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モバイルをバックパックにつめこんで

2017-11-11

[][]公衆USB充電ポートの話

スマホ時代の昨今様々な場所にスマホの充電等に利用するためのAC電源/USB充電ポートが設置されていますが、先日の名古屋行きの際福岡空港に設置されている充電スポットを見てあることに気づきました。

なぜかスマホの充電にUSB充電ポートではなく持参したAC充電器をAC電源に繋いで充電している人ばかりで、USB充電ポートを使っている人を全くと言っていい程見かけなかったのです。

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ここでもスマホを充電している2人共持参のAC充電器でスマホを充電していて、USB充電ポートは使っていません。

って言うか右側のAC電源でスマホを充電したままその場を離れている人がいるのですが、無防備すぎて怖い…

セキュリティーチェックを受けた後の搭乗待合エリアなので安心しきっているのかも知れませんが、盗まれてもいいのだろうか、と思わずにはいられません(海外なら確実に盗まれますね)。

このことをTwitterでつぶやいたら「USB充電ポート経由では充電速度が遅いからでは?」という意見を頂いたので、復路のセントレアで調べてみることにしました。


セキュリティーチェックを受けて搭乗待合エリアに出、そこにある充電スポットのUSB充電ポートでの充電を試します。

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このように0.3A程しか流れていない上に、電圧も4.5V以下まで降下と非常に残念な結果に。

充電に使うmicroUSBケーブルを替えてみたりしましたが同じような結果でした。

そこで別の充電スポットも試してみます。

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ドコモ提供の充電スポットがありました。

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この充電スポットは5V2A出力対応のUSBポートを装備。

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USBポートの向きの関係で見にくいですが、ここでも0.8A程しか給電されない上に多少の電圧降下も起こっています。

5V2A出力対応の充電ポートなので期待していたのですが…

どこのUSB充電ポートでもそうであるとは言えないでしょうが、充電速度では不利、というのは正しいようで、充電速度を重視するなら(って言うか出先で充電する必要がある時は普通そうですよね)やはり自前のAC充電器、できれば5V2A出力対応、Qualcomm Quick Charge(QC)といった高速充電技術に対応した充電器を使うのがベターと言えそうです。

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そしてスターフライヤーの機内エンターテイメントシステムに付いているUSB充電ポートで充電した際にも測定してみましたが、やはりこれもイマイチ。

この画像は往路の機材に装備されていたタッチパネル対応機内エンターテイメントシステムのもので測定した時のものですが、復路の機材の古いタイプのものでも同じような結果でした。

まぁこれは飛行機の中ということで供給できる電力量に限りがあるからだと思いますが…


充電速度の遅さ以外に公共USB充電ポートが使われない理由として考えられるのがUSBポート経由でのマルウェア混入の恐れですが、個人的にはこれは充電専用ケーブルを使えば防げるので理由としては弱いな、と思っています。

データ線がなく、バスパワー線とGNDだけが接線されている充電専用ケーブルでは当然USBのデータ通信はできないので、マルウェアを送り込む余地がないですからね。

そしてAndroidでは設定で提供元不明のアプリインストールを不許可にし、USBデバッグを無効にしておくこともマルウェア混入を防ぐ上で重要です。

しかしUSB Type-CケーブルとApple認定(MFI認証品)のLightningケーブルで充電専用ケーブルというのはないと思うので(前者は見たことがない、後者は非認証品であれば充電専用ケーブルがある)これらのコネクターを持つ端末を充電専用ケーブルで充電するには充電専用microUSBケーブルに変換アダプターを付けて充電する端末が対応するコネクターに変換するか、iPad充電アダプターといった名称で売られているUSBデータ通信を殺すアダプターを介して充電に使うケーブルを接続する、といったことが必要になりそうです。

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その(俗称)iPad充電アダプター。

最近あまり見かけなくなったのですが、100円(税別)ショップミーツ(ワッツ)ではまだ扱いがあったので改めて購入してきました。

しかしこれを介して充電すると給電電流量が下がってしまい、アダプターなしだと1.7A程で給電される環境でも1A以下にまで給電電流量が落ち込んでしまうのが難ですが、元々給電能力が低い公共USB充電ポートではそれ程問題にならないと思われます。

やはり充電専用microUSBケーブルを使い、必要に応じて変換アダプターを使って端末が対応するコネクターに変換する、という方法がベターだと思います。

しかし最近は充電専用のmicroUSBケーブルもあまり見かけないんだよな…

Qualcomm Quick Charge(QC)を使い高速充電するには通信対応のUSBケーブルを使う必要があるので(給電開始前に端末と充電器との間でデータ通信し、QC対応の可否を確認する手順が入るため)需要が減った、ということでしょうか。


今回のテスト結果を踏まえて出先でのスマホ充電に使うケーブルはできるだけ充電専用のものにすることにして改めて手持ちケーブルの整理をし、ついでに5V2A出力に対応しないケーブルは(2m以上の長さのものなど特殊なものを除いて)処分しないと、と思っているのですが、なかなか作業が進まないでいます…

そして充電スポットでAC電源を使って高速充電するために機内持ち込み手荷物に5V2A/2.4A(10W/12W仕様)給電対応であるiPadの純正充電器(中古やジャンクを買い漁ったせいでたくさん持ってる)を入れておくことも忘れないようにしたいところです。

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