壽屋 蒼い海のトリスティア〜発明工房奮闘記〜 1/8 scale Pre-Painted Figure ナノカ・フランカ
はい、ナノカ・フランカです。初めまして。Twitter眺めていたら「トリスティア10周年(=蒼いシリーズ10周年)」だということに気づいてしまったので、予定を変更して急遽コレを。先日、発掘できてしまったのはある意味、運命的だったのか。セイバーといい、ソニックダイバー零神といい、どうにも川澄綾子さんネタが来てしまう傾向が。嗚呼。ちなみに予定してたネタも実は川澄さん関連でした。それは近日中に。
※小さい画像はクリックすることでオリジナルの大きさが見られます。
パッケージ
縦25×横14×奥12cm。2006年1月発売。後年、今は無き秋葉原ガード下の玩具屋「グッドマン」が半値以下で売ってた時は、血の涙流しましたとも。
フロント&リアビュー・その1
『蒼い海のトリスティア〜発明工房奮闘記〜』『蒼い空のネオスフィア〜ナノカ・フランカ発明工房奮闘記〜』の主人公(=プレイヤーキャラクター)。伝説の大発明家にして都市プランナーであるプロスペロ・フランカの孫娘で、自らも「プロスペロ流工房術免許皆伝」の腕前を持つ発明家である14歳の少女。天真爛漫な大の「おじいちゃん子」。神経痛を患う祖父に代わり、相棒兼お目つき役のスーツカと自律型戦闘用機動城塞兵テンザンと共に世界帝国フルクラムの帝都から、海洋都市トリスティアと空中王国ネオスフィアへと出向き、その復興に尽力した。
身長:153cm、体重:ひみつだよ、B:それなり、W:まあまあ、H:ほどほど、好きなもの:濃いめのコーヒー、嫌いなもの:弱気、得意なもの:発明と徹夜と楽観思考*1。
帝都ジュニアアカデミーの制服姿を再現。まずは何も持たせていない状態。全高約18.7cm(リボン・台座含む)で、意外とボリュームあり。原型製作は森川裕光氏(クレジットは"Sculpted by Hiromitsu Morikawa")でした。出来はご覧のとおり。「蒼いシリーズ」のフィギュアは(ディフォルメも含めて)不遇な出来が多く、そんな中でも本品は比較的「良く出来ていた」方でした。シャドウ塗装もふんだんに使われてるけど、塗りが少々雑で、脚のパーティングラインも目立ちます。
顔アップ
一言でいえば「あまり似てない」んだけど、これはこれで可愛げのある造形。顔面には薄くレッドでシャドウ塗装されていて、紅潮している風にも見えます。
台座
足の裏をビス止めしており、容易に外せないように。ポニーテールで転倒しやすいので、これはナイス判断。
スプレンディッド・インパクト
ナノカが祖父より授かったという、愛用の万能工具。複合素材製のボディに、内部はハニカム構造(蜂の巣構造)を採用、強度を保ったまま軽量化を図っているという設定。全長約19.5cm。ナノカ自身より大きいのです。
「スプレンディッド・インパクト」の持たせ方。釘抜き(下部の赤い部分)を一旦外し、ナノカの背面に通す形で持たせます。
スプレンディッド・インパクト持ちのフロント&リアビュー
これが本来の状態。更にボリュームアップ。
スプレンディッド・インパクトを背面に通すと、腰と右肘で塗料剥がれが生じます。元々、持たせるのがタイトなため、これは不可避なことだと思われます。
毎度のことながら無粋コーナー。「はいてます」ね。やや水色がかった白。やっぱりゲーム中のナノカは「はいてない」としか。
様々なアングルから
うーん、やっぱり「見える」よなあ、あのスカート丈では。
まだ、こんな値段でPVCフィギュアが買えた時代でした。それが今では…。
*1:参考文献/蒼い海のトリスティア イラスト&設定資料集 エニックス(※当時)・刊