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shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2017-10-19

前代未聞のマジリアルロボットバトルでクラタス勝利!・・・・のあとのまさかの展開!! こりゃリベンジ待ったなしだ 06:24


 我らがニッポンの誉、水道橋重工のクラタスがMEGABOTSとついに対戦!

 所詮はワンパンで相手を圧倒するなど優勢を見せたが、なぜかMEGABOTSはもう一体ロボットを用意していてチェーンソーで破壊されてしまったたクラタス。


 正直クラタスが破壊されるシーンは目を覆いたくなるが、普通に飛び道具とかバンバン撃ってるしパイロットの安全とか大丈夫なの?


 そしてロボットといいつつ両方ともタイヤとかキャタピラで移動しているので、腕の付いた戦車が戦っている感じになってる。まあでもだがそれがいいのかもしれない。


 しかし水道橋重工、ヤラレっぱなしでいいのか!

 というか吉崎航さんのV-Sidoも、やられっぱなしでいいのか!


 途中、ドローンを飛ばすところとか面白かったけど、やっぱりパイロットが二人いるってできること増えるから次はパシフックリム方式でリベンジしていただきたい。


 とはいえ、世界初、人類初の登場型ロボットバトル、お疲れ様でした。

 次もやるならぜひクラウドファンディングで!

2017-10-17

本人の希望により削除しました

僕としては「身近にこういう考え方の人がいるなー」ということと、実は僕も鍵を無くしたってことが面白いくて備忘録的に書いただけのつもりなんですが

2017-10-16

ミシュラン2017 11:46

 最近、飯を食ったとかいうどうでもいいネタは、真の清水マニア向けではないかと思って有料コンテンツにしていたんだけど、先日呼んでいただいたとある学会で、「ブログになんかうまそうな写真が並んでるなあ、と思ったら気になって本を買ってしまったので、今日お越しいただいた」という紹介のされかたをしたので、もしかしてうまいものについて書いておくのはなにかメリットがあるのか?

 と思い直したので、今年食ってうまかったものをまとめておこうと思う。



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 まずは一年の計は熟成肉に始まる、ということで写真を漁ると、最初に出て来るのが格之進RTである。代々木八幡のこの店、カジュアルでありながらレベルが高い。当然のように美味いわけである。まあしかしこのブログで格之進を紹介するのは普通すぎるので、ちょっと変わったものも紹介しておこう


 要はジャブである。


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 さて、僕が天ぷらを紹介するのはとてもめずらしい。というのも天ぷらに対してあまりこだわりをもっていなかったからだ。


 しかし旨い天ぷらに当たると本当に感動する。六本木ヒルズの天ぷら「みかわ」はそういう本当にうまい天ぷらのひとつである。

 僕は「みかわ」の本店には行ったことがないけれども、天ぷらという料理はまさしくこういうものだ、という純粋な求道精神にあふれている。


 これがうまくないというならその人はもう天ぷらという料理を永久に美味しくは食べれない人なのだろう。そんな気さえする。


 ここの天ぷらは酒なしでじっくり楽しみたい。


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 辛いものが比較的好きな方である吾輩は、ときどき味仙(みせん)に行くことがある。

 残念ながら名古屋の本店は行ったことがないんだけど、神田の中央通り沿いにあるこの味仙にはなんどとなく足を運んでしまう。


 噂に違わぬ辛さで、まさしく脳天まで痺れる。辛いものが苦手な人には絶対オススメしない。

 しかしその辛さの裏に、どうしても「また食いたい」と思わせる謎の中毒性があり、気がつくとふらふらと味仙に足が向かっているのだ。決して「めちゃくちゃうまい!」という感じではなく「めちゃくちゃ辛い」という記憶が強すぎて、美味いんだかそうでないんだか忘れてしまうのだが、辛ささえ忘れて毎回完食してしまうので、たぶん美味いんだと思う。だが旨さより辛さがとにかく先にくる。蒙古タンメン中本とはまた別の種類の辛さの気がする。


