中央大学SF研究会:SFゼミ in hatena

2005-06-14 戦いは数だよ兄さん!by tennbinn

連続になります。たいしたことは書けませんが。

ソラリス

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友人の科学者ジバリアンから救援要請を受けた心理学者のケルヴィンは、惑星ソラリス宇宙ステーションへ向かう。そこで彼は、ジバリアンの死体を発見。さらに他の科学者の奇妙な言動、不可解な音、死んだはずの妻との再会により、精神的に追いつめられていく。


う〜ん、どうでしょう?あんまり面白くはなかったですね。僕は原作を読んだことないので、理解できなかっただけなのかも知れませんけど。それに、これはどうやらリメイクのようですね。オリジナルは「惑星ソラリス」という映画みたいです。

あらすじを読んで、すごく面白そうに思えたんですが・・・。この作品は、夫婦の愛がテーマだったみたいです。そこを中心にストーリーが進み、終わりました。結局ソラリスがなんだったのかよく分かんないままだったし。

どうやら旧作の「惑星ソラリス」は違うみたいです。それを見てるの前提だったのかも知れない、のかな?


死んだはずの妻そっくりの存在にあって、戸惑う主人公。初めは警戒心バリバリだったが、次第に妻ではないと知りつつ、妻だと思い込もうとするようになる。それは、過去の間違いをやり直したいという願望なのかな。ここらへんは面白かったですよ。その、妻そっくりのなんか、も悩むんです。自分は本当の妻ではない、人間でもない、って。

で、なんやかんやありました、と。この辺りは書いて良いのかよくわかんなかったので、はしょりますよ。ここまでは、わりと楽しかった。

でも結末は、ハリウッド的ハッピーエンドでした。愛は全てを超越するんですね。


この映画自体はそんなにいい作品ではないと思います。盛り上がりもなく、淡々と進むストーリー、やたらとぶつ切りになるシーン、ほったらかしの設定。ちょっと眠くなる。

淡々と進むこと自体は悪くないんですけどね。夫婦の会話を淡々とされたんじゃ、退屈ですよ。それに、この映画は夫婦の物語であって、別にSF仕立てにする必要はなかったと思う。


関係ないけど、最近こういう作品が多い気がする。SFでも、アクションでも、歴史物でも、なんでもかんでも愛に持っていく風潮があるような。ちょっと比率が多すぎる。舞台装置だけってのもさびしいものです。


ネタバレ

というより、突っ込み。

一番最初に妻そっくり人に会ったとき、主人公はその妻そっくり人を殺すんですが、いくらなんでもアッサリ殺しすぎだろ。あんなにあっさり殺しておいて、後になって彼女を殺すのは殺人だやめろなんて言っても説得力がないですよ。

あ、彼女は一人じゃないんです。二人目が現れるんです。そして、三人目も・・・。

「多分わた・・・」とは言いません、あしからず。


自分では人間だと思っていた何か、自殺すれば終わると思ったが終わらなかった、とか結構面白そうな要素はあるんですけどねぇ。まるで意思でも持っているかのようなソラリスとか

。うーん。

江戸江戸 2005/06/16 02:21 なんでもリメイクすれば良いってもんじゃないってことですね。
「惑星ソラリス」ってのは聞き覚えがあるのできっと名作なのでしょう。