Hatena::ブログ(Diary)

ドキドキ上海日記 RSSフィード

Associated with 踊る上海亭  / 書いてる人:上海  / マジレス・長文はBBSへどうぞ
8月5日(土)【1DAY】バドガールDAY
何の前フリもなくこのお店の話題が出ることがあります。
ていうか、そればっかりです。

2017/09/18 (Mon)

2017/09/16 (Sat)

進捗どうですか!

『パーソナル・ショッパー』

はい、コクソンに続いて俺の中で意味わからん映画オブ・ザ・イヤーにノミネートしました。ていうかある意味ホント哭声と同じ話だわ。

でもこれもカンヌで賞獲ってきたらしいので業界的にはこういうのもOKという空気になりつつあるんだろうな。そういうもんだと思って観るしかない。覚悟はしとこう……。

まあ早稲田松竹的には併映の『メッセージ』とSMSでメッセージつながりてことらしいので、そういう意味ならわからんでもない。

『メッセージ』

テッド・チャンの『あなたの人生の物語』映画化で原題は "Arrival" で邦題が『メッセージ』。まあまだマシなほうか。

俺の中では『あなたの〜』は何より言語学SFであって、「時制のない言語で思考すると時間認識そのものが変わって未来を現在・過去と同様に知覚できる」ていうネタがキモだった。最初に読んだ時はすげえ衝撃を受けてかなり真剣に考えた覚えがある。作者は「まあネタだけどね」みたいなことどっかで言うてたが。

だからこの作品を「ファーストコンタクトSF」に分類してるのを見て驚いたくらいなのだが、確かにファーストコンタクトしてたけどそれは問題の言語を持ち込んだのが宇宙人だったってだけの話じゃね? くらいの認識だった。映画は確かにファーストコンタクトもの的な展開がメインになってて、実践言語学のアプローチはやや雑で残念。でも向こうが書いた文字を記録した画像を分解したパーツを再構成して表示するツールを使ってたのはいかにも映画的でよかった。原作では手書きしてたがさすがに今それはあるまい。

文字が非線形で文全体が「一つの記号の拡張」だから先頭から順番に読んでいくという概念がない=時制がない、という説明もすごい。七本肢=身体が非対称で全方向に目が付いてるから前後・左右といった指向性がないてことなんだろうと理解してたが、改めて原作を読むとそのへんの説明はない。映画では円状に繋がった線の各部分が単語を構成しているという画で始まりも終わりもないことを表現してたけど若干イメージと違ったかな。むしろ新城カズマ先生の『イスベルの戦賦』を連想した。あれは音声としての言霊が本質である言葉を空間に定着させてしまう文字の概念そのものが呪術であるという話だった。

原作は「未来の回想」に二人称叙述を使ってるのもうまい。ビュトールだとか純文学における二人称小説はわけわからんのばっかりだが、ジャンル小説では効果的に使われてると感心する。SFではこれ、ミステリでは法月綸太郎の『二の悲劇』がちゃんと(ミステリ的に)二人称にしてる意味があって素晴らしい。都筑道夫にインスパイアされたんだろうけど。閑話休題。

『グラビティ』とか『火星の人』みたいにチャイナがいいところ持っていく展開になってなかったのもよかった。中国の映画バブルが弾けたという話だったが早くもその影響が出てるのだろうか。早すぎる気はするが。いや、クライマックスで人民解放軍の動きが鍵を握る展開にはなってるし、悪役っぽい将軍も最終的には儲け役なのか? 少なくとも原作には全然ないパートだし。

2017/09/14 (Thu)

実力至上主義

おねショタハーレム系エロマンガ黄金期到来?

みちきんぐ『姉体験女学寮』(コミックアンスリウム2017年6月号〜)

催眠アプリで子供の姿になった(と認識されている)主人公が女子寮で保護されて生活する話。『姉体験週間』の続編。

たくわん『三姉妹 Show Time』(コミック真激2016年9月号〜)

"子供になる薬を飲んでしまった健一は博士が見つからないのでとりあえず隣の三姉妹家に居候することになったが長女の雪姉とエッチをしてしまった……。"(あらすじより)

シン・普禅『冴えない女子寮管理人がショタになったら住人にモテモテな件』(コミック夢幻転生2017年5月号〜)

