Blueskyはじめました

先日(2/7)、これまで招待制で運営されていた新興SNS、Blueskyが招待制を廃止し、誰でもアカウントを作成できるようになりました。

 

分散型SNS「Bluesky」、招待なしで新規アカウント登録できるように - ケータイ Watch

 

というわけで私もアカウントを作成。

アカウントIDは @sqxfmwjdzv.bsky.social となります。

TwitterのアカウントIDと関連がない謎なアカウントIDを使っていますが、それは新規に利用開始するWebサービスのユーザーIDにはランダム文字列を使うポリシーに変えたためです。

プロファイル内容、画像はTwitterとの共通性を持たせるため、Twitterのそれをほぼ流用…

ツイートに他の競合SNSアカウントへのリンクを貼ると(イーロン・マスクの嫌がらせで?)垢BANされるリスクがあるというのでブログでの紹介という形を取りました。

 

とりあえずアカウントを作成しただけなのでこれをどう使うか、Twitterから完全移行するかといった事については全く未定ですが、興味のある方はアカウントをフォローして頂けると幸いです。

 

そして「私もBlueskyのアカウントを作ったよ」という方は(特にTwitterのフォロワーの皆さん)はその旨を伝えて頂けるとありがたいです。

Twitterで相互フォローになっている方はフォローバックします。

 

Blueskyを使ってみてどうだったとか、どう運用するのか、Twitterとの使い分けはといった事については改めてエントリするつもりです。

 

まずは使い方、Twitterとの違いを理解しないと…

今年も月曜始まりカレンダーを買う

最近何かと忙しく、これについて書くのがすっかり遅くなってしまいましたが、今年も去年同様月曜始まりカレンダーを買いました。

今年の月曜始まりカレンダーも去年のもの同様キャンドゥで購入。

しかし去年と同じ月曜始まりカレンダーの扱いがなく、ワッツで売られているのと同じものしかなかったのが不満。

左が去年分のキャンドゥで買った月曜始まりカレンダー、右が今年分のそれですが、土曜日の日付の数字、マスに色が付いているなど視認性が高いのは明らかに左。

なので今年分も当然同じものの扱いがあるだろうとキャンドゥにそれが入荷するのを待っていたのですが、11月上旬まで待ったものの入荷せず結局諦めて右を購入したのでした。

って言うか大手100均チェーン四社のうち月曜始まりカレンダーの扱いがあるのはキャンドゥとワッツのみで、上位二社のダイソー、セリアでは未だに扱いがないですし、しかも扱いのある100均チェーンでも選択肢が減ってしまったと月曜始まりカレンダー絡みの状況は更に悪化。

ダイソーのカレンダー売り場。

ここに写っているのは一部、つまりこれ以上にカレンダーの品揃えは豊富なのですが、それなのに月曜始まりカレンダーは一種類もない。

それ以前に書店や文具店といった100均ではない店舗でも月曜始まりカレンダーはレアアイテムで、選択肢が非常に狭い(特に壁掛けカレンダーは見かけない)ですが…

去年の月曜始まりカレンダーに関する過去エントリにも書きましたが、週休二日制が(建設業界といった一部の業種を除いて)ほぼデフォルトになった今では月曜始まりカレンダーの方が(特に土日が休みの人にとっては)明らかに使い勝手がよく合理的なのですが、売られているのは日曜日始まりカレンダーばかり。

これって週休一日が一般的だった昭和時代の名残とも言える現象なのに、週休二日制が一般的になった今でも社会、人々の考え方がそれに合わせて変わらないのはなぜだろう、と思ってしまいます。

だからと言って月曜始まりカレンダーが日曜始まりカレンダーを駆逐し、標準的な存在になるべきだとか過激な事を言いたいわけではなく、単に月曜始まりカレンダーがもっと一般的なものになって選択肢が増えて欲しい、ダイソーとセリアでも扱って欲しいと思っているだけなのですが…

 

月曜始まりカレンダーについてはその普及を目指し(大げさ)今後もしつこく自分の意見を主張していくつもりです。

YouTube Music Premiumを解約

先日Google Play Music(以下GPMと略)が日本に上陸した際から継続して契約していたYouTube Music(以下YTMと略)Premiumを解約しました。

