『きみがぼくを見つけた日』ロベルト・シュベンケ監督

タイムトラベラーの妻というのが原題で、タイトルがほぼ全てと言ってもいいでしょう。 全体としては悪くなさそうな脚本なんですが、映画全体としての完成度っていう意味ではあれ?と思っていましたが、原作小説がある映画ということで納得しました。なんか描…

『犬猿』 吉田恵輔監督

見た目も性格も正反対な兄弟の話。 男兄弟の方は真面目に堅実に生きている弟と、リスクをとって勝負をしたいというヤンチャな兄、女兄弟は美人でチヤホヤされて育った妹と、勉強はそこそこちゃんと出来て、家の会社を継いだけど、太って容姿に自信がない姉。…

『沈まぬ太陽』 若松節朗監督

JALで起きた航空機事故と実在の人物をベースにした小説、沈まぬ太陽が原作のドラマです。 WOWOWで放送されたドラマということもあって、20話という長編で丁寧に主人公の会社人生を描いていて非常に面白かったです。第一部と第二部ではだいぶトーンが変わるド…

『コードギアス 復活のルルーシュ』 谷口悟朗監督

コードギアスシリーズの最新作かつ、総集編劇場三部作の続編になる復活のルルーシュが今作品です。 コードギアスってタイトルの付け方からも副題で反逆のルルーシュってあるように、シリーズ化も念頭においた作品だったと思いますが、他のアニメ企画は亡国の…

『チョコレートドーナツ』  トラヴィス・ファイン監督

1979年にゲイのカップルが親に育児放棄されたダウン症の子供を養子にしようとして...というお話。 実際にブルックリンのゲイのカップルが障害児を育てたという実話が元になっているようです。映画ではそこから養子にとって育てようとしたらどうなるのか?を…

『君の膵臓をたべたい』月川翔監督

病気で死んでしまう女の子っていう、なんか毎年そんな予告編を観ている気がするってくらいには定番設定が原作の映画。 でも意外に悪くなかったです。

『パンとバスと2度目のハツコイ』 今泉力哉監督

主人公が初恋の人に偶然再会して...というシンプルな恋愛もの作品かと思えば、不思議な魅力のある映画でした。 モヤキュンラブストーリーっていうキャッチコピーはなるほどなって観た後によく分かります。ドラマ的に盛り上がるようなことなく、主人公のなん…

『CAST AWAY』  ロバート・ゼメキス監督

FedExのエンジニアが飛行機事故で、無人島に漂流してっていうお話。 無人島での生活が辛いのは当然なんですけど、人間って簡単に怪我をするんだよなって、なんて無防備で脆弱な生き物なんだって出来事が次々に起こります。観ていて辛くなるし、会話相手もい…

『日日是好日』 大森立嗣監督

茶道を習うお話なんですけど、結構好きでした。 四季を感じる庭って良いよなーとか、季節の空気感、温度、雨音、光の差し込み、みたいな感じることの素晴らしさを教えてくれる作品。「すぐに分かることと、すぐには分からないことがある」っていうセリフにあ…

『潔く柔く』 新城毅彦監督 

少女マンガが原作で、高校時代に交通事故で亡くなったハルタが忘れられずにいるカンナが禄と出会って...というお話。 これに限らずですが、最近、少女マンガ原作の映画も割と好きなんだなと思いました。 この映画は、オムニバス形式の原作の最後の話にフォー…

『あやしい彼女』 水田伸生監督

オリジナルは2014年の韓国映画の「怪しい彼女」で、それの日本版リメイクの「あやしい彼女」がこの映画です。 ストーリーとしてはお婆さんが20才に若返って、あの時出来なかった人生を取り戻そうとするっていう話なんですが、リメイクされるだけあって脚本も…

『東京女子図鑑』 タナダユキ監督

東京カレンダーの連載が原作のAmazonプライムビデオで配信されているドラマなんですが、普通のドラマとは違い街とそこに住む人を中心に、東京に夢見る女性の20年を描く内容で非常に面白かったです。 全体の語り口は主人公の一人称で進みつつも、時折いろんな…

『天冥の標VII 新世界ハーブC 』小川一水

この巻では、第1巻の舞台である28世紀のハーブCがどのように作られていったかが描かれます。その内容は「残存人類」という言葉に代表されるように、非常に過酷で、自分たちは本当に生き残れるのか?、一体何をすることが正解なのか?何一つ分からない中で起…

『天冥の標Ⅵ 宿怨』小川一水

ようやく「天冥の標」の1巻へと続く、VI 宿怨に辿り着きました。 ネタバレありきで書きますけど、色々な謎が繋がってきて、たくさんの、本当にたくさんの人間や人間でない何かの思惑のぶつかり合いによって、人類が太陽系世界が追い詰められる話になりまし…

『天冥の標Ⅴ 羊と猿と百掬の銀河 』 小川一水

いつか読もうと積んでいたSF大作である天冥の標をこの機会に読み進めています。 昔読んだ時は「天冥の標IV 機械じかけの子息たち」の途中で止まってしまいました。ラバーズと呼ばれる人間に奉仕するアンドロイドの話で、ちょうど中盤あたりで退屈だったんで…

鉄血のオルフェンズ 長井龍雪監督

ちょっと前に観たんですが、非常に良かったです。 一期の頃はリアルタイムで観ていて、なんとなく二期は観ていなかったのですが、改めて全部見直したら、物凄く面白くて、なんてもったいないことをしていたんだと反省しました。 ロボットものとしてのオルフ…

味噌汁でカンパイ!

