超合金魂 GX-38 アイアンギアー



前回のバルキリーは30周年の意味も込めていました。今回は純粋に30周年。
昔撮った画像を再編集しているため、お見苦しい点があることをご了承下さい。


旧クローバーの名作トイ「アイアンギアー変型デラックス」(※高荷義之氏パッケ絵の変型シーンが箱に載っている方)を更にブラッシュアップさせた内容で、プレイバリューは格段に向上。その分値段も跳ね上がってるけど、超合金魂の暗黙ルール「全部乗せ」が堪能できる逸品。


画像多めですので縮小も併用します(画像クリックでオリジナルの大きさが表示)。あと、白飛びでディテールが飛ぶのを極力回避したいので、画像によっては暗めに設定している場合があります。謹んでご了承ください。







・ランドシップ形態

最新鋭のランドシップ(以下LS)・アイアンギアー
全長は延べ450mm。洒落にならない巨大さ。全ての砲塔がフレキシブルに可動します。 でかい!









艦の下部は(おそらく)商品用画稿を元にハイディテールを配しています。









艦橋の顎部カバーは2種類付き、「初代」(左)または「二代目」(右)のいずれかを再現。初代はカラス・カラスとの交戦で大破した前半登場の艦、シリーズ後半で活躍した二代目はIG級2番艦「グレタ・ガリ」を本来の黄色から赤く再塗装した物。ジロン・アモスのサブ・ザブングルと組み合わせるなら、初代の方。二代目の艦橋デザインは、3番艦「ギア・ギア」もそうだったかな。


反イノセント組織「ソルト」の旗が付くが、これは二代目に付けるのが正解。









艦橋内部を精密再現。









開閉式の各部メインテナンスハッチは脚部に集中。エンジンは外して撮影しました。









胸部格納庫。内部の格納庫カバーは、変形用の「大」(艦首が収納できる)と、格納スペースを優先した「小」のふたつを選択。画像は変形用の「大」を使用した状態。「小」を使うことで、付属のウォーカーマシンが収納可能に。手前のポタン砲は反転式の構造によって収容可。









艦首の脚部格納庫には、ザブングルカーとギャリーウィルが収納可能。ここではブングル・スキッパーとブングル・ローバーを配して撮影。








・ウォーカーマシン形態

アイアンギアーのウォーカーマシン(以下WM)形態は30cm程度。LSからの変形プロセスは、放送当時リリースの「変型デラックス」やオリオン製フックトイと大体一緒なので割愛。この時点で変形機構が完成されていたのです。


胸や脚に合金パーツが集中、相当な重量に。ただ、WMの腰を繋ぐアームと、LS時にそれをサンドイッチにする太腿の両方とも合金製なので、変形の度に太腿の塗装が剥がれやしないかとヒヤヒヤ。









各関節可動。特に脚部は前後分割されているにも拘らず、股間と膝が全く不都合なく動くのです。合金比率が高いながらも、脚部関節にも合金が採用され、ラチェット機構で重量負けしない強固さを誇ります。


設定上、足首関節は存在せず、接地性の悪さが派手なポージングの妨げに。









劇中、カモフラージュに使用した(笑)ほっかむり用パーツ(塩ビ製)を頭部に装着。









付属のミニチュアWMより、まずは彩色済・半完成品で梱包された主役機各種。


左はウォーカーギャリア。胴体と両腕が各2種類付き、素立ちorバズーカ持ちのいずれかのポーズを選択可能(画像はバズーカ持ち)。背部ホバーユニットが可動します。
右2体はザブングルサブ・ザブングル(翼が無い方)。こちらはオプション部品が存在せず。
手前は主役WMの分離モード。左から、ギャリーウィルギャリーホバーザブングルカー(二分割可能)。









脇役のWMは全部で6種類を各2個、合計12個が塩ビ製の組立キットとして梱入されています。なぜ各2個入っているかは後述にて。


上は大型の脇役WMを3種類。左より、ロメウスタイプダッガータイプガバメントタイプ。下は左から、ギャロップタイプクラブタイプトラッド11タイプギャロップとトラッド11の操縦席の枠がプラ製です。 ミニチュアWMは全て、アニメ設定に忠実なフォルムで造型。 後半に登場したイノセント陣営使用のWM(ドランタイプやブラッカリィとか)、レッグなどの小さすぎるWMは付属せず。









(左)ギャロップタイプの荷台には、ミサイルランチャーまたはコンテナ各種を積載。トラッド11の両腕は、普通の物とコンテナ持ち用の2種類が付属。 ガバメントタイプ(右)の前腕は、通常のマニュピレーター型とミサイルランチャーの2種類が付き、いずれかを換装可能。


組立式ミニチュアWM6種類は、カーキとグレーの2色で成型されたパーツ一式を梱入。つまり、6種×2色=12個のセット内容ということに。普通に組めばカーキとグレーの単色WMが出来上がりますが、2色分のパーツを混在させて組むと、簡易的ながらも色分けされたWMを組めます。









これは嬉しいオマケ。ガバンクラスLS・バッファローが1隻付いてきます。フル彩色で、当然WM各種も艦載できるのが楽しい。









というわけで交戦中をイメージして適当に配置。いや普通勝てないだろコレ。
ちなみにアイアンギアーは、設定ではWM時が全高128.6m、LS時は全長168.7m。その割には同梱のWMと比べると対比が破綻しており、商品上では明らかにオーバースケールになっています。これだと200mくらいはないと嘘なんですが。









ウチでは少々ひねくれた画像を用意。 グレタ・ガリーの変形を断固阻止する、サブ・ザブングルの最期をイメージして撮影しました。本当はジロン機の関節がことごとく崩壊した直後、満身創痍の初代アイアンギアー(LS)が敵艦の隙間に割り込んで変形不能にするのだけど、それは魂アイアンギアーを2個要するので勘弁して欲しい。








・オマケ


その1

後期オープニングっぽく。








その2

はやてザブングル
※本当は魂ザブングル発売の時点で思いついたネタ。