朝起きるたびに子供になってたり戻ったりする(原因は不明)主人公が以下略。

というわけで、主人公が若返っておねショタハーレムになるという設定の連載が三本同時にあるという状況は注目に値するのではないかと思った次第。

私見ではこの流れの草分け、と言って言い過ぎなら呼び水になったのが、みちきんぐ先生の『姉体験週間』だと思う。初出は電子配信のみのコミックGRAPEに掲載されたのが、のちコミックアンスリウムに出張掲載された。それだけ話題作だったのだろう。「妹たちに嫌われている兄」が子供返りすると妹のキャラはそのままで相対的に年上になるのでロールが「姉」になってハーレム化するという、素晴らしく卓抜な設定だった。ヒロイン達のショタコンという性癖が明らかになる流れも自然で、エロマンガ的なプロットに実によく合う。実際は本人も含め催眠によって子供になったと認識させられているだけなのだが、そのことを示唆する表現がセックス描写の中にあるのもニクい。

今やってる『姉体験女学寮』はその直接の続編で、同じ催眠アプリによって今度は嫌われ者の女子寮管理人が子供になって迷子としてその女子寮で保護されるという話。

たくわん先生のは一昔前のノリでマッドサイエンティストが作った怪しい薬(笑)を飲んで子供になるのだが、タイトルが示す通りヒロインは隣家の三姉妹。長女は最初から年上で次女が初期状態の主人公と同年、そして三女はもともと年上の主人公が好きだったのが子供化して同級生になるとツンデレになる、おねショタではなくまず同級生ハーレムになる、などもともと凝ったプロットが得意なたくわん先生らしい一筋縄ではいかない展開。

シン・普禅先生のは、編集部の中の人から非公式に(?)もらったコメントによれば新人の読み切りが評判よかったので連作化したのだとか。みちきんぐ先生のと設定丸かぶりなのが気になるが経緯からすると仕方ないのか。こちらは日毎に子供になったり元に戻ったりするのだが、特筆すべきは「毎回精通前に戻る」とされている点か。ここでいう精通って初めての射精ってことであってその前後で身体に生理学的な違いが生じるのかどうか疑問なのだが、あくまで気分の問題なのだろうか。処女膜再生みたいなネタはたまにあるが(最近見ないが)、精通を繰り返すというのは類を見ないと思われる。精通時の射精が特別強い快感を伴うという描写も通念にない(よね?)。でもこの流れ(毎回精通)だとハーレムにしづらいよなあ、と思った。後づけで連作化したのなら致し方ないか。

『ジャングル大帝』をパクったのが『ライオン・キング』だが、さらに第三、第四のパクリ作品が登場すれば「ジャングル大帝もの」というジャンルが成立する、ととり・みき先生が言っていた(とゆうきまさみが書いてた。エロマンガは同じプロットが多くの作家によって繰り返し描かれることによって洗練、進化する古典落語のようなジャンルであるというのが俺の持論なので、この「子供返りおねショタ」もまさに一ジャンルとして成立しつつあるという解釈で見守りたい。アンスリウムはともかく真激や夢幻転生はいつもチェックしてるわけではないので発見が遅れた面もあるんですけど。

2017/09/12 (Tue)

ヒナネクター

ネーミングの歴史

高島俊男大先生の『中国の大盗賊』紙で昔読んだのをKindleでまた読んでるんですが(最近このパターンが多い)、明の太祖朱元璋の生い立ちのところで、

 男四人女二人の六人きょうだいの末っ子で、名前は重八という。長兄は重四、次兄が重六、すぐ上の兄が重七で、太祖は重八、──つまり名前というより番号である。

 なぜ四からはじまって五がとんでいるのかというと、太祖の父には兄があって、その子供たち(つまり太祖の従兄)とこみで番号をふっているからである。父方のいとこ同士は兄弟としてあつかうのが昔の中国の習慣であった。伯父さんのほうに先に男の子が三人生れたのでこれが重一、重二、重三、つぎにこちらで生れたのが重四、むこうの末っ子が重五、こちらで六、七、八、というわけだ。

これは知らなかった(既読のはずなのに)。わかりやすいところでは水滸伝に阮小二・小五・小七という三兄弟が出てくるけど、なんで二・五・七なんだろうと思ってたんですよ。まあ昔は乳幼児死亡率も高かっただろうから成人したのが三人だけだったのかなとか思ってたけど、こんな理由があったとは。高島先生の本にはこの手のトリビア的知識が満載ですごい。こういうのがサラッと出てくるのが真の教養だよなあ。東洋史の泰斗、宮崎市定大先生の本もやばい。

本邦でも、「○○兵衛」とか「○○之介」みたいな名前が廃れたのは、明治政府が天皇の権威を再構築しようとキャンペーンを張った結果「官名由来の名前は畏れ多い」という風潮が生じたからだとか。司馬遼と海音寺潮五郎の対談で言うてた。どの本か忘れたけど。

