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ドキドキ上海日記 RSSフィード

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【タイアップ】オペレーション ヘル アンド ヘブン 5月15日(金)〜31日(日)
何の前フリもなくこのお店の話題が出ることがあります。
ていうか、そればっかりです。

2006/10/10 (Tue) 縞パン。

横手。

『Gift』の1話は観た。鳥は家で鳥篭に入ってるのかと思ったら常に飼い主の肩に乗ってるのな。それなら毎回出番あるか。OPにも出てるし。そして横手は他のキャラやってるわけでもなくホントに鳥だけだった。

いかにもエロゲ原作っぽい、セオリーにない第1話でちょっと観づらかった。それにしても、年中虹がかかってる町とか、一生に一度だけ使える不思議な力とか、今時そんな設定がまかり通るのってエロゲーくらいだよね。なぜそういうことになってるのか、考えてみたいが何もとっかかりがない。

機動ビグ・ザム


    。ヽ^ノ 。
  ≦::::…◎::≧
    /  ゚ \
  、/    _|_
  ´`

自分用アニメ番組表(追加)

開始曜日時間Ch番組名オッズ備考
10/11 水21:00東京MXベルサイユのばら ○フェルゼン。

前のクールから継続かと思ったら新番組だった。

今日はドラゴンボールZやってたんだけどめっさオモロイのな。次回は悟空とピッコロが初めて共闘するとこ(VSラディッツ)。観ようっと。

そしてあしたのジョー2は2話目も録り逃した。どうなってる。

『アイドルマスターXENOGLOSSIA(仮)』を見たくない人たちは何を見たいのか?

先日、「なぜシスプリと双恋のアニメは失敗して、ストパニのそれは成功したのか?」とかブチ上げてそれっきり放置しておりました。これは「なぜ○○したのか?」とか言って本来まず議論すべき「○○した」の部分を問答無用に結論づけてしまうという詭弁だったわけですが、それっきり書く気もなくなってたのをちょっと新たな興味を得て書いてみたものです。

まずはシスプリ。

主要登場人物一覧が、

主人公(兄)

↑こんなの渡されてこれでドラマを作れと言われたら脚本家はアタマを抱えることでしょう(実際それをやったわけですが)。しかも原作の誌上読参企画はありていにいって単なる人気投票であり、モノローグドラマ形式のテキストには「妹同士の横のつながり」、「縦糸となる物語」、どちらも皆無です。さらにそれを無定見に一つの舞台に投げ込んでしまった上記の「デタラメな登場人物配置」。

これら三重苦を背負って、しかも連続ものTVシリーズを成立させようとしたら、まず不条理劇か、シチュエーションコメディ、といったアプローチしか考えられないのでは。第1期シスプリアニメはある程度この方向に沿って作られ、不条理極まる展開で大いに話題になりましたが、それがどの程度まで製作サイドが意図したものだったかは、疑問です。(閑話。これが短い尺で一回性のネタであれば力量のある演出家によって完全な成功を収めえたかもしれない。俺が戯曲シスプリ『12人の怒れる妹』を構想する所以。でも26話の長丁場を不条理モノで引っ張りきるのは無理でしょう。)

『双恋』も全く同じでした。主人公と、彼を好きな双子の姉妹が5組。この異常なシチュエーションで特段の工夫もなくシリーズを展開してしまい、シスプリの失敗から何の教訓も学んでいないのは明らかです。

では、アイドルマスターはどうかな?

主人公(プロデューサー)

アイドル

アイドル

アイドル

アイドル

アイドル

アイドル

アイドル

アイドル

アイドル(双子)

アイドル(家庭用のみ登場)

もちろん全員が同じ事務所の所属。これもかなりキツイんじゃないですかね。

ゲーム本編はやはり主人公であるプロデューサーと、最初に選んだ1人(あるいは2人、3人のユニット)とで1対1の関係が軸となっており、メインキャラクタ同士の横のつながりが基本的にない。そして軸となるようなストーリーもゲームにはない。もちろん、アイドルとしてデビューし人気を獲得していくというサクセスストーリーではあるのでしょうが、ゲームとしては能力値やパフォーマンスに対する評価、ファンの人数の増加という数字の上での成長が表現されるのみで、ドラマとしてのストーリー展開があるとは言い難いように思います。

問題を整理すると、主人公に対して同格のメインヒロインが複数(というか多数)存在し、登場人物としての横のつながりもなく、全員が登場する物語の枠組も存在しない、という点。上記『シスプリ』『双恋』が失敗した条件とあまりにも似ています。

では、失敗しないためにはどうすればいいのか?