最近たまたま見つけたマンガなんですが、かなりのヒットです。 絵柄が好きで、お気に入りのマンガです。ゲッサン少年サンデーで連載されていますが、なんだろうこのサンデーっぽさ、自分の中にあるサンデーのイメージにドンピシャな雰囲気のマンガです。味噌…

最近のお気に入りなろう小説

ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁(人質)生活を満喫する https://ncode.syosetu.com/n1784ga/ ランキングを見てたら気になったので読んだんですが、物凄く面白いです。設定は転生者ではなくループものなんですけど、主人公がとてもいい。…

『本好きの下克上』を読み終えた。

https://ncode.syosetu.com/n4830bu/ 本好きの下克上って、なろうのweb小説で数年前に読んで、途中で止まっていたんですが、去年にアニメもやっていたり、コミカライズはとても好きで全部買っていました。 あらためて本編を読み進めてみたら、第四部の序盤で…

『アド・アストラ』ジェームズ・グレイ監督

久々にSF映画を観た気がします。 近未来を舞台に地球外生命体の探査へ旅立ち行方不明となった父親を探すという物語ですが、まぁ正直、話の展開が暗すぎるので、面白かったかと言われると厳しいところではあります。 でも、この近未来を舞台に宇宙へ行くって…

「トイストーリー4」を観てきました。

結末には賛否があるようですが、私にはとてもスッキリとした気持ちになる終わり方でした。 3での形がベストで、4のような最後は見たくなかったと言う人の気持ちも分からなくはないですけど、その次ってなると、この結末には納得がいきました。 このシリーズ…

『ゆるキャン△』

まさに「まんがタイムきらら」っぽい漫画原作アニメなんだけど、すっごくいい。なんていうかこの手のジャンルとしては完成形なんじゃないかと思うクオリティ。ソロキャンプしたくなるとてもいいアニメです。やっぱりこういうアニメはやりたくなる気持ちを引…

『ハクソー・リッジ』 メル・ギブソン監督

ハクソー・リッジって沖縄の断崖絶壁のことを指していたんですね。信仰がテーマの作品で、キリスト教徒がどのようにして、教えを守り実践していくのかというお話でした。正直なところ、「人を殺してはいけない」と掲げつつも、戦争では「愛するものを守るに…

『ベイビーステップ』

今ちょうど2ndシーズンの難波江戦直前まで観ているんですが、 もう、とんでもなく面白い。この漫画ってタイトルにあるように小さな一歩を確実に積み重ねて勝つっていう、とてもシンプルな物語なんですが、それがたまらなく面白い。主人公のえーちゃんが一歩…

『マイ・インターン』 ナンシー・マイヤーズ監督

アン・ハサウェイ好きです。はい笑。今時のIT系スタートアップのCEOとインターンで入った老人のお話なんだけど、いやーロバート・デ・ニーロがかっこいい。キングスマンといいかっこいい紳士はいいね。 KINGSMAN / キングスマン(初回限定版) [DVD]出版社/メ…

『X−ミッション』エリクソン・コア監督

ここまでストーリー展開に「?」がついた映画も久々かもしれない。でも、まぁそんなことはどうでもいいです。 エクストリームスポーツをする頭のおかしい人たちのその姿を見るための映画なのです。 『X-ミッション』はただのリメイクではない 命懸けで実行し…

PS4のCMって結構いいいよね

PS4のCMって「あえてこの時代にゲームをやる意味って何なんだろう?」ってきちんと考え直してメッセージを打ち出している感じがして、とても好きです。「できないことが、できるって、最高だ。」 これが全てで、そのためにこそゲームはあるんだと。

『傷物語 I 鉄血編』総監督:新房昭之

「傷物語」公式サイト - 〈物語〉シリーズ 三部作はさすがに長すぎなんじゃ....。と思ってしまった。 いや、羽川さんの出番的には次回からが本番です。

『落第騎士の英雄譚』 大沼心監督

第1巻(イベントチケット優先販売申込券付) [Blu-ray]" title="落第騎士の英雄譚 第1巻(イベントチケット優先販売申込券付) [Blu-ray]" class="asin"> 久々にライトノベル原作で良いアニメ化だったと思う。主人公が主人公らしく、正しくあろうとするそれだけ…

『とある飛空士への誓約 5』

何だよ、そんなツンデレって思ってしまうけれど、でもそんなバルタザールが好きです。5巻にしてようやく舞台は揃ったっという感じですね。 この時点でここまで泣かされるとは、とても最後まで読むのが楽しみ。