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 さて、再び格之進グループに戻り、KABCOである。

 そろそろ今年も牡蠣の季節がやってきた。牡蠣といえばKABCO。ローストビーフと生牡蠣の醸し出すハーモニーを一度体験したら、行かずにはいられない。


 そういえば僕がブログで美味いものを食った記事を書くのをやめたのは、あまりにも多くの人から格之進に連れて行ってくれと言われまくったからだった。さすがに毎週格之進は疲れる。それでもKABCOはだいたい月1くらいのペースで行ってる。


 格之進の欠点は、ボリュームが多すぎることである。社長の体型をみればわかるが、格之進はデブのデブによるデブのための店なので、ふつうにコースを頼むと常人では満腹になってしまい、その後ロマンティックなバーに出かけたりという展開にはなりえない。だいたい、駅直結だし。


 しかしKABCOの良いところは、駅直結でありながら、ミステリアスな場所にあり、非日常的な空間の中で、おしゃれなフレンチと極上の熟成肉を両方楽しめることにある。しかもリーズナブル。


 なぞなぞのようなメニューと、毎回ゲストを驚かせてくれる演出力は白眉であり、特にパリの星付きレストランで修業を重ねてきたシェフの加田さんの腕前が素晴らしい。肉を焼くために専用に設計された特注釜など、金をかけるべきところにはしっかりかけているのも好感が持てる。


 僕は料理やお店をコストパフォーマンスで測るのは好きではないが、コストパフォーマンスがこれほど高いフレンチは都内に他にないと思う。学生でも気合を入れたデートならギリギリ払えるくらいの感覚である。


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 神田は実は讃岐うどんの激戦区でもある。

 まず、不動の存在として、連日大行列ができるまる香があるし、他にも独立系讃岐うどん店(ISV;Independent Sanuki udon Vendor)がいくつもひしめく。

 そんな激戦区に完全と挑むチャレンジャーが麺匠 釜善である。


 きれいな店内と必要十分なメニュー。特に僕のお気に入りは釜玉と明太子の組合せだ。

 天かすはかけ放題。麺はコシが非常にしっかりしていて讃岐うどんの魅力を全身で表現している。


 まる香と違って堅苦しい雰囲気はどこにもない。小ぶりなお店最大の魅力であるアットホームな雰囲気を醸しながら、それでいて味は抜群というのが素晴らしい。


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 神田の休日といえば、「かつぎや」である。やはり辛いもの好きとしては、ここと正宗担担麺のどちらを選ぶかというのは永遠の命題といえる。


 しかし多くの場合、かつぎやに軍配が上がる。正宗担担麺よりもかつぎやの担々麺のほうが美味いというのが僕の結論だ。もちろん食べ物の場合好みがあるから政宗派を否定するつもりはないが、味の差だけでいえば正宗に行列ができてかつぎやにできないのは解せない。


 かつぎやの胡麻風味の担々麺はほどほどの辛さのタレに麺がよく絡む。味、辛さともに素晴らしいが、さらにパーコーを載せるとそこにカレー風味の楽しさも加わる。これほど美味い担々麺が他にあるだろうか。


 政宗もたまに行くんだけど、麻辣が強すぎて、特に麻が強すぎるので、いつも「しびれ半分の4辛」くらいが個人的なベストバランスである。ノーマルの状態で痺れすぎるのはシステムとして合ってんの?と思わなくもない。正宗の店主はノーマルの状態で美味いと本当に思ってるのだろうか。それとも機械的に山椒と唐辛子の数量を揃えてるだけなんだろうか。


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 今年食べた順に出てくるので、また肉に戻るが、こいつがド本命、SATOブリアンである。

 中央線に乗っても良い主な理由のひとつが、SATOブリアン詣でである。


 特に肉にウニを載せるというスタイルをメニューとして確立させた功績は大きい。もはやSATO後はウニがなければ肉として物足りないと感じるレベルまで来てしまった。格之進における牡蠣、SATOブリアンにおけるウニである。