GPM自体はサービス開始時、まだアメリカでしか利用できない時代にゴニョゴニョしてクラウドミュージックロッカー機能(手持ちの音楽ファイルをクラウドにアップロードしてストリーミング再生する機能)を使えるようにしていましたが、それが2011年11月(この頃の名称はGoogle Musicだった)なのでそこからカウントすると利用期間は12年、その後サブスク契約したのが日本での正式サービス開始直後の2015年9月なので契約期間は8年になります。

そんな昔だったのか…

 

今回YTMを解約した理由は単純で、値上がりしたから。

今年8月YouTube Premiumサブスクリプションの値上げが発表された際にGoogleからこのようなメールが届きました。

私はGPM日本上陸時に「永年」780円/月のキャンペーン料金で契約していたのですが、それにもかかわらず値上げ。

しかもそのキャンペーン特典が考慮されず、今回の値上げで通常料金になってしまう。

Google側からすれば「あなたが永年キャンペーン料金で契約していたのはGPMであり、YTMではない」なのでしょうが、ユーザーからすればそんなのそっちの都合でしかないですし、値上げするにしてもキャンペーン料金を考慮したもの(つまり880円/月)にすべきなのにそういった配慮はなし。

GPMからYTMへのブランド変更のタイミングでサービス内容が大幅に劣化し、その後のサービス改善もわずかでApple Musicなど競合サービスとの差も開く一方ですから、通常料金を払ってまでサブスク契約を継続する必然性がない。

というわけでこのタイミングで解約する事に。

そもそもYTMを利用する事はほとんどなくなり、キャンペーン料金で利用できる特典を失いたくないという消極的な理由で契約を維持していただけですし。

 

サブスク解約前にまずミュージックライブラリ、プレイリストを削除し、クラウドミュージックロッカーから全てのファイルを削除。

その際ライブラリの内容を一つ一つ手動で削除する必要があったのが面倒…

それが済んだところで解約手続きに進みます。

するとサブスク契約の一時休止もできますよと引き止めが入りますが、それには乗らず解約手続きを進め…

そしてこの画面で「解約」をクリックすれば解約になります。

解約を妨げるような悪どい仕掛け、いわゆるダークパターンの類はなくすんなり解約できました。

解約完了後も料金締め日まではサービスを継続利用可能です。

解約前に改めて使わないとな、と思っていたのですが、時間がなくて結局できなかったのがもったいなかったですね。

 

結局のところGoogleがYTMを軽視するようになり、日本でのサービス提供開始当初から契約しているロイヤルカスタマーをないがしろにするような値上げ手法を取ったりする(そしてその結果ユーザーが離れる)のはYTMがかつての独立した音楽ストリーミングサービスだったGPMとは異なり単なるYouTube Premium契約者向けのおまけでしかない存在に成り下がったからでしょうね。

フルサービスのYouTube Premium利用料金が1280円/月とYTM Premiumの200円増しでしかないところにそれが現れています。

+200円でYouTube Premiumの全てのサービスが利用できるのなら普通はそちらを契約するので音楽サービスしか利用できず、サービス内容もApple Musicなどの他社サービスに比べ劣るYTM Premiumを契約する意味はほとんどないですが、YouTube Premiumのおまけサービスと考えれば納得がいきますからね。

ですからGPMに比べサービス内容が劣化したり、ライバルに対抗するためのサービスの改良、改善もろくになされず放置プレイなのは当然。

新規アーティスト、楽曲の追加は随時行われているので、放置プレイというのは言い過ぎかも知れませんが…

 

余談ですが個人的にGPMがYTMになった事による最大の改悪ポイントだと思っているのはクラウドミュージックロッカーにアップロードしたファイルをダウンロードできなくなった事。

GPM時代はそれができた事でクラウドミュージックロッカーを音楽ファイルのバックアップ先として使う事ができたのですが、YTMになって改悪され不可能になってしまいました。

