意味もなく

ディー「今日は昨日より早い電車に乗ったけど結局家に着くのは10時頃か…」
エルン「また家に着いたらお風呂に入ってご飯食べて寝るだけですね」
イシュ「最近はそのサイクルを繰り返してますね」
ディー「まぁ、学校で遊んでたりしてるのが悪いんだけどな〜」
イシュ「自業自得ですね」
エルン「自業自得です」
ディー「うがーー」
イシュ「自業自得です」
エルン「自業自得だね」

第三十四話 本当に久し振りに

エルン「あ〜、何かここに来るのもほんと久し振りだよね〜」
イシュ「確かに最近は外の世界にばかり行ってたからここの掃除や物の整理とかやっていませんからゴチャゴチャしていると思ったのですが以外と片付いていますね」
ルシア「それは当然!この私がこまめに掃除や整理整頓しているんだから綺麗なのは当たり前なんだから…と言いたい所なんだけど物とか有り過ぎ!」
エルン「ルシアさんがここの管理をやっていてくれたんですか。あの、ありがとうございます」
イシュ「ご苦労様ですルシア様」
ルシア「本当にご苦労様だよ、もしディーの頼みじゃなかったら絶対やらなかったよ。っていうか二人とも良くここの管理二人で出来たよね、これでも家事全般は得意なんだけど何度止めようかと思った事か…」
エルン「え〜と、別にそうでもないと思うんですが…そんなに大変でした?」
ルシア「大変も何も半分やけになってやったんだけど」
イシュ「普通は一日保てば良い方ですよ、普通は…」
エルン「そんなに大変だったんだ……」
ルシア「そんな大変な事を私は1人でやってたんだ…」
イシュ「話は最後まで聞いて下さい。私は普通にやればそれだけ大変ですが実はもっと楽な方法があるんですが……」
エルン・ルシア「え?」
イシュ「このボタンを押せば自動でロボットがやってくれたんですが…」
エルン・ルシア「...... ( ̄□ ̄;)!!...... ( ̄□ ̄;)!!」
イシュ「知らなかったんですか?」
エルン・ルシア「...... ( ̄□ ̄;)!!...... ( ̄□ ̄;)!!」
イシュ「……それではまた何処かで」
エルン・ルシア「...... ( ̄□ ̄;)!!...... ( ̄□ ̄;)!!」

第三十三話 久しぶりに来てみると…

エルン「はお〜〜」
イシュ「ぐーてんもるげん」
エルン「ねぇ、イシュ」
イシュ「なんですか?」
エルン「なんかここ…ものすごいことになってない?」
イシュ「気のせいでしょう」
エルン「絶対気のせいじゃないってこれは!」
イシュ「でしたら目の錯覚でしょう」
エルン「イシュ、何か知ってるでしょ」
イシュ「いえ、知りませんが」
エルン「嘘だ、ここの事よく知ってるのってイシュと主様だけじゃない」
イシュ「私にも解らない事はあります」
エルン「むぅ〜〜、いいもん主様に聞くから」
イシュ「そうしてください、私も久しぶりにここへ来たんですから」
エルン「へ?もしかして本当に知らないの?」
イシュ「ええ、着てみてビックリです(←棒読み)」
エルン「………」
イシュ「疲れたのでここらで終わりにしましょう」
エルン「………」
イシュ「それではまた」
エルン「………」

第三十二話 どこへ行く?

エルン「ハロ〜〜〜〜」
イシュ「ぐーてん」
ディー「いや、だから―――」
燐「ですけど―――」
レン「でしたら―――」
エルン「主様達なにやってるの?」
イシュ「何でも長期の休みに入るので旅行でもしないか――っという話になったので旅行先を決めているみたいです」
エルン「それって主様達だけ?」
イシュ「いえ、私達もです」
エルン「それじゃあ、私達も意見を言ったほうがいいんじゃないの?」
イシュ「言っても意見が余計に増えるだけで、旅行自体がなくなるかもしれませんよ?」
エルン「う、それはやだな〜」
イシュ「でしたら大人しく待つことです」
エルン「りょうか〜い、ところで、行き先の候補はどこなの?」
イシュ「神界、魔界、精霊界の三つです」
エルン「なんかすごい所へ行こうとしてるんだね、でも三つとも許可がないとは入れないんじゃ…」
イシュ「その点に関しては大丈夫だそうです」
エルン「何で?確かその三世界とも入るのかなり厳しいって聞いてるけど…」
イシュ「主様が三世界に知り合いが居るみたいでその人達に頼むそうです」
エルン「それでも難しいんじゃないの?」
イシュ「その方々は何でも高位の方とか言ってましたが…」
エルン「不安だね」
イシュ「……」
ディー「いっその事三つとも行こうか?」
レン「そうですね、時間はたくさんありますし」
燐「でも大丈夫なんですか?」
ディー「大丈夫、大丈夫」
エルン「不安だね」
イシュ「……」