 こいつの旨さはもはや筆舌に尽くしがたい。舌の上で、分厚いステーキ肉の油がドバッと出て、それをウニの旨味が極上のスープに変えていく。いわゆる口内調味の醍醐味を味わえるのである。そしてたぶんこのウニは、質が高ければ高いほどステーキも旨くなるとかんがえられる。自宅で焼くステーキにもウニを載せたくなるレベルだ。


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 やまいちのカツ丼の素晴らしさについては、以前本欄でも紹介した。

 いまやすっかり安定した味わいが出せるようになった。ここではヒレカツ丼がなんといっても美味い。

 「とんかつ」と「カツ丼」は本来別ジャンルのものだ。もともとは、蕎麦屋にとんかつ屋からカツ丼の出前をとらせた軍隊の将校が急な呼び出しのために食わずに帰ったので、余った冷めたとんかつをどう調理したら美味いか蕎麦屋が考えたというコラボ的誕生秘話がある。


 従って、普通はカツ丼はとんかつ屋にはなく、蕎麦屋にある、というのが常識だったのだが、今やとんかつ屋がかつ丼を逆輸入して出すのが当たり前の時代である。


 カツ丼の旨さを決定するのは出汁だが、出汁をひくことにかけては蕎麦屋のほうが歴史が上である。だからとんかつ屋はカツ丼の出汁をどう処理するかということで腕前が大きく別れる。いわば、肉の質や揚技を競うとんかつに対して、出汁で競う蕎麦屋の技術が掛け合わされたのがトンカツなのである。


 やまいちのカツ丼は蕎麦屋には決して作れないサクサク感でありながら、他のとんかつ屋には真似出来ない爽やかな出汁で圧倒的な差別化を行っている。カツ丼というと、卵とじのなかにベチャッとしたトンカツが入っているものを想像するかもしれないが、やまいちのカツ丼は根本的にそこが違う。百聞は一食にしかず。ぜひやまいちのヒレ丼を食べてほしい。


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 合コンをするのに最も向いてない店はどこか?と聞かれたときと、絶対に口説き落としたいオンナをつれていくならどこか?と聞かれたときと、どんな料理もハズレがないレストランはどこか、と聞かれたとき、常に同じ店の名前が頭に出てくる。


 それこそが、恵比寿ガーデンプレイスに燦然と佇む、ジョエル・ロブションである。


 といっても、僕はロブションをあまり意識せずに通っていたことがあって、特にラスベガスあたりではお気に入りの店のひとつだった。六本木ヒルズ2Fのラ・タブル・ジョエル・ロブションもどちらかというとカジュアルな店として使っていたが、よく考えたら値段が高いなあ、という程度の印象だった。


 「ここは美味い!」と本気で思ったのは、この恵比寿ガーデンプレイスのガストロノミー・ジョエル・ロブションだけである。


 そして最近になってようやく、大昔の元カノがうわごとのように言っていた「○○ちゃん、彼氏にロブションにつれてってもらったんだってー」という言葉の意味がわかった。連れてけということだったのだ。我ながら鈍いにもほどがある。


 前に一度、誰が考えたか知らないが、ここの1Fで合コンをしたことがある。

 率直に言って頭がおかしい、と思った。

 こんなところで合コンしたら、相手の期待値は膨らみ続ける一方ではないか。

 ここではないどこかに二人で行こうよ、と言っても、ここよりマシな場所が都内のどこにあるのか。


 そういう意味ではまったく合コンに向いてない場所でもある。

 しかし出て来る料理は全て美味い。


 この店でデートするのは、ある世代の女性にとっては憧れらしい。あれだな。新宿のパークハイアット東京と同じように、とにかくなにも考えなければそこに連れていけばOKという、そういう意味でのあこがれ。