高島本に戻って、

父親の本名は五四という。これは、生れた時の父母の年齢を足すと五十四、という意味の名である。伯父さんの名は五一である。当時の庶民の命名法はこの方式が一番ふつうだったらしい。足し算さえできれば名前がつけられるし、数の少いほうが兄貴とすぐわかるから便利である。

これはさすがに例すら知らなかった。そもそも歴史上の人物はみんな出世するとかっこいい名前を名乗るから庶民的な出生名というのは知られてないわけである。比較的投げっぱなしなのは漢の高祖劉邦か。字の「季」は末っ子の意味だという。ジャパンでもこの字で「すえ」って読ませる名前の人いますね。

それこそ白話小説である水滸伝のザコキャラには「張三」みたいな適当な名前の奴が出てくるけど本来そっちが普通なのね。百八星でいうと王定六あたりが一番ザコっぽい名前か(笑。

2017/09/10 (Sun)

この愚民どもが!(CV:花澤さん

Googleドライブ終了のお知らせ……じゃなかった

終了シリーズ(ではない)。一瞬焦った。

Mac/Windows向け「Googleドライブ」アプリ、12月11日にサポート終了へ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1709/08/news055.html

Mac/PC版「Googleドライブ」アプリ、2018年3月に完全終了へ

https://japan.cnet.com/article/35107011/

紛らわしいよ! と思ったが冷静に見ると見出しにちゃんと「アプリ」て書いてあるのね。しかしMacでも普通にブラウザベースで使ってたがクライアントアプリなんて入れてる人おるんか? と思ったらローカルと自動で同期するような機能があったのか。そんなアプリあるのも知らんかった。しかし同期させるっちうことはクラウド側と同じ容量をローカルにも確保せにゃならんわけで、それが要らないのがGoogleドライブの利点ではないのか?

まあGoogleのサービスにもいろんなことがあるので歴史的経緯なのかもしれない。かつては Google Docs もドライブと一緒だったりしたし、Googleマップのマーカー打って保存した地図、いわゆるマイマップもいつの間にかGoogleドライブにオブジェクトとして保存されるようになってて、仕事で大昔に作成した地図をユーザがドライブから削除したために地図が表示されなくなってたなんてことが最近ありました。勘弁してくれ。

2017/09/02 (Sat)

登場人物ほぼ全員アホ

Miiverse終了のお知らせ

https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAADAAADV44Ys-CQ4A

終了シリーズ。

まあ利用してたかっつーたらしてなかったけど、個人的に故岩田聡社長の信者に近いレベルでリスペクトしてるので岩田時代のサービスが終わるのは寂しい。一応 Wii U と 3DS(2DSだけど)のユーザでもあるしな。たまたま先日2DSの件でログインしてた。

任天堂の共感ネットワークことMiiverse、11月に終了。その理想と現実を振り返る - Engadget 日本版

http://japanese.engadget.com/2017/09/01/miiverse-11/

スマホも未体験のキッズにSNSは早すぎた、という総括だけど、いずれはガキどももソーシャルネットにアクセスするのが当たり前になるだろうしその時この問題はどう解決されるのだろか。まあガキはゲーム機からしかアクセスできないという環境そのものが過渡的なのであってそんな垣根もなくなっていくということか。

2017/08/25 (Fri)

釘宮メガネ委員長

『コンビニカレシ』

http://www.tbs.co.jp/anime/konbini/

Gzブレイン(旧エンターブレイン)発のメディアミックス作品で、ローソンとのコラボなのか。ローソンがまともにフィーチャーされてたの1話目だけのような気がするが。

タイトルが『〜カレシ』だし一応女性向けなんだろうけどあまりそういう感じはしない。乙女ゲーみたいに視点人物の女の子が一人いるわけじゃなく、カップルが何組かいて普通の恋愛群像劇風にフラットに描かれている。むしろどっちかつーと男目線で演出されてるような。最初の何話かが、チャラ男の鈴村健一がメガネ委員長の釘宮を必死に口説くという流れだったのでそう見えたのかもしれない(笑。

俺はこういう、コメディ色のあまりない青春ものが意外と好きなのかもしれない。ちょっと前に15分枠でやってた『虹色デイズ』とかもなにげにわりと好きだった。絵柄にクセがないので観やすいってのもあるかも。男向けのラブコメ枠だとどうしてもラッキースケベとかハーレムとか味付けが濃くなってクソアニメ化しやすいからな。いやそれはそれで好きだけど(笑。

