Solved:annoying GPS issue

昨日のエントリの最後に「Xperia acro HDはGPSをONにする度に位置情報の利用許諾を求めてくるのがウザい」と書きましたが、改めてググってみるとちゃんと問題解決のための情報がありました。


Are you Xperienced??: 【SO-03D】ドコモ公式ICS root取得後やったこと。


にある通り/system/app/LearningClient.apkを何らかの方法でアプリとして認識されないようにすればOK。

上記情報主さんはTitanium Backupでアプリを凍結させていますが、それには有料版が必要なので私はES File Explorerで直接LearningClient.apkをリネームし、認識されないようにしました。
これで問題解決。
GPSの件程ではないものの、これまたウザいと思っていた充電完了後端末を充電器から外した時に出る「充電器の電源も抜け」というメッセージも無効化できるそうで(これはroot化不要)、当然これも無効化。
情報主さんには感謝です。


またもや余談を一つ。
ドコモのAndroid端末にはSPモード接続でしか接続できないA-GPSサーバが設定されていて、そのためMVNOのSIMや他社SIMを挿すとA-GPSが使えず、GPS測位に時間がかかる、という問題があります。
最初にIIJmio高速モバイル/Dサービスを契約しようか、と思った際に調べたいことがありFAQを見たのですが、そこで「A-GPSは使えない」という記述を発見。
「どうしてだろう?」と少し気になっていたものの契約して実際に利用してみると(当時のメイン端末であるGalaxy S II GT-I9100で)問題なく使えたので「そんなことないじゃん」と思っていたら、後にそういう問題があることを知り「ドコモはよっぽどSIMロックフリーが嫌いなんだな」と思ったものでした。

IIJmio SIMを挿したGalaxy Note GT-N7000でGPS Statusを起動したところ。
A-GPSデータをダウンロードした旨のメッセージが出ていますから、ちゃんとA-GPSサーバへ接続できています。
そういえばそれも変更しないといけないな、と思いAngryGPS(ノンマーケットアプリ)をインストールしてA-GPSサーバアドレスを変更しようとすると…

最初からGoogleが提供するA-GPSサーバが設定されていました。
そう言えばXperia ray/ドコモファーム(Gingerbread)の時もやはりA-GPSサーバはGoogleのそれが設定されており、ドコモサーバにはなっていませんでした。
となるとメーカーによって設定されているA-GPSサーバが異なる、ということなのかも知れません。
しかし直接/system/etc/gps.confを開いて見てみると…

ドコモのA-GPSサーバ(dcm-supl.com)が指定されています。
WiFi接続時はAngryGPSで表示されるA-GPSサーバ(Google)、パケット接続時はgps.confで指定されているそれ(ドコモ)が使われる、ということなのかも知れません。
改めてXperia acro HDにIIJmio SIMを挿して試してみる必要がありそうです。