 んで、僕が「絶対にくどきたい女がいる」という男にこの店を勧めるのは、素人にOracleやMicrosoft Azureを提案するのと同じだ。要するに、他のみんなもそうしてるから、それを使うのがベストだし、それでだめなら他のどんな店でもだめ、という意味で言っているにすぎない。僕はよく知らない人とロブションでデートしたりはしないからだ。他人にはOracleとAzureを勧めるけど、僕個人ならMongoDBとHerokuを使う、みたいなものだ。良くも悪くもロブションは過剰だし、ロブションでデートするときに相手が失望することがあるとすれば、その男の金銭感覚だろう。初デートに十何万も投じる気合にドン引きされる可能性もある。


 あと、そもそもここでデートしてしまうと、もうほかの場所は全て色あせて見えてしまう。そういう意味では人生の終着駅みたいなレストランともいえる。危険だ。過剰なのは危険なのだ。


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 神田はトンカツ激戦区でもある。

 老舗の勝漫、そこのシェフが独立してひらいた前述のやまいち、そしてこの「とんかつ三」が歯列な争いを繰り広げているのだ。


 個人的にはこの「とんかつ三」は最も行きやすい店である。まず、やまいちと違って行列がない。

 闇雲に行列をありがたがるのはシロートである。行列ができないように回転率を上げる、というのも立派な営業努力だ。


 大行列ができている築地の寿司大だって、ちょっと歩けば別館で並ばずに食える。

 

 この「とんかつ三」の最大の呼び物は、「カツ重」である。

 「カツ重」は、ご覧のようにひょうたん型のお重に入れられて供される。やや小ぶりのトンカツとキャベツ、そしてご飯のバランスが実にいい。


 カツ重はこのお店で最も安いメニューなのだが、僕はカツ重だけを目当てに「とんかつ三」に行くことにしている。とにかく美味い。イメージ的には新潟のタレカツに似てるが、この甘辛いタレが染みたところが思い出すだけでよだれものだ。


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 日本はおもてなし社会である。

 遠方から知人がオフィスを訪ねてきたとき、新入社員が入ったとき、とりあえず気さくに「ちょっと昼飯でも行こうか」と誘っていくお店というのは、付き合いが浅ければ浅いほど慎重に選ぶことになる。


 まずければ、その後の人間関係もたいそう気まずくなるだろうし、「なんでこの人は自分のホームでこんなにまずい店につれていくのだろう。実は舌バカ?っていうかバカ?」という評価が下されかねない。清水流処世術では、第一部第一章に「美食力を磨け」と書いてある(注:そんな本はありません)。


 「うまいものを食う」ということが人の心理状態にどれだけの影響を与えるのか知っているからだ。人と人との関係性において、カジュアルに美味いものが食える人間かどうかは、圧倒的にその人の根本的な価値(コアバリュー)として効いてくるはずである。


 我がUEIが本拠地を置く湯島地域において、会社から徒歩圏内で圧倒的おもてなしが可能なカジュアル飯とはなにか?


 それがこの親子丼である。

 卵アレルギーでなければ、親子丼が嫌いな人間などいない。むしろ親子丼など食べ飽きてる、と考えるだろう。それも無理のないことだ。


 親子丼とカツ丼は、ともに蕎麦屋から生まれた。どちらも出汁が決め手なのである。

 そもそもカツ丼よりも親子丼の方が先で、なぜならトンカツはとんかつ屋しか作らないが、親子丼で使う鶏肉は、蕎麦でも「かしわ」というメニューで使用するからだ。


 湯島天神のすぐとなりにある親子丼のお店「鳥つね」のランチメニューは「上親子丼」のみ。それしかないのに「上」とついているところに自信の程が伺える。


 ここももちろん出汁が美味い。ふわふわとろとろの卵と出汁が絡み合い、全く臭みのない鶏肉とあいまって、夢中で食ってしまう。この鳥つねの前では低炭水化物ダイエットというのが寝言にしか聞こえない。人はいったいなんのために生まれてきたのか・・・それはもちろんこの親子丼を食うためだッ!!!


