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英文学をゼロから学ぶ

2011-07-04

旧制中学を前身とする都立高校一覧

旧制中学とは、戦前、男子の普通教育を目的として設置された5年制の中等教育機関です。

最盛期でも、同世代の2割程度しか進学できない「エリート校」でした。

旧制中学は、戦後の学制改革で、高等女学校(女子の中等教育機関)や実業学校職業教育のための機関)などと共に再編・統合され、新制高校になりました。

新制高校は、設立当初の進学率は同世代の4割程度でしたが、高度経済成長による進学熱の高まりで急激に膨張し、1970年代には、進学率が9割を超えます。

それらの進学者を収容するため、この時期、多くの高校が新設されました。

僕の出身校も、そういった70年代に乱造された高校の一つです。

1980年代後半からの、いわゆる「団塊ジュニア世代」の入学に際しては、臨時定員増でかろうじて急場をしのぎました。

その後、1990年代中盤から、少子化による入学者の急減が始まります。

この傾向は、今後も変わることはないでしょう。

そのため、2000年代に入ると、高校の統廃合が現実の問題となりました。

東京都知事・石原珍太郎は、「(偏差値が)下からつぶす」などという暴言まで吐いています。

さすがは、文学者のくせに表現の自由を平気で弾圧する暴君だけのことはありますね。

増え過ぎた高校を統廃合するのは仕方のないことです。

しかしながら、その基準を「偏差値」などという、業者が勝手に作った数値によるというのは、いかがなものでしょうか。

そんなものよりも、歴史と伝統の方が、学校の存在価値を大きく左右すると思います。

なぜなら、歴史のある学校は、それだけ多くの卒業生を輩出している訳ですから。

とは言え、高校は数が多過ぎて、歴史があるのはどこかを判断する資料が、あまりありません。

そこで、都立限定ですが、旧制中学を前身とする高校の一覧を下記に掲載します(資料が古いため、既に統廃合されたり、名称が変更されている学校もあります)。

参考にして下さい。

東京府立のナンバースクール】(年号設立年)

旧制府立第一中学校(明治11年)現・都立日比谷高校

     二中  (明治34年)    立川高校

     三中  (明治34年)    両国高校

     四中  (明治21年)    戸山高校

     五中  (大正8年)    小石川高校

     六中  (大正11年)    新宿高校

     七中  (大正10年)    墨田川高校

     八中  (大正12年)    小山台高校

     九中  (昭和3年)    北園高校

     十中  (昭和12年)    西高校

     十一中 (昭和13年)    江北高校

     十二中 (昭和14年)    千歳高校

     十三中 (昭和15年)    豊多摩高校

     十四中 (昭和15年)    石神井高校

     十五中 (昭和15年)    青山高校

     十六中 (昭和15年)    江戸川高校

     十七中 (昭和15年)    葛飾野高校

     十八中 (昭和15年)昭和21年、十中に統合

     十九中 (昭和15年)現・都立国立高校

     二十中 (昭和16年)    大泉高校

     二十一中(昭和16年)    武蔵丘高校

     二十二中(昭和17年)    城南高校

     二十三中(昭和18年)    大森高校

     二十四中(昭和18年)昭和21年、九中に統合

【東京市立のナンバースクール

旧制市立第一中学校(大正13年)現・都立九段高校

     二中  (大正13年)    上野高校

     三中  (昭和15年)    文京高校        

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