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2011-02-18

[]ある後輩との思い出


ノブは学会2世やった。

少年部のころから知っていた地元の1こちがいの後輩。

お互い、思春期には学会から離れてしまって会うことも無かった。


再開したのは、私が男子部本部長の時だったか……。

結婚して地元の団地に帰ってきたようで、彼を引っ張り出したのは、当時部長をしていたMさん。

私とは、もともと知り合いやったし、タイプも少し似ていたので慕ってくれて、たまに酒を飲んだりしてた。


ノブは、けっこう人生脱線していたようで、しゃぶ中でつかまったりして大変やったとか言ってた。

見た目も893風やったし、本職をしたこともあったようだった

悪い癖もあって――酒を飲むと家に帰ってから暴れることがあった。

「フラッシュバック」言う奴やったか。

最初は知らなかったのだが、うちの嫁さんが、ノブの奥さんと仲良くなって「ヘルプ」の電話が入るようになった。

たいがい、日付け変更線を越える時間帯だったかな。

時にはM部長とともに、時には嫁と共に駆けつけた。

奥さんと子供さんを避させて、止めるのが役目でした。


初めて、目撃した時、ノブは知られたくなかったようだったのを覚えている。

で、そのたびに、じっくり話し込むようになった。

酔いがさめてくると落ち着いてきて、まで話した。

最初はほとんど「けんか腰」やったなあ。


そんなことが何回かあってから、「俺、ほんまに変わりたいんや」と言うようになった。

私は時間の許す限り、家庭訪問しては一緒に唱題するようになっていた。

M部長もよく通ってくれていたようだった。

遅い時間が多かったなあ。

本部で人材グループを結成してノブも入ったりして、河合師範の指導や「御書」「大白蓮華」を共に学んだ。

唱題ノートを回していろいろ思うことを書かせたりもした。

「俺、嫁はん大事にするようになりたい」「あかんまだまだや」とか言いながら必死でついてきてくれてたなあ。

ほんまに変わりたかったんやと思う。


私のことを「あにき」って呼んでた。

「ノブ、その呼び方はやめーよ。親分子分みたいやんけ」とかいつも叱っていたが、なおらんかったなあ。


何年かたった、ある時「あにき!嫁が妊娠した。うえが男の子やけん。女の子がええな」と嬉しそうに報告してくれた

私は役職が上がってしまって、なかなか会えなくなっていた頃やったなあ。

M本部長が親身に面倒を見てくれていた。


そんな矢先、2000年の師走やった。

明け方にノブの母親から電話がかかってきてた。

私はその頃、夜中1時ころに帰って2時ころ就寝っていう生活リズムやった。

留守番電話に気がついたのは明け方の4時ころやったか……。

「ノブが……ノブが……プープープー」


連絡を取ると「○○病院にすぐに来て……」と

すぐに駆けつけた。

ノブの弟が救急入り口で立っていた。

「くすのきさん。兄貴に会うてやって」

「……」


入っていくと、静かにノブが横たわっていた。

交通事故やった。正面衝突。

大きいおなかを抱えた奥さんが横に座ってた。

あとのことはあまり覚えていない。

あちこち連絡して、御本尊様の前に座ったことぐらいか……。


葬儀の時、男泣きに泣いた。


今でもノブは、私と共に戦っている。

「あにき、手ぇぬいたらあかんでぇ」と声が聞こえる。

私の嫁は、今でもノブの奥さんとメールのやり取りをしている。

感謝してもしきれない。

下の子供は女の子やった。もう11歳かな。


あの唱題ノートは、わが家の宝になっている。

今日はノブの10年と2ヶ月目の月命日。

唱題しながら涙が止まらん。


人には「信心に感傷はいらない」と言っているが、こんな日が一年に何回かある。

事情があって、命日が分からず、過去帳に名前のない後輩も……。

私はいろんなメンバーの「思い」を背負ってる。


ようやく文字に起こす気になれた。

少しはあいつの分もやれてるかなあ……。

okaremon7okaremon7 2011/02/20 23:39 kusunokiさん
若い時に一緒に戦った同志が先に逝ってしまうのは本当に辛いですね。
私も地区リーダー時代に5歳下の高等部のメンバーが居て、なかなか家庭訪問しても話をしてくれない。。。バイクがすごく好きなメンバーだったので、バイクの雑誌を買って勉強したり、一緒にツーリングに行く為に24歳になってから2輪免許とったりして仲良くなり、一緒に戦ってくれていた後輩が10年ほど前に急に白血病になり亡くなりました。 本当に辛かったです。
戦いたくても、色々な事情で戦えないメンバーも居る中、学会活動できる時間を感謝し、頑張らないとイケナイと思っています。

sgi-kusunokisgi-kusunoki 2011/02/21 22:03 ありがとうございます。

今でも共に戦っていると、感じます。
しっかり前を向いて戦っていきます!

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