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 ラスト2つは同じ系列店を紹介する。

 29onは、会員制の肉料理屋である。コンセプトは「焼かない焼肉屋」低温調理がウリの店だ。

 60度という低温で何時間もかけてじっくり火を入れた肉は独特の旨さがある。

 さらに、ワインや日本酒の飲み放題が+3000円でチョイス可能で、事実上、この1択である。

 

 コースの値段も5000円と手頃で、会員になって損はないと思った。

 最初に行ったのは代官山店だったが、その後もなにかチャンスがあるといろいろな系列店を回っている。系列店ごとにメニューが異なり、それがまた楽しいのだ。


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 西新宿本店では、炙りユッケが出てきた。信じられない旨さである。

 この日は元部下を含む部下3人とひさしぶりの再会を祝ったのだが、普段僕と食べ歩きしてる彼らでも言葉を失うほどの旨さだった。


 29onは新既出店するたびに会員を追加募集しているので、注意深くクラウドファンディングサイトをチェックしていると会員になれるかもしれない。とにかく最近のクラウドファンディングで一番「得をした」と思ったので二店舗紹介してみた。


 でも一番たくさん行ってるのは表参道店。他の店舗と違い、店内が広いので過ごしやすいのだ。



 さて、今年のシミシュラン、いかがだっただろうか。

 行ける店も行けない店も、とにかくうまいものを食うことにエネルギーを使うというのは人生を謳歌する大いなる意味があると僕は思う。

 

 来年はどんな美味いものに巡り会えるだろうか


 

2017-10-14

あなたが嫌われているからといって、好きなことをやっている人がみんな嫌われるという結論を出すのは誤りだ 08:21

彼は悩む。

なぜ、何故オレは嫌われるんだ?何も悪いことはしていない、迷惑はかけていないはずだ……

それ故、彼らは「ダークサイド」を抱え込む。そして、成功すればするほど、彼らはヘイトを打ち込まれ、ますます自己の殻を強固にする。

成功した起業家たちがひとクセもふたクセもあるのは、そのためだ。

彼らが周りから嫌われる理由は単純だ。

現代社会で最も羨望の的になるのが「好きなことをやっている」ことだからだ。

さらに、成功でもしようものなら、羨望では済まない。間違いなく嫉妬による憎悪を集めることになる。

実は彼らは「迷惑をかけている」のだ。

彼らの存在は、まわりの人間に「好きなことをやっている人がいる」というプレッシャーを与え、「自分は無力だ」と認識させる。



まわりの人間は往々にして、「アイツは嫌なやつだ」と漏らすことが多いが、それは的外れではない。

「好きなことをやってると、嫌われる」

これは、紛れもない事実だ。



http://blog.tinect.jp/?p=31324

「好きなことをやってると、嫌われる」という事実。 | Books&Apps


 これを書いた人がどのくらい羨望の的なのかどうかは知らないが、「好きなことをやっていると嫌われる」というのはどう考えてもデマである。たぶんあなたが嫌われているのには他に理由があるはずだ。


 第一に、成功者に対して嫉妬する人ばかりではない。嫉妬という感情は、だいたいにおいて「おれとあいつはさほど変わらないはずなのになぜあいつだけが」という思い込みから生まれる。簡単にいえば、嫉妬されるというのは、舐められているのだ。結果が歴然としているにも関わらず、「おれとあいつはさほど変わらないはず」と思われている時点で舐められているのである。


 なぜ舐められるかと言えば、要は仮になにかで成功した(ように見えた)としても、それが全くの幸運から生まれているように見えるからだ。人は実力がなくても宝くじに当たることが往往にしてある。人生は不公平なもので、趣味の釣りをしていたら下手くそな爺さんがいてあれこれ教えているうちに仲良くなったら自分の会社の社長だったとか、タクシーの運転手をしていたら、お客さんに気に入られて、その人が社長をやっている会社で幹部になるとか、事実は小説よりも奇なり、ということが往往にしてある。