第三十一話 なぜいる

シャル「皆さんお久しぶりです、sharutosuことシャルですますはい」
エルン「何でシャルさんがここにいるんですか」
燐「何でもお仕事がすべてキャンセルしたらしいですよ」
シオン「リストラですか?」
エルン「たぶんあってますよ、前回のあれ絶対に手抜きなうえにやる気のなさからして絶対リストラですね」
シャル「エルンさん、なんか私に恨みでもあるんですか」
エルン「いえ、別に」
燐「あはははは……」
シオン「で、兄様とイシュさんは今どこにいるんですか」
燐「あきばという所に行っているそうですが、あきばってどこのことですか?」
シャル「あきばっていうのは―――」
エルン「秋葉原のことです」
シャル「………」
燐「そうなんですか」
シオン「イシュさんの行きそうなところですね」
燐「そうなんですか?」
エルン「イシュ、自分で色々と機械創るの好きだから」
燐「例えばどのような物をお創りになるんですか」
エルン「対人殲滅兵器とか、対魔殲滅兵器とか、対神殲滅兵器とか――――」
燐「………」
シオン「………」
エルン「―――っていうのがほとんどですね」
燐「そ、そろそろお開きにしましょうか」
シオン「そ、そうですね」
エルン「もうですか?」
燐「この後色々としなくてはいけない事がありますから」
シオン「わ、私も確かお父様に用事を頼まれていたんでした」
エルン「そうなんですか、それでは今日はこの辺で終わりましょうか」
燐「そ、それではまた今度お会いしましょう」
シオン「ま、またお会いできる日で」
エルン「では〜〜〜〜」
シャル「……私の出番はこれだけ?」

第三十話 最強は誰?

実況「さぁー始まりました!第一回最強は誰?決定戦!!実況は私、sharutosu。ちょいと長いのでシャルで結構ですと、イシュさんでお送りいたします」
イシュ「……よろしく」
シャル「ではまず最初にメンバー紹介――――っといきたい所ですが、今現在ここに居るのはエルンさん、ディーさん、燐さん、フェルさん、ルシアさん、ナツメさん、シオンさん、ルルカさん、え〜〜っと……イシュさんは―――」
イシュ「気にせず進めてください」
シャル「の八人?で開始します。なお他の方はディーさんのへそくりで旅行中のため棄権扱いにさせてもらいます」
エルン「それより聞きたいことがあるんですが…」
シャル「なんですか?」
エルン「主様と同じ顔をしているのはなぜですか?」
シャル「他人の空似でしょう」
エルン「それじゃあ納得できないくらいそっくりっというか瓜二つなんですよ!どうやって他人の空似で終わらせれるんですか!っていうかなんなんですか?!第一回最強は誰?決定戦って意味わかんないですよ!」
シャル「え〜〜っとですね。ぶっちゃけ時間内ので説明はしません」
エルン「ちょ!」
シャル「優勝者にはなんでも願いが一回だけかなうこのカードを差し上げます。それでは皆さんがんばってください」
エルン「ちょ!だから話しをって言うかどうやって戦えっていうの!」
シャル「お好きにどうぞ」
エルン「……」
フェル「どうしますかルシア、ナツメ」
ルシア「とりあえず姉さんとは殺り合っても勝てないから私は棄権するわ」
ナツメ「私も姉様とは殺り合いたくないので棄権します」
シャル「すでにルシアさん、ナツメさんが脱落しました」
イシュ「分かりきっていた結果です」
ルルカ「かなえたいお願いというのも特に無いので私は棄権します」
シオン「兄様、がんばってください」
ディー「ん?っていう事はシオンも棄権ってこと?」
シオン「はい」
ディー「ってことは後残ってるのは……僕を入れて四人か」
燐「私は入れてもらわなくていいですよ」
ディー「それじゃあ、三人か」
エルン「……棄権します」
フェル「エルンさんが棄権するのでしたら私も棄権します」
シャル「なんかあっけないですね」
イシュ「…バルドレイン―――」
ディー「ギャーーーーーー!!!!!」
イシュ「私の勝ちですね」
ディー以外「……」
シャル「えー優勝者はイシュさんです。優勝商品のカードです」
イシュ「…主様と……一日デート権……」
全員「………」
シャル「い、以上で第一回最強は誰?決定戦でしたぁーーー!!」
イシュ「次回は適当にやってください」
エルン「ちょ―――」