そもそもストリーミング再生よりもクラウドバックアップとしての利用にサービスの存在意義を感じていたので、この改悪は本当残念なものでした。

YTM Premium解約前にクラウドミュージックロッカーの中身を全て削除したのはそのため。

YTM Premiumを契約していなくてもクラウドミュージックロッカーにアップロードした音楽ファイルは広告なしでストリーミング再生できますが、ダウンロードできないのであれば意味がないですからね。

音楽ファイルはPCだけでなく複数のスマホにも保存しているのでクラウドバックアップが必須というわけではないですが、再入手が困難なものもあるので何らかの対策を取りたいところです。

その目的ならGoogle Driveの有料プラン(Google One)が手頃ですが(MP3ファイルではなくCDディスクイメージファイルを保存しても最も安い100GBプラン(250円/月)で間に合いますし)、Google Driveはあまり評判がよろしくないのが…

これについてはもう少し考えた上で結論を出したいところです。

 

上記の通り利用期間は12年間(その内サブスク契約期間が8年)にもなりますが、決して積極的に利用していたとは言えないものの何かと便利なサービスではありました。

ありがとう、そしてさようならGPM/YTM。

やっと住信SBIデビットカードがiDに対応

先日住信SBIネット銀行(住信SBI)のMastercardデビットカードAndroid端末のGoogle Pay(GPay)でのiD利用に対応しました。

 

住信SBI銀、デビットカードのGoogle PayでiD対応 - Impress Watch

 

iOS端末(Apple Pay)ではサービス開始当初からNFC Pay(Mastercard Contactless)とiDの両対応だったのですが、Androidもようやくそれに追いついた事になります。

というわけで早速住信SBIデビットカードをiDとしてGoogleウォレットに追加登録する事に。

住信SBIデビットカードのiDとしての登録はGoogleウォレットアプリからはできず、住信SBIアプリから行なう必要があるのでまずはアプリを更新。

開発者オプションをONにした状態だと起動時にエラー/警告が出るという情報があったのでバージョン8.1.0で更新を止めていたのですが(それでも起動時にアプリの更新があるというメッセージが出るものの利用可能だった)、更新しないとiDの登録ができないので更新。

しかし更新後開発者オプションONでアプリを起動してもエラー、警告の類は出ず。

この情報ガセネタだったのか…

すると「iDが利用できるようになりました」というポップアップが出ました。

そしてデビットカードのページ内にある「Google Pay」を開くとこれまではなかった登録する決済手段を選択する画面が出ます。

iDを登録したいので「iD」を選択して登録手続きを進めます(ここではMastercard Contactlessは登録済なのでボタンがグレーアウトしていて押せない)。

あとは画面の指示に従い操作していけばiDがGPayに登録されます。

iDは既にSMBCデビットカードのそれを登録してあるので、住信SBIデビットカードをデフォルトのiDに設定して登録作業は完了。

iDで利用した際の利用通知メールには店舗名の表記がなく空欄となります。

もちろん決済が確定すれば利用履歴/明細に利用店舗名が載ります。

Felica利用のサービスなのでMastercard Contactlessとは異なり端末のスリープ/ロック解除をする必要はなく、画面OFFの状態でリーダーにかざせばOKなのはやはり楽。

GPayのMastercard Contactless(って言うかNFC Pay全般)はスリープ解除した状態でリーダーにかざしても反応しない事がたまにあるし、稀にロック解除しても使えない事すらあると動作が不安定なのが不満ですし。

上記の通りiDはSMBCデビットカードでGPayに登録していましたが、SMBCの口座は今では家賃引き落とし口座としてしか使っておらず、そのためのお金しか入れてないのでiDを利用する事はなかったですし、QUICPayはKyashをデフォルトとして登録、利用しているもののプリペイドというのが何かと面倒で不便でもありましたから、今後はそれらに代わり住信SBIデビットカードのiDを積極的に利用していく事になりそうです。

iDは利用できるが、QUICPayは利用不可という店舗が意外に多いので(ブックオフなど)利用機会が広がるという意味でも利便性が高まりますからね。

 