成功した例に倣ってみましょうよ。

『ハッピーレッスン』なんてどうでしょう。(成功したかどうかはともかく)主人公に母親代わりの先生が5人、という設定はやはり異常ですが、5人が主人公の学校における各教科の担当教師である、という部分に限っていえば自然に学校を舞台にしたドラマが成り立ったこと、さらに「妹的存在」、「クラス委員長」、「姉的存在でアイドル歌手」、「幼馴染で男装」、などのママ先生以外のバラエティに富んだヒロイン級キャラを大量投入したことで逆にバランスを取ったことが、まがりなりにも学園ドラマとして成り立たせることを可能にしたと考えられます。

次に『フタコイ オルタナティブ』。結論からいうと今回アイマスが選んだ手法がこれでしょう。

その名の通り『双恋』と同じ原作から全く別の作品世界を構築した、文字通りの alternative であり、比較する上でも最も分かりやすい。まず最初からメインヒロインを白鐘姉妹のみに決定したことで問題その1を解決、さらに主人公は私立探偵という設定からストーリー展開に至るまで、全て原作にはないオリジナルで固めたこと。他の双子どもはゲスト出演させるに留まり、つまり形式の異なる原作から受ける制約を最小限にし、「ここから先は勝手に作ります」という線引きを明確にしたものです。作劇上の制約がない分、作品として失敗する要因も減っているはずであり、原作を中途半端に変えた挙句に作品としても失敗するよりはマシな、いわば次善の策としてのアニメ化手法ではないかと。

ただ、俺は本来は原作至上主義者ですので、俺にとって理想のアニメ化とは形式から内容まで原作に忠実で、原作にない要素は一切ないもの、即ち、完全な妹の主観によるモノローグドラマで、他の妹はおろか(本来の主人公である)兄すら視点人物の主観によって対象化された形でしか登場しない『シスタープリンセス RePure キャラクターズ』、が最もそれに近い。次が『センチメンタルジャーニー』かな。

一番ろくでもないのが原作と違う上にモノも失敗作である第1期シスプリや双恋であり、まあ強いていえば次善なのが、原作と全然違う上にヒロインの扱いも不平等だがオリジナル作品としてはそれなりに評価できるであろう『フタコイ オルタナティブ』、てことです。俺にとってはね。

ホントは全部原作通りにやれよ、それが出来ないならアニメ化なんてしなければよろしい、というのが原理主義的ファンとしての意見ですけどね。

さて、『フタコイ オルタナティブ』が探偵物語だったように、ロボットものとして物語の縦軸を獲得しようとする試みが『アイドルマスターXENOGLOSSIA(仮)』なのだろうと思いますが、『フタコイ オルタナティブ』のようなアイマスのアニメが観たくない人たちは、それじゃあ『双恋』みたいなのが観たいんでしょうかね。それは最初に与えられた条件からして成功する可能性は低いんじゃないかと思います。

1話につき1ユニットのオムニバス形式、が理想だと俺は思うけど、TVシリーズには向かないよね。

TVシリーズには向かない。畢竟これに尽きるんじゃないかと思います。

アイマスについては以上。

最後に、宿題になってたストパニのアニメについて。

上記一連の例と比べれば明らかなのは、まず「主人公」の不在。これは原作の読参企画の段階から、女学校が舞台であるため、実質上の主人公は3人の女の子であり、彼女らとやりとりをする兄が読者、という、半ば作品世界から排除された構造でした。そして、人物相関図を書くと主人公対各ヒロインのつながりが放射線上に広がる従来の形とは異なり、最初から女の子同士をカップリングさせる意図で企画されたことにより、それまで存在しなかったヒロイン同士の横のつながりが自由自在に展開されたことも重要。

さらに、それまでの読参企画ではあくまで作品世界の外側にある読者の視点で行われていた人気投票そのものを、「エトワール選」として作中のイベントという形に取り込んだこと、これが実は画期的でした。登場人物である彼女たち自身が「エトワール選を争う」という物語の軸が、初めて確立されたのであります。

こうしてみると、シスプリや双恋に比べてアニメ化の手法が進歩したというよりは、同じ読参企画とはいえ原作の形式上の変化がアニメ化のやりやすさにつながった、ということはいえそうです。

無論、その上で良作に仕上がったのはスタッフの力量であり、仮に同じ条件でも『シスプリ』や『双恋』ではこうはいかなかったと思ってますけどね。

(追記)