この手の存在感ないアニメで地味に面白いのもちゃんと拾っていきたい。

2017/08/23 (Wed)

shanghai2017-08-23

『将棋めし』実写ドラマ版

http://www.fujitv.co.jp/shogimeshi/

ちょうど将棋がニュースになることが増えてちょっとだけ旬なところに、グルメマンガのドラマ化が流行ってるのもあって、食い物を扱う番組ってTV的にも鉄板だし、いいタイミングでスルッと流れに乗ったなという感じ。

しかしヒロイン内田理央はいいとして他のメインキャストが上遠野太洸と稲葉友って、完全に『仮面ライダードライブ』から持ってきただけじゃん。俺あんまりそういう悪ノリ好きじゃない……。いっそ他の棋士も全員ドライブの一話ゲストで出てた人で固めるとか、名人が竹内涼真(特別出演)とかどうせやるならそれくらいやってほしい。

それぞれの役どころも、チェイスこと上遠野が天然系の宝山、マッハこと稲葉友がクールでイヤミなライバルの黒瀬、と捻り方が中途半端な感じで、どうせならもっとライダーと全然違うキャラを見せてほしかったなー。

まあ原作も、主人公を女の子にするため現実には未だ一人もいない女性の正棋士しかもタイトルホルダーにしているし、その割に内容はメシにフォーカスしているのでヒロインはすごく普通の女の子だし、将棋史上初の大事件であるはずの女性棋士の登場も当たり前に受け入れられている世界になっていて、そこはあくまでグルメがメインという割り切りなのだろう。

それでも原作は「対局相手とメニューかぶりしたくない」とか「上位者から先に注文する」といった対局心理と絡めた勝負師としての駆け引き(笑)の面も描かれていてなるほど将棋+メシのエッセンスが詰まった作品になっているのだが、ドラマでは残念ながらそのへんはあらかた失われてしまっている。プロの将棋をちゃんと観たことある人が作ってる感じはしない。

でも実際に将棋会館に出前してる、ファンにはお馴染みの店に取材して紹介してるのはポイント高い。どこも小さい店なので、藤井四段フィーバーで注文殺到して品切れしてたりてこともあったし、あんまり有名になりすぎるのも考えものだけどね。ふじもとのうなぎはいつか食べに行きたい。

そもそも対局中のメシとかおやつに注目されるようになったのって、長時間の対局がネット中継で一日中流されるようになって全部画面に映るので、局面が動かない時間も長いから間が持たず何でも話題にする、と将棋の中身がわからん人もたくさん観てるので(というかプロの将棋がちゃんと理解できる視聴者はほとんどいないわけなので)食いついた、というような偶然の産物にすぎないのであって、将棋ファンってそんなところまでチェックするもんなんだねーというのとは少し違うのだが。一部の好事家はもう少し前から棋譜中継の解説コメントに昼食やおやつの注文がチラッと書かれるのをチェックして面白がってたけど(笑。 「相モンブラン」とかいうフレーズが一瞬流行ったのが一つのきっかけだったんじゃないかと思う。

 

2017/08/13 (Sun)

アミーガ

履帯粉砕煎餅ふたたび

家から出る気力がなくて今回のコミケはお休みしましたが、呑み会だけ行ってきた。久々の地獄オフ。面子は完全にいつもの呑み会だった。

そしてhidakaさんから大洗土産の煎餅を受け取る。

確かカールが販売終了になった時に(関係ない)、また通販で煎餅買わなきゃ! と言うてたら、完全に大洗が第二の地元になってるhidakaさんが現地で買うてきてくれるとのことでお願いしました。あざす!

明治「カール」、東日本での販売終了へ:日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ25I0J_V20C17A5000000/

まいわい市場も元の場所に戻って、市場自体が施設の運営主体になり施設名も変わったとのこと。

大洗まいわい市場、大洗ガルパンギャラリー仮設店舗 閉店と移転のお知らせ

http://maiwai.exblog.jp/237332811/

よかったよかった。

煎餅はうまい。

2017/08/09 (Wed)

キャラ原案ヤスダスズヒト

『DIVE!!』のNTR展開

http://www.dive-anime.com/

飛び込み競技もの。タイトルといい、『Free!』のスピンオフか何かかと思ったら全く関係なかった。原作は角川文庫刊の小説。原作者の森絵都ってなんか見たような名前だなと思ったらアニメの脚本もやってたりするのね。監督の指名で映画の脚本、みたいな流れっぽいからアニメ脚本家て感じでもないのか。