そしてこのタイミングで以前はできなかったGoogleウォレットアプリ上でのMastercard Contactlessの利用履歴表示も可能になりました。

しかし問題がいくつか。

まずは利用履歴のGoogleウォレットアプリへの反映が遅く、利用から1週間程経たないと利用履歴に出てこない事。

iD、QUICPay、VISA Contactlessといった他の決済手段では即時反映され、利用履歴に載るのですが…

恐らく決済が住信SBI側で確定した時点で利用履歴に反映される仕様だと思われますが、それなら決済履歴上の利用店舗名が利用通知メールと同じ(暫定の)ローマ字表記にはならないはずですし、利用履歴に載るまで1週間余りかかるのもおかしい。

この仕様は謎です。

これまたVISA Contactlessではそのような事はなく、このように最初に決済履歴に上がってきた時点では暫定のローマ字表記(上)で、決済が銀行側(ここではソニー銀行)で確定した時点で実際の利用店舗名(下)になります。

とにかくこれでは利用履歴の体を成してないので改善して欲しいものです。

そして利用店舗名がおかしくなる事も。

セリアでの利用がなぜか「セリエA」になっていたのですが、100均ショップがイタリアのプロサッカーリーグになってしまうのはセリアの店名がイタリア語起源であるとは言え何だよ、と思ってしまいました。

 

Googleウォレットアプリ上でのMastercard Contactlessの利用履歴表示が可能になった事で「もしかしてGPayのMastercard Contactlessが利用できない店舗が存在する問題が解決した?」と思い試しにそのような症状が出る店舗の一つであるダイソーで利用してみるとこれまで通りエラーが出て利用できず。

残念です。

これ、住信SBIデビットカードGoogleウォレットに登録しMastercard Contactlessで利用する上で最大の問題なのですが、いつになったら解消するのでしょうか。

とは言え住信SBIデビットカードがMastercard ContactlessだけでなくiDにも対応した事でそのような店舗ではiDを使えば済みますし、実際実カードのMastercard ContactlessではなくiDを使うようになりましたからね。

VISA Contactlessではこんな事は起きないのですからいい加減直して欲しいものです。

ダイソーで思い出しましたがダイソーのフルセルフレジでNFC Payを利用すると決済が通った後にこの表示が出るのがウザい。

磁気ストライプまたはNFC Payによる取引であれば警告を出さないという処理をすれば済む話なのに、そうなっていないクソゴミ仕様に呆れてしまいます。

寺岡のフルセルフレジ端末は多くの小売店舗で使われていますが(100均ではセリアもそうですし)、このようなウザい仕様になっているのは私が知る限りダイソーだけ。

フルセルフレジでiDなど電子マネーを使おうとすると支払い方法として電子マネーを選択した後使用する電子マネー(iD,QUICPay,Edyなど)を選択するという一手間がかかり、それが私がNFC Payを積極的に利用する理由の一つでもあるのですが、手順的におかしいわけではないのでそれ程気にならないですからね。

ダイソーのフルセルフレジのこのウザい仕様もさっさと直して欲しいものです。

 

というわけでNFC Pay絡みの諸問題が解決するまではダイソーではiDを使う事にします。

ようやくNECのWiMAX CPEを入手

以前WiMAX2+モバイルルーターWX06それ用のクレードルを購入した際に「やはりCPE(モバイル回線利用据え置きルーター)が欲しい」と書き、それからずっとNECのWiMAX2+向けCPEWiMAX HOME 01を探していたのですが、なかなか見つからず。

Huawei製WiMAX2+向けCPESoftBank AirCPEの中古/ジャンクは掃いて捨てる程(大げさ)見つかり、後者に至っては110円で売られていたりするのですが…