ここまで書いておいて何だけど俺もコメントにある声優問題の方が重大だと思いますよ(笑。声優が変わってたら、そりゃその時点でアウト。ナムコさん相変わらず商売がヘタですね。

(追記)

「みんな性格とか全然違うのに単純に同じ“アイドル”の一語で片付けるな」という反論を見かけましたが、一覧はあくまで「ドラマ上の登場人物としての役割」を表したものです。それが「脚本家」の視点。「それぞれ非常に個性的なキャラクターだ」とかそんなことは百も承知ですが、それとは全く別の次元の問題です。ドラマにおける登場人物として見ると、主人公との関係でしか役割が定義できず、その点で「プロデューサーとアイドル」という関係になるのは全員が全く同じで、つまり登場人物としての役割が完全にカブってるという意味です。「妹」も同じ。シスプリだって全員が異常なほどキャラは立ってましたが悪夢のようなグダグダ展開でしたよ。

「横のつながり」があればその分、ドラマ上の立ち位置は見つけやすくなるが、それだけでは長いシリーズは展開しきれない。そこでさらにもう一つ必要なのがストーリーの縦糸である、という順番です。TVシリーズであるという前提でね。

原作では全員がメインヒロインになるが、ただし同時にではない。この矛盾をどう解決するか? ていうアプローチで書いた方がわかりやすかったかしらん。

(以下2007.01.14追記)

えーと、俺にとっては3ヶ月も前に書いたものであり、すでに終わってる話なわけですが、また参照が増えてるようなので最終的な補足をしておきます。

声優は総入れ替えが決定したそうでご愁傷様です。俺としてはゲームで乗り遅れたのを取り返すどころかこれで完全に興醒めたので、これ以上言及する気はないです。このエントリは皆様の議論の肥やしにしていただければ幸いです。

書いた時点では声優云々の話はまだなかったので、それ以外の点を問題にしたつもりでしたが、今となっては論点が「声優戻せ」の一点に集中しすぎているのが残念ではあります。つか、そこは俺の書いたことと関係ないし。

http://d.hatena.ne.jp/shanghai/20061010/p1

↑トラックバックURLはこれ。コメントページにしか表示されずわかりにくいでしょうからここに書いておきます。

おがわおがわ 2006/10/10 19:31 なぜ見たくないか:声優総入れ替え説がいよいよ冗談でもなくなってきて、春香がさくにゃんになってそうだから。

上海上海 2006/10/10 23:15 それはご愁傷様としか言いようがない。もはや上に書いた話とは全く別の次元の問題ですね。それにしても野川さくらの嫌われっぷりは見事の一語。

やまだやまだ 2006/10/10 23:33 実にその通り。ただ、原作ママのアニメは、例えばキャラクターズのような『原作を活かしつつスタッフ独自のスパイスを加える』ことが、なかなか難しいことだと思う。
せっかくのアニメ化で、ただ原作を踏襲するだけの作品では良作とは言えなくなるだろうし、まぁそれこそスタッフの力量次第という気もしますが。声優総入れ替え説とかはこの場ではどうでもいい。

m-hirom-hiro 2006/10/10 23:45 意外と面白かったりして、手のひら返したようにネットで好評になったりしそうな予感してくるんですが。
もしくは僕らみたいなのが「原作しらねぇけど面白いよな」とか

上海上海 2006/10/11 00:13 とりあえず観るであろう。地上波なら。

不二不二 2006/10/11 03:16 実のところハピレスのアニメは原作をほとんど弄っていないという説。設定はムチャクチャだが、元々原作の段階ですでにメインヒロインが同居、ヒロイン同士での絡みも設定もあるし。まあ、アイマスは元をよく知らないので、原作派との意見を述べられませんけど。たぶん見る。

上海上海 2006/10/11 04:04 わりとちゃんと読んでたな。絵がささきむつみじゃなかったな。委員長はお邪魔キャラだったはずなんだな。

azumi_sazumi_s 2006/10/11 11:30 アイマスの場合ゲーム本編はおっしゃるとおりですが、オフィシャルの派生作品であるドラマCD等でそれなりの横関係が発生しているのでそちらで膨らませることは可能な気はします。

上海上海 2006/10/11 19:51 縦糸、縦軸としつこく書いたのは(過去の例から)基本的に「膨らませる」発想だけではシリーズが持たないんじゃないか、それから10人ないし11人のアイドルを同時並列に登場させて演出で扱いきれるのか、という懸念デス。上記の繰り返しですけど。

