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(無)解説ノート

2011-12-01

山菜の移行係数について

一般的に山菜セシウム137の移行係数が高いといわれますが、根拠はあるのか調べてみました。北里大学
獣医畜産学部・川上顕氏の論文1997年)が国内論文としては唯一扱っていましたので、当該論文において、
採集した試料のうち50%が当てはまる移行係数を転記いたします。


ヤマドリゼンマイ・・0.18から0.5

タラノメ・・0.04から0.22

タケノコ・・0.01から0.12

ウド・・0.01から0.1

ゼンマイ・・0.02から0.1

ワラビ・・0.01から0.28

フキノトウ・・0.01から0.1

フキ・・0.005から0.1

コゴミ(クサソテツの若芽)・・0.005から0.025

アイコ(ミヤマイラクサ)・・0.001から0.06

*「多くの山菜セシウム137移行係数にばらつきが認められたが、これは天然試料のため多くの変動要因が
  関与しているためと考えられる。(中略)・・変動要因の解析を行ったところ、カリウム40濃度の低い
  土壌に生育する山菜中のセシウム137濃度は高いという結果が得られた。」

なお、下記の移行係数の記事において、「文部科学省のデータ」としているのは、「農林水産省のデータ」
でした。転記の際誤ったようでお詫びいたします。