しかし先日じゃんぱらWiMAX HOME 01の後継機種であるWiMAX HOME 02の中古を発見し、価格も1480円と手頃だったので購入。

箱付き完品です。

本体正面。

CPEとしては非常にサイズが小さいのが特徴。

実は持ってたHuaweiCPE、Speed Wi-Fi HOME L01s(右)とサイズを比較してみるとその小ささが分かります。

本体背面。

本体サイズが小さいだけあって搭載インターフェイスGbE対応イーサネットポート*1と最低限。

そして使用するSIMのサイズはnanoSIM。

電源電圧は12Vで、12V出力のUSB PDトリガーケーブルからの電源供給でも問題なく動作するのはいいところ。

DCコネクターサイズを変換するアダプターが必要ですし、自己責任行為ですが…

そしてWiFiは2.4、5GHzバンドそれぞれを独立してON/OFFでき、どちらか片方のバンドのみの使用、両バンドの同時使用いずれも可能。

一方Speed Wi-Fi HOME L01sは2.4/5GHzバンドの同時利用しかできず、どちらか片方だけを使う事ができないクソ仕様。

それ故ハードオフでジャンク品を購入後死蔵していましたし、NECCPEを探していた理由でもあるのですが。

というわけでSpeed Wi-Fi HOME L01sは処分する事にします。

 

実はこのWiMAX HOME 02、SIMフリー仕様で、対応する周波数バンドは1,18,41。

他社回線利用時に対応する周波数バンドは

ドコモ:1

SoftBank:1,41

楽天モバイル:18(パートナー回線)

となります。

対応周波数バンドがWiMAX2+サービスで必要な最低限のものに絞られているためSIMフリーとは言え他社回線での使い勝手は良くありません。

Band 3にも対応していればau回線のみならず他社回線での使い勝手も高まり、特に楽天モバイル回線を固定代替回線として使うための端末として最適なものになるのですが、それだと中古価格が高騰するのは確実なので、1480円という価格では入手できなかったでしょうね。

そこでまずはSIMフリーである事を試すため他社SIMを挿してみました。

mineoのSoftBank回線SIMを挿し、APN設定をするとちゃんとつながりました。

SoftBank回線だとBand 41も利用できるのですが、端末のモバイルネットワーク設定をHS(ハイスピードモード:Band 41のみを使う)にすると電波を掴まず、HS+A(ハイスピード+エリアモード:対応全バンドを使う)にする必要がありました。

Band 41が利用できるのはau系回線利用時のみの可能性が高そうです。

 

その後SIMをUQ mobileのそれに挿し替えて通信パフォーマンスを確認。

HS+Aモードでのスピードテスト結果。

そしてこちらはHSモード。

いずれもPCとの接続は有線(GbE)。

下りはHS+AモードがHSモードの3倍近い速度が出ていて、Band 1,18を含むキャリアアグリゲーション(CA)が効いている事を示していますが、その一方でHS+A、HSモードいずれも上りが遅く、上りが弱いau回線らしさが出ていて不満。

上りが高速なBand 3が使えればいいのですが…

下りは以前モバイルルーターWX06(+クレードル)で試した際よりも高速で、さすがは通信パフォーマンス的に有利なCPE、と思ったのですが、上りはHS+Aモードであっても遅いのはなぜなんでしょうか。

たまたまそういう結果になっただけだと思いたいところです。

とは言え通信パフォーマンスの面でも固定代替回線としての使い勝手の面でもCPEの方が有利なのは明らかですから、リーズナブルな価格で元々探していたものの後継モデルを手に入れる事ができたので文句はありません。

ところが今回WiMAX HOME 02を手に入れた事で更に欲が出てきてLTE Band 3に対応したSIMフリーCPEを手に入れたいな、と思うようになりました。

しかしそのようなCPEはそもそも機種数が少なく、それ故値段も高いんだよな…

 

最後に余談ですが今回WiMAX HOME 02のスペックを調べたついでにWX06のそれを再確認してみると、WX06もSIMロックフリーである事に気づきました。

購入時にIIJmioのSIMを挿して試した際は電波を掴まず、それ故SIMロックありだと思っていたのですが…

そこで再度試してみる事に。

mineoのSoftBank回線SIMを挿してAPN設定をするとこの通り、ちゃんと電波を掴みました。

しかしAPN設定を作成し、利用プロファイルをそれに切り替えてもすぐに電波を掴まず、しばらく待つ必要がありました。

購入時に試した際はこの「待つ」という行為をしなかった事が電波を掴まなかった理由だったようです。

しかしよく考えてみるともしSIMロックありなら他社SIMを挿した際にSIM絡みのエラーを出すはずですから、それで気づきそうなものなのですが…

そしてWiMAX HOME 02同様SoftBank系SIMであってもHS+Aモードでなければ電波を掴みません。

とは言えこれまたWiMAX HOME 02同様対応周波数バンドは1,18,41なので他社回線での使い勝手は良くないため、SIMフリーモバイルルーターとしての価値はあまりありませんね。