 こういうシンデレラストーリーは、確かに羨望と嫉妬を集めるだろう。「なんであいつだけが・・・」と嫉妬されるのは、能力に大差がないと思われてるからだ。


 ところが実力で相手を圧倒するとき、嫉妬する人間というのはどんどん消えて行く。

 たとえば将棋の羽生名人だとか、イチローだとかに嫉妬する人はいないだろう。


 僕の感覚で言えば、中田英寿は同世代だが、彼の年棒が4億円で、移籍金が33億円とか聞いた時には、「どういうことなんだ。すげえな」と思うしかなかった。


 サッカーで食って行くということがどれほどストイックで大変かというのは想像するしかないけれども、僕もサッカー部だったから、サッカーがどういうスポーツなのかはわかる。


 そのとき中田英寿に対して嫉妬のような感情は全く生まれない。「すげえ!」と思うだけである。むしろヒーローである。実際、中田英寿は僕らの世代のヒーローだった。


 明らかに中田英寿は好きでサッカーをやってる。もっと前の世代のヒーローでいえば、やはりカズだ。三浦知良だ。カズは死ぬほどサッカーが好きである。そんなカズに嫉妬する人間がどこにいるだろうか。むしろ僕らサッカー少年は、カズがどれほどサッカーというスポーツを愛しているか知れば知るほど、カズを好きになって行くのである。


 好きなことを追求した成功者が、仮に嫉妬されることがあるのだとすればそれは自分の「好きなこと」に対する愛情を忘れ、成功を収めたという事実に胡坐をかき、俗にいう「チョーシに乗ってる」ときだけだろう。


 実際のところ、人はバカが好きである。


 大山倍達が空手バカだというのは、紛れもない彼の魅力なのである。

 人が大山倍達に失望することがあるとすれば、それは空手以外のことに現を抜かして空手への愛をないがしろにしたときだ。


 男でも女でも、人は一貫したものを好む傾向にある。一貫しているというのは、不変であるということであり、予想できるということでもある。


 子供の頃通っていた定食屋が、たまに里帰りしたときにまだ営業しているとホッとする、そういう感覚で人は人を見ている。


 質素だった定食屋が今風のファミレスになっていたら悲しいし、なくなっていたらもっと悲しい。できればずっと変わらないでいてほしい。


 しかし世は諸行無常であり、変わり続けることでしか生き続けることはできない。だからこそ、その中にあって変わらないというのは非常に大きな魅力を放つのだ。変わらなくいれるのは、どこまで「好き」を貫き通せるかという愛情の深さあってこそだ。


 カズもチームを転々とし、中田はとっくにサッカーをやめてしまった。

 カズと中田、どっちが魅力的かといえば、個人的には、やはり今でもサッカーの現役にこだわるカズに軍配があがる。


 チームが変わっても、変わらずサッカーを愛し続ける現役でい続けるカズ。彼に嫉妬する人間など、今やどこにもいないだろう。



 「好きなこと」に全力で打ち込んでいる人に嫉妬する人は、多くの場合勘違いをしている。実力とは絶対的な能力だと思っている。


 でも実際には、長期的に見れば実績は愛の深さによってのみ決まる。愛が深いからこそ練習量が上がり、必然的に実力が身につく。愛が深いからこそ何度も挑戦し、その度に乗り越えられるようになって行く。これは一朝一夕にはいかない。仮に嫉妬されることがあるとすれば、そういう姿が見えないままに経済的社会的成功を手にした人間だけだろう。


 あなたはボディビルのチャンピオンに嫉妬するだろうか。


 ボディビル大会では優勝しても賞金のようなものは一切出ない。単なる自己満足の世界である。

 彼らは筋トレが好きで、トレーニングによって自分の肉体がどんどん強くなって行く感覚が好きで、ひたすらそればかりしている。


 しかし筋トレが好きでない人にとってはボディビルのチャンピオンになど嫉妬する理由がひとつもない。「大変なことをしてるなあ」とか、強いて言えば「変わった人だなあ」くらいの感想を持つだろう。