とおりすがりとおりすがり 2006/10/12 00:50 「俺」って一人称がおもしろかった

上海上海 2006/10/12 01:07 普段はですますじゃないんでね。「私」は気恥ずかしくてもう書けない。「俺様」にしとくんだった。

ふににんふににん 2006/10/12 14:59 私も脚本の仕事をしていましたが、私なら、以下のように作ります。

まず、主人公であるプロデューサーの人間性を表に出すために、プロデューサーになるまでの経緯を書くことで、主役がアイドルではなくプロデューサーということを位置づけます。

その後、ユニットや個別のアイドルの悩みや問題、事務所でのトラブルなどを描くことで、アイドル全員に対して平等な扱いと、ストーリーのドラマ性を出していくという方向です。

これならば、ちょっと卑怯なやり方ですが「ひいき」のアイドルが出ないため、平等な扱いになります。
恋愛的な要素などは、プロデューサーに憧れました、ぐらいにとどめておくことで、なお平等かつ、キャラクター性の魅力もだしていけます。

この手法は、「ゆめりあ」のアニメなどで用いられるもので、全キャラが重要な位置づけとなり、なおかつ横の繋がりを描くのに最もいい方法だと思われます。

長文失礼しました。

nnaronnaro 2006/10/12 21:07 アイマスのドラマCDは横の繋がりも描けてて話も面白いよ。これを良作画でアニメ化したようなのが見たい。
ゼノ何とかはもうコケてもウケても原作ファンは喜ばないことが現時点で確定してしまっている、呪われた作品だ。

鉢植え夢幻鉢植え夢幻 2006/10/13 09:45 なかなか頷ける話だと思います。自分としては商業的な上記の理由に加えて、決まっているフォーマット(妹であるとか性格とか年齢とか)を守ったシスプリアニメや双恋アニメと違ってアイマスは現時点で、原作のフォーマットすらぶち壊しているから見たくないって人がいるのかなと思います。上記理由を満たそうとすれば、完全に設定を壊すしかないと判断されたのかわかりませんが、この変更っていうのはファンにはきついんじゃないですかね。

とおりすがるwとおりすがるw 2006/10/14 04:32 なんというかもう、センチメンタルジャーニーとか北へ。みたいに一話1キャラの話(もしくはユニットごと)で良いような気がしないでもないwよほど捌ききる自信(自信だけあっても・・・w)がないとキツかろう。まあ社長がかっこよければいいよ。もう。

名無し名無し 2006/10/14 22:57 フタコイオルタがマシだと?
ふざけんな!!あんなゴミアニメのどこが良いアニメだってんだよ!!
ああ〜ん!?

じじじじ 2006/10/15 22:02 今回のアイマスアニメはアナザーストーリとかじゃないですよ。
あれは765プロ所属アイドルが出演するテレビドラマですよ?

masakimasaki 2006/10/16 00:00 >あれは765プロ所属アイドルが出演するテレビドラマですよ?
それがこのアニメの原作ファンの正しい見方な気がする。
そうでなければこんな無茶な設定、直視できない(笑

ただただ 2007/01/14 07:41 原作と違うところ:状況設定・性格設定・年齢設定・体系設定・声優   
原作と同じところ:名前   
・・・すでに原作通りの部分が残っていない。 アニメ化にじゃまだから設定を変更することがあるのは分かる。 だが、限度はある。 原作をここまで否定するならアニメの題材にこのゲームをなぜ選んだのかが疑問になる。 
声優を変えた時点で『765プロ所属アイドルが出演するテレビドラマ』と言う楽しみ方も難しい。

ぬるぽぬるぽ 2007/01/15 00:04 春香がノサクとか言ってたのは誰だよ
とんでもねぇデマだったな

   2008/10/25 03:39 見たく無いんじゃなくて、放映されたくないんですが。

この時点では分からなかっただろうけどヒロインの一人が悪役、
しかも醜悪に変更されて(よりによって最も人気あるキャラ)
そいつが死んでよかったねで終りって…原作、及び原作キャラを
汚すにも程がある。
何で主人公達がロボに恋するのか全然説明されないから感情移入不可能で気持ち悪いし。
だいたい、原作を会議で15分ぐらいやっただけで変更を決定したとかインタビューで言ってたが、漫画とかで1ページ目しか読まずにアニメ化した監督
なんか存在したか?原作を馬鹿にするにも程がある。