PCスピーカーを買い替え

突然ですが先日PCに接続して使っているスピーカーを買い替えました。

 

というのも9月上旬頃から使っていたスピーカーからバリバリバリとノイズがして音が出なくなるという症状が出るようになったから。

このスピーカー、CreativeのGIGAWORKS T20というPC向け2chアクティブスピーカーで、いつ買ったのか記憶にない程前に購入したもの。

私が諏訪にいた頃から所有していたのは確かなので、15年程使っている事になりそう、というわけでガタがきていてもおかしくはない。

アンプなどが入っている右チャンネルのスピーカーを分解してチェック、クリーニングしてみたものの、見て分かるようなおかしな点は見つかりませんでしたし、当然症状も直らず。

その後不思議な事に一週間程でなぜか上記の症状が出なくなったのですが、上記の通り古いスピーカーなので今後いつ症状が再発し完全に壊れてもおかしくない、という事で買い換える事に。

何かと出費が嵩むタイミングだった事もありそれ程カネをかけられなかったため予算は4000円程で考えていたのですが、家電量販店に行ってみるとその予算で買えるスピーカーは今までのものよりもかなりグレードが下がる事が分かり(先代スピーカーの購入価格は7000円台だったので当然ですが)中古も視野に入れて探していたところとあるブックオフでこれまたCreativeのPC向け2chアクティブスピーカー、Creative T110の中古が5000円強の価格で売られているのを発見。

Bluetooth、光デジタル(TOSLINK)入力もあり、リモコン操作もできるのが魅力ですが、予算オーバーなのでその時は買わずパスする事に。

しかし新品価格が14000円程するCreativeのPC向け2chアクティブスピーカーラインナップの最上位に近い機種、それが中古で5000円強ならむしろお得だろ、ということで再度件のブックオフを訪れるとまだ売れてなかったので購入しました。

本体サイズに比べ箱がデカかった。

スピーカー本体。

右チャンネル側のスピーカー裏面に搭載されている入力ポート類。

3.5mmアナログ、光デジタル(TOSLINK)入力に加え中華Bluetoothスピーカーに搭載されている事の多いUSBストレージからの音楽再生にも対応していますが、そんなものよりもUSB音声入力を搭載すべきだろ、と思わずにはいられません。

電源が18V2A(36W)というのは付属のACアダプターを紛失したり、壊れたりした際に同じ電圧の汎用ACアダプターなどで代用しずらいため気になるところ。

先代のスピーカーは12Vだったのでそういう意味では非常に都合が良く、実際USBバスパワーを12Vに昇圧するケーブルで電源を取っていたのですが…

付属のリモコン。

スピーカー本体の操作だけでなくBluetooth接続しているスマホなどのミュージックプレイヤーアプリをAVRCPプロファイル経由で操作する事もできます。

トーンコントロールイコライザー(EQ)もリモコンで操作しますが、スピーカー側にその状態を示すインジケーターの類はないので、現在のトーンコントロール/EQ設定がどうなっているかを把握する方法がないため(それ故リセットボタンがある)使い勝手が悪い。

なので音質関係はいじらずデフォルト設定で使っています。

 

購入当初はこれまでと同じアナログ入力で接続していましたが、メインPC(のマザーボード)に光デジタル音声出力があるので、それならデジタル接続したい、という事でたまたまAmazonで買い物する機会があったのでついでにAmazon Basicsの光デジタル(TOSLINK)ケーブルを購入。

