蛙の歌が〜聞こえ過ぎてくるよ〜

GW明け、高地に帰ってみると、水田には水が張られていた。ほぼ時を同じくして蛙の大合唱の季節も始まった。

アマガエルとは会話ができる。
大学院時代も神奈川の田園の広がる研究所に通っていた上に、既に散歩が趣味になっていたので、帰り道誰も居ない道で蛙との会話を楽しんだもので。

アマガエルは、ギョエッギョエッ。カエルの歌に出てくるグワッグワッというアレで、彼らの鳴き方と原理がほとんど同じなので、舌の裏に空気をためて押し出すようにすると同じ音が出る。
こちらがギョエッギョエッ、と音をさせると静かに聴いていて、やめると向こうが大合唱。また俺がギョエッを繰り返して、バス停までの道を楽しんだ。

高地に来ていざ第9さながらの大合唱を聞いてみると、どうやらいくつかの鳴き声が混ざっている事に気付く(残念ながら、そんな話をしてもそうなの?なんて気付いていない人がほとんどだけど。自然の味わい方が足りませんよ)。

大きく2つに分かれる:
 1. ギョエッギョエッ とそのスピードの違い
 2. グケケけケ グケケけケ 「け」が高くてアクセント

調べてみると、1.はニホンアマガエルの一群で、緑のヤツ。これが大合唱する。一方で2.は方言があるのかなかなか見つからない。ダルマガエルとアオガエルが近いけど特定できなかった。

蛙も姿が見えないと可愛らしい。特にカジカガエルなんて綺麗な声をしてるもんで、調べて聞いてみてはいかがですか。

ご参考
日本のカエルの鳴き声図鑑 http://hitohaku.jp/education/frog/index1.html
カエルの鳴き声図鑑 http://uns.music.coocan.jp/3kaeru.html