 経済的成功を伴わない成功者や求道者は誰からも嫉妬されない。なにか仏の救いを求めて修行を繰り返す修験者に誰も嫉妬しないのと同じだ。


 ということは、嫉妬されるか(嫌われる)かどうかということと、その人が好きなことをやっているかどうかということには直接の因果関係がない。


 成功者が嫌われるのは「好きなことをやっている」からではなく、「チョーシに乗ってる」からである。


 カズがチョーシに乗ってサッカー以外のことに手を広げたら、みんなカズが嫌いになるかも知れない。


 たとえば柴咲コウが会社を始めるらしいが、あれは正直いかがなものかと思う。どこまで本気なのかわからないけど、女優業の片手間にできるほど会社経営は甘くないぞ、と思ってしまう。チバレイが会社を作った時も同じようにも思ったなあ。


 キングコング西野が嫌われがちなのも、結局、チョーシに乗ってるからだろう。芸人として売れてきて、そのネームバリューを武器に絵本をプロデュースして儲ける。ビジネスとしては別にいい。しかしなんだか、彼が絵本が好きなんだという感じがぜんぜんしないのだ。そこらへん、広告業界でいう「コミュニケーション」と「クリエイティブ」に大きく失敗しているという気がする。いや、もしかしたら本当は西野は絵本が好きなのかも知れないけど、なんか絵本が好きというよりも、絵本をネタにして一儲けする自分が好き、みたいに見えてしまうところがどうかと思う。まあどうでもいい話ですけどね。


 

2017-10-07

【史上最大の】人類の10人しか理解していない数学理論を中高生にわかるよう説明できるか!?【挑戦】 08:03

 本日、いよいよMathPower当日である。

 MathPowerとは、昨年から始まった数学マニアのためのイベントらしく、なんと題字はスタジオジブリ鈴木敏夫さんが書いている。


 今回、川上会長から賜った指令は、「人類で10人しか理解していない、宇宙際タイヒミューラー理論(IUT理論)を中高生にわかるように説明するスライドを作る」こと。


 ちなみに僕は数学など一切わからない。どちらかといえば憎んでいる学問である。



 この宇宙際タイヒミューラー理論とはなにかというと、京都大学の望月先生がABC予想を証明するために構築した独自の理論で、数学にとって複雑すぎて手に負えない、「足し算」と「掛け算」の関係を解きほぐし、別の宇宙で「おなじ」ものを再現することによって足し算と掛け算の再構築を行うという超理論である。うん、ぜんぜんわからん。


 ところがところが、なんだかその「人類で理解している10人の一人」である東工大の加藤先生に話を聞いていると、数式の細かいところはわからないのだが、なんとなく「あーね」とわかったような気がしてくるのである。


 まあ加藤先生が超絶頭が良くて、数学を知らない僕とかにもなんとなくイメージできるように噛み砕いて説明してくれたおかげで、なぜ契約結婚がΘリンクなのか(https://plaza.rakuten.co.jp/shinichi0329/diary/201705060001/)も「あーね」とピンと来る感じで伝わってくるのである。素晴らしい。


 ちなみにデフォルトの説明がどれくらいわからないかというと、以下のビデオを参照されたし

D


 わからん。ぜんぜんわからん。

 たぶん右と左が別々の宇宙で・・・・という感じなんだと思うがなるほどわからん。


 ところが加藤先生の説明を聞くとなんだかわかったような気分になってくるというこの不思議さ。


 今日はこれを加藤先生自ら説明してくれるぞ!

 ちなみに第一部と二部のスライドは僕が大枠を書いたけど、望月先生のレビューをもらっているのでそんなにデタラメではないはずだ。


 数学の面白さというのがほんのちょっとわかった気がした。



 世の中にはじぶんのわからないことがある。

 そして、自分よりずっと頭のいい人でもよくわからないことがある。

 それがなんとなくわかる、というのは凄い機会で、ほんとにすごいからぜひ見て欲しい。

 必見です。

 ニコ生もあるよ


数学の祭典 MATH POWER 2017 - 2017/10/07 12:00開始 - ニコニコ生放送

https://www.youtube.com/watch?v=aXx4bsci-HU