニペットが保存される

Mini Bridgeは画像を配置するためだけにあるかと思えばさにあらず。InDesignのページアイテムをMini Bridgeにドラッグ&ドロップするとスニペットが保存されます。

1)InDesign上のページアイテムを選択します。

f:id:seuzo:20110419182810p:image


2)選択したページアイテムをMini BridgeパネルのコンテンツPod部分にドラッグ&ドロップします。

f:id:seuzo:20110419182811p:image


3)コンテンツPodにスニペットが登録されました。Finder上でも確認できます。

f:id:seuzo:20110419182812p:image

f:id:seuzo:20110419182813p:image


4)Mini BridgeからInDesign上に配置してみます。

f:id:seuzo:20110419182814p:image

配置時にOptionキーを押しながらクリックすれば、スニペットらしく同じ位置に配置します。


InDesignのリンクファイルを表示する

InDesignのドキュメントにリンクしている画像のみをコンテンツPodに表示できます。

1)Mini BridgeパネルからInDesignドキュメントを選択し、Controlキーを押し、「リンクされたファイルを表示」を選びます。*2

f:id:seuzo:20110419182815p:image


2)リンクされているファイルのみをコンテンツPodに表示できました。

f:id:seuzo:20110419182816p:image


目的のファイルを検索する

Mini BridgeパネルのコンテンツPodが選択状態にあるとき、キーボードを押すとその文字から始まる最初のファイルが選択できます。

1)Mini BridgeパネルのコンテンツPodを選択します。どれかのファイルが選ばれていてもかまいません。

f:id:seuzo:20110419182817p:image


2)この状態で「fig」とタイプすると「fig」で始まる最初のファイルが選択できました。

f:id:seuzo:20110419182818p:image

操作的にはFinderのフォルダ内でファイルを選ぶときと同じですね。ただし、この操作では日本語ファイル名の検索はできません。ぼくは日本語ファイル名使わないので、実害はありませんけれど。


改善されるべき点

Mini BridgeはInDesign CS5から搭載されたパネルです。ですからまだ未完成な部分もあります。*3いくつか気がついた点をまとめます。

動きが緩慢
Mini Bridgeのファイルを選んで素早くInDesignにドラッグしようとすると、たいてい失敗します。前後のファイルが選択されてしまうのです。カーソルの動きが選択なのかドラッグ&ドロップなのか判断できないようです。ファイルを選択したらひと呼吸おいてドラッグを開始しなければなりません。
配置に特化されていない
InDesign上のMini Bridgeは画像を配置するのが仕事です。ファイルの管理は本体のBridgeがすればよいこと。リネーム機能などは必要ありません。ファイル選択のタイミングによっては、ファイル名が反転してリネームモードになったりして、ちょくちょくリネームされてしまいます。Finderと違ってこの操作はアンドゥできません。
ナビゲーションが貧弱
通常の書籍の場合、InDesignのドキュメントは章ごとにフォルダ分けされリンクファイルは「Links」フォルダに入っています。章が変わるごとにいちいちナビゲーションの階層を辿ってを変更しなければなりません。「お気に入り」に追加するとBridge本体を使って後で削除しなくてはいけません。めんどくさいったらない。これについては後日スクリプトを書こうかな...

*1:バックグラウンドではBridge本体が動いています

*2:リンクファイルがひとつもないドキュメントでは、「リンクされたファイルを表示」を表示しません

*3:未完成なものを製品に載せるのもどうかと思うのですが、Adobeの社風のひとつのようです。一般ユーザーはベータテスタになるよう教育されています^^