シンセサイザフェスタ'09 in 大阪

大阪で開催されたシンセサイザーフェスタに行ってきました! 朝8時30分に会場に着いたら誰もいなくて一番乗り。そしたらJSPAの受付の方に覚えられました。さて、今日の目当ては村井聖夜さんのセミナーです。村井さんのセミナーのためにわざわざ来ました。
まずは最初にOtomaniaさんのセミナーの整理券に空きがあったのでVOCALOIDの調教法を聴いてました。基本操作の説明から始まり、しゃくりは、ピッチで持ち上げるようにしたり、子音と母音を分けて子音を半音下げたり、直前に「ん」を入れてダイナミクスを小さくするなど、すぐに使える実践的な内容。

そして、村井さんのセミナー。村井さんのプロフィールが始まり、ゲーム音楽の歴史。村井さんの仕事内容と聴いてて面白かったです。個人的に、「おぉ」と思ったのが、コナミサウンドまめちしき。アーケードゲームはとにかく目立つ必要あり。オケヒなどを入れるという話から、当時の打ち込みテクニックとして、ドラムトラックの裏打ちでベースを入れてアルペジオ倍音で錯角的に音を多くしたり、ワンポートディレイという主音の後に音量を下げた音を入れて、余韻も1音で表現するといったことが紹介されてました。

機材はJV-2080、SC-88Pro、MU100が現役なのが素敵。無い音はSynthEditでVSTi自作ってあたりはさすが。意外だったのが、プログラミングに長けていることでした。当時のハードはデバイスを直接たたいていたことを考えるとたしかに詳しくてもおかしくないというかすごいですね。製作スタイルは、MIDIキーボード→VISION→Reason→ProToolsと作業が進むらしい。

聴いてて楽しかった♪ いろいろ刺激を受けました。