しかしこのケーブル、安いからかコネクター部分が大きくケーブルも太いのが欠点…

ところがスピーカーとPCの光デジタル入出力をこのケーブルで接続し、PCの既定のオーディオ出力先を光デジタルにして、スピーカーの入力をデジタルに切り替えても音が出ない。

当初原因が分からず、「買って損した!!」と思ったのですが(そしてアナログ接続に戻す)、PCの設定アプリからではなくコントロールパネルから既定のオーディオ出力を切り替えると音が出るようになりました。

Windows 10の設定アプリとコントロールパネルが共存し、各種設定が両者で重複していたり、どちらか一つで完結しない仕様(Windows 11でも解消していない…)にはうんざりさせられます。

Bluetooth入力の対応コーデックはSBCのみで、新品価格を考えるとちょっと不満。

aptXやLDACへの対応は無理でもせめてAACには対応して欲しかったですし(今時1000円台で買える安物TWSでも対応しているのに…)、ほとんど使われないであろうUSBストレージ対応よりもこちらにカネをかけて欲しかった。

って言うかそもそも高音質コーデックに対応するBluetoothスピーカーってあまりない(あっても高い)んだよな…

ペアリングしたスマホから音楽を再生しているところ。

対応コーデックの関係で音質的には不利なものの、AVRCPプロファイルを使ってリモコンからスマホのミュージックプレイヤーを操作できるのは便利です。

 

音質についてはフロント部分が全面金属メッシュになっていて目視できない上に上記製品サイトにもそれについての記載がないためどのようなスピーカー構成になっているかが不明なものの、おそらくフルレンジスピーカー*1だと思われます。

そのためウーハー+ツイーターの2way構成を取る先代スピーカーに比べ音質、特に高音域のそれが劣るのでは、と思ったのですが、私の耳では明確な違いは感じられませんでした。

フルレンジスピーカーでも先代スピーカーに比べても音質に遜色がなく、むしろ音のクリアさでは勝るというのはやはり(新品価格が)高いからでしょうね。

この点については不満はないので、予算オーバーであっても上位モデルを買った価値はあったと言えそうです。

 

最後に先代スピーカー、Creative GIGAWORKS T20について少し。

スピーカー部にメッシュカバーがかかっているので分かりづらいですが、上部にウーハー、下部にツイーターという倒立配置の2wayスピーカーになっています。

そして上向きにバスレフポートがあり、右チャンネルスピーカーのその下にはアンプなどの回路部があり覗き込むとそれが見える、つまり埃などが入りやすい構造で、実際分解してみると内部にはそれなりに埃が積もっていた。

それが今回不調になった原因ではないかと思っているのですが、そもそもその程度の事で故障するリスクがあるのなら最初からそのような設計にはしないはずですが…

フロント操作部を拡大したところ。

ボリューム/電源ノブの塗装が擦り切れているところに長きに渡り使い込んでいた事が現れています。

完全に壊れ、使えなくなったわけではないのですぐには処分せず手元に残しておくつもりですが、長い間お疲れ様、と思わずにはいられません。

福岡市営地下鉄のNFC Payフェアキャップ乗車を試す

今年7月福岡市営地下鉄NFC Payを利用した乗車時の運賃上限を640円/日にする、いわゆるフェアキャップ(fare cap)制を導入しました。

福岡市営地下鉄、タッチ決済で1日何回乗車しても上限640円の新サービス - Impress Watch
タッチ決済による地下鉄乗車の1日最大640円(新サービス)開始について | 福岡市地下鉄

 

1日何回乗っても運賃は640円で打ち止めになる、という事はつまりNFC Pay対応のカードを一日乗車券のように利用できるというわけで、お盆休みに試してみました。

利用したカードは今年7月にJR九州のNFC Pay乗車を試した際と同じソニー銀行デビットカード(VISA Contactless対応)の実カード。

注意すべき点はフェアキャップを適用するためには全ての乗車に同じカードを使う必要があり、実カードと同じカードに紐付いたGoogle Wallet(GPay)やApple Payに登録されたカードを混ぜて使ってしまうとフェアキャップが適用されないという事。