主人公は中学生で、同じダイビングクラブのエースで高校生の要一くん(CV:櫻井孝宏)が憧れの存在という露骨なBL構造なのだが、そのくせ彼女もいるという。中学に入って彼女のほうから告白され思わずOKしてつき合い始めたものの、飛び込みに集中したい時期ではあるし中坊だしホモでもあるしで、彼女めんどくせーという感じで健気な彼女もそれはわかっており二人はうまくいってない。そして主人公の弟(年子で同学年)は彼女が好き。そんなホモと別れて自分とつき合えよ! と露骨に態度に出ている。

とか言うてたら本当にその通りの展開になった。

しかも、ある日練習から帰宅すると弟が挙動不審で、部屋から物音がするので見たら弟が彼女を自分の部屋に連れ込んでいて、しかも彼女マジ泣きしてるという。相談に乗ってた、みたいなお約束の言い訳する弟に、俺達はうまくいってる! と主人公が返すと(実際その直前の回でデートしてるんだけどそう見える演出になってた)、彼女が髪を切ったのにも気づかなかったくせに! みたいなこと言うてくるんですよ。いやいや、それを彼女本人が言うて、彼の眼中にないのに耐えられないから別れる、というならわかるよ? しかし弟よ、兄の彼女を部屋に連れ込んで泣かせてるお前の口からそれを言うか? そこにつけ込むお前のやり口は相当のクズではないか? で、先のデートでちょっとキスしそうな雰囲気を意識していた主人公は「お前らもうキスしたのか?」みたいなことを口走ってしまい、それがトリガーになって彼女は泣きながら走り去る。で、とりあえず弟をきっちりブチのめすのかと思ったらそのシーンはそこで終了して、弟も彼女も(現在のところ)それっきり登場しない(笑。

何が後味悪いって、結局彼女は最後の登場シーンの修羅場でずっと泣いてるだけで一言もまともに喋らないままドロップアウトしたので、単に主人公を諦める相談で泣いてたのか、浮気しちゃったショックで泣いてたのか、それを見つかって泣いたのか、弟が強引にコトに及んで泣かせたのか、おそらくほぼその全部のブレンドなんだろうけど内訳がどれくらいのバランスなのか全く不明のまま終了するからやりきれない!! それから主人公は彼女をとられたショックで二週間部屋に籠もってるという流れになるし、弟をカタに嵌めた形跡もないしヘタレすぎるだろ! OP映像では弟と彼女が一緒に主人公を応援してる姿が描かれているのだがこれがbefore/afterで全く別の意味に見えてつらいよ!w

実は原作小説の最初の方ちょっと読んだんだけど、主人公と彼女のあやうい関係は小説ではもっと書き込まれてて、「彼の好きなお弁当のおかずベスト10」をリクエストさせて彼女がデートに作ってきた弁当がアニメにも出てくるけど、原作ではそのベストテンすら主人公は考えるのが面倒くさいから弟に考えさせた(!)という事実が判明。兄のほうもなかなかのクズっぷりを発揮していたりする。アニメではそっちの話にあまり尺を使えないから、第1話では今にも別れそう→デートではいい雰囲気に見える→弟に取られる、みたいな切り取り方になってて最悪のインパクトを残したということか(笑。

しかも、競技に打ち込むのであれば人並みの青春は諦めなければならない、自分が選ばなかった青春を選んだのがもう一人の自分である弟なんだ、みたいな吹っ切り方をするのだった。それでいいのかよ……。

そもそもなんでこのアニメわりとちゃんと観てるのかというと、メインヒロイン(?)の麻木コーチがえろいんですよ。CV:名塚佳織というのも素晴らしい。

『Free!』の水泳部顧問の先生も元グラビアアイドルみたいなギミックでエロいっちゃエロかったけど、全体としては存在感なかったからな……。こちらのコーチはちゃんとメインキャラクターとして機能しており、少なくともアニメ的には男目線で演出されているので安心して観ていられるというか(笑。 毎週水着だし。

前述の通り彼女を寝盗られた主人公が二週間練習サボって布団かぶって部屋で泣いてると、それまでプール周辺でしか接点のなかった麻木コーチがいきなり主人公の部屋を訪れるシーンになる。しかも「失って初めて彼女を大事に思ってたことに気づいた」とかまたクズ発言する主人公に、「なくしたものに限って惜しくなる、そんなの錯覚」と一蹴する。これはもうコーチがカラダで慰めてくれるというエロ同人展開しかないだろ! と思ってたらそれもないし(当たり前だ。 納得でけん。