GPayやApple Payに登録されたカードは実カードとはカード番号が異なるバーチャルカードのため、別のカードと認識されるので当然ですが…

 

このサービス、地下鉄駅などでの告知の類が少なく、福岡市営地下鉄側からすればあまり知られたくないのでは思ってしまう程。

中洲川端駅で見かけた告知ポスター。

西新駅で見かけたデジタルサイネージ

紙とデジタルという違いはあれども内容は同じですが…

しかしこれを利用する明確なメリットがある橋本駅にこういった掲示がなかったのが不思議です。

橋本→天神南/博多の片道運賃は340円なので往復するだけで元が取れるのですが、だからこそこれについての掲示の類がないんだろうな、と穿った見方をしてしまいましたが、単に近隣住民は以前から一日乗車券を買っていたので特に告示しなくても分かっている人は普通に使うからなんでしょうね。

 

今回渡辺通→橋本→櫛田神社前/中洲川端福岡空港→西新→箱崎宮前→天神と乗車し、実運賃の合計は1800円になりましたが

デビットカードの利用履歴を見るとちゃんと640円で打ち止めになっています。

NFC Payによる公共交通機関への乗車の決済が成立するのは翌日朝である、という仕組みを上手く使ったサービスと言えそうです。

一日の積算運賃が640円を越えた時点でそれ以降の運賃加算を止め、640円で決済を確定する、という処理をすれば済む話ですからね。

 

福岡市営地下鉄がこのサービスを始めたのは今年7月に開催された世界水泳に絡んだインバウンド対応のためというのが表向きの理由ですが、個人的には一日乗車券についての利用者にとっては不便で、事業者としてはコストアップ要因となるある仕様を解消するため、という福岡市営地下鉄側の都合もあると思っています。

福岡市営地下鉄の一日乗車券は各駅の自動券売機で購入でき、これが一般的な購入法ですが、当日券しか購入できず支払いも現金のみというのが欠点。

そのためキャッシュレス決済で購入したい、事前購入しておきたいという場合は博多、天神、西新などにある定期券発売所で購入する必要があります。

この定期券発売所で購入できる一日乗車券、駅の自動券売機で購入できるものとは異なりテレホンカードのようなプラスチックカード。

左が定期券発売所で購入できるプラスチックカード、右が駅の自動券売機で購入できる紙の一日乗車券。

プラスチックカードだが何度も再利用される香港やシンガポールの地下鉄のきっぷとは異なり福岡市営地下鉄のプラスチックカード一日乗車券は使い捨てで、当然紙製よりもコストが高いですから事業者側からすれば発行枚数を減らしたい、と思うのは当然。

つまり利用者としてはNFC Pay対応カードをキャッシュレスの一日乗車券として利用できるためキャッシュレス決済で一日乗車券を購入するためにわざわざ定期券発売所に行く必要がなくなり(事前購入も不要になる)、福岡市営地下鉄としては高コストのプラスチックカード一日乗車券の発行枚数を減らせる(そしていずれ廃止できる)という利用者、事業者双方にメリットがある施策、というわけです。

裏事情はどうであれこれにより気軽に地下鉄であちこち回れる、というわけで今後はこのNFC Pay一日乗車券を積極的に利用していきたいと思っています。

 

最後に余談ですが福岡市営地下鉄も他のNFC Pay乗車サービスを提供している公共交通事業者同様Mastercardには非対応。

福岡空港、天神など一部の駅のホームドアには「AMEX Contactlessで地下鉄に乗れます」というAMEXの広告が出ていました。

Mastercard Contactless対応の住信SBIデビットカードをメイン使いしている私からすると怒りが湧いてくるような広告で、早くMastercardにも対応してくれよ、と思ったのは言うまでもありません。

そのMastercard Contactlessを使った公共交通機関への乗車、こちらのImpress Watchの記事によると「最短でも来年春、つまり来年度以降」との事で、まだ半年以上待たされるのかぁ、とがっかりさせられてしまいました。

もうしばらくJR/地下鉄に乗る際にはVISA Contactless対応カード/Google Walletを使う日々が続く事になりそうです。